それでは続きです。今回のテーマは、「実は…」と言い合えるチームゲストは、著書 対話ドリブンを出版した五木田洋平さんです。
洋平さん、お願いします。
どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます。
前半では、対話、ドリブン、対話ということで、意思統一は無理だというところから、びっくりして始まったトークでございますが、ここから後半でございます。
実は、後半からスペシャルゲストをお呼びしております松村克彦さんです。よろしくお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます。
大変お待たせいたしました。
ありがとうございます。
どんな方なのか、簡単に自己紹介いただいてもよろしいでしょうか。
松村克彦と申します。
今、世田谷区の副区長ということをさせていただいております。
広く世田谷区ですけども、世田谷区副区長さん、よろしいですか。この番組に参加いただいて。
ありがとうございます。本当にお時間いただいてどうもありがとうございます。
僕の方から、簡単に経歴をご紹介してもよろしいですか。
お願いします。
1964年生まれでいらして、今の水穂銀行ですね。日本工業銀行にお勤めだったんですけど、2007年からサイボーズに入社されましたと。
サイボーズといえば、キントーンとかね、サイボーズオフィスとかのソフトウェア会社ではありますけれども、
2022年から世田谷区の副区長さんを務められているというふうに伺っております。
サイボーズといいますと、チームワークあふれる社会を作るというパーパスなんですかね。
メッセージがあるので、やはりチームワーク、チームビルディングということにすごく考えていらっしゃる会社なのかなというイメージがあるんですけども、そんな部分ってあるんですか。
そうですね。実はサイボーズのチームワークあふれる社会を作るというのはパーパスで定義しているんですけど、私が入った時はこれがまだなくて。
7つぐらい覚えなきゃいけない理念があってですね、それみんな使ってなかったんですね。
その後社長の青野がですね、これ統一メッセージというか作ろうということで作っていった。
ただその作っていった過程がですね、前半の議論を続けて言うと、社長の青野がみんなに聞いて回ったんですよね。
そうなんですか。
こう思うけど、最初は多分違ったんだと思うんですよね。
みんなの意見を聞きながら、みんなが共通して目指せるもの、まさに企業のパーパスなので。
ということでチームワークあふれる社会を作るというところに落ち着いたっていうのが実はございまして。
私もすっかりこの言葉に、自分は作った一員みたいなところもあるもんですから、すっかり気に入ってですね。
それにやっぱり追われてますよね、実際ね。
だから誰も悪くないんだねっていう。
そういう仕組みを今松本さんおっしゃったようなものがあれば、変わるきっかけができるっていうのは希望ですよね。
忙しいっていう意味では、辞めるっていうことをやらなきゃいけなくて。
業務効率化するためには労力がかかるから、一番簡単なのは辞めることなんです。
辞めるっていうことが判断できるのって、いわゆる管理職なんですよね。
校長先生でもどなたでもいいんですけど、管理職がどれだけ今の状況に危機感を持って辞めるっていうことを決断できるか。
それを一生懸命、そっちはそっちで言ってます。
すごい良い流れで2個目の質問に繋がったんですけど、2個目管理職の方なんです。
その方のやつ。
その方とは違う学校の管理職の方なんですよ。
すごい。
すごいドストライクで、僕打ち合わせしてないですからね、松本さん。
ありがとうございます。パスがもううまいですね。
読みますね。
変えたいことはたくさんある。先生方ともアイデア出しもワークショップで行いました。
でも、変えたところ地域の方とか保護者の方からクレームが来てしまいました。
で、担当してくれた推進リーダーの先生がそれを機に変えることについて、
悪空になってしまい、改革改善が止まってしまいました。
どうすればいいでしょうか。
分かる。分かるわ。
いっぱい企業でもあるのか分からないんですけど、これかなり効きますね。
分かる。
文科省から三分類という緊急提言というのが平成31年と、令和も届いたわけですよ。
いわゆる先生方がやらなくていい仕事と、これはもうどんどんアウトソーシングしていいよとか、それが示されたんですけど、
しようとしてやめようとしたら、まさかのクレームが来てしまって、それで負担が増えたという令和。
全国で今たくさん起きているんですよね。
そこも話せていけたら嬉しいなと思って、この方も嬉しいと思います。
もうやらなきゃよかったじゃんって何度思ったかって、自分のことも思い出しちゃったな。
素敵な質問ありがとうございます。
ありがとうございます。
管理職の方なんですね。
校長先生です。
校長先生ですね。
決定権があるだけに、決定した時の反応もやっぱり自分にダイレクトに来ちゃうから。
この学校の先生方素敵だから、クレームって見ないわけですよ。
ご意見ありがとうございますって受け取って、しっかりと聞きたいってやるからこそ時間はかかるし、だからこそ悩みかもしれないですね。
そんなに聞かないよって言って進めちゃえば早いわけで。
確かに。
それであえて立ち止まっているところはあるんですけどね。
でも困ってるのは事実。
どうすればいいか。
ちょっとこれに関しては強く言いたいことがありまして。
民間から役所に来て思ったのは、クレームに対する考えが全然違うんですよね。
民間っていうのはクレームとかユーザーの声っていうのはすごい貴重な財産なんですよ。
アメリカにザッポスっていう会社があって、そこってコールセンターにすごい権限を持たして普通の通販なんですけど、
履いて合わなかったら無料で取っ替えるとかいろいろやってるんです。
何言いたいかというと、クレームっていうのはまさにさっきの時代の流れで変わってる変化を教えてくれる人なんですよね。
それをないようにしよう。もしくは迷惑なものだって捉えちゃってるのがパブリックなところ。
あったら自分の成績に響くみたいな。
ちょっとそこがすごいもったいないなって思ってて。
民間はそれは飯の種というかまさにサービスが改善するチャンスだし、
もしかしたらその人が熱烈なファンになってくれるっていう対応したい。
そうしたら売り上げも上がる。
すごい大事にするんですけれど、パブリックは非常にそれが全く逆なんです。
それはすごいもったいない。
もちろんカスタマーハラスメントみたいな最近ね。
どけ座しろとか。
いやそこじゃない。そういうクレームじゃないんですよね。大事なのは。
その中身について。
そこをまさに今日のテーマの対話ドリブンが登場するチャンスかなと思うんです。
またすごいパスがあるね。
頑張ってそうですよねって録音されないようにうなずいてただけなんだよな。
口だけ押さえてましたもんね。
喋っていいんですよね。
うっちゃい話だなと思っていて。
僕もクレームというかその反応はすごく冷静に捉えるべきだなとまず思っています。
冷静って何かっていうとまずクールダウンしようとかそういう話ではなく、
そういう意見があったっていう事実をまず認識をする。
逆に言えばさっきもし業務改善を知ってあえてやったのに良くないっていうフィードバックが飛んできたとしても、
良かったと思ってフィードバックを出さなかった人もいる可能性だってあるし、
良かったって言ってくれてる人実はいたけど認識してないとかもあるかもしれないし、
多分そういう出てきたものだけに反応するっていうのは僕は違うかなと思ってます。
これは僕よく自分にも言い聞かせるんですけど、
人間の脳とか体って否定を肯定の4倍ぐらい強く認識するっていう意見があるんですね。
なので例えば3回僕がもし対話ドリブン良かったよって言ってくれた、
広く良かったよって言ってくれた、ヨセさんのあの指導良かったよって、
指導指導っていうかアプローチ良かったよって言ってくれたとしても、
あれ違くないって言ったら、あれ違くないの方に目行きがちになると思うんです。
だからすごくそういうものだというふうに物事を良くしていくっていうのは、