よろしくお願いします。今日は呼んでいただいてありがとうございます。ようこそ。久夫くんね。久夫くん、だいちゃんの家にようこそ。そうなんですよ。
最高のロケーションと、本当初めて来させていただいて、もう居心地が良すぎて。良いよね。住み着いちゃうかもしれない。住んでる?
小林くん、一応ね、久夫くんの部屋があるんですよ。一応。常に。あるんですよ。常に。
Tって書いてあるだけ。トイレ。トイレだ。一番落ち着けるかもな。良いかもしれない。神様はトイレに宿りますから。確かに素晴らしい。
小林久夫先生といえば、もうずっと出てね出てねと言いつつ、ついに実現ということで。ありがとうございます。今日はめっちゃ嬉しいです。確かに。
では簡単に自己紹介をお願いします。ありがとうございます。神奈川県の図志市という海沿いの小さな町のところで、公立の小学校の教員をしています。小林久夫と言います。
今はご紹介いただいた通り池戸小学校というところで、今年度は1年生の担任をさせてもらっております。今日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。良いやつなんですよ。久保くん。嬉しいな。大将付き合い長いもんね。長いよね。そうですね。この中んだ。
で、イベントをご一緒したりとか。はい、埼玉の戸田市の研究会が最初でしたね。そうだ、そこだ。
そこ、その前、そうですね、そこでの関わりもあって、その後まさかの図志の本校の廊下でバッタリ会うっていう。そう。あれ嬉しかったな。
大ちゃん、なんでこの廊下にいるのって聞いたら、これから図志と関わるんだよって言ってくれた感じで。それがたぶん1年半前ぐらいだよね。
で、いよいよね、図志にも関われてるってことで。図志、お世話になってます。今年もよろしくお願いします。楽しい。
そんな大ちゃんも関わってる鎌倉図志葉山エリアですけれども、図志の1年生の先生ということで、池戸小学校どんな学校ですか?
そうですね、池戸小学校、本当に図志の中でもちょっと小山の上にあるような学校なんですけど、周りすごく自然豊かで、静かな寒静な住宅街には囲まれてるんですけど、何よりももうそこにある素材の豊かさが、もうなんかこっちも好奇心を駆り立てられるような場所なので、
学校入ると今日は何しちゃおうかなみたいなことを思えるような、本当そういう場所にあるので、もう本当にやりたいことだらけな学校だなって僕の中では印象としてありますね。
素晴らしい。で、やりたいことだらけの中でもう既にやって大成功したプロジェクトがいくつかあるということで、今回はですね、そのうちの1つ取り上げたいなと思ってます。
なんと小林先生と子供たちですね、池戸小学校の子供たちと一緒にクラファンを成功させてしまったという、小学生がクラファンしちゃってこれどういうことなのって思ったんですね。
池戸小の子供たちの挑戦、夢見るツリーハウスを作りたいプロジェクトということで大成功おめでとうございます。
ありがとうございます。成功するっていう形になるっていうことももちろんだったんですけど、何よりもそれをやってる途中途中のプロセスが、その時その時の子供たちのやりたい気持ちとか頑張ってる姿とか、それは今でもはっきり覚えてるので、形になったことは本当に嬉しいんですけど、
もうそのここに向かうまでの間のいろんな方との出会いとか、子供たちからの熱い思いとか、そういうのが聞けたあの時間こそ何よりの宝だなっていうふうに、今振り返らせてもらって思ってますね。
しみるわ。
でもなんかこの前ツボケンが、あれの成功は俺のおかげだって、僕がクラファンで寄付したから、言ってないですよ。
おかげです。本当にありがとうございます。
いやいやいや。
するでしょ。
本当さ、いろんな人関わったよね。それがすごいんだよね。
一先生が一人のマンパワーでぐいっと進めたじゃないんだよね。
まさにですね。
そこがいいよな。
では、そんな夢見るツリーハウスを作りたいプロジェクトですけど、どんなプロジェクトだったんですか?
