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こんにちは、ほぼ教育最前線、あなたにかわって、私が聞きます。始まりました、つぼけんです。
この番組は、教育ファシリテーターの大ちゃんとつぼけんの2人でお届けする番組です。
学校教育をはじめ、学びの最前線にいるゲストと共に、ほぼ最前線に迫っていこうと思います。
そんなわけで、僕、つぼけんは今ですね、岸上寺にやってきました。多忙な大ちゃんですが、もうすぐ来るかと思います。僕が先にオープニングを撮っております。
今回はですね、岸上寺にあるサイボウズの学校をですね、学校は楽しいの学と書いて学校なんですけれども、このサイボウズという会社が作ったサイボウズの学校に行ってみようと思います。
実際に学校を見させてもらって、僕ちょっと見学させてもらってですね、その後先生2人にお話をいただきたいと思います。
というわけで、今回のテーマはこちら。道を作るエフェクチュエーションな学校。
はい、というわけで、どんな道を作るのか。今回はサイボウズの学校に訪問してみたいと思います。それではほぼ最前線に行ってみましょう。
それでは本編です。今回のテーマは道を作るエフェクチュエーションな学校。ゲストは前田沙由里さんと慶徳大輔さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
出ていただいてどうもありがとうございます。
ありがとうございます。
学校にもお邪魔しております。
ありがとうございます。
授業も見させていただいたので、熱い感想はちょっと後回しにさせていただいて、お二人の紹介をと思っております。
じゃあまず前田沙由里さん、簡単に自己紹介いただいてもいいでしょうか。
はい、前田沙由里と申します。サイボウズ株式会社でソーシャルデザインラボという部署におりまして、社会課題にアプローチする部署にいるんですけれども、
今はサイボウズの学校の学長として毎日学校におります。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ありがとうございます。
これ今名詞がここにあるんですけど、学長の学がね、楽しいの学。
これいいよね。
確かにね。
ちょっとあえてしてみました。
このサイボウズの学校も楽しいらしい、これがなぜ楽しいのかもちょっと聞いていきたいなと思いますので、本日よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はリリーさんとお呼びしても大丈夫ですか。
はい、お願いします。
ありがとうございます。リリーさんお願いします。
では続きまして、慶徳大輔さんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
簡単に自己紹介をお願いします。
はい、慶徳大輔と言います。もともと小学校の東京都の公立の教員をしておりまして、新宿と小笠原、小島の小学校に勤めておりました。
いいな。
最高でした。
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それで独立して今はサードスクールというプログラミング教室を運営をしております。
と同時に今サイボウズの学校を一緒に運営をしていて、カリキュラムを担当して、あと授業を担当しております。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
慶徳大輔さんということで、今日は大ちゃん先生とお呼びしてもいいですか。
そっちにかぶせる。
自分を戦わせてる。
どっちかどっちか。
決着つけるみたいな。
さっき始まる前に話題だったんですけど、大輔の漢字が違うんですよね。
僕が松坂大輔の大輔で、慶ちゃんの方は本木大輔の大輔だから、戦う人がないんです。
今日は慶徳さんとお呼びさせていただこうと思います。
よろしくお願いします。
大ちゃん、初めてのサイボウズの学校、我々来ましたけど、どうですか。
オシャレ。
オシャレ。
是非見に来てください。
めちゃくちゃいい環境ですからね。
今こうやって収録してるのもこのサイボウズの学校でやってるじゃないですか。
いいでしょ。
めちゃくちゃいい。
吉祥寺からもすぐ近くだし。
環境としてもすごくいいね。
素敵。
いいですね。
そしてサイボウズの学校、サイボウズといえばほぼ協的には、
シャープ85から87、実話と言い合えるチームで出てくれた現世田谷区副区長松村克彦さんが出ていただいて、
チームワークあふれる社会を作るということもキーワードとして出てきた。
前に出てきてもらったばかりだもんね。
そうですね。
サイボウズといえば企業理念、チームワークあふれる社会を作るが、
じゃあ学校作っちゃったってどんなことなのかっていうのがめちゃくちゃ気になるなと思って、
そもそもできたきっかけとかって聞いてもいいですか?
