それを受けて、これは絶対に子どもたちにやってほしいなって思ったんですよ。
それでお願いをして、大本さんも心よくやりましょうと。
来てくださるのは申し訳ないと。
オンラインでもやれるってことですよね、確か大本さん。
そうですね、コロナもあったので、入ってたので、オンラインで全然できるのでということで。
実際にオンラインでやってもらったんですけど、かなり子どもたちも変容があったっていうのがあったきっかけの方です。
まず、広島出身で、いわゆる男の子3人の主婦、主婦の方ってお母さんでいらっしゃるわけですね。
そうですね、はい。
先ほど言っていただいた絵本、それはどういう絵本との出会いだったんですか。
岩田くん家のおばあちゃんっていう名前の本なんですけれども、
もともと私、自分の息子の小学校が保護者の読み加成ボランティアっていうのが結構盛んで、
前学年で、私はボランティアの統括みたいなこともやってたんですけど、
そこで自分の子どものクラスで読むんですね、お母さんたちが。
なので全校で200人ぐらいのボランティアのお母さんがいるんですけど、
それが毎週木曜日で、月に2回だったり、低学年は4回だったりっていろいろあるんですけど、
そこでずっと読み加成を私やってきたんですね。
ある時この絵本と出会って、息子が高学年になったらぜひそこで読みたいなっていうふうに思って温めてまして、
長男が小5の時に初めてそのボランティアの時間にこの絵本を読んだんですね。
そしたら隣のクラスの先生が聞いててそれを。
この絵本すごくいいですねって、うちのクラスでも授業で読み聞かせたいんですけどいいですかって言われて、
お貸しした時に、学校の先生にとってもこのお話ってすごく子どもに学ぶきっかけになるためにいいんだなっていうふうにそこで初めて思って、
それ以降は他の学年の保護者さんも読んでほしいっていうふうに言われて、
毎年6年生向けに読ませていただいているという経緯があります。
なるほど。僕、教えていただいて今手元にあるんですけれども、
とってもいい絵本ですよね。原爆、広島の原爆についての絵本ではあるんですけれども、
現代から始まってその岩田くんちのばちタイトルにあるおばあちゃんが、
なんで写真に一緒に写りたくないのかっていう疑問から、原爆があった過去に話が行って、
理由がわかってきたり、戦争の悲惨さがわかってきたりっていう構成になってまして、
きっと子どもたちでもすって自分ごと化できると思うし、メッセージがすごく詰められた素敵な絵本だなっていうふうに思いました。
本当にそうなんですよ。どうしても遠いんですよね。
距離的にも自分ごとにならない距離があって、
広島のことでしょうとか、昔そういうのあったらしいよとか、
どうしても子どもたちにとって自分ごとになりにくいところを、
この絵本っていうところが自分ごと化させてくれるっていう力がある上で、
遠本さんは他の情報もくださるんですよ。
そのプレゼンをしてくださって、より子どもたちにとって自分ごとになっていくっていう、そんな授業をしてくださいました。
絵本に書いてないことも含めて、オンラインで子どもたちに語りかけてくれるってことなんですね。
そうなんですよ。今の現状だったりとか、もちろん悲惨さもそうですけど、
今どんな活動がされているのかとか、
そして自分たち日本はどういうふうに歩んでいくのかってところまで、ある45分間でかなり良かったです。
ありがとうございます。
そんな岩田くん家のおばあちゃん、こちらの概要欄に貼っておきますね。
見れるようにしておきたいなと思うんですけど、そんな絵本との出会いがあって、
それをまあいいじゃないっていうふうになってから、どうやって大ちゃん先生、大野先生のクラスでやろうまでつながっていくんですか。
そこはですね、結構話すと長いんですけど、
もともと平和学習ではなくて読み聞かせっていう形で、もう5年ぐらいずっと連続でやっていて、
コロナになって親子が家に閉じ込められたわけですよね。
学校にも急に行けなくなっちゃって、3月から。
うちの子卒業式だったんですけど、急に学校がなくなっちゃって、
でも親子が困ってるだろうなと思って、お母さんとか子ども向けのオンラインのイベントを何かやろうと思って、
知り合いがごやこでオンライン体験フェスって言って、
もっと全国規模で呼びかけてオンラインで何か体験したり学んだりできるイベントをやるから、
出展者を募集してますって言われたんですよ。
何をやろうかなと思った時に、平和学習をやってみようかなと思ったんですね。
フェスに平和学習っていうのがちょっと私も大丈夫かなっていうのが正直あって、
かなり悩んだんですけれども、でもこの絵本をなるべくたくさんの人に届けたいっていうのは昔から思っていて、
そのいいきっかけだなと思ってそのオンラインフェスで用にプログラムを45分のプログラムを作って、