ありがとうございます。始まりのきっかけは、どの学校にもあると思うんですけど、児童会というその活動の中の一つの運営委員会という委員会が、今の池子小学校もいいところいっぱいあるけど、もっともっとこの学校を良くするために、どんなことをしていきたいか、またどんなことがあったらいいか、自由に意見を書いてくださいっていう意見箱というのを設置してくれた都市があったんですね。
本当にその中に子供たちが自由に、こんなことが学校でできたらなっていういろんな意見を出してくれたんですよ。中には例えば、お昼寝の時間が欲しいって書いてる子もいたり。
かわいい。いいの。
欲しい。
欲しい。
先生も欲しい。
僕も欲しいと思ってるんですけど。
あと、おやつが食べれたら勉強頑張れるとか、本当素直に書いてくれていたり。
その中に、例えば使える文房具の種類を増やしてほしいですとか、休み時間をもうちょっと伸ばしてほしいっていうような、まずそういう意見があって、その意見一個一個をどうやったらそれを実現させてあげられるかっていうことを話し合って、
今最後に言った2つの、まず使える文房具とか、あと休み時間を伸ばすっていうのは、その次の年の4月からすぐスタートしまして、
子供たちにも職員会議にかけるよっていうことを約束した上で、4月からもう使える文房具の種類を増やし、休み時間伸びっていうようなところもあったんですね。
で、その中の一個にもっと遊べる場所とか、新しい遊具が欲しいとか、癒される場所が欲しいっていうような、そういう意見を何かこれ一つ統合して形にできないかなっていう中に、自分たちが過ごせる遊具っていう中に一つお家が欲しいっていう、そういう意見があったんですよね。
じゃあこれは生け子の学校のこの特徴、さっきお話しした素材として自然豊かなところと掛け合わせたらって考えると、これはもしかしたらツリーハウスなのかもなっていうのがちょっと出てきたイメージですね。
そもそもこう意見箱というか、自由に意見が言える場があるってなかなか学校ではないかもしれないですね。
ただ聞いておしまいっていうケースじゃなく、それを本当に子どもたちに言ったことが実現していくっていう流れができてたっていうのがまず何よりも、その土壌があったっていうのは今回のプロジェクトにすごく取り組みやすかった一つのきっかけだと思いますね。
いい学校だね。
もともとあった、昔からあったってこと?
いえ、2年前からっていう感じですね。
すごい。
すごい。じゃあ自分たちの学校は自分たちでみんなで作ろうぜ、子どもたちもその仲間なんだよっていうのは共通認識としてもうあった。
そうですね。
その中で居場所を作りたい、遊ぶ場所を作りたい。ツリーハウスだな。これまずちょっと面白いなと思って。
面白いね。
指定の遊具を買うとか、あると思うけど、ツリーハウスにしようぜって思ったのは何でなんですか?
もう本当に子どもたちと遊具が欲しいねっていう意見があるって言ったときに、その代表している運営委員会の子たちと校庭をちょっと散歩したんですよね。
で、散歩している中でどこにじゃあどんな遊具があるといいのかなっていうのを一緒に歩きながら見て探したんですよ。
いいな。
で、うちの学校にない遊具って言ったら、その時にブランコと滑り台っていうのが出たんですね。で、滑り台を作りたいねっていう話になったんですよ。
滑り台ってことはじゃあちょっと高いところから降りるようなっていうときに、校庭に並んでいるような遊具だけじゃなくて、ちょっと自然と触れたいっていうこの意見も入れてこうかっていう話になったときに、
みんなで散歩してたら5本の立派な木が生えてる場所があるんですけど、その木に注目してこの木の上から滑れたらねっていうような話がチラチラチラチラって出てきたときに、
じゃあここに土台を作って上に過ごせる場所があってっていうような話が子どもたちが出てきて、あれこれはもはやもうツリーハウスなんじゃないかなみたいなのが子どもたちの方からもチラチラ出たんですね。
だけどその遊具をどんな遊具がいいですかっていうアイディアを全校に一回聞いてみようっていうふうに、全校の子たちにも聞こうっていう話になったときに、まさかのその中にツリーハウスが欲しいって書いた子がいたんですよ。
ドマンダか。 なので委員会の子たちと全校の聞いたときの意見もそこでも合致したんですよね。
なのでじゃあこれはもうツリーハウスを作るだねっていうところでスタートしていった感じがありますね。 すごー。
そういうアイディアをみんなで決めていって、同じ目線ですよね。先生がみんなこれにしなよって言ったわけじゃなくて、子どもたちの中から引き出していくっていうのもすごく面白いなーっていうことと、
それを思いつく人ってたくさんいると思うんです。こんなあったらいいよねみたいな。木からさ滑り台で置いたら楽しいじゃん。やっちゃうっていうのがもう2段階3段階4段階すごい気がして。
確かに。 やっちゃおうぜってなるのはどうしたらなれたんですかね。
いやーもう僕個人としては自分自身ちっちゃい頃から秘密基地作りとかめちゃくちゃ好きで。 だけどやっぱり学校の場にいる中でみんなで何かを作り上げていくことの楽しさっていうことに、
もうそれに気づいてしまったところがあって、自分たちだけじゃなくてもっといろんな人たちが関わることで知り合いも増えたりとか、
