00:00
まあ、まあ、まあ、まあ、まあ
枯れてる僕の前にやりましょう
美声を出す
枯れてる人の前で
じゃあ始めちゃいますか
はい
はい
よろしくお願いします
こんばんは
ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます
始まりました、つぼけんです
大ちゃんです
この番組は教育ファシリテーターの大ちゃんとツボケンの2人でお届けする番組なんですが
ついにやってまいりました初の公開収録
皆さんお元気ですか
ありがとうございます
ここ埼玉スーパーアリーナでね
違う 違う 全然違う
百万人くらいや 気持ちはそんな感じです
今の気持ちはそんな感じです
エドワーク開いにあります開いオープンボックスで 収録をしようと思います大ちゃんどうですか
いやーねいい感じですよ ただ1個だけちょっとピンチがありました声が
アッサガサなのねそうねどうしよう俺 そうね確かにハスキーボイスね
そうねハスキーボイスハスキーボイス まぁでもねあの打ち合わせの時この前の金曜日ね
ちょっとマシになったでしょ だいぶマシになった
あの時声でなんかチャットでやり取りしてたもんね チャットと手話しかできなかったからね
うんそれよりだいぶマシになったので皆さんにも喜んでいただけたと思います はい
そして今回のテーマなんですけれども誰もがどうしてもと言える学校というテーマにしました
でこのちょっとテーマに深く入り込む前に大ちゃんのどうしてもがあるということで
はいちょっと会場の皆さんにも出したいと思っておなんか準備してきた
声で伝えられないならねもう視覚的に勝負 ラジオなのにもう今回はラジオっていうアリバイを使って皆さんに会いたくてここを設定したんだよね
そうよ会いたかったねー 今回のゲストの方とも会いたかったし
いつも聞いてくださっている方とも会いたかったとはいどうしても会いたくてついってことで今回やってきました
よどうしてもと言える学校ということでどうしても会いたかったということですねそうですね ok
そして今回のゲストはヒロック諸島部の学院長 水手正吾さんでございます
僕はですね去年の10月に大ちゃんに紹介していただきまして 実はほぼ今日の記念日でもねその10月ありまして
鈴鹿先生に収録した日の夜になぜか西尾城に飲みに行くっていう会がありまして
03:03
そこでね初めて今回のゲスト水手先生をお会いしたんですよ ちょっと変な会だったねあれ変でしたね
うん不思議な会が あれ収録したんだよね確かね
してない 酔ってたから覚えてないけど 方針状態だった
そこでしようってなったんだよね 今やったら事故るからって言って
そんな感じで今回のゲストの水手さんとは本当に少ししかお話その場ではできなかったんですけど
それからファンになりましてその翌月から南極に行ったんですけど 知らせで町長書を読んだりして
帰国後運営されているヒロック ちょっと後でご説明するんですけどヒロックに伺ったりして
やっぱりゲストに来ていただくんだったらもう皆さんの前公開収録の場がいいなと思って今日を迎えたということでございます
そんな水手さんですけど大ちゃんはもともとお知り合い そうなんですよ僕は教員の時に校内研究で講師で来てくださったんですね
その時にもうみんなメラメラ燃えまして 僕一番覚えてるのはベテランの方がついに日本来たねって話を水手さんがした時に言ってたんですよね
日本の教育ついにここまで来たねってこと? 来たねって出てきたねって仙台弁レスの人が言ってまして
その男のおかげでこの学校変わるぞと実際そのベテランたちが中心に燃えましてそこからかなり学校が動いたっていうのがあったんですよね
えー何があったんだろう そして今回せっかくの公開収録ですのでこの場にいらっしゃる方々にもぜひ質問してもらいたいなというふうに思っております
前半ちょっと我々の方で説明させていただきまして後半でもう皆さんとお話しするような機会を作りたいなと思ってますので
皆さんで番組を作り上げていきたいなと思います それでは最前線に行ってみましょう
