新井さん呼びたい理由13個ぐらいあるんだよね。今座長やってるって言ったでしょ。新井さんが関わっている、これネットに上がってるから多分平気だけど、長野県のシェアミーティングっていう教育について考えようっていう場があって、僕そこに登壇させてもらったんですよ。
新井さんファシリテータでめちゃくちゃファシリテーション上手いですよ。そうなんだ。だからそれもできるし、あと結構いろんな研修の講師で新井さん行ったりもしているし、有識者で入ったりもしているし、もう何の人かよくわかんない感じ。
でも新井さんとよく話すのは仕組みのことなんですよ。特定の起きている事象とかコンテンツについてというよりかは、そもそもそれが何か起きている仕組みとか、根本的にあるここなんじゃないかっていう構造的な問題とか、そこをよく僕ら関心がって話すのね。
で、そこをやっぱり詳しいなって僕も思ってるし、新井さんにみんなにとってちょっとよくわかんないなって、僕特にね、そういえばこれなんだっけってやつを聞いてみたくなったから出てもらったっていう感じかな。
僕はもう新井さんのこと新井兄さんって呼んでるまで。
呼んでるね。
口休め張ってないですけど。
仕組みといえば大ちゃんもだいぶ仕組みの大ちゃんだけどね。
僕実はね、仕組みを発信したりとか登壇してよく話す時にかなり新井さんの資料とか参考にさせてもらってるんですよ。
初めて知った。
なんなら前回のほら僕の著作のアドバイスを新井さんにいただいてますから僕。
いいですね。
そういう人です。
わかりました。
じゃあそんなお兄さんに出ていただくということで、今回のテーマに入っていきたいんですけれども、本当に初歩の初歩ですね。
教育委員会って何というふうにしましたと。
我々の番組で言いますとシャープ82公開収録鎌倉の教育が止まらないということで、鎌倉市教育委員長高橋陽平さん、教育長さんって出ていただいたんですけど、教育委員会が何かっていうのは実は話ないですね。
本当に人によってはクレームを出す場所みたいな捉えの人もいるかもしれないし、先生たちを管理する場所みたいなイメージもあるかもしれないし、いろんな人がいろんな角度から見つめてるけど確かによくわかんないなと思って。
新井さん僕が教育に関わるきっかけになった話ちょっとしてもいいですか。
ぜひぜひお願いします。
これは番組ではよく話してるんですけど、担任の先生がね、長男が小学1年生の時の担任の先生、若い女性の先生だったんですけれども、いわゆるブラック拘束的なことでちょっとかわいそうなことがあって、その担任の先生に面談でこんなかわいそうなところ見ちゃったんですよってお話ししたんですよ。
そしたら若い女性の先生が、お父さんわかりますよと。しかし私の上には校長先生がいて、校長先生の上には教育委員会があって、私はその下部なんですっておっしゃったんですよ。
それがすごく悲しくって、何が彼女をこうしてしまったんだろうって思ったのが一つこの教育の番組やってるきっかけのうちの一つであるので、教育委員会って下部を縛る何かこう監督官みたいな、そんなイメージも一番初めにちょっとついちゃったんですけど、というわけでこのテーマになってる部分もあります。
はい、よろしくお願いします。
今お話しいただいたように教育委員会って結構皆さん聞いたことはあるんですよね、とりあえずとしては。一方でそのイメージってかなり人によって違うっていうのがあるんですよ。
例えば大学でもこういうお話をすることが多いんですけれども、皆さんにとって教育委員会のイメージって何?って大学生に聞くんです。そうするといくつか類型ができるかなと思うんですけれども、まず一つ目はよく学校現場にいる方々イメージはあると思うんですけれども、
教育委員会の修行式とか、あるいは修行式ですね、三学期の修行式の時にこの度担任の何々先生は教育委員会に異動になりますっていう風なフレーズが子供たちにとっては結構印象に残るようで、この先生は学校の人ではなくて教育委員会の人になるんだなっていうエピソードを紹介してくれる学生がいます。
こういうパターンですね。つまり教員が学校の先生が働く可能性がある場所っていうイメージが一つありますね。もう一つはテレビの影響、ドラマの影響ですけれども、何か問題が起きた時に保護者の方から教育委員会に訴えてやるとか、教育委員会に行ってやるとかっていうエピソード結構ありますよね。
そうすると今度は保護者の方からすると何か自分の可愛い子供たちを預かっていただいている学校で問題があった時にその現場では解決できない事柄を何らかのパワーを使って教育委員会は解決をしてくれるんではないかという期待とともにそこにいうことで事態が変わるんじゃないかという風なイメージがありますね。
