2026-01-26 31:16

#155 学ぶことは生きること 自主夜間中学校の挑戦(2/3) ゲスト:岡山自主夜間中学校 代表・城之内庸仁さん

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2本目のエピソードでは、城之内さんが夜間中学校を目指した背景を伺います。


映画「学校」(山田洋次監督)

https://movies.shochiku.co.jp/yamadayoji/gakkou/


岡山自主夜間中学校 マンスリーサポーターの寄付はこちら

https://congrant.com/project/okayamayakanchu/2826



《 ゲスト:岡山自主夜間中学校 代表・城之内庸仁さん 》


2017年に中国地方初となる「岡山自主夜間中学校」を設立し、現在は日本最大規模の自主夜間中学校へと成長させた。香川県初の公立夜間中学開設にも尽力し、英語科教諭として教壇に立った経験も持つ。

現在は三豊市政策アドバイザーをはじめ、三重、長野、山梨など全国各地の自治体で設置検討委員を歴任。行政への指導助言や大学での講義、講演活動を幅広く展開している。NHK「ニュース7」等、多くのメディアでその取り組みが報じられ、日本の「学び直し」と自主夜間中学校の普及を牽引する第一人者として注目を集めている。



《 つぼけん 》

大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして、北極🐻‍❄️から南極🐧まで世界各地で撮影をしてきた。現在は「月曜日に会いたい人をふやす」をテーマに、映像🎥・写真📷・Podcast🎤などメディアを横断して活動中。Zinstantクリエイター。



《 大ちゃん:大野大輔 》

「今日が楽しく、明日が待たれる学校であふれる社会」をつくるため活動中。全国の学校園で改革伴走型支援に尽力。伴走理念は「変わる」を「叶える」伴走者。

企業の教育Adviserや組織開発コンサルタントも兼務。(株)先生の幸せ研究所。鎌倉市学習者中心の学び推進参与。板橋区立板橋第十小学校CS委員。大阪市立長原小学校CS委員。など多数。著書に『研修リデザイン』教育開発研究所出版。

https://youtu.be/ZjwgoipmhPA


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サマリー

岡山自主夜間中学校の城之内庸仁さんは、自主夜間中学校の重要性や個人の教育体験について話し、学ぶことが生きることの意味を探求しています。彼の経験からは、教育に対する強い情熱と生徒の人生に寄り添う姿勢が伝わってきます。自主夜間中学校は社会教育の一環として、400人以上の生徒を支えながら地域の学びの場を提供しています。しかし、ボランティアベースの運営や公的支援の不足により、教育現場での課題も浮き彫りになっています。岡山自主夜間中学校の挑戦を通じて、学びの重要性と社会で隠れた存在として生きる人々の状況が深く掘り下げられています。

