スピーカー 1
潮田沙弥さんは、元ランサーズの広報だったということで、私はクラウドワークスという会社で勤めていたので、商売がたきですよね、ランサーズは。
スピーカー 3
ガチガチの競合ですね。
スピーカー 1
でも、ベンチャーはコミュニティが狭いので、競合なんだけど身を寄せ合うようなところもあり、一緒にクラウドソーシングを広げようみたいな活動もあったので、当時から潮田さんのことは知っていたし、顔を合わせることもありましたよね。
スピーカー 3
そうですね、最初の頃は結構連携させていただくみたいなところで、お話させていただいてたり。
スピーカー 1
行政関係と自治体とかと一緒にクラウドソーシングを広めるためのセミナーをつつ裏裏でやるとか、中小企業庁とかの案件とかね。
そういうので、広報だったり行政系のこととかもやってたから、それで潮田さんとは接点があり、でも潮田さん結構ランサーズ古いんですよね。
スピーカー 2
そうなんですよ、古いので。
スピーカー 3
何人目ぐらい?
20人以内、13人ぐらいで、女性初めての社員という感じで入社したので、ほとんどエンジニア。
ビジネスサイドは本当に1、2名しかいない時に採用担当者として。
スピーカー 2
最初は広報じゃなくて採用に入ったんですか?
スピーカー 3
そうなんですよ、採用担当で、採用ですとか広報もいなかったので、その周りをやってほしいというので入社したという感じです。
スピーカー 1
だから、本当に古株でランサーズの中でも潮田さんという、割と存在感があった。
だから、私もすごい最初の頃から潮田さんのことを知ってたし、直に会うことも。
でも、やっぱりなかなかプライベートでお話しするとかってことはないので。
スピーカー 2
そう、恐慌だしね。
スピーカー 1
恐慌だし。
スピーカー 3
正直そこ大きくなかった。恐慌なので、すごいお茶しましょうみたいな感じでは言いづらかったですね。
スピーカー 1
意外とね。
スピーカー 3
すごい勉強になることばかりだなと思ってたんですよね。
ラウドワークさんPRすごかったから。
でも、話聞きに行きづらいみたいなのは正直ありました。
スピーカー 1
だからね、ここには距離があったんだけど、でもこれが陽子ちゃんがね。
スピーカー 2
そう、私がマーケーのお手伝いしている会社に、潮田さんも広報のお手伝いで入るということになって。
1年くらい?1年半?
スピーカー 3
2年。
スピーカー 2
もう2年か。
それで2年間一緒に仕事をしていて。
しかも家が近所だったね。
スピーカー 3
そうそうそうそうそうそうですね。
それが大きいね。
スピーカー 2
ご近所。
そう、ご近所かつて仕事もして、それで話したり。
スピーカー 3
あと同じ品川区在住だから、地域の活動とかにも私が潮田さんを巻き込んでみたりしたりして。
スピーカー 1
そう、潮田さんが近所だっていう。
私も横ちゃんと比較的、今日もここに来るのに徒歩できたんで。
私も横ちゃんとはもともと家が近いから、じゃあ潮田さんも近いんだなと横ちゃんから。
潮田さんと最近お仕事でも一緒だったりして。
しかも小学校がね、子供の小学校が同じ。
スピーカー 3
そうなんですよね。
スピーカー 1
潮田さんは2年生。
スピーカー 3
一番上が2年生。
スピーカー 1
1年生ですね。
うちが1年生で、たまたま同じ小学校だっていうのもあって。
だからそれもあって、潮田さんと話してみたいなって思ってた。
同じ小学校情報とかも聞けるかなと思って。
スピーカー 2
それで、あれいつだっけ、去年秋?
スピーカー 3
秋ぐらいかな。
にランチを3人で地元でしたっていう。
スピーカー 1
そこから年が明けてね。
出てもらおうと。
出てもらおうみたいなので、何の話しようかなってことなんですけど。
教育っていうか、子育ての話。
我々今年は中学受験研究会を爆誕させたので、配信が今日から始まってますよ。
スピーカー 2
違う違う。
子供時代のやらざるを得なかったの反動が数十年くらいはあった気がする。
嫌だっていうか、離れたいっていうか。
だからそれはそれで一つの弊害なのかなっていう。
スピーカー 3
そうなんだ。
スピーカー 2
よくじゃなかった?
スピーカー 1
私はどうかね。
勉強はでも好きだったよね。
好きだった。
ただ、
スピーカー 3
小さい時から好きと思ってたんですか?