それではご登壇いただきましょうほぼ教育最前線公開収録誰もがどうしてもと言える学校 水手翔吾さんですよろしくお願いしまーす
我々初の公開収録にお越しいただいてどうもありがとうございます お祭りですね
触れなきゃ 触れなきゃいけない
いきなり自分から
欲しがるからね
ラジオで全く通じないんですけど完全に夏の格好をされてるんですよ
まあ夏ですからね
浴衣
ラジオだよって言ったら
画面ないよ
ありがとうございますとても願ってらっしゃいます
どうしても話したかったんです
封印してましたもんね
06:01
そうなんです
しかもこれで深掘るためにあえてあんま喋らないようにしてた
ちょっとあのカップルみたいな
ダメダメダメ
これ以上は喋れない
にもかかわらず2週に1回くらい教育のイベントで会うんですよ
誤答が違うんだ
それ以上は喋れない
少しセーブしながら
可愛いから
慣れちゃいけない
今日はついに引けるということで
一緒に行こうと思いますよろしくお願いします
というわけでじゃあ簡単に自己紹介をお願いしてもいいですか
今広く諸島部の学院長をしてます
水野手昌吾と申します
もともと東京都で14年間学校の教員をしていて
すごい好きがってやらせてもらってたんですけど
でもなんかさらにやりたいことがあって独立して
今世田谷に広く諸島部というオルタナティブスクールを作って
1年半ですかね
この9月から代々木校はできて
来年は中東部もできるという感じで遊んでおります
よろしくお願いします
遊んでおります
人生で遊んでおります
人生で遊んでおります
人生で遊んでおりますに全部があるかもね水野手さん
終わりましたね
ありがとうございます
というわけで今回オルタナティブスクールの学院長さんということは
校長先生ではなく統括をされている方というイメージなんですかね
そうですね一応世田谷校の校長兼2校
来年3校になるところの総合学院長みたいな感じですね
ほぼ今日ではオルタナティブスクールって
実はキーワードとしてあまりまだ出てきてないのね大ちゃんね
出てきてないね
オルタナティブスクールって普通の学校とか
フリースクールとかと何が違うんですか
もともと作られた時は普通じゃないっていう
新自由教育運動のアンチから入ってんだよね
でも今ではやっぱり選択肢多様な選択肢という意味でのオルタナティブ
あんまりオルタナティブで言いたくない
オルタナティブスクールの人が多いイメージがありますね
今は本当に多様な選択肢の一つとしての学校
そんなイメージですかね
ヒロックの初等部ということで中学はこれからということですから
初等部は小学校ってことですね
そうですね一応で1年生から今4年生がいて
同じ一つの教室でうち無学年生って言って
学年で分かれてないんですよ
みんなファーストネームで呼び合ってるんで
お互いに子供たちが友達の学年を知らない
だから誕生日会とかあったときに
お前年上かよ
学校で?
まあもう今更しょうがねえけどなみたいなのが
いいわ
っていうようなちょっと変わって
09:00
中等部をですね
結局これも今日のどうしてものあれですけど
子供たちが一体中学校ないと言ってて
いやいやいやヒロックのコンセプトはないなら
作ろう理想の学校だと
ないなら作ればいいじゃんって言ったら
そうだね作るわって言って
今子供たち
どっちがどっちが
都合計がパニックになっちゃうから
主語でしょ
誰が作ろうかってことでしょ
東京都の人みたいなのが
大偉い人がお嬢作ろうかってなったんですか
1年生から4年生の誰かが
誰かがどういうこと
中学校作ればいいのかそうだよね
みたいになってて
よかったら手伝うよ
みたいな感じで
今もう進んでる
5年生から中学校でよくない
みたいな話もなってて
だから今一番4年生なので
でももう来年5年生だけど
中等部でいいわ
もう認可外なので
こうしなきゃいけないがないんですよね
やりたければやればいいみたいな
パニックパニック
パニックもうわからない
ハイちゃんもうわからないわ
都合計がパニック
すごいよね