自分の今まで知らなかった世界に触れたりとか、そういう可能性を本当に学校っていう場は秘めてるなあっていうふうに思うので。
どうしたってやっぱり学校ってある程度閉鎖的な部分ってあるもんね。
そうだね。やっぱりこうやって学校側から開いてくれるっていうのがすごくよくて、学校を核にした地域づくりっていうのが、かれこれ結構言われてるわけですよ。そこってやっぱり学校からっていうのが結構大事で、どうしても地域から開きませんかっていうのって、時には圧力になったりとか負担になったりしちゃうんだよね。
学校から開いてくれると喜んでやりますって人結構いるよね。
そうですね。
うれしいんだと思う。
やっぱり学校側から一緒にやりませんかっていう一言があるほうがまず先だなとも思っているので、その一言を言っていくことはこれからもやっぱり続けたいなというふうに思いますね。
これがさ、地域との連携って言葉で結構聞かない?でも今って連携じゃないんだよ、これって。これね、共同とか、あるいは競争とか、そのねフェーズがかなり上がってる気がしてて、連携だとどうしても学校ウィンになりやすいんだよね。
それって持続可能じゃなくて、時には。だからこうやって共同とか競争みたいに、お互いにとってメリットがあったりとかウィンになるっていうふうにちょっと冷たく見ると、そういうことなんですよ。だからやっぱり乗りたくなるしっていう、そこもね僕あると思ってるんだよね。
めっちゃいいな。今のお話を受けてすごい感じたことがあるんですけど、学校よりもまず人が先だなっていうふうに思ってるんですね。
で、この間、いろんな農業のやられてる方とか、それこそ世界を狩る1個で旅しちゃう人とか、そういう学ぶことが大好きな人たちと対談をすることがあって、その中でその方たちが人よりも先にまず土だけどねっていうふうなことを言ったんですよ。
で、そもそも土が先にあって、その後に人間が生まれてきてるよねっていうふうにお話をされたときに、それって当たり前の順番のはずなのに、なんか人が先なイメージに土は人が使うものみたいな順番に、確かにどっかでなっちゃってるかもなって思ったときに、ふと学校が先じゃなくて、そう考えるなら人が先だよなって思ったんですよ。
人がいて、その後に学校ができたっていう順番のはずなので、今ほんと大ちゃんが言ってたみたいに、やっぱり何のためにやってるのかっていうときに、学校のためにやってますってしちゃうと、もしかすると続かなかったり苦しかったりしちゃうのかもしれないんですけど、そこに集まってる人を楽しくするためとかっていうことになると、それこそ連携じゃなくて、人と一緒に共同してこうねっていうほうになるのかなっていうふうに、この間すごい納得したお話がありましたね。
ありがとうございます。
今の人を大事にするときに大事な二つの観点が僕あると思ってるのが、プロジェクトじゃん今のって。
その次になるのってプログラムなんですよ。
プログラムって何かっていうと、もう例えば答えだったりとかゴールだったりとか、その先が決まってるもの、設計されてるものをなぞること、これがプログラムなんですよ。
こういう学びも必要だから、それ否定してないんだけど、プロジェクトっていうのは答えが決まってなかったりどうなるかわからないんだけど、それを一緒に楽しみながら進んでいくイメージがあるでしょ。
このプログラムにしちゃうと、やっぱり人を使うって側面が強く出るんだよね。
こういうのをやりたいんです。
こういうのをやりたいから、よければこういうのをやってくれませんかって決まってると、あ、わかりましたみたいな。
使われたっていうふうになりやすいんだよね。
プロジェクトって、子供たちがこういう意見出て、こういう版を作りたいんですよって、何か一緒にやりませんかって言うと、一緒に作りたくなるっていう。
この二手で分けるとわかりやすいなって思うんだよね。
なるほどね。
すごいよくわかったのが、ツリーハウス大成功してみんながハッピーになったけど、あ、なるほどと。
他の学校がツリーハウスプログラムをやればみんながそうなるのねって、じゃあツリーハウスやるわ、みんなツリーハウスやるよ、人集めてみたいな。
じゃあ全然違うわね。
そういうことです。
それはもうツリーハウスジャングルクルーズだから。
そういうことだよね。
その学校から何を始めるかっていうプロジェクトにぼかしてほしいんだよね。
そこにいる人が何を求めててどんな願いがあるかっていうことが先かなっていうふうに思いますね。
ひたおくんもそれを願ってるよね。ツリーハウス職人じゃないんだよね。
そうですね。
ありがたいことにどう作るんですかって言われても、僕大工さんじゃなくどうしようって思った時もあったんですけど、
でもその学校の質問してくれた方にもその学校にも絶対求めてるものがあると思うので、そこを聞くっていうことから始めてほしいですっていうことをこの間お話しさせてもらいましたね。
素晴らしい。
ではそんなふうに子どもの発案からどんどん人が集まっていってプロジェクトになって地域の人も巻き込んでいったプロジェクトなんですけど、
もう一個クラファンやっちゃうってまたちょっとすごいなと思って、クラウドファンディングやろうって思ったきっかけは何だったんですか?