スピーカー 2
小さい時から好きだなって感情になってます。
スピーカー 1
好きだったと思う。基本的に好きだった。
何が好きだったんだろうな。
新しいことを学ぶとか、できなかったことができるようになるっていう。
結構単純にそういうことが。
あと得意だったから好きだったんだと思うよね。
前回私言い忘れてたなと思ったんだけど、
塾行ってなかったけど、通信教育的なものを小学校の時に。
通信教育って言っても神経質に送り返すやつじゃなくて、毎月届くの教材が。
それは一年生の時から母が頼んだやつがあって、
それやってたんだよね。
それで、それはでもちゃんとやってたかっていうと、
そんなにはやってなくて、月末に全部やったかをチェックされるわけ。
それで、やってないとお父さんは怒る要因なんだけど、
中身は全く教えてくれないし、何をやれとも言わないけど、
やってないって言ったら怒る人だったわけ、お父さんはとにかく。
それがめっちゃ怖いわけ。
それこそ大罰ぐらいって感じだったから、
お父さんに怒られるの怖くて、月末にまとめてやるみたいなのをやってたなって。
そういえばそんなことあったなって思った。
それが小学校の6年間やってたかな。
弟たちもやってたはずなんだけど、
弟たちはどこかで辞めてるんだよね。
多分6年生まで、塾行き始めたからかな。
でも私は一応、怒られるからまとめてやるっていう感じではあったけど、
勉強そのものはわりと好きだったような気がするんだよね。
好きかって聞かれたら好きだって言ってたと思う。
スピーカー 2
前回のでも話したけど、わからないことがあるのが嫌でやってたりとか、
あとはやらざるを得ないからやってたみたいな側面のほうが強かったから、
勉強が楽しいって思ったのは大学院で初めて。
45歳にして初めて楽しいって思ったかもしれない。
資格の勉強とか、英語とか、そういうのも必要に迫られてたりとかして、
スピーカー 1
人生の中で大人になってからでもやった時期とかないの?
英語はあるかな。英語はあるし、
スピーカー 2
仕事絡みとかは学びはしてると思うけど、
でもそれも全部必要に迫られてた。
自分で自発的に面白いなって感じではなかった?
何のためにやるのかみたいなのが、結構明確じゃないと動けなかったところがあるかもしれない。
そういう意味では、何のためにみたいなのがぼやっとしてて、
でも自分がそこに問題意識があったり、課題意識があるから、
きちんと学びたいみたいなところがあるじゃないですか。
自分がそこに問題意識があったり、課題意識があるから、きちんと学びたいみたいなところの、
わりと純粋な思いで学んだのは、45歳初めて。
スピーカー 1
授業とかじゃなくても、例えば本を読むとか、
そういうのはどう?必要に迫られた本しか読まない?
スピーカー 2
本は好き。でも働き始めてからの本とか、ビジネス関係の本は必要に迫られて。
小説系とかは、エッセイとかは、もう死ぬ。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 3
私とか勉強っていうのが、机の上に向かって、
教科書を読みながら答えを解くみたいなのが苦手なんですよね。
なんだけど、働いてることに対しての知的好奇心はすごい強くて、
じゃあ今、ほうほうやってるんですけど、ほうほうスキルつけるために本を何十冊と読むんですとか、
あとその前は営業職だったんですけど、課題解決能力つけるために単科でグロービスに通ったんですけど、
それも自分が知識がないから学ぼうっていうのも、
自分で課題が見つかると、そこに対して学びに行くっていうのは、
すごいワクワクしながらできることなんですよね。
その前のアルバイト時代にはそうですし、
ただ机に向かって何かを目的なく動く点数をとるためにみたいな行動がとても苦手だったのかなっていうのに、
働きだして気づいたというか。
だからもうちょい手前の時に、小学校とか中学校の時に、
それがどうつながってるのかとか、目的ベースで勉強とか算数とかがあったら、
もうちょいワクワクできたのかなとか。
どうなんだろうね。
スピーカー 2
どうなんだろうね。
スピーカー 1
子供にあんまり目的って言ってもさ、
なかなか自分で見つけるの、理解するのは難しい感じはするけどね、小学生。
どうなんだろう。
スピーカー 3
何でやるのとか聞かれません?
