2022-05-01 41:07

#17「夢を持たなきゃダメですか?」ゲスト:山本崇雄先生(後編)

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テーマ「夢を持たなきゃダメですか?」として「『学びのミライ地図』の描き方」を出版された山本先生をゲストにお呼びしました。

山本先生が覚悟を語る熱い後半までぜひお聴きください!

《 ゲスト:山本崇雄先生 》

複数の学校、企業と雇用契約を結んでいる二刀流(複業)教師。都立中高一貫教育校を経て、2019年より新渡戸文化中学校・高等学校、横浜創英中学高等学校、浜松開誠館中学高等学校の他、日本パブリックリレーションズ学会理事長、News Picksなど複数の団体・企業でも活動。 子どもの「やりたい!」を自律した学びにつなげる

「学びのミライ地図」の描き方(学陽書房)
http://www.gakuyo.co.jp/book/b599269.html 

《 つぼけん 》 

1982年生まれ。東京都出身。大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、2005年に映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして多くのテレビ番組に携わる。子どもが小学校に入ったことがきっかけで、日本の学校教育に関心を持つ。人生の目標は「Happiness Creactor」(=自分も他人もしあわせにできる創造力をつくる) 

《 大ちゃん:大野大輔 》 

1991年生まれ。東京都出身。学校と自分が嫌いだった小学生時代を、当時の恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。現在は東京都北区立赤羽小学校の研究主任として、児童に自己決定のある授業や、みんなが幸せで働きやすい職員室づくりに挑戦中。人生の目標は「全国の共育者と子どもを幸せにすること」座右の銘は「最高のNo.2」「認任」 ○ともはぐ(共育)代表 ○教育の窓口 共同運営 ○REACHER BASE 共同運営 ○先生の幸せ研究所 第3期 ○オンライン市役所 東京都会幹部 

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【つぼけんTwitter : @tsuboken_mol】

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ではですね、後半はちょっとテーマに戻りまして、今回のテーマは、「夢を持たなきゃダメですか?」ということなんですけれども、
オープニングトークでは、やっぱり夢イコール職業では別になかったはずだよね、とか、どうなりたいじゃなくて、どうありたいっていう方を聞くべきだったんじゃないかな、とか、
そんなお話が出てきたんですけれども、ちょっとですね、1個文章を紹介させてください。
平野慶一郎さんという小説家の方が書いたツイートなんですけれども、1つ読ませていただきたいと思っております。
若い人への夢を持ちましょうというメッセージは、結局のところ、自己責任論の強化でしかないのではないか。
やりたいことを自然と見つけられて、それを支援してくれる体制が社会に整備されることこそが大事で、
学校教育等でそれが整わないまま、個人の尻を叩いても辛くなるばかりだろう。
とツイートされていて、いやその通りと思ったんですけれども、山尾先生いかがですか。
そうですね。後半の学校教育等で、整備されていないっていうことが本当にその通りだなと思って、
昔から日本の学校って夢を一つに持とうとか、部活も一度入ったら3年間継続とか、
途中で変えることに対してすごくネガティブなものを持っていたんですよね。
でもこれからの社会を考えると、一つの会社に一生勤めるというよりも、
常に自分をアップデートするために様々な働き方をしていくっていうことの方が、