どうしてものね
先生のスタッフがシェルパー
シェルパーっていってね
子供の思いでね
どうしてもで作られようとしてる
まさに今ね
じゃあもうもはや
中学校ではないわけですね
中学生ではない
そうなので
いわゆる学校の5年生6年生
中1中2中3の
5年間を中等部にしよっか
みたいな話をしてるんですよ
でもなんかいろんな有識者に聞くと
割とこれいい線いってて
やっぱ中学校って3年間早いと
はいはいはい
慣れてちょっと楽しくなってきたら
もう高校受験があって
終わってくっていう
3年間ってやっぱ短いですよね
だから5年間いて
5年間は
自分の進路とか生き方考えて
そっから私立とかの中学行ったり
公立でもいいですし
どっか行ってもいいし
残り3年も広くによっていたらいてもいいし
じっくり
自分の生き方みたいのを
色々試行錯誤できる
5年間になるといいかなと
うーん
小学校の1年生と一緒にいるって
なんか
5、6年生って面倒見てくれるじゃないですか
はい
でもあれって見たい子もいれば
見たくない子もいると思うんですよね
確かに
やっぱ発達段階的には
すごい古典的だけど
中小的試行がすごいできるようになる時期に
はい
やっぱなんか思春期も入って
いや生きるってなんだろうとか
死ぬってなんだろうとか
なんか色々考え始める時期に
別にちっちゃい子の面倒見なくてもいい
って言ってあげないと
年長者だから見なきゃいけないっていう
だからなんか
12:01
そこを思うと物理的にバツンと
切ってしまった方がいいんじゃないかと思ってて
4年生で十分見れるので
うーん
だからなんかそんな思いも込めて
子供たちと一緒に話してて
そうだなと
5年から中等部って
文科省に行くか
実はすごい打倒で
文科省の中で
指導料改定があったじゃないですか
で新指導料に改定する時に
教育家庭部会っていうのが10ヶ月あったんすね
でその検討の中で出てるんすよ
4・4の方が
発達段階的にも
いいんじゃないか
だから4年生で切れて
5・6年と中1・中2を合体させても
いいんじゃないかという議論になってるの
えー
そうすると4年生が一番上になるから
リーダーシップも味わえるし
で5年生で
また中学校と繋がることで
いろんないい意見があるのを
やっちゃってるんだよね
大人もなかなかやりますね
やるね
逆にね
気づいてた
やるなー
そうなんか
やっぱり僕も公立校にいて
だいちゃんとかもそうだと思うんだけど
1年生から6年生で縦割り活動みたいな
あるある
であの時ってやっぱり
4年生とか5年生でお味噌みたいになっちゃうんすよね
結局6年が全部リーダーシップ取って
6年がバー作って
下の子楽しませるって
4・5年生ってそんな楽しめないけど
リーダーシップも取れないし
決定権もなくて
でも文句言うなみたいになっちゃうっていう
あのなんか非常に悪いのを
だからもう4年生に
全権を与えて
5・6年生は
引退?
ネクストステージ
もっとそう
しようぜみたいな
のちょっと今妄想しております
4年生がドッジボールで本気で投げると
6年生が怒るんだよね
1年生いるからドッジボールで
早く投げちゃダメだよみたいな
そこのなんか
ギャップっていうかズレあったよね
じゃあなんかね中間管理職的なさ
中間管理職の方来てたら
我慢がかなりあったっていう
我慢の連続だったなと思いますね
思いっきりね
4年生くらいでできちゃうからね
リーダーシップと段取りと
子供の面倒って
うちも今4年生一番トップだけども
最高学年すごいですからね
ほんとみんな頼りにされて
それでいいと思うんですよね
なんかすごく子供のことを
信じてらっしゃる様子も伝わってきますが
大ちゃんもヒロックに結構
関わってるよね
ヒロック好き
大ちゃんにとってのヒロック像をちょっと教えてもらいたい
うわそういうの聞いちゃう
ヒロックって僕の中ではね
なんかこう
充電みたいな感じで
ヒロックに行って
原点に帰るんだよ自分がすごい
ヒロックこう味わって
もう一回また他で頑張るみたいな
今充電みたいになってますっていう
15:01