これはリリィさんに伺うのがいいですかね。
ありがとうございます。
まず松村さんは実は私同じ部署だったんですよ。
そうなんですね。
同じ部署で一緒に活動してまして、
なので本当に副区長になる前も一緒にチームで当てたメンバーになります。
そうですね。チームワークあふれる社会を作るという私たちのミッションがあるんですけれども、
私たちが考えるチームワークっていうのは、
個人の幸福とチームの効率っていうのをどっちも両立するっていうのを大事にしてまして、
とにかく効率を良くするために上の人が下に何か命令してそういう動くチームワークではなくて、
チームにいるみんなが幸せで、みんなでやることの効果があるって、
この両立することがすごく大事だと思っていて、
そこを大事にしながら私たちソーシャルデザインラボでは、
社会課題にアプローチするっていうことを大事にしてやってます。
その中でちょっと長くなるんですけど、
学校とか教育分野にもいろいろ今課題があると思っていて、
そこに私は関心があって、
ワクワクする学び場を作ろうというプロジェクトを立ち上げて、
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それで活動して出てきたのが今サイボーズの学校なんですね。
実はそのプロジェクトの前にも、サイボーズってITの企業だったりするので、
例えば学校だとプログラミング教育とか、
そこら辺でやっぱり絡みがあったりとか、
あと学校の働き方改革っていう文脈の中で、
サイボーズにいろいろお声掛けをいただくこともあったんですけど、
いろいろ学校を見てると、
そういうプログラミングやったりとか、
学校の働き方改革はもちろん大事なんですけれども、
なんか本当にもう一つ何か違うものを作った方がいいんじゃないかということで、
私たちワクワクしながら働いている私たちが、
ワクワクする学び場を作れたらいいんじゃないかということで、
生まれたのがサイボーズの学校という、
一つの企業が作る学校、
私たちらしい学校のモデルとして一個作ったのがここの学校になります。
もともとワクワクする学び場を作ろうというプロジェクトがあって、
学校のシステムに入ったり参与するということをやっていたんだけども、
いやいやそれだけじゃないと、
もう作っちゃえというふうになってきたってことですね。
そうですね、作れたらと妄想はしてたんですよ。
ただ何も学校現場との関わりが、
私たちが子どもたちにプログラミング教育をするってことは、
例えば時間の中であったんですよね。
時間割りの中でここだけやってくださいみたいなことはあったんですけど、
子さんともっと関わるってことがやっぱりイメージがつかなかったので、
そのプロジェクトの中でどういうことができるだろうというのを模索していって、
その一つが鴨井中学校とのやり取りとかも含め、
持っている手段の中でいろんなのを関わり持たせてもらって、
少し解像度が上がってきて、
こういうことができるんじゃないかということで立ち上がってきたのがサイボーズの学校という感じです。
なんかこう、もっと良くなったらいいのにとか、
いや作っちゃったらもっといいかもねって話が出ることってきっといろんなチームであると思うんですけど、
本当に作っちゃうってすごくないですか?って思うんですよね。
そうですね。
特に教育って、なんかすごく大きなものだと捉えられること多いと思うんです。
塾とも、よりもやっぱり学校ってなった時に、
とてもとてもみたいなイメージもあると思うんですけど、
もうちょっと作りたいと思う人が作れてもいいんじゃないかと。
海外なんか作れてますけれども、
そういう思いもあって、
だから軽く考えてるわけでは全然ないんですけれども、
私たちがいいなと思うものを作って、
それに賛同してくれる人がいれば、
それでも一つ成り立つんじゃないかという形で、
また作ってみようというものです。
なるほど。
大ちゃんはサイボーズファンということでもありますけれども、
一番初めの個人の幸福、チームの効率のところでちょっとグッときてたようだったけど、
どうですか?
なんで分かったの?
もうね、見なくても分かる。
すごいでしょ。
我が相棒ですね。
本当そうだ。
サイボーズっていう会社に僕はまずファンなんですよね。
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その働き方に僕は共感していて、
さっきの自分たちがワクワクしているから、
ワクワクしている学校を作っちゃおうというコンセプト最高だよね。
そういう掃除系で実現できている人たちが作る学校はどんな学校なんだろうというのが、
すごいワクワクしてきましたね。
もっと知りたいと思いました。
ありがとうございます。
そしてもう一方、けいとくさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
我々も昔から会いたい会いたいと、
サイボーズの学校できる前から言ってて、
ようやく出ていただいて、
ありがとうございます。
プログラミングスクールを今現在でもメインでやっていて、
そして合わせてサイボーズの学校もやるっていうのは、
なかなか珍しいパターンだなと思って、
なんで三角することになったんですか?