リスクマネジメント的にもとても大事だと思うんですね。
一つの会社がずっと倒産しないでいるっていうわけではないと思うので、
そういう意味で僕は今副業してるって働き方を子どもたちに実際に見せたいっていうのはそういう意味で。
だから夢もたくさんあった方が、Aっていう夢がダメだったらじゃあBいこうとか、
AもやりたいしBもやりたいけども、Cから実現しようかとかっていうことができるわけですよね。
ですからそのたくさん選択肢を持つっていうことが、ここでいう整備をしていくっていうことだと思っていて、
子どもたちに夢をたくさん持とうとか好きなことたくさん持とうとか、
そんなことをすべての大人が言い続けたら変わるんじゃないかなと思うんですね。
夢を持とう、ただしたくさん持とうっていうのはちょっと新しい意見かもしれないですね。
なので学びの未来地図の地図はマップが一つじゃないんだと、たくさん持ってたっていいんだと、いろんな地図があるよっていうことですかね。
そうですね。例えば僕昔、高校3年生の進路指導をやっているときに、
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その医者になりたいんですっていう子どもと対話をしていて、
まあ医者になるためには医学部行かなきゃいけないよねって。
医学部、すごい難しいから何年も何年も挑戦する人いますよね。
だけどその医者になりたいっていうことの先にある志みたいなものを、
実はあんまり学校の先生と対話をしないことがあって、
実はそこが大事で、例えば
医者になって何を実現したいのとかっていう話をすると、意外になんかその安定してるからとか、
何年かいっぱい入ってくるからとか、モテるからとか、
あのドラマの何々さんみたいになりたいからとかっていうので止まってる子がいたりだとかして、
でもそもそもじゃあ医者ってなんだろうねとかって対話していくと、
もしなんかその子どもが好きで難病の子どもを助けたいとかって志が生まれてきたときに、
そこに矢印を書いたときに、医者っていう矢印以外に何があるっていうことを考えたときに、
まあ医療系で言ったら薬の開発だってできるし、看護師だってできるし、病院のスタッフだっていいわけだし、
病院に入って勉強をしている、院内学級みたいなことだってできるし、
そもそもなんかその病気の難病の子どもたちがハッピーに暮らせる仕組みを作るって行政の方かもしれないし、
いっぱい矢印出てくるじゃないですか。
だからその医者って道がダメでもその志をなくすことはない。
むしろその志を大切にすることが柔軟なその選択肢を持つってことに実は近づいていくっていうか、
選択肢たくさん持てばどの順番でやってもいいし、いつかまたその医者になるっていうことを実現したっていいし、
もっと言えばその医者とミュージシャンと作家とか、これぐらいの幅があっても僕はいいと思ってて。
それが一つに絞んなきゃいけないっていうふうにやればやるほど苦しくなってくる。そんな気はします。
ちょっと私どうしても言いたいことがあって、もっとまさにだと思ってます。今の話。
うちのもともと担任してた6年生の子たちとその対話をしてたんですよ。
夢は必ず叶うって講演をあるプロ野球選手の方から受けたんですね。
このロズってすごいこと言うなと思って聞いてたら100個持てばどれか叶うって言ってたんです。
それからちょっと影響を受けたYさんって子がいるんですけど、Yさんが言った言葉はかなり腑に落ちて、
将来の何になりたいかは手段なんだって話をしたんです。
そのYさんは何をしたいかというと、将来どうしても大好きな海外を、いろんな海外で暮らしたいと。
僕はそっちがもう目的で、それの目的達成のための手段で何の仕事をするかは何でもいいってそのYっていう子は言ってたんです。
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かなり本質近づいてるなと思ってて、何で働くかとかがもしかしたら手段なのかもしれないなっていうのと、