そんな感じ
そもそもオルタナティブスクール
っていうのがあんまりイメージしてはいけなくて
普通の学校と
何が違うのかがちょっと知りたい
そこね僕ヒロックの
ヨヘイさんって方がいて
その方が投稿してたのがすごい
的を射てるんじゃないかと思ったのが
フランス料理じゃないかっていう話をヨヘイさんが
オルタナティブイコールで
例えてたんですよね
僕たちはこんな教育をしたいと
信じてると
そのコンセプトに合う人
集まると
その集まった人たちで押し付けるわけじゃなくて
もう一回作っていこうぜっていう
フランス料理に例えたのがすごいいいなと思ってたんですよね
そこに
合わない子は別に来なければいいわけだし
マッチングした子たちで
そこで文化を作っていくっていう
そんな感じで言ってましたよねヨヘイさんね
ということは
普通の日本の公立小学校みたいに
時間割りとか
ルール的なもの
学校ってもうルールの塊だとすごく
僕も思うんですけど
そういうものが比較的ない
ヨヘイ でもね物によるんですよね
サドルベリーバレースクールとか
もちろんドルトンとか
いろんなオルトラティブの種類があって
その
ハウトゥーだったりコンセプトが全く違うから
一概にこれとは言えないんだけど
型っていうのが結構自由に変えられる
っていう良さはありますね
ヒロックに関しては
大ちゃんは良さはどこだと思う
ヨヘイ なんかねハウトゥーじゃないのに
型もないんだけど
なんとなくヒロックだよねって
みんな思ってる
これがすごいと思ってて
なんかこう聞いたりとか見てても
ヒロックらしさをみんな持ってんだよね
動きとか
学び方で
でもこれっていう決まりきってるものがなくて
押し付けられない
でもなんかみんなでヒロックを
やってる感じがするっていう
本当に言い方が難しいんだけど
なんかね
それがあるんですよ
それを出してるのは
ある意味ミノテッサンだったりするんですか
ヨヘイ かもしれないし
ヨヘイ 私と一緒に作ってるかもしれないけど
シェルパーのみなさんみんな
放課後っていうか子供帰った後に
毎回振り返りしてるんですよね
あそこなんか語ってほしいなと思ったんですけど
どうですか
ヨヘイ なんかあの
やることないんですよね
全員 笑
ヨヘイ 出た出た
ヨヘイ 子供が2時半に帰るんですよ
で僕らそこにも一応こだわりあって
一つはやっぱ遠くから来てる子たちがいるとか
子供の放課後ってすごい大事だと思うんですよ
大人の目が一切届かない場所っていうのを
だからあんまり
最近すごい長い学校増えてきてるけど
多分なんか子供だけの空間ってのが
あったほうがいいと思ってるから
下校時間は割と早め
で子供たち帰って
うちの学校って通知表も
テストも
書類も
文科書に提出するものもないんで
やることないんですよ
何やってるかっていうと
ずっと子供の話を
18:01
ずっと子供の話を
ほんと1時間半とか
最近2時間くらいずっと
ほんと一人ずつあの子こうだったね
どうしてこうだったとか
あの時なんでこれやったのとか
あーなるほどみたいな
じゃあ明日こうなるかもねみたいなのを
共有しながら
じゃあ俺ちょっと明日少し
モーションかけてみるわみたいな話とか
そこは俺じゃないほうが
いいかもなとかって言いながら
ずっと子供の話してるんですけど
でもなんか結局
それでも学習科学っていう
科学でも言われてて結局それが
一番子供の話をどれだけしてるかが
一番子供の
効果的学習に
つながるかってすごい言われてて
だからなんかずっと子供の話を
してなんかその中で
やっぱ大人が日々学んでる
っていう感じですかね
唯一そのヒロックのハウトゥーが
あるとしたらそれじゃないかなって僕思ってるの
毎回終わった後に
子供たちを思いながら振り返りをする
あの時こうしたほうがよかったかな
って自分で内省したりとか
で価値基準もすごい
尺四常識じゃなくて
毎回毎回すごい考えてるんだよね
あの場面って俺どうしたらよかったのかなって本気で考えて
でみんなでそれを共有する
っていう唯一あるとしたら