自主夜間中学校の背景
それでは続きになります。今回は、学ぶことは生きること 自主夜間中学校の挑戦ということで、岡山自主夜間中学校代表城之内庸仁さんをお迎えしてお話し伺っております。城之内さん、後半もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
1本目ではですね、夜間中学校ってどんなものなのか、どんな方が何のために通っているのかということをですね、学ぶことは生きることというテーマでお話し伺いました。ありがとうございます。
本当に通うで素敵な学びの場になっているんだなあということが分かってきたんですけれども、この2本目ではですね、城之内さんがじゃあなぜ夜間中学校に尽力するようになったのか伺ってまいりたいというふうに思っております。
そうですね、あの今回2本目っていうのはきっかけですよね。どういうところからスタートかっていうところなんですけれども、実は1993年に男はつらいよで有名な山田耀司監督が学校という映画を作られたんですね。
一作目が夜間中学、いわゆる公立夜間中学の内容だったわけなんですね。当時私は高校生でした。結構ねあの山田耀司監督の作品が好きな10代の男の子で、その流れで学校の映画を見たんですね。
当時私自身があまりその教育自体にももちろん高校生、どちらかというと当事者ですよね。自分が学んでいる側の人間でもあったし、それから夜間中学という言葉も初めてそこで知ったわけなんですね。
その時は一つの映画として知識として知っていたということです。そこから一気に時代は進んでいくわけですけれども、私自身の学習歴の中で様々な人に出会いがあったんですね。
一番個人として思うところは、例えば当時高校では、いわゆる自分が住んでいたところでは新学校というところに行っていたんですね。新学校に行っていたけれども、今思えば詰め込み教育でもあったし、時代的にも大学進学が当然大前提となっているような学びのスタイルではあったんです。
そこですごい違和感を感じながらも、周りも勉強するし、自分も勉強しなくちゃいけないという、明確な目的や目標もないまま、そういう時期が過ぎていったんですね。
でもどこかで心の中で、勉強ってこんなものなんだろうかなという、自分自身に対するモヤモヤしたものがありました。そのモヤモヤしたものがある中で、その後大学も教育系の大学には行ったんですけれども、実は大学院まで行ったんですが、一旦教育とは全く違う職業に就いたんですね。
そうなんですか。
そういう中で、この話をすると3時間ぐらい必要になってきますので、今日はぐちゃっと端折るんですけれども、そういう中で20代後半ぐらいに、ある方が、後ろの内君、君はもしかしたら学校の先生になるっていう選択肢があってもよかったんではないのかということで、最初は高校の先生になったんですね。
高校の先生になって、これはいわゆる講師として高校の先生になったわけですけれども、働く中で、またそこでも何かちょっと違和感というか感じるところもあって、またその時も、これは違う方だったんですけれども、後ろの内君が話していることや考えていることはむしろ小学校、中学校の子供たちに接するのはもっと合ってるかもしれない。
よって言ってくれて、そこから中学校の方に移っていったわけです。
その中学校に席を置くようになった時に、言ってみると驚きの連続だったんですね。高校はどちらかというと学習指導が中心だったんですけれども、やはり中学校になっていくと、学習指導はもちろんのこと、いわゆる生活指導であるとか、時には生徒指導というような問題が出てくるわけです。
子供たちだけではどうしようもできない問題も出てくるわけですよね。そういうことをずっと繰り返す中で、ある時、私自身が受け持った教え子の一人が、小学校からずっとほとんど学校に来れていない全欠の生徒だったんですね。
当時私も若いという言い方がどうかあれですけれども、情熱というか若さでできる限りのことはやったんですね。やってみたわけなんです。でもその子は結局3年間ほとんど学校に来ることができない状況で卒業していきました。いわゆる形式的に卒業したわけですね。
その時、卒業した後というのは、じゃあどうなのかというのは、学校の先生って後追いはできないわけですよね。また次は新しい生徒がやってくるわけですし、もちろん細かく言うと機密情報、個人情報ということになっていくので、じゃあもう学校離れた後に家庭訪問いけるのかとか、電話できるのかという問題も現実問題としてあったわけですね。
そんな中、ある教え子が数年後に訪ねてきてくれて、先生と私がどこにいるかというのも彼なりに見つけてくれてきて、実は仕事やアルバイトをしたいんだけれども履歴書すら準備できないんだと。
当時やっぱり勉強ができてなかったので、どこか勉強できる場所とかご存じないですかということを彼が私に言ってくれたわけですね。私もその当時、本当にいろいろと調べてはみたんですけれども、いわゆる学歴の塾なんていうのは当然あるわけですよ。