今山本さんおっしゃった、もう何個でもあっていいとか、いろんな矢印があるっていうのは本当にその通りだと思って。
僕も医者っていうことでちょっと思い出したんですけれども、アフリカのウガンダに取材に行ったことがあったんですよ。
で、結構地方の小学校だったので、貧しい町の小学生たちに、それぞれに将来何になりたいかって聞いたんですね。
そしたら、男の子はお医者さん、女の子は先生、以上だったんですよ。男の子はお医者さん、女の子は先生。
もしかどっちか、もう選択肢どっちかです。周りの尊敬する憧れる大人って、お医者さんか先生しかなかったんですよ。
だから、自分のお父さんお母さんは農家で働いてるかもしれないけど、それは夢には入らないよと。
じゃあ尊敬されている人は誰でしょうってなった時に、もう選択肢が2つしかないっていう状態で、それがめちゃめちゃ不幸だとは思わないですけど、
山本先生が選択肢っておっしゃった通り、想像すらできない。あれもこれもこれもいいな、ミュージシャンもかっこいいじゃん、いやでもあれ、こうやって生活できるかな、こんなに売れたら豪邸建てられるな、みたいな考え方がないんですよ。
で、そう考えると、やっぱり日本は、これがいいか悪いかは別として、可能性に本当にあふれていて、なりたいものに本当は何にだってなれるはず。
でも、何かこう自分で狭めているような現状っていうのがあるし、もったいないっていうふうに思ったりもしますね。
そのほんと教育の責任ですよね、その選択肢が少ないっていうのは。だからたくさんいろんな大人見た方がいいと思って。
今オンラインの時代で本当にいろんな大人と教室をつなぐことができるので、学校の先生にロールモデルが見つからなかったら、卒業までにいろんな大人を見てロールモデルを見つければいいと思うんですね。
先生を尊敬しなくたって別にいいと思って。たくさんの大人を見て、こういう男性になりたい、こういう女性になりたい、こういう大人になりたいっていうのを見つければよくて。
僕らの価値観っていうのを本当にできるだけ押し付けない方がいいと思うんですね。
なんかその、YouTuberになりたいって言って、それだけじゃ食っていくの簡単じゃねえよってよく言う大人いるんですけども、YouTuberもやればいいんですよ。
だからその一本にする必要は全くなくて。うちの息子が今大学1年まで、この春で2年になったんですけども、
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音楽が好きで、ミュージシャンにもなりたいとかって思ってて、だけどもそれ一本でやろうっていうのは彼は全然思ってなくて。
昔だったらその路上ライブやったりだとかして、人を止めるのってめちゃくちゃハードルあったんだけど、
ほんとTikTokだとか、インスタライブとかで、そこそこの人が聴いてくれるわけですよね、自分の歌を。
めちゃめちゃもうそれでもミュージシャンじゃんっていう。
それで何かを稼ぐとかっていうことが仕事ではなく、その自分のやりたいことをやって、誰かがハッピーになったりだとかっていうことをやっていけばいいわけで、
別に音楽やめる必要ないじゃないですか。それで、もしかしたらそれでお金を稼げるようになるかもしれないし、
それが仕事になるかもしれないし、それがきっかけで何かその音楽関係の仕事につくかもしれないし、
だけども今言ってる大学の文学部の興味のあることに仕事になるかもしれないけど、
何かそういうのを全部両立していっちゃえばいいと思って、その週末だけYouTubeで配信する人がいてもいいと思うし。
学生時代にYouTuberとして何かそのフォロワーが1万人いますとかって言ったら、
まあそれめちゃくちゃスキルですよね。
すごい。
だから何もやることはありません、でも偏差値60ですっていうことを、YouTube配信してフォロワー1万人いますっていう、