ありがとうございます。本当に最初はやっぱり子どもたちと作れる優遇っていうふうに考えた時に、
学校に地域の建築の方たちとかも図工で使うなんて言って木材くれてたりとかもあったので、最初結構そのお散歩の後に図工室に行って、
これだけ木材もあるから手作りのちっちゃな滑り台だけでもなんて言って自分たちで作るなんていうアイディアも出たんですよね。
だけどちょうどその昨年うちの本校が50周年を迎えるっていうこともあって結構ミレニアムな年だっていうこともあって、
子どもたちもやっぱりちょっとこう自分たちが作ったって証が残るような長く持つものが欲しいなっていう話になったんですね。
大きいものを作るってなるといろいろ課題も出てくるよねなんて言った時に子どもたちもやっぱりお金が必要だっていうことはその時子どもたちも考えたんですよね。
で、どうしようかって言ったらまさかのその運営委員会のその当時6年生だった男の子が先生クラウドファンディングってあるんだけどって言ったんですよ。
マジで6年生が。
6年生がクラウドファンディングっていうのがあるって知ってるんだけどってまずその子が言ったんですよ。
6年生すごい。
で、おーってその時思ったのが実はその子たちと同時にもちろんそのスリーハウスを作っていくっていう話をもちろん学校長もどうやったらできるかなって考えてくれてる時に、
実はその男の子が言う前に僕にもしこれあれだったらクラウドファンディングやったらいいと僕は思ってるよって言ってたんですよ。
クラウドファンディングの成功にまで導いたのかなっていうふうに思います。
もうまさしくクラウドファンディングも旅。
クラウドファンディング始まるのも、その間もずっとみんなで旅して仲間がどんどんどんどん増えていくわけ。
まさにそうですね。
すごいね。
しかも旅の手続きもうまくて、教育委員会の方にもちゃんと対話して話してるわけよ。
なるほど。
これよかったよね。
いきました。
しかもこういうのやってみようと思うんだけどのところでちゃんと手続き踏んでるから、だから喜んで協力できるんだよね、教育委員会としても。
それも言ってた。
もうありがとうございます。
もうまさにですね。
委員会に模型を持って行って、そのスリーハウスの模型作りも、実は東京都市大学の当時学生を卒業した社会人1年目の子が関わってくださって、
子どもたちの意見を一度模型にさせてほしいということで、模型作りをしてくれたのを教育委員会に持って行ったら、
すごい。
こういうのができるんだったらもう後押ししたいっていうふうに言ってくださったので、
模型ひとつ具体的なものがちっちゃくてもあるとないとではやっぱり違ったなっていうふうに、旅の中での仲間の一人の活動としてありがたかったなと思いますね。
このね、旅のやっぱり手続きの踏み方って僕結構大事だと思ってて、それ次第では仲間のはずが、結構ブレーキになっちゃったりするんだよね。
ありえる。
で、なんかその手続き踏まなかったがゆえにブレーキになっちゃって、でもそれがちゃんとヒサワ君たちはそれをね踏んでるから、だから仲間になってくれたっていうのも含めて僕は知ってほしいな、やっぱり。
なるほどね。
やっぱりそこすごく本当に大事だなと思っていて、やっぱり学習指導要領にどこまで基づいているかっていうこともやっぱり説明できなきゃなっていうふうにも思ってもちろんいるので、
ここでこれからそれを教科の中に取り入れていくっていう中でも、やっぱりそれが学びにつながっていく活動になっていくっていうのもやっぱり委員会にもちゃんと話をしていかなきゃいけないなっていうふうにまず思ったところがあるので、
そこをやっぱりするのはこちらの何よりもやっていかなきゃいけない仕事なんだろうなって思っているので、役割として自分ができることはやっぱりそういうところを作り上げていく、展開していくっていうところになっていく部分かなっていうふうに思ってますね。
ここね、大事ですよ。だからデザートか就職かとか分け方適切かわかんないけど、どうしてもこういうのってデザートになっちゃうじゃん。
なんか普段の教育活動とはまだ別にデザート的にやっている別の活動みたいな。やれたらいいねーなんだけど、実は久尾くんがうまいのはそこがちゃんと就職とデザートのフルコースみたいにちゃんとなっていて、この学校の教育が勝てない。つまりカリキュラムの中にうまく組み込んだりしてる。そうするとちゃんと授業としてやれるんだよね。