サイボーズの学校の成り立ちは、
僕もちゃんと聞いたのは初めてじゃないかなと思いました。
嘘でしょ。
しっかり1から10まで。
1から10までチャーンと聞いた。
初めてじゃないかなくらい、
なるほどと思いながら今聞いてたんですけど、
その中でいざ作るとなった時に、
結局学校学び場なので、
その中身をどうするかということで、
サイボーズさんの方で検討されている中で、
サイボーズの学校を作る時に、
先生の学校っていうのをやられている三原さんという方がいらっしゃるんですけど、
その方が僕たちも昔から知り合いで、
それでその方をハブというかつないでくださって、
それで僕たちがカリキュラムを担当して、
中身を作るというところに携わらせていただいたというような流れになります。
すごい。
完成したのが2023年去年の12月に立ち上げて、
今日は児童の方が2人でしたけど、
何人いらんものなんですか?
今、全部で3人。
小さな学校になります。
この半年間、まだまだできたばっかりだとは思いますけれども、
実感としてはいかがですか?
景徳さんから聞いちゃおうかな。
実感は、生まれて初めてカリキュラムっていうのを作った。
自分自らね。
しかも本当に何もない白紙から、
好きなように作るっていう経験って、
ありがたい経験だなと思いながらも、
正直めちゃくちゃ大変だったんですよね。
学習指導要領を読み込むところから始めて、
それだけじゃなくて、
算数の歴史とか、
国語の歴史とか、
昔に立ち戻って、
どういう学習指導要領の変遷で今のこの学習の流れがあるのかとか、
そういったことを勉強しながらカリキュラムを作ったんですけど、
なんか非常に、
本当に学習指導要領って素敵に作られてるなって改めて思ったし、
効率にもともといたので、
ある程度はしてたんですけど、
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これちゃんと勉強してたら、
もっと面白かったかもなって、
正直思うぐらい、
本当に素敵なことをたくさん書かれてるなっていうのを感じながら、
作ったカリキュラムが、
実際やってみると、
ここもっとこうしようとか、
これ願った通りにできたなとか、
ちょっとここがイマイチだったなとか、
そういったことを日々足引きしながら試せてるっていうのが、
すごく楽しい日々だなというふうに思っております。
楽しいですね。
楽しいな。
楽しいですね。
楽しいな。
はい。
リリーさんは楽しい長と書いて学長ですけれども、
学長さんはどんなことをされてるんですか?
私はそうですね、まず全体を見渡して、
運営をまず見るっていうところと、
やっぱり細胞図の授業でもあるので、
細胞図との架け橋にもならなきゃいけないので、
細胞図にとっても良いものになるようにすること、
細胞図の学校がそれ自体ももちろん良いものにするということを、
まずすごく大事にして、
運営をまずここは責任を持つのをやっています。
あとは財政面のところも、
お金のところもいたりしてます。
あとは保護者との対応は、
私がメインでやらせてもらっているので、
結構細かにお子さんのことを話したりとか、
あとはまさに授業に、
慶徳さんがやっている授業に私も入って、
一緒に子どもたちを支えているという、
そんな役割かなと思います。
今日は伺ったときに、
リリーさんがまだいらっしゃらなかったんですよ。
エレベーターを見てたっていう話だったんですけど、
何をされてたんでしたっけ?
お昼ご飯に近くの東急百貨店に行って、
帰ってこなきゃいけない時間だったんですけど、
どうしても一人のお子さんが帰ってこなかったので、
彼が屋上でご飯を食べているんですけど、
屋上に上がってくるのをずっと待ってたっていうのが、
その時間でした。
屋上に上がってくるのを待ってた?