それがあるかなって思いますね
分かりました
で実は僕も
そのヒロック
行かせてもらったことがあるんですね
南極から帰ってきまして
5月だったんですけれども
やっぱりヒロック
水野さんがいるところに行きたいし
ダイちゃんもいるし
っていうことで相談したところ
あじゃあ授業やれば
いやそんなことあると思って
何日前でしたっけ
いやいや結構直前
4日前とかだったよ
マジっすかみたいな
南極行った人来るよって
ちょっと見たいだけなんですけど
ってなりまして
せっかく行かせていただいて
そう言ってくれるんだったら
飛び込もうと思いまして
ダイちゃんと一緒に考えまして
世界でワクワクを取るっていうテーマで
小学校1年生か4年生までの
子供たちの前で
やらせてもらいました
撮れてあのパシャパシャのね写真のほうね
テイクですね
な感じで
僕も初めましての子供たちの前で
お話をさせてもらったんですけど
すごいこう
かぶりついてくれる
こんなにもぐいぐい来てくれる子たちが
いるんだなっていう感じも
すごくびっくりしましたし
一番びっくりしたのがですね
話をしていてやっぱり南極の話とか
世界の話とかを楽しく聞いてくれたんですけど
そろそろ時間だなみたいな
言われた時間そろそろかなみたいな時に
一人男の子ですよ
時計見て
もうすぐ時間だけど
あと1分だけど
誰かどうしてもがいる
誰かどうしても
仕切り始めたんですよ
どういうことと思って
僕はそんなタイムコントロールしてないけど
目の前にいてうんうんって聞いている子供が
21:01
時間の設定
してくれてたんですよ
すっごいびっくりして
誰かどうしてもがいる
って言われた言葉がすごい心に残っていて
で今回
あのテーマが誰もがどうしてもと
言える学校なので
あの発言どっから来たの
っていうのをすごいみのさんに
聞きたかったんですよね
あーそうですね
どうしても制度っていうのがあるんですよね
で
うち唯一の
ルールは多数決禁止
なんですね
それは僕のこだわりだったりするので
僕のどうしてもなんですけど
多数決って簡単で楽で便利で
なんとなく正義じゃないですか
なんとなく民主主義っぽいし
それで決まったこと絶対っぽいし
すぐ決まるし
でもあれってすごいある意味
マイノリティを無力化するのに
非常に便利な道具ですよね
僕は特別支援学校行って
それを散々
味わってきていわゆるマイノリティの人たちが
しかもあれ
仕方ないと思わせるのに
十分な力がある
うんうんうん
でもなんか
もちろん一票の格差とかって
いろいろ言われますけど
でもなんか俺たちの一票って
熱量全然違うよねって思ってて
うん
なんか手挙げなきゃいけないから挙げたっていう一人と
どうしてもこっちに会いたいっていう一人が
同じ一票じゃなくても
本当はいいかな
むしろそのどうしてもやりたいっていう
一人のためになんかみんなががんばる
とかみんなが頭悩ませる
っていうのがあるといいなと思ってて
多分その時も
そういうのずっとやってるんで
質問たくさんあって授業もすごく面白かったし
でね
これ時間終わんねえなと思った時に
そうそうなんか
今聞く必要があるのか
後でもいいのか
個人的に聞けばいいのか
そうそうなんかねみんなはいはいはいってなるところを
なんか多分子供たちがね
まさにその4年生ぐらいかな
3年生か4年生がオリダーシップ取って
言ってくれたんだと思います
いやそれをですよ
その場にいる先生が
児童研さんも時間だから
誰か誰かっていうのは分かりますよ
子供が言うんだと思って
びっくりしちゃったんですよね
僕もなんならタイムコントロールできてなかったのに
言ってくれたと思って
でもどうしてもって
どういうことですか
何かこうしたいっていう思いは
ちゃんと組みますよっていう意味なんですか
うんなんか
でも結構なんか
僕たちの中でも
どっちでもいいかなみたいなことも結構あるじゃないですか
分かった時に
できればこっちがいいけど
ぐらいなのと
でもなんかその場に例えばどうしても
嫌な人がいたら
なんかそれを聞いて