どっちが企業が欲しがるかっていう。
欲しいっす。
そうですよね。
僕らのチームに欲しいです。
ですよね。だからもう本当価値観を変えなきゃいけなくて、偏差値取ることって何の役にも立たないんですよ、本当に。
だからそれより何をやりたいのかっていうのをどんどん増やしてあげることが大事で、
それを本当後押しするのが学校で周りの大人で親であったり、だから子供のやりたいを止めないほうがいいですね。
いやー僕もそうですけど大ちゃん先生が首がもげそうなくらいうなずいてる。
取れる取れる。もう本当にちょっと2回前のこのラジオでお話してくださった日陰太郎さんがやってるようこそ先生って取り組みがあったと思うんです。
そのようこそ先生はまさにその山尾さんおっしゃったロールモデル、たくさんのロールモデルに出会える場を作りたい。
そうするときっと子供たちはいろんな選択肢ができてハッピーになってくだろうと。そういう信念でやってるんですね、ようこそ先生。
で、いろんな社会で活躍する方を見て話を聞いてると、やっぱりそれをおっしゃいます。あなたの好きは何ですかとか、みんなの好きを大切にしようよって。
その好きがもしかしたら仕事になるかもしれないし、別に仕事にならなくても趣味になるかもしれないし、その趣味でもしかしたらちょっと稼げるかもしれないし、もう可能性が溢れてるんだって言って。
そんな話をみんな共通してするんですね。で、このね、ちょっと本に戻るんですけど、やっぱ山尾先生がその好きっていうのをかなり子供たちを大事にされていて、それで学びを組んだりとか、その好きで社会課題解決できませんかとか、いろいろ問いかけてるのを見てると、
12:04
なんかこう、子供の好きっていうのをもっと大事にしてあげることが、なんかこう夢に繋がってくるのかなっていう、そんな感じもしましたけど。
うんうん、おっしゃる通りです。だから自分の好きを誰かに認められると、すごい自己肯定感上がりますよね。
なんか好きなことが共通したりだとかすると、なんか好きなアニメ何見てんのとか、なんかそういうので一致していくと、お!ってなりますよね。
なんかその、好きがたくさんあればその確率上がりますもんね。
上がりますね。最近その企業の方で名刺とかもらうと、好きなことが書いてあって、所属が書いてないって名刺結構あるんですよね。
分かります。
ね、あれすごくいいなって思います。だからその方が掛け算生まれるって話をしてて。
えー、いいな。そういう名刺作りたいですね。
作りたい。
山本先生なんて書きますか?
何書くかな。その最近王様ランキングってアニメに結構出てるんですよね。
はいはい、大好きです。
うん、なんだろうな。あとそうね、家系ラーメンとかかな。
あー、いい。
意外ですね、意外ですね。これ話盛り上がっちゃいますね。家系好きなんですか?
いや、僕そのある方であったのが、牛乳大好きって書いてますよ、名刺に。
えー、最高やんこれ。
あの人経済産業者の人なんですよ。経営参照って書いてないですよ。
牛乳大好きって。で、その牛乳で起きたコラボで、今度ね、転職するんですけど、あ、いいんだよね。
転職するんですけど、それでね、お店開くんですって。
えー、牛乳の。
吉祥寺に。
すごい。
そう。で、やっぱ好きっていうので、こういろんな可能性がね、出てくるっていうのは間違いないですね。
いいっすね。
いい。
じゃあ僕もいつかラーメン屋になるかもしんないですね。
本当ですよ。副業の5つ目ぐらいに加えていただいて。
5つ目ぐらいに。
いやー、でも本当に、子供の教育って面でもとってもいいですし、大人もなんかそうなったらいいですよね。
こういうの好きなんですよねとか、それでこうコラボが生まれたり、
えー意外なんて言って意外な一面が生まれたり、なんかそっちの方がいい世の中だなって改めて思ったりもしてる。
本当そうですね。
1つじゃなくていいっていうのは、なんか子供ももちろん幸せになる言葉だと思うんですよ。