はい。
お昼食べた後に、ちょっと自由時間があって、
その時間に東急の外に出なければ、
お店の外に出なければ、
好きな場所に行っていいよっていうふうに、
みんなで共有にしてもらって。
それがまずすごい。
ちゃんと戻ってきてねっていうことと、
東急から出ないでねっていうことだけは約束をして、
エレベーターに乗るのがすごい好きな子がいて、
エレベーターを1階から10階まで行ったり来たりしたり、
途中エスカレーター使ってみたりしながら、
それを自由時間に楽しんでる子がいるんですね。
今日はお二人が来るのが分かってたんで、
必ずこの時間までに戻りたいんだっていうことを共有していて、
みんなに。
OKももらってたんですけど、
いざ自由時間が始まると、
いやー帰ってこない。
全然帰ってこない。
エレベーター大好きだね。
大好きだから。
それで仕方ないから、
今日はリリーさんちょっと残っててもらって、
僕は先に帰るよって言って、
もう1人子供がいたんですけど、
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子供は先に帰るっていうので、
先に戻ってきて、
リリーさん残っててもらって、
っていうような話でリリーさんが、
エレベーターを見つめてたんです。
見つめてた。
暑い中。
っていう感じでした。
ここで仕方ないからって言えるかどうかだよね、だいちゃんね。
僕は今聞いて、
不統合で言うと子供の自己決定大事にしてくださったんですが、
僕めちゃくちゃ効果持てたね。
これでこっち優先しないっていうのがいいよね。
もう来るんだから行くよって言って、
引っ張ったっていいわけじゃない?
そういう学校だってたくさんあるし、
それが別に悪いことでもないから、
それをエレベーターを見つめるっていう時間にしたのが、
サイボーズの学校なんだなって、
もう初っ端だからね。
大好きですね、そういうスタンス。
確かに一応5分後には出たいんだって言ったんですけど、
後から考えると、
確かに彼にはルーティンがあって、
大体15分ぐらい行ってしまったら早く来ないよねって後で思って、
これは私たちにとっても学びで、
あ、彼にはルーティンがあるから今後どうしようかねみたいなのが今、
そういう中ですね。
素晴らしい。
ヤキモキはしますよね?
します。
すごい心配はあるんですよ。
特に私は学校の先生をやってたわけでもないので、
母親ではありますけれども、
意図しないことをどれぐらいするんだろうっていうのが、
まだ全然近くしか見えないんですよ。
だからすごい色々、
あとは自分的にも責任を持たなきゃいけないって気持ちもあるから、
どうしよう、連れ去られてたらとか、
最後の3分ぐらいそれを思ってたんですよ。
これどうしようかなっていうか、
あっと来なかったらどうしようかなと思って、
やっと彼が来てくれたんで、
ああ良かったってすごく思ったんですよね。
そこの本当に蝉合いというか、
どこまで許容して、
どこまでをチャレンジしていくかっていうのは、
私たちの中にもあるんですよね。
彼の様子見ながら。
一応今。
もっとでも信頼ベースに、
何か行動をどうするかっていうのを、
僕の欲で言うなら、
見てみたいなって思ってたりとかして、
何かもっと彼らのことを、
もっと何て言うんですかね、
任せて信頼して、
何か行動を見てみた時に、
彼らはどう動くんだろうなみたいな。
で、こっちはもう全部信頼してるよと。
その上で彼らに最初に約束した、
東急から出ないでねっていう。
そろそろどこ行っちゃうかわかんないし、
吉祥寺広いので。
その約束が、
今見てる範囲だと、
この子たちはその約束をちゃんと、
命の危険には及ばない範囲で守れるという。
つまりどっか行っちゃわないっていうことが、
僕の中では結構、
大丈夫だろうと思える子たちだっていうのもあるんですけど、
だから今の子たちは、
そういうふうに時間を振っても、
何かが起こると、
天文学的な確率の話はもちろんあるんですけど、
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でも基本的には、
大丈夫じゃないかなっていうのを、
わかせてみてます。
わかせてるんです。
一歩目でわかったよね。
そこでもわかった。
昔僕そういう子だったっていうか、
公立学校の中で、
今から僕は畑に行って、
虫を見たいんだって宣言して、
飛び出すやつだったんですよ。
そういう子からすると、
本当に救われるの。
今僕がしたいことがあって、
そこに寄り添ってくれるって、
めちゃくちゃ幸せなんですよ。
だからいい。
嬉しいな。
本当に。
ずっと褒めてもらえる回ですね。
本当に。
まだまだ褒めは終わらない。
どうしよう。
授業見させてもらったんです。
だいちゃんちょっと言えなかったけど、
僕最後の1時間だけ授業見させてもらって、
本当にいいなと思って、
今日僕がいたときに、
全部で生徒さん3人いるけども、
僕がいたときに見せたのは、
小学校4年生の大人子1人だったんですよ。
まず授業始まるときに、
慶徳さんが先生としてメインでやってたんだけど、
旅の授業始めますって言ったのよ。
旅。
どういうことってなったの?
旅、授業どういうこと?