僕らの意見って変わると思うんですよね
うん
なんか例えば家族だったらね
例えばどうしてもこれ食べたくないって言ったら
じゃあまぁ店変えよっかとかって
別に多数決で決めないと思うんですよ
24:01
いやお父さんはお肉食べたくないけど
お肉屋さんに行きますみたいな
なんかそれと同じことを
ただただやるべきだと思っていて
うーん
だから例えばなんか海行くか行かないか
みたいなので
ね海行きたいどうしても行きたい
ってことをでも行きたくない子もいる
いやなんか焼けんのやだし
とか暑いだけじゃんとか
なんかベタベタするしみたいな言ってた時に
例えば行きたい子が
お母さんが
病気だったと
でもうここ2年ぐらい海に行けてないんだ
で家族でなかなか行けないんだ
っていう話聞いたら
いやベタベタするぐらいいいわって思えるのが
なんかその仲間というか
なんかそういう
その意見もなく
いや行きたい人いるけど行きたくない人いないから
あの方が多いから行かないことになりました
ってやっちゃうって
ちょっとやばいんじゃないかなと思ってて
だからこうどうしてもって思うこと
どうしてもやりたいとか
どうしてもやりたくないっていう気持ちは
ちゃんと意思表明をして
たとえ一票でも
みんなで頭悩ませて
それが実現できるように
考えようぜっていうのがどうしても制度です
なるほど
だいちゃんはそのどうしても制度の
力って感じたことありますか
ありますあります
僕そのなんか力感じるのはもちろんなんだけど
どうしてもってみんなあるじゃないですか
うん
言えるっていう雰囲気すごい大事だなと思いつつも
どうしてもって
ぶつかることあるじゃないですか
そこで
ヒロックで僕現場見たんですよ
どうしてもとどうしてもがぶつかるとき
どうなんのかなと思って
その姿で僕結構感動して
やっぱすごいなと思ったんですよね
そのどっちの
どうしてももちゃんと対話していくんですよね
子供たちが
そこに先生がガッと入るわけでもなく
じっと見守っているわけですよ
いわゆるその裁判とか言われるけど
あなたの意見聞いてこの意見聞いて
あなたは我慢するべきだっていう
先生の裁判はない
じゃないですね
じゃあそっちのどうしても今回は大事にしようかとか
今回はそっちで次回は俺ねとか
そういうのが繰り返し
対話されてるんですよね
そこに僕は力を感じたんですよね
どうしても尊重するが
大事っていうよりかは
どうしてもっていうのを通して
何かを学んでいる感じがするんですよ
聞くとですよ
わがままと何が違うのっていうのもあるんですよ
どうしてもってお互いが
言い始めて
議論になっていって
良い方法探るっていうのは素晴らしい気がするんですけど
何か力の強い子が
僕のどうしてもを
ずっと通したい
何回もこうするみたいなことって
あり得る話なんじゃないかなと思うんですけど
ジャイアン的なね
ジャイアンのどうしてもは結構通ってるじゃないですか
伸びたのどうしてもはなかなか通らない
そこに
何か工夫はあるんですか
そうなんですよね
子供たちの意思決定
全体でのを見ていると
27:01
どう決まってるか結構面白くて
一つは
力づくですよね
奪い取る
子供って残酷っすから
力の強いやつの
勝つ世界ですよね
声でかいとか
あと早いとか先に取ったやつが
とか勝手にルールが
決まっていくわけじゃないですか
じゃあじゃんけんねじゃんけんね
じゃんけんもある意味
民主的な気もしますけど
決まってない中で
じゃんけんやだとか言ってるやつも
問答無用でじゃんけんになるって
やっぱ子供たちって
自然状態の中でそういうことを身につけている
もちろん多数決を
それを使う子供結構多いですよね
でも何かどうしてもで決めるんだよね
ヒロックは
っていう風にやってると
どうしてもでいろんなことが決まっていくのと
結局その例えば
どうしてもやりたいっていう子が
ちゃんとどうしても出したときに
ちゃんとみんなが
承認をしたっていうこの手続きが大事なんですよね
そうするとみんなが
認めてくれた
みんなが譲ってくれた