スピーカー 3
だから親ができないものは、
子供に受けさせてあげたり、
困らせたくないっていうのが親の気持ちだから、
なるようにしかならないよって言われて。
スピーカー 1
それでやったことが正解とも限らないんだけど、
結構ね、相当親のエゴが、
教育には入りますね。
スピーカー 3
出ちゃうよね、教育にはね。
スピーカー 1
親の価値観、その人の割と人生、
単なる流行りに飛びついてるっていうよりは、
割と何を信じるかみたいな感じ。
そういう結構強烈な原体系があったりとか、
すごいあるな。
なるほどね。
でもさ、旦那さんと話し合ったときだけど、
旦那さんはまたちょっと違う考えを持ってた?
どうなんですか?
スピーカー 3
私はやっぱり元々の原体系もあったので、
割と基礎的な学力とか、
いいコミュニティに入ることも将来豊かにするというか、
自分の感覚的には半分保険みたいな感覚もあるけど、
そういうのを言って、
自分が選択できるなら入れてあげるのがいいんじゃないかと
言ってたんだけれども、
本当は今会社を経営していて、
地を育てで出てきたんです、東京に。
いわゆるまあまあ、
いい学歴というか、
まあまあ勉強頑張ってきたみたいなタイプだったから、
そんな小さい頃からガムシャラにやらせても意味ないみたいな。
で、最終的に今経営者とかでバイタリティある人たちって、
そんなに学歴とかあるタイプじゃなく、
どこかで反骨精神を持つタイプだから、
親が保険かけすぎちゃダメだみたいな。
ところで、結構早期教育とか批判的だったんですよ。
なので、そこでの意思疎通あんまりできてなくて、
で、私なんかは中学受験なんて、
そもそも本当に学力で勝負しなきゃいけないから、
もうちょい保険かけたくて。
スピーカー 2
少女とかだと。
スピーカー 3
最初に1年間親が頑張れば、
もうあとは大学まで頑張らなくていいんじゃないみたいな感じだったので、
そこから最初は提案して夫に。
スピーカー 1
小学校受験をさせたいみたいな。
そうそう。
スピーカー 3
で、夫とかは全然理解できないみたいな。
スピーカー 2
小学校受験を。
スピーカー 3
そうです、そうです。
むしろそういう風に親が手をかけるのが、
頑張りどころわからない子になってしまうんじゃないかっていう。
自分で生きていく力とかを身につけなきゃいけないのに、
何をそんなに横からサポートしてるのみたいな。
ところで全然意見違いますね。
でもなんかまあ、私がやってみたいっていうなら、
自分でお金払うならいいよって言われて、
夏季講習みたいなのあるじゃないですか。
お受験の?
お受験の塾、門塾とかだとあるので、
ちょっと興味あるから説明会も行きたいし、行ってみたいとか言って。
息子、紺の服を買って、私も紺のスーツを買い行ったんですよ。
そしたら本当に、男の子は女の子をサポートしてくださいみたいな、
先生が言うので、あ、ちょっと私もこういうので価値観違うっていうので、
この講習だけにしようっていうところで。
やっぱり、いよいよ大事にしている教育だったので、
自分自身が新しいものをどんどんインプットしたいタイプだったので、
その辺で価値観の違いを感じて、小学校受験はやめようっていう風に、
自分の中で小分切りがついたんですけど。
スピーカー 1
でもね、一個試して見てみるのって大事だよね。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 3
どういう世界かわからなかったので、説明会にも全部行って、
興味ある説明会ですとか、当時コロナだったのでオンラインでやってたので、
合同説明会とかも全部参加して。
スピーカー 1
学校はどうだった?さっきの話は塾でしょ?
学校もそういうムードを感じた?
スピーカー 3
学校はそれぞれの特色があって、学校ごとに環境は違うなっていうところがあったんですけど、
うちの子は男の子なので、男子校とかに言うと、
男の子は強くなきゃいけませんとか、
そういう風に言う学校のところもあって、
やっぱり男女の価値観みたいなのをすごい大事にするような学校とかがあったので、
そういう教育観点での差は感じたりとか。
なるほどね。
スピーカー 2
小学校だと余計、さっきの人間教育っていうか、
上層教育みたいなところがすごく大きくなるから、
すごく大きいですね。
スピーカー 3
学校による価値観もしたくない?みたいなところがあったので、
スピーカー 2
そういうところがより異国でいるのかも。
スピーカー 3
全然違いますね。
一ついいなと思ったのは、やっぱり中学受験を考えなくて済むっていうところの、
1年から6年に、むしろ中学校、高校まで10年近く、
そこの本当に学ぶことに集中できるっていう環境ばかりは、
スピーカー 2
すごく親にとっていいなと思ったので、
スピーカー 3
そういう観点ではまだ全然小学受験の目的ではないですし、
いい学校が自分の価値観と合うところであればいいんだろうなと思っています。
結構ICTとかも、進んでるところと進んでないところとかあったので、
今、公立行ってみて、結構タブレット活用されたりするじゃないですか。
全然使ってない学校とかもあったりしていて、
私立で。
すごい差は出るなっていう。
スピーカー 2
良くも悪くも、信念を持って変えないっていうか、
大事にする考え方をっていう学校もきっとあるだろうし。
スピーカー 1
私立小学校も聞いたら、中学受験するために私立小学校に入れる人もいるんでしょ?