算数とか理科とかじゃないの?
ってなったんですけど、
旅の授業ってのがあるんですか?
っていう授業があるんです、僕たちの学校には。
その時点で楽しそうですね。
そうそう。
来週、遠足的な旅があるわけですね。
旅があると。
その男の子が、
誕生日の前日でもあるから、
浅草行きたいんだよっていう、
プレゼンバトルで勝ち取った権利があるわけですよ。
浅草でこんなことしたいみたいなことを選んでいって、
じゃあ浅草行って、水上バス乗って、
お台場行ってっていう、
その旅程を先生たちと一緒に組んでいくっていうような、
授業だったんだけども、
すごく面白いなって思ったのが、
さっきのエレベーターもそうだけど、
自分たち大人たちで、
何時にこうして、こうして、こうして、
ここが危険だからこうしてとか、
全部コントロールできるわけじゃないですか。
で、一個すごくまずあって思ったのが、
まず何時にどこに行くのかっていうのを、
小学校4年生の男の子に決めてもらうと。
何時に帰りたいんだけど、
電車ちょっと調べてもらっていい?って言って、
iPadで、まあiPad持ってるからね。
iPadでバッバッって調べるわけ。
で、調べて、
ルート3がいいみたいなこと。
ルート3みたいな。
ルート3がいいって言って、何時発って言って調べて、
で、それをけいとくさんが、
ちょっとスクショしてエアドロしてって言うわけ。
小学校4年生みたいな。
スクショしてエアドロしてって。
授業でスクショしてみたいな感じになって。
で、ああ言って、スクショしてエアドロして、
それがどんどんこうキーノートに貼られていって、
旅のしおりが出来上がっていくみたいな。
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で、最終的には、
その彼が自分で組んだことだから、
いいねいいねって言って、
やりたいこと全部詰まってるよね、
なんて拍手して終わるみたいな授業だった。
めっちゃ楽しいじゃん。
うらやましい。
僕も彼になりたかったわ。
僕もちょっと入らせてもらって、
お台場詳しいもんで、
お台場の先輩として、
彼にアドバイスをした。
僕もやっぱ楽しかったんですけど、
旅の前のプランの授業っていうことだけども、
どういう狙いって言うとあれですけど、
どんな授業なんですか?
旅っていう時間をカリキュラムの中に入れたんですけど、
なんか旅ってよくないですか?
大好きですよ。
すごくいいなと思ってて、
なんか発見がすごくあるし、
あとは普段東京に住んでて、
子どもたちも東京に住んでて、
でも東京のことって意外に知らなかったり、
身近にあふれるなんか素敵な場所、
この吉祥寺近辺でもいいんですけど、
そういったことに目が向かなかったりすることあるじゃないですか。
吉祥寺駅からここまで歩いてくるにも、
よく見ると素敵なものがあったりとか、
そういったことを大切にできる感覚とか、
もうちょっと言うと感性みたいなものが育まれるといいなと思って、
大きく言うとそういう感じで旅っていう授業を作ったんですけど、
今日はこの小旅っていう小さい旅、
半径1時間以内を味わい尽くすっていう、
ここからですね、
っていうテーマでやってる授業なんですけど、
それで浅草になって、
やっぱりここで大切にしているのは、
子どもたちが自分で意見を表出して、
自分でちゃんと表明して、
どういうことをしたいのか、
どういうふうにプランを組んだらいいのか、
誰かが組んでくれるプランじゃなくて、
自分も旅を作っていく一員として、
ちゃんと考えて、
意見も発して、
時間も調べて、
もちろん物も考えてっていうふうに、
あえて言うと大人子どもとか、
もうちょっと言うと先生とか、
子ども、分かりやすく言うと生徒みたいな、
関係性じゃなくて、
一緒にこの時間を作っていくっていう一員だよ、
っていうことを、
かなり意識した授業をしていました。
その意識はめちゃくちゃ練られてるなと思ってて、
彼がね、ルート3で、
吉祥寺発を9時5分の電車を、
彼が選んだわけよ。
で、じゃあ吉祥寺駅に何時に集合したい?
って景徳さん聞くわけ。
で、その彼が、
じゃあ8時50分かな?って言ったのね。
で、それ15分前だから、
景徳さん的にはちょっと朝も早いし、
ちょっと早いんじゃない?って思ったから、
いや、もう8時50分にはきっと55分にしようよって、
言ったっていいわけじゃない?