本当はやりたかった子もいたんだなってことに気づく
だから力づくで得た勝利ではなくて
みんなが
自分のために作り出してくれた
権利だったんだってことを
可視化する
僕これ公立学校の100人規模で
やってたんですよ
ヒロックだからオルタナティブスクール
だからやってるわけではない
ないですね
僕トマノ一徳さんっていう
教育哲学者
の人のゼミとかにずっと通ってて
その中で
思いついたんですよね
ちなみにこうやったら
社会ってもっとうまくいくんじゃないか
みたいなのを
公立支援学校にいながら感じて
通常級でやってみたんですよね
そうするとおっしゃるように最初の2回3回
ぐらいはやっぱり
声のでかいやつ強いやつが
持ってくけどでも毎回その手続きを
踏むわけですよみんなオッケー
みたいなでも一人でもいや
俺もやりたいって言ったっていいわけだし
いや俺はお前にはやらせたくない
って言える権利もあるわけですよね
でも
みんなが譲ってくれるんですねたまたま
別に譲ってもいいような
ロッカーどこ置くとかそんなことだったんで
そうすると何が起こるか
っていうと4回目とかぐらいになってくると
なんかそいつが
俺はいつもみんなに
俺のどうしてもを聞いてもらってるの
だから今回はみんなの
どうしてもを俺は叶えたいっていう
もうねみんな感動
もうほんと大変な
やつだったんで今名前出せないけど
もう出したいぐらい
あいつすごい大変
ちっちゃい頃が大変だったんで
みんな知ってるわけですよ
え
あいつがこんなこと言うの
みたいなの
そうするとやっぱみんなの目線も優しくなる
ただ単にわがままなやつじゃなくて
そんなに
優しい子だったのねみたいな
映画の時のジャイアンみたいな
そう本当そう
30:01
違う目見れたぞっていう時ね
あとこれもう一つポイントはね
大人も持ってんすよどうしても
同じ権利なので
だから大人が
まあ発動してもいいんですけど
あんまり発動しなくてもいけてますね
逆に言うと
なんか僕はその公立校の時にいた時には
大人もなんかやらせるじゃないですか
並んでとか
こうなんか言うことあったら手上げてね
とか
道具箱なんかこういう風にしまってねとか
いやそれどうしてもやってほしかったら
どうしてもって言ってねって言った時に
大人も言うわけですよ
言わなきゃいけない時
40分には大会行かなきゃいけないから
これ先生のどうしてもだからって言ったり
そうするとね
リフレクションが入るんですよね
その時になんか
筆箱の中に鉛筆4本ねって
言った時に
これどうしてもじゃねえなみたいな
はいはいはい
これが結構重要で
あれ俺学校でどうしても
一番使ってんの圧倒的に先生じゃん
って気づくシステムっていうか
だからなんかちょっと譲って
できればでいいけどねみたいな
言ったのに
そうそうそうそう
子供はどうしても
いやもうちょっとあの鉛筆
じゃなくてシャーペンがいいですって言った時に
ちゃんとこう大人が
ちゃんとそこを受け止めて考える
どうしても鉛筆にさせたいの
うんうんうん
シャーペンでいいんじゃないだって
どうしてもって言ってんだからさ
どうしても嫌なんだったらちゃんと大人が
言えとなんか当たり前だからとか
学校のルールだとかそんなケチくさいこと
言わないでいやあなたがどうしても
やらせたいんだっていう意思表示をして
うん
子供にちゃんと譲ってもらえと
じゃあわかったよとか言った時にすごい子供
愛おしくなるごめんみたいな
逆になんか
社会科見学の時はいいよとかなる
っていうね
それ大事かなと思ってます
はあ
すごい
一向の話どうしても聞きたかった
そして聞いてもらいたかったな
つまりは
ロックっていう環境だから
じゃなくて日本全国
どこの学校だって
大人も子供もできることとして
受け止めていいですか
いや僕できると思うんですよね
特にこのサイズのコミュニティってちゃんとやった方が良くて
うん
これが例えば1万人とか
自治体レベルになるとさすがにそんなこと
言ってらんないっていうのは分かるんですよ
でも同時にちゃんと声を上げる
国民