例えば公民館とかだったら英会話とか、いわゆる教養的な学びなんですよね。いわゆる本当の意味での読み書き計算を学ぶような場所がないということを私自身がやっぱり強く感じたわけですね。その当時、彼には精一杯調べてみたけれども、やはりないと。
だから彼にはエールしか送れなかったんですよね。それがずっと胸の中に上高まりとしてあったんです。
そんな中、2011年に東日本大震災がありまして、ある件をきっかけに震災から約4ヶ月後、5ヶ月後の初めての震災があった後の夏休みに学習支援という形で福島に行ったんですね。
その時に出会った方で、自主夜間中学校をやられているという方に、今と思えば奇跡なんですけども、お会いさせてもらったんです。それこそ今日も話に出させていただいた山田陽次監督の学校というのは公立夜間中学校で、私も夜間中学という言葉は知っていたので、
その方に自主ってどういうものなんですかということを聞くと、民間ボランティアベースドで読み書き計算をはじめとして、夕方から夜にかけて勉強を教えている、支えているんだということをお聞きしました。
ああ、もしこういう学校があれば、私の卒業生が訪れてきてくれた時に、何があるからここに行ってみなと言えていたのが、もしかしたらこれではないのかと思ったわけですね。しかし当時まだ私は30代でした。
その30代の時に、いわゆる昼間の学校では担任ももったり文章ももたいものがあったり、それから比較的というか教育困難校と言われているような荒れたような学校でもありましたので、朝は6時台から夜は本当に日が変わるまで学校付けだったわけですね。
生徒との関わり
その中でですね、絶対いるなと思いながらでもできない。もう事実上、日々がそういう時間すら取ることができない状況だったんです。しかし、最初に出会わせてもらった福島の自主野間中学校の方であるとか、そこを皮切りに全国の公立や自主の先生方に何とか時間を見つけてはお会いさせてもらったり、
電話やいろんな形で学びさせていただいてたんですね。ただそこから4,5年経った時に、もうこのままだったらいつまで経ってもダメだろうというふうに思って、40歳の時に意を決して岡山駅近くの当時国際交流センターの小さな会議室を借りてスタートしたんですね。
ただ、スタートしたものの生徒さんもスタッフさんも半年以上も誰も来ることもなく、もうもはやここまでかなと思ってたことも何度もありました。
その中でですね、当時そこを立ち上げて、じゃあこれから頑張ろうという中で応援をしてくれていた県外の先輩方が相談したときに、城野内君もうちょっと踏ん張ってみなさいというようなことを口々に励ましていただいて。
それでまずはじゃあ次1年はやってみようということで。そしてその1年する中で不思議に1人増え2人増えというふうにどんどん増えてきたわけなんですね。
やっぱりそのニーズがないんではなくて本当にそのたどり着くまでに生徒さん学習者の方もそんなにそのすぐすぐ来れるもんではないっていうようなことにも教えてもらい気づかせていただいて続けてきたっていう感じなんですね。
それから今では10年経ってるということですかね。
そうですねありがたいことに現在では日本最大規模と言われるような規模にもなりまして登録生徒数が422名登録スタッフ数が321名の学校にまでなって調節教室を4年前に持つことができましてこれもすごくありがたいご縁で。
岡山には400年の歴史を持つ商店街がありましてその商店街の中の理事長さんやまたいろんな方が街に学校を呼びたいということで現在は岡山の中心部にある商店街の中に調節教室校舎を構えさせていただいているという状況です。
そうなんですかスタート当時はね半年誰も来なかったのに今400人いろいろってすごいことですね。
ありがとうございます。
いやーざざっと伺ったんですけど本当に決断のタイミングがいくつもあったんだなと思ってちょっとだけ振り返らせていただきますね。
一番初めが高校生の時の山田陽次監督の学校ですね僕も大好きで。
そうですね。
大ちゃんも見たことある?
あれある。
いやーちょっとね字を書くのに定規使ったりとかそういう様子も僕見たのも多分高校生ぐらいだったかなと思うんですけども今でも心に残っています素敵な映画ですよね。
あのね今ねそれおっしゃってくださってこれ山田陽次監督の映画をね今私が振り返ってみるといろんなことが中に入っていてね。
さっきおっしゃったその字を書く書き方がわからないので綺麗に書くために定規を使うであるとか通常であればちょっと想像できないようなこともあったりとか遠足校外学習に行くときに井野さん田中久美恵さんの演じられた井野さんがスーツ姿で行かれるわけですよね。
このスーツ姿っていうのは実は私も後に自主効率で関わる中で外に出かけていくそしていろんな人と一緒に行くんだということでやっぱりスーツ着てこられるんですよ。
でそのスーツも一生懸命蓄えられたお金でスーツを何とか準備してネクタイ締めてこられるんですよね。
でそれを見た瞬間にやっぱりもう胸が熱くなるというかその方にとっては外に出かけていくみんなとそういうところに行くっていう経験がなかったっていう裏付けなんですよね。