でも言わなかったんだね。
あの、ちょっとごめん。
ごめん。
自分の意見なんだけど、
8時55分でもいい?って聞いて。
あれ、どういうことで、
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どういう考えで聞いてるんですか?
僕は、なんかやっぱその、
意見を出して、
なんかそれが潰れるっていう経験、
ちっちゃくしたことがあって。
彼に任せたのね、1回。
そうなんですよ。
それなのに、僕が言ったら、
なんて言うんですかね、通っちゃうじゃないですか。
だってこの環境で、
いくら言っても大人は大人だし、
僕が授業してるし、
多分通っちゃうんですよ。
そうじゃなくて、
彼が考えて出してきた意見だから、
それはものすごく尊重されるべき意見だし、
なんか大切にされる、
感覚と経験を持ってほしい。
そうしてこそ、
多分もっと自分が考えたこととか、
自分でこうかなって思ったことを、
喋ってくれるようになるし、
意見をちゃんと出せるようになると思うんですよね。
なのでそれは、すごい大切にしたい。
ただ、ちょっと僕の保育園の都合的には、
もうこの5分大きいなと思って、
ちょっとごめんお願いなんだけど、
もうちょっと5分遅れてもいいかなっていうお願いでした。
フラットなのがいいよね。
そうそう。
だから共に作ってるから、
子供と同じ目線で、
一緒の一人として話してるっていうことだもんね。
いいですね。
いいんですよ。
あともう一個あるの。
例えば今の話を聞いて、
ルートを検索する能力とか、
例えば何時までここに着かないといけないから、
1時間遊べるとしたら何時っていう、
例えば引き算の能力とか、
スクショしてエアドロする能力とか、
いろんなスキル能力っていうのは、
当然関わっているし、
できるようになっているわけですよ、
実際のところ。
でもスキルを身に付けるためにやってるわけではない。
スキルを確実に身に付くようにはしている、
声かけをすることによって。
スキルをスキルのためにやってないであろうっていうのは、
なんとなく感じたんですけど、
そこら辺のバランスというか、
どう考えてるものですか?
あえて言うと、
あんまりっていうかほぼ、
スキルのことは考えてないですね。
あえてこの時間に、
例えば引き算を、
あえて言うとですね、
無理やり混ぜ込もうとか、
そういう下心はできるだけ混ぜないように、
僕はしているつもりです。
なんでかっていうと、
それが混ざってくるときに、
すごく道がぐちゃぐちゃぐちゃっとなるというか、
彼は今旅のことを考えて、
スケジュールを一緒に練っている仲間なのに、
その瞬間に僕がそれをちょっと意図的に入れた瞬間に、
その仲間感っていうんですかね、
チーム感が急に僕だけ一個抜けて、
先生っていう立場に、
多分彼の前になっちゃう気がしていて、
これ僕の気なんですけど、
気がしていて、そういう感じじゃなくて、
一緒に今これを作っている、
旅を作っているチームっていうことを、
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かなり意識して、
そのような声かけをしています。
チームワークあふれてるわ。
補足あえてしたいなと思ったのは、
カリキュラムのデザイン、
勉強されてるからさすがだなと思ったのは、
この今の一連の学びの中に、
算数の要素も入ってるわけでしょ。
あとは社会の要素も入ってますよね。
あとは総合的な学習時間の四つのサイクルのことも入ってるし、
道徳の要素も入ってる、項目も入ってるし、
国語の話し合うの項目も入ってるじゃないですか。
でもこれは教師が意図してるわけであって、
でも子供は旅をどう作るかって考えてる。
これ理想的なんですよ。
これ公立学校のことが求められているわけで、
国語やってるよって思ったよりも、
旅を作ってるよって頭で言った方が、
子供は主体的になるわけだし、
その結果コンピテンシー、システム能力が身につくっていうのをちゃんとやってるから、
いわば学習指導要領をちゃんとやってるって感じかもしれない。
嬉しいな。
これが理想なんです。
だからいいな、こういう公立だとできないなじゃなくて、
実はこういうのが求められているっていうことなんですよ。
ど真ん中なの。
すごいな。
すごい嬉しい回ですね、これ。
やばいな。
これ本当なんですかね。
より素敵に見えてきましたね。
じゃあリリィさん、大助先生2人が盛り上がっておりますけども、