なんかそれで1個ダメだったから僕はもうダメなんだと思って、やっぱ命を断つ子も今いますよね。
それからこの学校で会わなかったから僕は私はダメなんだとか思っちゃう子供もいるし、そうじゃないんだっていう。
で、大人もそうだと思ってて、僕はこの企業でダメだったからダメな人間なんだって思わずに、
もうね、自分の好きをもう1回見て、なんかこう色々探るっていうのがあると、なんか社会全体でね、ハッピーになっていきそうな感じすらしますけどね。
15:04
あと順番もどの順番でもいいっていう風に。
あー。
なんか18歳に大学行かなきゃいけないっていうことも。
なんかやりたいことの中に世界を見るとかがあれば、先に世界見てから大学受けたっていいじゃないですか。
確かに。
いやなんかもうその方が価値があるかもしれないし。
今日なんかその後半のテーマ、夢がなきゃいけないですかっていうのも、なかったらそのやっぱしなくても全然OK。
その無理に作らなくてもよくて。
でもその志をなんか見つけるためになんか世界見るっていうのは全然アリだと思うんですよ。
無理やりなんかその大学に行ってやることがないっていうことよりも、順番が違っても全然いいと思うんですよね。
っていうことをたくさんの大人が言ってあげれば、親も安心するし、子供も安心すると思うんですよね。
なんかその18歳でなんかその、うかんなかったら一浪だとか二浪だとかっていう表現ももうやめた方がいいんですよね。
ほんとですね。
僕は企業の採用担当で面接とかもしたりするんですけど、普通にストレートで入ってきて一生懸命部活動やってきた子とかももちろんいいんですけど、
仮に2年世界を回ってきてその後大学入りましたっていう子がいたら、断然そっちの方が有利だと思いますよ。特に僕らの業界では。
断然有利ですね。
その情報を発信してくださいよってことですよね。
そういうことですよね。
ほんとに。
一浪とか二浪とかするのがなんか価値が下がるみたいな、
無駄な時間過ごしてるみたいなことじゃなく、もうなんか自分をアップデートしてる時間だっていうふうに考えた方がいいと思うんですよね。
そういう意味では学びの未来地図が描けないときは、やっぱりその描ける、その熟していくのを待つ時間っていうのも必要だと思うんですよね。
それがなければなんか主体的に人生を作っていくことができないと思うし、
自分が主体的に作れない人生って絶対つまんないと思うんですよ。
なんかの調査で、親が子供についてほしい職業ランキング1位がやっぱり公務員だったりするじゃないですか。
そうですね。ずっと根強いですね。
それはほんと知らせるのかどうかってことですよね。
だから公務員は安定してるし、だけどもなんか上から降りてきたことをやらなきゃいけないことは多いと思うし、
クリエイティブじゃなかったりすることも。
もちろんクリエイティブなことができる部署もあると思うんですけど、
むしろなんか選べないじゃないですか、でも。おそらく。
そういうことよりもこれを実現したいからこういう仕事に就きたいとか、
なんならその仕事がなかったら作り出そうぐらいの、それぐらいの地図が描けたほうが人生楽しいと思うんですよね。
めっちゃいいわー。
めっちゃいいわー。山尾さんの本でまた風船張ったところに、
もう学び始めの遅すぎるってことないんだって話書かれてるんですよね。
それをね、今聞きながら私父親思い出しまして。
18:03
父親。
ある企業でずっと長い期間勤めてたんですよ。
でもその時の父はかっこよかったんですけど、なんかこうやっぱ疲れてるし、
幸せそうかって言われると家族のためっていうのは強かったなって、
それはありがたかったんですね。
でもその退職をして、で第二の人生で別の場所に今住んでるんですけど、
今ね、ゴルフ場で働いてるんですよ。
で、父はゴルフ大好きなんですよ。
ずっともう休みがあればゴルフスイングとかして私にも教えてくれたりとかして、
今ゴルフ場で働いてるんですけど、今一番若い顔してる。
かっこいい。