だからそういう意味では夜間中学校に来ている方っていうのは私は本当に学ぶだけではなくて学び直しや生き直しであったりさらにはその人人生すらもやはり取り戻されている瞬間なんだなって思うわけなんですね。
そういうそれぞれのね人生の決断の瞬間というのに立ち会われてるんですね。
で決断と言いますとやはり若かりし頃の城之内さんも本当に決断のタイミングがあったんだなぁというふうに思っていまして中でもやっぱり一番大きいのが中学校の先生として本当にバリバリ生徒たちと向き合っていた中で
2011年に自習夜間中学校の先生と出会ってこれだな素敵だなと思う方はきっといるかもしれないんですけれどもでもやるんだと40歳の時に1年発揮したっていうのはものすごい決断だったんだろうなと思うんですけれどもこれもやると決めたのは何でだったんですかね。
地域の学びの場の可能性
そうですねもうこれは私もその島根大学で大ちゃんとお会いさせてもらってそして大ちゃんも元小学校の先生でですねいろんなご経験をされるっていう中で転機っていうのがあったと思うんですよねいろんな転機人とのつながりがある中でそしてそれはですねもしや言葉が適切かどうかわからないけれどもある意味使命のようなものもある気がするんですよね。
私はだから決して私や大ちゃんがどう子っていうのもわかりませんけれども私たちが決して立派っていうのではなくて本当に私たちが生きていく中でそういうサブスイングレイトというか何かそのそういう力がやっぱり働いているところということは思うし常にそういう謙虚さは持っていきたいなというふうに思っていますね。
めっちゃ共感します。
僕当時ねその島根大のフォーラムの中で僕と志朗さんがちょっと共通しているフレーズ使ったなと思った瞬間があって僕も志朗さんも誰一人置き去りにしないっていう言葉を使ったはずなんですよね。
本当そうですよね私たちはそのやってるベクトルは違ってもコンテに流れているその思いがあるんですよね。
そこにはやはりどこまでも人間が好き人が好きなんだっていうことがありますよね。ある意味泥臭いやつらって言ったら泥臭いやつらだし。こうやってね坪恵さんもねこういうプラットフォームを作ってくださっているっていうこともすごく大切に思っていますね。
やっぱり今大事なことはそれぞれの人がそれぞれのベクトル自分の信念に向かって前に進めていくけれども途中に立ち止まりながらお互いがクロスしていく中でもっと良くなっていくよねっていうこういう時代にならなくちゃいけないしまあなっていきたいなっていくだろうとは思ってますね。
泥臭いっていいですね。本当にそういう動きしてきましたし今もしてますもんね。我々ね。
そんな40歳の決断の裏には一人の中学生がいたっていうのもとても素敵な話だなと思っていましてそれがでも教室にいた子ではなくてずっと何とかしなきゃいけないんだけれども何とかできなかったみたいな思いを抱えていらしたのかなってそのままで終わってしまうことだって別に悪いことでもないしそれでもあったかもしれないですけれどもまた出会えたっていうのもまたそれも運命だなと思って。
その出会いっていうのもすごく貴重なものでしたね。
本当にですね難しいなと思うことがたくさんあるんですよね。その現役の教師としていろんな子を外に打って出ると学校でちゃんと仕事してるのかとかですね。
それから教育委員会その他がどう思っているだろうかっていうこともあっただろうしその規模が大きくなればなるほどやはり人の目には当然つきやすくなりますから決してですねその綺麗なことばっかりでもなかったんですよね。
だけどまあそこは当時のまあ今もそれは同じような苦労はあるんですけれどもここまで踏ん張ってこれたっていうのは本当にありがたいなと思ってますね。
でもそうして始め合うゼロ人から始まったんですけれども今ではもう最大規模400人以上商店街の中に常設があるっていうのは本当に素晴らしいことだなと思うんですけれども。
運営の課題とボランティア
一本目で伺ったこととして公立夜間中学校と自主は違うと。公立夜間中学校っていうのは実際に学校教育なわけですよね。
公的資金ももちろん入っていると。自主夜間中学校は一本目で伺ったところによりますと民間なので社会教育にあたってボランティアベースで成り立っているというふうに伺いまして400人規模の本当に大切な学びを支えている方が
ボランティアなんですかってこれもすごくびっくりした部分なんですけれどもちょっとまた違うものなんですね。
もうこれは本当に経済的な面というのは非常に危惧で、まず授業料っていうのは一切いただいていません。ですから授業としては成り立ってないんですね。
本当ならその千住さんのような専任の先生もやはり雇用した方がいいですし、ボランティアがいけないというわけではないんですけれども
ちょっと変な言い方なんですが、例えばご家族でどっか出かけられるとか、観光総裁だけではなくて日々のですね、例えば学生さんだったらデートがあるとか
友達とどっか行くとか、もしくは仕事が残業で授業には来れないとかということで、スタッフさんの人材の確保っていうところが難しいんですよね。