ここのデザインがうまいから、だからみんなもちゃんと乗ってくれるし、他の先生方もちゃんとみんなでやれるようにっていうカリキュラムマネジメントが僕はすごくうまいなと思ってた。
なるほどねー。
そうなんです。なので図工科が一番まず関わりやすいなと思ったので、3、4年生でだいたい工具としてノコギリを使用する単元っていうのが出てくるんですけど、ツリーハウスの周りの転落防止のための塀を作るっていうところについて、地元の大工さんと一緒に初めて3年生も4年生もノコギリを使うっていう状態を、
ツリーハウスを建設してくれているプロの大工さんの指導の下、ノコギリの本当の正しい使い方を3、4年生がプロから学びながら、
知りたい。
はい、そうなんですよね。僕もその時にノコギリってそうやって使うんだってことを僕自身も学ばせてもらって、それを切った木材を今度1、2年生の絵画の単元に合わせて、自分たちの自然と触れ合う単元の中で自然を描く単元として、画用紙じゃなくてその3、4年生が切った板に絵を描くっていうことで、そこでの単元を作って、最後それを1枚の板からっていう図工の単元で5、6年生が組み立てをするんですけど、
その組み立てをツリーハウスに直接5、6年生がビスを打つっていうことで、全学年で図工科を通してツリーハウスの完成を共に大工さんと一緒に作り上げていくっていうところをカリキュラムとして入れ込ませていただいたっていうところは、はい、いろんな学年いろんな先生たちが関われるきっかけにもなったのかなというふうには思いますね。
これうまいでしょ。つぼけんとか学校の教員じゃなかった方もイメージ割と欲しいのは、もともとそのカリキュラムってあるんですよ。それをこのツリーハウスっていうのがあるのをプラスで入れた感じじゃないんだよね。もともとあるカリキュラムをそれをデザインすることによってそれを実現したっていう意味では、プラスじゃなくてそれをデザインしたっていうことなんだよね。だから実現性があるわけだし、僕の中では結構再現性があるなと思ってる。
確かに。みんなでこのみんなの居場所を作って楽しかったね、もうすごく素敵だけど、それをもう授業の一環というか学びなんですっていうふうに実際になってたらね、みんな安心だもんね。
そうなんですよ。素晴らしいです。
そして2ヶ月のクラウドファンディング終わりまして、支援者数231人大成功。
ありがとうございます。
そのうちの1人が俺であると。
ぜひ言ってください。
おかげさまです。
何回こうするんだろうね。これ何回いくんだろうね。
でも実際もうお金集まるのかなって言ってたみんながこの結果を見てどんなリアクションだったんですか?
いやもうほんと忘れられないあれでしたね。もう達成ってなるときに、そのとき昨年は僕も4年生のクラスだったんですけど、4年生の子たちもクラウドファンディングが達成ってなった。
画面を開いた瞬間もうみんなで肩組んで、もうエンジン組んでこう回ってみたいな。
これで遊具できるみたいなところもあって、でやっぱり最初のスタートを切った運営委員会の子たちもすぐにお休み時間集まって達成したねっていうのをその担当の先生たちとも話をして、みんなで握手したの日は感動的な日でしたね。
何より学びですね。
大成功してみんなが本当に学びにもなったし地域のためにもなったし先生もワクワクしてすっごい良かったと思うんですけど、うまくいった理由っていうかなんだと思いますか?
ありがとうございます。もう本当に一番は関わっていく人たちみんながやっぱり楽しんでるなっていうところが何よりかなと思うんですよね。
さっき本当に大将が言ってくれたように、こうならなきゃいけないっていうものが先に決まってたわけじゃないので、もちろんクラウドハンニングは成功して子どもたちが理想として描いたものが出来上がるっていう、そういう結果っていうことももちろん求めていきたいっていうことはあったんですけど、
子どもたちとも仮に集まるっていうことがなくても、そこに行くまでの過程っていうことをどれだけ楽しめるかっていうことを何よりもそれを一番大事にはしていたので、成功するっていうことを絶対ってしていなかった部分もあるんですよ。
それよりもこうやっていく中でいろんな人が関わってきてくれるっていうことに子どもたちもやっぱり楽しさを感じていたので、
お金ってやっぱり必要な部分ってあると思うんですけど、そのプロセスの中でもしかするとお金っていうことよりも大事なものを子どもたちはすでに得てたのかなって思うんですよね。