一番若い顔してる。
僕が見た顔史上今一番キラキラしてて、
運転も好きなんでね、バスの運転とかもしたりとか、
あと海の近くなんで、海とかを歩きながら過ごしてるんですけど、
そうやっていつからでも遅くないっていう、
なんか父も見ながらね、私は感じました。
自立の話をしてる場で、僕は公園とかでね、
そういう学びしてたら、学びの保障ができないんじゃないかっていう質問が来て、
例えばその人大学の先生だったんですけど、
大学生にも入ってなってね、文数ができないとかって、
学びの保障ができてないんじゃないですかって、
言われたんで、もうめちゃくちゃカチンと来て、
なんで大学生で文数できないのがダメなんですかっていう、
その大学は合格させたわけですよね、その子。
合格させたんだったら、文数ができなかったとして、
文数ができるようになりたいと思ったら、そこが学びのスタート地点なはずで、
何歳になってもやり直したいと思う気持ちを、
そういう形で潰してはいけないっていうふうに思うんですよね。
なんで大学生になってもこんなのができないのっていう、
本当にひどい、教育者としてはひどい発言だと思うんです。
高齢になって中学校やり直したりだとか、
そういうのって新聞記事になったりだとかして、
誰もそのおじいちゃんおばあちゃんのことは批判しないじゃないですか。
だけどたった1年ね、たった1年、2年、
その学びが遅くなったらもうダメだって言っちゃうのは、
おかしくないですかって話ですよ。
何年経ってももう1回文数やりたいとか、
やっぱしここもう1回小学校のことだけでもやりたいっていう、
大人がいても笑わない、素敵だねって言える、
世の中にしないといけないと思うんですよ。
なんか今まさにその話で、
レーダーチャートがバランスよく広がってる人が、
いいってやっぱり根強いなと思っていて、
根強いですね。
根強いですよね。
なんかこの本にあった風呂敷の理論でいくと、
なんかこう1つレーダーチャートすごい好きなものが尖っていて、
21:00
他がちっちゃくたって全然いいと思ってるし、
むしろその方がね、
働いていくにあたって私はいいと思ってるんです。
でもなんかこう欠けているところに目が行く方やっぱりまだまだ多くて、
それで欠けているからあなたはダメですみたいな言う、
まさにその大学教授の話はそうだと思うんですけど、
別にその欠けているところを学びたいと思ったら学べばいいし、
別にそれができないからといって、
じゃあダメなのかといったらそんなことないっていうのは、
浸透してほしいです。
なんか今はね、機械に、コンピューター、AIに頼ることだって、
全然できると思うし、
Google先生に聞けばだいたい解決するじゃないですか。
もうそれで良くないですかっていう風に思いますよね。
めっちゃいいな。
僕はその山本先生が今、大学の先生っていうかね、
教育界にちょっと怒りを持って熱く語ってくれたことが嬉しくて嬉しいですよ。
熱くなってくれました。
いや本当まさしくその通りですよ。可能性を信じる。
山本先生はできないことは可能性だって本にもよくおっしゃってますけど、
それを信じられなかったら親なの?教師なの?
どうなの?って僕もすごく思いますし、
それから始まるよなって自分自身にもすごく思ってますし、
そうであってほしいなって改めて思いました。
というわけで、たくさんお話しいただいてありがとうございます。
すみません、そろそろまとめに入ろうかなと思うんですけれども、
選択肢ってワードであったり、自立っていうワードであったり、
いや一つじゃなくて選べるよねってことであったり、
たくさんお話しいただいたんですけれども、
テーマに戻りまして、夢を持たなきゃダメですか?
そうですね、じゃあ高校生ですかね。
高校生でそろそろ進路を決めなきゃいけない。
でも僕は私はちょっとどこの大学に行って何を勉強するかってまだ決まってないんだ。
先生、夢がなきゃダメかなって山本先生言われたらなんてお答えになりますか?