例えば普通に公立の学校であろうが私立の学校であろうが、それが成り割としてなってたら多少ですね、今日はこういう理由があっても当然仕事に行くという。これはどんな職種でもそうだと思うんですよ。
だけどボランティアっていうことになると、志はあってもいろんな事情によってはそれが2番手3番手になってしまうんですね。
だからまずそういう問題と、何よりも常設教室を持ったっていうことは日々の運営費固定費がすごいかかっていくんですね。
現在ですね、とても個人が出せる金額ではないので、全国の方からマンスリーサポーターという形で2000円から始められる、直接行って勉強を教えられないけれども、2000円5000円とかそれぞれの皆さんの状況によって支援をしていただくということを今させていただいているっていうような状況なんですね。
そうなんですね。ちょっとそのマンスリーサポートのページ、この番組の概要欄にも貼っておきますね。
公的支援の必要性
ありがとうございます。
興味ある方はぜひ見てみてください。
でもそんなたくさん義務教育を収めてない方もいらっしゃるし、若者にとっても外国籍の方にとっても本当に大切な学びをしていると思うので、それは公教育として国の補助、地域の補助ってあるでしょって思ってるんですけど、それは難しいものなんですか?
本当にそれはやはりまさにおっしゃってくださったように、公的なものの支援っていうのは私は必要だと思っています。これはですね、例えば福祉系のA型、B型事業所をはじめ、人数によって公的な資金というのが入っていってるわけですね。
そういうことを考えていくと、教育分野にもそういうものがあっていいんじゃないのかっていうことが思っています。
これもですね、非常に難しい問題が、だから公立の学校があるでしょと。小中とあるでしょ。場合によっては高校だってあるし、もちろん国立大学もあるだろうと。義務教育では漏れることがないように小学校区があったり中学校区があるだろうと。
逆に言うと、それが故に取りこぼされている人たちが見えにくくなっているし、ややもしたら自己責任論にもなるんですよね。その場があったじゃないかと。
でも自分自身が不登校ということで、学校教育を受けてないんじゃないかと。そして中にはですね、堂々と市議とか県議レベルで、いや2回も公金を与えるのかというような発言をする人様は私は出会ったことがあるわけですよ。
これはもちろん様々な考えがあるということは当然いいと思うんです。ただ一方で140万人以上の引きこもりの状態がある方が世の中にはいる。35万人の子どもたちが学校に行けてない状況がある。
そうするとその子どもたちにとっては、もしかしたら規律性調節障害のように朝は厳しいけれども昼とか夜とかですね、選択肢がたくさんあってもいいんじゃないのかというところだと思うんですね。
そういう意味ではフリースクールだって、いまやっと公設民営のようなフリースクールの議論が出たりとか、フリースクールの利用額をどうしていくかというような話もやっと出てきてますけれども、ある程度効率だけではなくて、民間にもちゃんとお金を投入していかないと存続がかなり難しいんですよね。
まさしくそう思いますね。
僕もねここ思うところがあって、いまダブルバインド状態になってるっていう風に僕思ってるんですよ。ダブルバインドっていうのは矛盾した2つのメッセージがあって、それで心理的にもうどうしたらいいかわかんないってなってる人がいるんだと。
だからさっき言ったみたいに、いや効率があるじゃんって、それに行けばいいじゃんって話と、あとは選択肢があるんだからそれがいけなくなってそっちに行けばいいじゃんって2つ提示されてるんだけども、実質そのどちらにも行けない人がいるっていうことだと僕は思ってるんですね。
だから効率にも行けなくなってしまったと。
で、そうするとじゃあ例えばねフリースクールとかお金をかけていけるところがあるじゃんって言うけど、じゃあお金出せない人どうするのって話になってくるわけですよ。
だからこれって用意されてるようでされてなくて、そのダブルバインド状態でじゃあどうしたらいいのって言って、今それだけの数の方が困っているんだってところがあるから、やっぱこれを向き合っていきたいし。
だからこそ僕のちょっと新しい視点があるんだけど、効率学校の方で何ができることがないかっていうのを僕は同時に進めていくべきだと思ってるし、これはちょっと後にまた話したいんだけど。
でやっぱり行政としてそこにちゃんとお金をかけていくとか環境を整えていくってところは僕も強くねそこ打ち出したいなと思ってるところがね。
本当にね大ちゃんおっしゃったように今まさに今までのイメージされた固定観念での学校とはこういうものだっていうところをまずはなくしていかないことには、
立て付けは効率学校はこうだよ、私立の学校はこうだよ、そして民間やフリースクール、ボランティア団体こうだよっていうのではなくて、
もうみんなで総ぐるみとなっていかなる年代の方でも学びたいときに学べるんだっていうことをしないと、いくらその言葉だけの、
まあ昔やったリスキリングであるとか、そうわかるけれどもっていうところなんですよね。