スピーカー 2
そうなの?
スピーカー 1
あるんだって。
公立小学校の勉強はぬるいから、私立の小学校だと進度が早いとか。
スピーカー 3
塾に入れないくて、その学校だけで中学受験ができるっていうのを売りにしてる学校があって。
スピーカー 1
塾に行かずに中学受験、本当にできるのか知らないけど。
でもそういう、だから小学受験もして、中学校受験もするんだって。
人もいるんだって。
スピーカー 3
でもその学校はすごい今人気で。
スピーカー 2
人気なんだ。
スピーカー 1
すごいね。
それさ、なかなかさ、私思うんだけど、小学校受験あんま考えなかったけど、
なんとなくちょっと調べたりしても、遠いじゃん。
通うのが遠いじゃん。
小学校の通学に1時間とか40分とか50分とかかけて、その往復だけで子どもが結構疲れちゃうのではないかっていうのも結構思って。
そしたら習い事とかも行かせられないし。
だったら近所で、それプラス習い事とかいう方がいいのかなってちょっと思ったりもしたんだよね。
行きたい学校が近いからっていう理由だけで、ここの小学校がいいには多分ならないんだろうから。
っていうのは1つ思ったのと、
中学受験のために私立小学校行かせるみたいな、ちょっとエキセントリックというか、
スピーカー 1
それ流行ってるのかもしれないけど、そういうケースもあれば。
でも吉田さんが言ったみたいに、エスカレーター校でさ、ある意味KOとか青学とか、
そういうブランド、大学付属みたいなところだと、もう受験を経験しなくて済むから、
のびのびと好きなことをやれるっていうか、そういう考え方で、
受験戦争に晒されたくないから、小学校の心なんかあんまり意識しないときに入れちゃうのがいいんだっていう
自覚の課題もあるじゃないですか。
スピーカー 2
私、今思い出したんだけど、私のなんか違和感で、
スピーカー 3
結構何人かの人から、それこそ保育園の時代の時に、
スピーカー 2
うちは女の子だから、女の子だから中学受験とか大学受験大変だと思うから
小学校受験を考えてるっていういっぱいいる発言を数人から聞いたことがあって、
なんで女の子だとそうなのかなっていうのが分からなかったわけ。
そこで反論したりするのもなと思って、サッと流してたけど、
なんで女の子だと小学校受験っていうロジックになるのかな。
スピーカー 3
苦労させたくないっていう、うちの父親の女の子は3代って、
事務職入ってことぶき大社すればいいんだよみたいなのと近いんじゃないですかね。
スピーカー 2
苦労させたくないって。
スピーカー 3
苦労しなくてもいい道があるよっていう感覚で、
その狭間にいる感覚なのかな。
ダイバーシティで誰もが働ける環境とかスキルを持たなきゃいけないって思う反面、
苦労しなくていいって。
スピーカー 1
この場合の教育ってさっきの3種類あるよって話で言ったら、
努力するとかはむしろ生きる力じゃん。
私の感覚からしたら、
いけるかどうかよりも努力をするっていう経験って結構大事なんじゃないかなって思うのね。
だから小学校受験とかエスカレーター校に入っちゃったら、
めっちゃ頑張る経験をしないというか、
自分が生きる最大のところに頑張ろうみたいな、
それは自分がそれを経てきたからそう感じるんだろうけど、
そういう経験なしで社会に出るなんてみたいな気持ちになっちゃうんだけど、
でもとにかく学校に行くことが大事だとか、
大卒という何々大学卒っていう経歴だけがあればいいんだと思う人は、
どれだけ楽に効率的に行くかっていう手段を考えるんだと思うんだよね。
その観点から小学校受験はコスパがいいって思うのかな、
コスパ?タイパ?わかんないけど、
その観点からすると苦労しないのって本当にいいんかいなって思っちゃうんだけど。
スピーカー 2
私も思ってたけどね、今でも思ってる。