そうですね、夢っていうふうに聞いたときに、
その子が何を夢と感じてるのかっていうのを聞きたいですね。
夢がないってどういうことだろうっていう、
大地さん先生がおっしゃってたように、
夢イコール職業であることっていうのが多いと思うので、
なりたい職業ランキングとか、あのシステムをやめた方がいいっていうか、
あれが夢だと思っちゃう子が、
やっぱりああいうのを見ると擦り込まれてきちゃうじゃない、親も。
だけど、そもそもあそこに載ってる職業10年後あるかどうかも分かんないし、
そう考えたときに、あのリストに載るようなことじゃないことで何かないっていう聞き方をするかもしれないですね。
意外だった。
いい。
なるほど。
いいわ。
そもそも職業じゃないかもねっていうのは思ってましたけど、
24:03
中でもあれじゃないよねってことですよね。
あのトップ10のやつってこれなくなると思うよっていう話。
これは幸せにならないリストだなっていう話をして、
ここにないもの、何かないっていう。
むしろ何か自分で作ろうよみたいな感じのことを言うかもしれないですね。
もう何かこれっていう職業とかじゃなくて、
あなたなんだと、あなたっていう仕事であったり存在であったりっていうことを声掛けする感じですかね。
そうですね。なんか坪けんさんもそうだと思うんですけど、
自分が何か作った作品で誰かがハッピーになるってことがすごく働き甲斐になるじゃないですか。
だいちゃん先生も先生としていろんな承認欲求があったとしても子どもたちがとにかく幸せで
笑顔で学校に来てくれたらもうめちゃくちゃハッピーじゃないですか。
笑顔を生み出すとか幸せを生み出すっていうことが多分、
仕事の上でのものすごい大事な価値観だと思うんですよね。
そこがぶれないような対話はするかなと思うんですよね。
その子がどんな時に誰かを笑顔にするのかっていうことを、
それは教師としては常に見ていてあげたいなっていうか、
その子が周りをハッピーにする瞬間っていうのを
どの子も必ずあると思うので、そこがその子の価値観のコアになるべきで、
レーダーチャートの数学が飛び出てるとかっていうことも素晴らしいんですけども、
その数字に現れない、つぼけんさんがレーダーチャートで
どこが飛び出てるかなんて分かんないじゃないですか。
むしろそれは飛び越えて、数字で測れないところで
つぼけんさんの映像の価値っていうのは出てきてるわけじゃないですか。
だからレーダーチャートもやめたいですね。
レーダーチャートもやめて、テストの点数だとかも
隣の子と比べてどっちがいいのか分かんないようなフィードバックってできないかなと思ってて、
できないことが多い子の方が可能性の塊だよねっていう言葉が載ってるとか、
できないことっていうのができなかった以上ではなくて、
そこは伸ばそうと思えば伸ばせるところだよっていうことが分かる方が価値があると思うので、
そういう言葉をかけるシステムにしていけば、通知表とかも54321じゃなくて、
クラスでシャッフルしたらこれいいのか悪いのか分かんないぐらいのコメントが書いてあるみたいな。
君の可能性はここを伸ばすともっと良くなるよとか、
君の好きはこんなとこで素敵だね、もっともっと伸ばしてほしいなとかいうのが書いてあったら、
あれなんかそのA君とB君比べても好きが違ってたりだとか可能性伸ばすところが違ったりだとかしてて、
27:01
全て可能性につながってるみたいなフィードバックができるような、
そういう評価になってほしいなって思うんですよね。
めっちゃいいわ。
なんかすごく熱を感じるんですよね。
本の内容は僕はもちろん近しい存在で言いさせていただいてるんで、
内容は分かっていたし、そうだうんと思ってたんですけど、
やっぱこうやってお話を聞いてると、
もうこうなるんだなっていうふうになんかワクワクする気持ちにもなりますし、
なんかめちゃくちゃ楽しい時間でした。
山瀬先生どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
お話していただいていかがでしたか?