市民を育てていくってことはすごい大事じゃないですか
うん
でも今日本人ってどっか諦めてますよね多分
数決に鳴らされすぎちゃってるっていうか
どうせ俺が言っても変わんねえよ
この世界はって思っている若者が多い中で
もしかすると
世界変えれるとか
自分のもっと楽しく自分が作れるんだって
やっぱ
圧倒的に他の国に比べて
多いですよね
だから少なくともそこは変えていこうよ
みたいな
33:01
全部をそれにしなくてもいいんだけどせめて
教育
段階においては
どうしてもっていう
それを使った喜びとか
他者を尊重することの
喜びであるとか
A案B案じゃなくて
そこですごい色々話し合った結果
もっと良いC案が
見つかったとかいう面白さとか
そういうことが
いわゆるデモクラティック
民主主義の教育というか
面白さ喜びなんだろうな
それ伝えなきゃなと思ってるんですよね
詳しいです
壺ケンチは
息子にどうしてもかと
繰り返し聞くようになりました
それはどうしてもかと
寝たくないって
友達と遊びたいって言うけど
それはどうしてもかって聞くようにします
その顔は優しい顔で聞いてますか
大丈夫ですか
ぷんぷんの顔で聞いてないよね
じゃあしょうがないか
じゃあいい
僕どうしても
ミノさんからよく聞いてたじゃないですか
学校に僕回って
研修とか一緒にする中で
この前いいシーンがあったんですよ
1年目の子が
終盤ねもう終わりかなって時に
スーッと手を挙げて
どうしても言いたいことがあるんです
聞きましたどうしてもって
どうしたんですかって聞いたら
私はどうしても
カフェを作りたいんですと
学校に小学校ですよ
公立の
最初みんなシーンってなったんだけど
校長がどんな感じって
聞いてくれたんですよ
そこなんかいいなと思って
いやいやそんな難しいでしょとか
笑いに流したりとかもできるじゃないですか
聞いてくれたんですねどんな感じ
そしたら結構いい感じだったんですよ
今カフェ計画が
埼玉県なんですけど
進んでいましてその若手の
どうしてものおかげでみんなが
どうしても言いまくるわけですよ職員室で
いやこれやりたいなとか
お祭りやりたいなとか
先生のPBL作ってなんかこれやりたいとか
やりたいであふれるわけですね
開放されたんだ
開放されるわけですよ
たった一人のどうしてもで
これまでそういう経験なかったんだけど
それをみんな知っちゃったから
なんて幸せな場になるんだって
どうしてもが言える場っていうのがすごい幸せなんですよね
そうだから使った方がいいって
言っててどうしてもの使いどころと
使い方を知る
だからなんか一週間
使えなかったらちょっと反省返すんですよ
今週使ってないのはどうしよう
みたいな
じゃあちょっとどうしても今から
1分間ダンスしていいみたいな
とりあえずなんか使っとけみたいな
使わないことに慣れてたんで
だからためて使うことがありますね
なるほど
ここだみたいな
ここずっと使ってなかったからここで
やっぱ子供たちにも感情あるんで
さっきの話じゃないけど
毎回使ってたらやっぱり対抗馬生まれやすいのも
わかるじゃないですか
じゃあお前いつもやってんじゃん
みたいになってくるし
36:01
でも別に何回使ってもいいんだけど
でもなんか逆に
譲ってると
ここぞという時に使いやすくなるみたいな
大人の世界もそうだと思うんだけど
本当そう
なんかね
それをやってるんだろうなって思いますね
これは本当学校のみならず
僕は家庭でもそうですし
会社でもね
使える感じがしますよね
しかも使っていったほうが
他の人も解放されるっていうのが
すごい後押しになるなと思って
めちゃめちゃいい話でした
どうもありがとうございます
僕のどうしても聞きたいナンバーワンは
やったんですけども
あとどうしても聞きたい質問が
あと20
ちょっと一回ストップしますね
これ終わんなくなっちゃう
みなさんのどうしてもに
会場の方がいらっしゃいますので
会場の方のどうしてもに
バトンタッチしたいと思います
というわけで前半ありがとうございました
ありがとうございました