エレベーターで焼きもきした後の午後の時間帯は、
どんなことを考えながら過ごしていらっしゃるんですか。
今日はまさに彼が1人しかいなかったんで、
彼がまず自分の思っていることを表現できているってことはすごく大事にしていて、
今日の場はああいう場だったんですけど、
基本的には旅の授業も、もっと子どもが複数いるのが望ましいかなと思っているのは、
さっきもありましたけど、自分だけが楽しいんじゃなくて、みんなが楽しむっていうチームなので、
私もあなたも楽しいって言葉を私たちすごく大事にしてるんですけれども、
私だけじゃなくて、あなたも楽しいっていうことも大事にした場を作りっていうのは子どもたちによく声をかけていて、
例えば今日のエレベーター事件も、私だけが楽しくなってないかみたいなところは、
彼にはちょっとどっかのタイミングで伝えていきたいなって思ってまして、
明日の朝やりましょう。
そうですね、私が炎天下で、ちょっとイヤ分かんない、熱中症になったんで、
私ちょっとつらかったみたいなことはお話しながら、
エレベーターの彼なんかは、やっぱりちょっと今まだ自分のことですごく、
でも彼は1ヶ月も経ってないんですよ、来て。
それまで本当にお母さんから離れられなかった子だったんですよ。
だから彼なりのすごく変化を今見せてるんですね。
ものすごいんですよ。
なので、今すごい彼なりにいろんなトライをして、いろいろ広げてってる、
これを私たちは日々一緒に見てるわけなんですけど、
なので彼にはどのタイミングで言ったらいいかなっていうのも、
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それをいろいろ話しながら見てるとこですね。
今今日彼がいなかったのは、彼は月曜日、彼自身心身ともにちょっと疲れてると、
彼自身もお母さんもそう考えていて、
1時までが彼の今の僕の限界だからといって、
1時に帰っていく約束で帰っていくんですね。
これがもうちょっとね、私たちから見るともうちょっといけんじゃないかと思ってるんですけど、
そこをちょっとずつ一緒に広げていくっていうのをやってるので、
もう彼がもっと入ってくれて、今日残ってくれた彼だけじゃなくて、
みんなでチームになれたらいいなっていう、
今どうしてもお供なの数が多くなっちゃってるんですけど、
子供と一緒に、子供同士がチームになれるような、そんな場所になったらいいなと思っています。
素晴らしい。
サイボーズの学校の学が楽しいの学なのに、ちょっと触れてもらったかなと思ってまして、
もうちょっとだけ聞いてもいいですか?
はい。これはさっき言ってた三原直さんとこの学校の構想を練ってる数ヶ月があったんですけど、
その時に私たちすごく楽しく仕事するのを大事にしてて、
サイボーズも楽しいは正義っていう言葉を掲げたイベントをしたことがあるんですけれども、
やっぱり楽しく仕事するってすごく大事だな、
それがやっぱり個人の幸福にもつながるし、チームの生産性にもつながると思うので、
だけどなんかこうふと見ると、勉強ってこう苦しいけどやんなきゃいけないとか、
苦しい先に何がみたいな話がよくあるじゃないですか。
そんなことやってたら、社会に出た時に大変だよみたいなこと言ったりするじゃないですか。
だけど楽しく働くことだって私たちできてると思っているので、
だったら楽しい学校だってできたらっていいんじゃないかと、
そこを真ん中に据えてみたいなと思って、
で、私もあなたも楽しいっていう言葉を三原さんとテーマとして作って、
じゃあ楽しい学校で学校の学に楽しいを入れてみたっていう、
ちょっとふざけた名前かなとかいろいろ考えたんですけど、
ちょっともじっちゃってて、本当の学校の人に怒られちゃう、文科省に怒られたらどうしようみたいな、
思ったりもしたんですけれども、
ちょっとあえて入れてみてっていう今です。
素敵な思いを込められてるんだね、ないちゃん。
ね、いや楽しくていいんですよ。
やっぱり楽しくないとね、学べないからね。
いや本当に。
いいですね。
いいですね。
チームワークのプロがやってるからこそ、その要素がバンバン入ってるよね。
楽しいは正義ということで。
はい。
じゃあ前半ではですね、
サイボーズの学校の学楽しいとかチームとかいろんなことを知ることができましたので、
後半はテーマでもある道を作る人、これに迫っていこうと思います。
一旦前半ありがとうございました。
ありがとうございました。
楽しい。