もう一つはこれもマスコミ等の影響もあるかもしれませんが、様々な学校における不祥事事案っていうものが出た時に申し訳ございませんでしたという風な形や謝罪会見等々で本当に辛い場面ではありますけれども頭を下げていくという風なそういったことがあるんじゃないかなと思うんですけれども、
基本的には印象悪いんですね。
学生の中には今でも覚えてるんですけど権力機関だとか、悪の権下だとか、現場との乖離が著しいとかっていう風なフレーズで語られることがあるので非常にマイナス点が印象としては多い。
そんなような組織がイメージとしてはあるんじゃないかなという風に思っているっていうのがまず最初にちょっとお伝えできればというか皆さんの目線合わせというかこんなイメージに近くないですかっていう投げかけをさせていただけたらなと思ってお話しさせていただきました。
確かにありますね。
ちょっと聞いてください。僕この前ね、家族LINEがあるんですよ。僕のファミリーのね。
それは僕の父母姉妹がいるLINEなんですよ。
で、いついつ暇ってきたから、僕その日どこどこの教育委員会に行くんだって言ったら姉からなんかしたのってきたんですよ。
いやそうじゃないそうじゃないですね。
これ謝罪じゃん。
だからまさにそのイメージなわけです。あれは全然利用禁止なんですけど。
そういうことねみたいな今新井さんのいわゆる類型みたいなイメージ類型をもろうと思って。
謝りにいってるわこれは。
じゃあなんでそういう風なイメージにつながるのかっていうことを仕組みっていう観点でちょっと説明をさせていただくと比較的シンプルで、学校の設置者なんです。
設置者。
法的に公立学校を中心としていろんな学校なんとか私立なんとか小学校とかなんとか私立なんとか中学校っていう字がまさに物語ってるように、
その市町村の教育委員会というのは学校を設置しているっていう風なことがあるので、
そもそも学校の設置者なんで設置者としての責任を問われることが多いので、
学校で何かあったときには謝る場合もありますし、
学校で何か今日はちょっと違う側面もお伝えしたいんですけども、支援をしてあげるとか伴奏してあげるとか学校を支えていくっていう風な意味でも、
教育委員会は当然のことながら責任があるという風なことになるので、
一つは学校を設置しているのが教育委員会だからだよっていうのが答えになるかなと思いますね。
なるほど、設置ということは党配合したりもしくは廃止したりとかそういうのも教育委員会の仕事ってことですかね。
はい、ですので典型的な例で今お話したように学校を設置するか設置しないかっていうのもありますし、
あとは例外もありますけれども教科書っていうものをどの教科書を使おうかっていう風なものも教育委員会が決めるっていう風なこともありますし、
あとは子どもたちということに関していくとその子どもを入学する、退学するとかそういったことを許可するっていうのも教育委員会の仕事なので、
今日お聞きになっている限り例えば学校に入る前の幼稚園児とか保育園児がいるご家庭は大体年度の後半に差し掛かってきて、
そろそろランドセルとかも揃えて学校かなっていう頃には修学証明書とか修学通知書っていうのが送られてくるんじゃないかなと思う。
それはお住まいのところの教育委員会があなたは今度の4月からそこでの入学をお認めしますよっていう風なことなのでそういった役割も果たしています。
もう少し言うと例えばですけれども自治体にもよりますけれども社会教育っていう分野があって公民館とか図書館とか博物館とか文化財宝とか、
そういったことも教育委員会の仕事になったりもしますし、中にはスポーツ行政と言われることも担当している教育委員会もあったりもするので、
やるべき仕事や範囲っていうのはものすごく広いっていうこともお伝えしたいなというふうには思っているところです。
学校に関するものだけじゃなかったんですね。社会教育、文化、スポーツまでなってくるとだいぶ幅広いですね。
そうなんですよ。ですので最近では今言ったようなものは教育委員会ではなくて選挙で選ばれた首長ですね。
政治家の市長さんとか町長さんとかそういったところの部局がやった方がいいんじゃないかっていう風な議論や実際そこに担当を移管している、移動してるっていう自治体も出てきています。
確かに国の組織で言うと文部科学省って学校のことだけじゃなくてね、スポーツもやったりしますし、それこそ文化もやったりしますし、文科省の範囲のまたその小さいバージョンみたいな感じでイメージしていいものなんですかね。
そうですね。範囲としては近いかなというふうに思っています。
なるほど。めちゃくちゃ分かってきました。だいちゃんどうですか?