いやそうなんだよ。僕ちょっとこれ思い切ったこと言っていい?今。これ結構危ない炎上案件かもしれないんだけど。
今ね結構youtubeとかいろんなSNSの中で学校いらないみたいな話がよく出てると思うんですね。
これは例えばすごい起業家の方とか、あとは学校に行かなかったけれども自分なりに何かを立ち上げてうまくいってる方、やっぱいるんですよもちろん。
それの方々は僕は稀なケースだと思っていて、そういう方が口を揃えて言うのって、いやいや学校なんか行かなくたって今テクノロジーがあるんだから何でもできるじゃんって結構言うんですね。
僕はすごくそれは一部的な見方で全体的な見方すると危ないと思ってるのね。算数なんかいろいろあるじゃん。できなくたって生きていけるじゃんとかそういう人たち言うんですよ。
でも実際それでさっきのしろゆんさんの話にもあったように困ってる人はいるわけで、不登校だって今積極的不登校って言葉があるから、もちろん1割以下だけれども学校に行かなくてもうまく学べてる人はいるんだと。
じゃあその9割の不登校の子たちっていうのはどういう状態かっていうと、もう今本当にどうしていいかわかんないって状態で困っている子がほとんどなんですよね。
だからね安易なああいうメッセージを僕は広がることで、ある国のねホームスクールが流行った時みたいに日本がなってしまうとより今困ってる人たちのさっき数字出ましたけれども、より増えていくっていう僕は懸念をしてるから、ちょっと手打ちたいですよねしろゆんさんね。
生徒の実情と社会の知識格差
本当にそうなんですよね。だからその一部の人もしくはそういう方も事実としていたと思うんですよね。そのいわゆる社会的にも成功されている。
だけど夜間中学を通して言うならば、それは本当の一部であって残りの大多数の方っていうのは隠れるようにして生きてきてるわけですよ。
例えばねこれも私お話聞いた時にもうハッとしたのが、例えばある工場で勤務されてた方なんですけれども、とにかく自分はその学歴もなければそういうのができないって分かったから毎日いつも愚直に働かれてたんです。
そうするとそこの会社の方がこの人にもう仕事を任せたい。例えば班長さんとか主任さんにしたいっていうわけですよ。その話を通知をした時にその人はもう仕事に来なくなったわけですよ。
それはなぜかというと班長さんが主任になると日報を書かないといけない。それが自分には書けないっていうことがバレたくもなかったし、もうバレたらクビになるんじゃないかと思ってやっぱりやめちゃうわけですよ。
岡山自主夜間中学校をはじめとして自主夜間中学校はほとんどが無料なところが多いんですけれども、それというのはやはり読み書き計算が厳しい方にとっては定職につくことが難しかったりとか、もしくは生活保護をもらわれている率っていうのは非常に高いんですよね。
だからそういう意味では大地はさっき言われたように確かに一部ではそういう成功したこともいますよ。岡山自主夜間中学校の80代の生徒さんも自分は読み書きが厳しいけれども旦那さんと一緒に飲食店を始められて結構大きくなったんだっていう方もおられますよ。
だけどそれは極めてマレーなケースであってむしろ厳しい状況があるわけですね。ですからその学校解体論っていうのもある面ではバーっともうそれぞれ個人でやればいいんだみたいな風潮の中でもうなくなってしまえばいいっていうような声が出すぎると本当に怖いですよね。
怖いんだよね。だから僕ねこれ自分なりの甲斐があってそういう本当ごくわずかなけれども自分でできちゃうこの場所も用意すればいいわけですよね機械もね。でやっぱりそれ大多数の自分ではなかなか難しいっていう人が学べる場も用意すればいいわけであってそれぞれの選択肢っていうのが必要なんだと。
で基本的に今前者の方の選択肢はあります。たくさんあります。で自分で何か生み出せるわけだしお金だってねもしかしたら稼げるかもしれないと。そうしたらそういう選択肢もすでにある中でじゃあその後者の方でねそっちの今選択肢をまさに作ってくださっているっていうのがしろんさんでありちょっと一緒にねほぼ今日を通じてなんか考えたところだなって僕は思ったんだよね。
お二人ともね共通しているキーワードが誰一人お膝にしないということで本当にそんなお話だったなというふうに思うし見えないっていうことですよね社会の中で普段の生活の中で多分僕も接していないしそれでもそういう方が一人二人いるわけじゃなくて何十万人もいるっていうのは目を背くてはいけない話なのかなというふうに思っています。
でしろんさんと実は打ち合わせをしている中ですごく気になったワードがあって夜間中学校はあってはならないけどなくてはならないっていうキーワードが実にあるんです。
ちょっとこれすごく気になるので一旦2本目は以上にさせていただきまして3本目こちら迫っていこうというふうに思っています。
2本目どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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