分かりやすいなって思いながら、一個疑問が浮かんできたのは、なぜ新井さんは開始直前に決まったこのテーマでこんなに分かりやすく言えるのか。
すごいですよね。
視聴者の皆さんこれすごい言いたいんですけど、テーマ始まる直前に決まりまして、この12分前ぐらいに新井さん初めてテーマ決まったんですよ。
すごい。
これすごくないですか今。
すごいですね。我々が失礼なことをちょっと置いておいて、それはすごいなと思いました。
確かに今の法的な言葉から役割って見てみると、見えてくるものはあるね。
でも一方で学生さんが思ってたり、僕が思ってたりするイメージと、実際にやってくださることってちょっとまた違ってる気がして、監督する立場、設置者として責任があるよっていうのは分かるんですけど、どうして縛るものみたいな感じのイメージになっちゃうんですかね。
そうですね。そこも本当に悩ましさとしてはあるんですけど、それは仕組みっていう観点からすると、ある意味必然的なというか、じれったさっていうのがあるので、そこもちょっとお話してみたいなと思うことがあるんですね。
例えばもう一つ学生のイメージではどんな教育委員会のイメージがあるかというと、卒業式の時に来賓で挨拶があって、この度教育委員会の何々様がいらっしゃっています。一言いただきましょうとかっていうのがありますよね。
あそこで来ている来賓の方って誰っていうのがまずあるんですよ。
それは基本的には先ほどまで説明した学校の先生でもなければ何者なのだっていう話があるんですけども、それはですね、教育委員会という組織の中にいる教育委員さんっていう風な立場の方になるんですね。
確か以前のこちらのラジオ番組では鎌倉のですね、教育長さんゲストとしていらっしゃったっていう風なことを先ほどお聞きしたんですけれども、では教育長さんとか教育委員さんとかって初めて聞く方もいるかもしれませんけれども、よくわからないっていう風な話があると思うんです。
ですのでよく教科書で言うと教育委員会には3つぐらいの意味があるっていう風に言われることがあって、一つはさっき言った学校の先生が移動したりするっていう部分で、これは指導主事っていう学校をサポートする仕事として教育委員会で働くというパターンですね。
もう一つは教育長ということで教育委員会の物事を決めていく時のリーダーシップを発揮する立場。もう一つはですね、教育委員さんという立場があるんですね。
それって何なのかというと先ほど少しお話をした学校を数を増やすのか減らすのかとか教科書をどうするのかとか、あとは例えばいじめ等々が生じた時にどうしたらいいのかっていう風な教育委員会って決めるっていうこと柄って言うんですかね。
実はすごくたくさんあるんです。判断しなくちゃいけない部分っていうのは。その判断を誰がしてるのかというと、実は一人で決めてるんではなくてみんなで決めてるっていうことになってるんですね。
これはなぜかというと一般的にはこの国は選挙で選ばれた政治家が責任を表として支持を受けてるっていうことで決めますよね。
ただ教育分野に関して物事を決めるのは選挙で選ばれた人間ではなくて教育委員会の方々が決めるっていうことになってるんですよ。
じゃあどうして選挙で選ばれていない人々が教育に関して物事を決めるのかっていう風なことを考えるとちょっとマニアックな話になるんですけども、そもそもこの仕組みって何っていう風な歴史の話になってくるんですよね。
もしちょっと簡単に雑にですね話をすると、そもそもこの教育委員会って仕組みっていうのはアメリカからですね戦争が終わった戦後改革から輸入された仕組みなんです。
ですので日本のものというよりはアメリカであった仕組みを日本のようにカスタマイズしてるんですけども、もともとそこでアメリカではどんなことがあったのかというと、
地域の子どもたちのために大人がどうやって汗かくかっていう風なことを考えるタウンミーティングっていうのがあったんですね。
そこでいろんな立場の人がいろんな仕事をしているいろんな人が子どもたちのためにどんなことをしてやるかっていう風なことを知恵を絞るっていう風なそういう風なものが起源としてあって、
ですので日本に入ってきた時もみんなでということで、もともとは教育委員さんも選挙とかが行われてた時代もあるぐらいなんです。
そうなんですか。
ですので私たちにとって市長さんとかはいわゆる市長選挙とかで投票するわけですけども、ある一時期は投票で教育委員選挙っていうのも行われていた時期が戦後はあったっていうことが物語るように、
教育についての物事は誰か一人が決めるんではなくてみんなで決めていこうというものすごくロマンあふれる仕組みなんですね。
なんでじゃあ選挙で選ばれた人が全部決めちゃえばいいじゃんっていう風に思われるようにも感じるんですけれども、
選挙で選ばれた方々っていうのは例えば自分がこういうことを実現したいという風な強い思いを持って選ばれるわけですけれども、
そういった選挙によって政治家の方々がコロコロ変わった場合は教育についての内容もコロコロ変わってしまう可能性があるわけですね。
それはちょっと危ういよね、心配な点もあるよねっていう風なことから、
選挙で選ばれた市役所の方々の集団を携えていく市長さんとか町長さんとは別のセクションとして教育委員会っていう仕組みを外側に作ってるっていうことなんですよね。
ですので基本的には選挙で選ばれていないけれども多くの方々で物事を決めていこうということでさっき説明をした教育委員さんというのは、
例えばですけれども教育に見識がある方ということで元校長先生であったり、あるいは民間企業の方であったり、
さらには保護者の方であったりという風ないろんな立場の方でデコボコしている集団で一人が決めるのではなくて、
とことん議論をして物事を決めていくっていうスタイルをとっているので、
その意味でものすごくさっき自列隊って言ったのは、
誰か一人がスパッと決めてスパッと行くっていうのはとても気持ちが良くて素敵なことであるかもしれませんけれども、
判断が間違えちゃうかもしれない。偏ったことが起きちゃうかもしれない。
ですので効率性ではなくて非効率かもしれないけれどもみんなで熟議をしていこうねっていう風なことから、
この仕組みっていうのが成り立っているっていうことも自列隊反面熟議されているっていうこういう仕組みなんだってこともまたご理解いただくといいかなって気がします。