そうですね、割とポジティブに聞いていただいたんで、
僕のやってる作業って本当にジョン・レノンがイマジン歌ってるみたいな、
寂しさっていうのは実はあって、
これを言うことによって今までの価値観を否定したりだとか、
今まで教師として自己肯定感を持ってた部分を、
ある意味否定しなきゃいけない時っていうのが来ると思うんですよ。
それってとっても苦しい作業だっていうのは分かってて、
僕がこうやって発信すればするほど苦しい先生っていうのが実は出てきてるっていうのが、
一方であるんですね。
僕がこういうことを話してるからこの先生苦しいんだろうなって、
思ったりだとかすることっていうのが時々あって、
そういう意味ではすごく孤独な戦い、戦いって言っちゃいけないですけど、
孤独な作業なんですよ。
こういう発信をするってことは苦しい作業をしなきゃいけないっていう部分で、
そういう意味ではすごく僕は発言だとかに責任を感じていて、
だけども、ここを乗り越えてこそ先生たちも笑顔になると思うし、
その先生に教わってる子どもたちも笑顔になると思うし、
その先生の裏には本当に何百人っていう教え子がいるわけで、
一人の先生が苦しいけど自己変容することっていうことが、
たくさんの子どもたちを救うことにつながる。
そこが僕の中ではモチベーションで、
そういうことを強いることは実はすごい苦しい作業でも一方あるっていうのは、
今日はすごい心地よくお話しさせていただいたんですけれども、
そういう意味ではこういう考え方が普通になってきたほうが、
苦しい先生がいなくなるっていう面では、
どんどんどんどん発信していけないなとは思ってます。
いやー、ちょっと知らなかった一面ではあるんですけれども、
僕と大ちゃん先生もよく自分たちはマイノリティだねっていう話をするんですよ。
子どもの可能性を信じるとかいうことで完全に共通していて、
だからこそこのポッドキャストやってるので、
今先生がおっしゃった意味としてもよくわかるんですけど、
そこに孤独感と、でもやるんだっていう覚悟を持って、
突き進んでいるんだっていうのは実はちょっと知らなくて、
30:03
そのでもやるんだのエンジンになっているものっていうのは何なんですか?
やっぱりそうですね、
企業の方とか学校を越えてあらゆるステックホルダーと話をすると、
やっぱり今の日本は本当に心配だって皆さんおっしゃって、
この30年が失われた30年って言われたり、
いろんな表現されてると思うんですけども、
世界から見てやはり日本だけが急激な人口が減ったりだとか、
世界が経験していない局面に入っていて、
そういう中で教育システムが130年全然変わらなかったりだとか、
アメリカだとかの企業にどんどんどんどん日本の企業が飲まれてっちゃうみたいなところに、
60代70代の大先輩たちが本当に危機感を持っていて、
それを皆さん変えるには教育しかないって、
教育しかないんだから山尾さんしっかり頼むよっていう声もたくさんあって、
その辺で覚悟がかなりできてきたっていう感じですかね。
本当に戦後の日本を作ってきた人たちが、
僕みたいに自分の息子みたいな世代の一教員にいろんなことを託してくれるっていうか、
覚悟であったりだとか期待だったりだとかっていうのを考えると、
一つの学校を変えるっていうことだけじゃなく、また教育を変えるってことじゃなく、
本当に日本の10年後20年後を変えていく、より良い場所に変えていくために、
子どもたちがどう生きるかっていうことが本当に大事なんだってことを、
皆さん本当に心から言ってくださるんですよね。
その声が本当に支えになるというか、
いろんな孤独であったりだとか批判だったりだとかっていうのはたくさんあるんですけれども、
そこに行き着くと、本当に日本を良くしたい。
自立した民主的な国民に成熟させるために教育を何とかしたいっていうのが原動力ですかね。
ヤモン先生の覚悟をめちゃくちゃ伝わってきました。
思いがある先生だってももちろん知ってましたけれども、
ここまでの覚悟を持って突き進んでいらっしゃったっていうのは、
まだそこまで知らなかったので、今回お話しできて本当に良かったです。
ありがとうございます。
本当にどうもありがとうございました。
というわけで、締めさせていただきます。
今回のテーマは、「夢を持たなきゃダメですか?」ということで、
ゲストは山本高雄先生でした。
本当にどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは、エンディングです。
33:21
いやー、熱い熱い熱い。
熱い思いをいただきましたね、大ちゃん先生。
これね、エンディングだけで1時間ぐらいね、行かないようにしなきゃいけないですよ。
ちょっとこれいいですか、語って。
どうぞどうぞ、言ってください。
公立の学校のものとして、
三戸さんから勇気をもらっていたのは、
これなんでなんだろうっていうのは、今日ある意味わかったんですけど、
やっぱ山本さんの覚悟の部分、
日本の教育を有力にしたいんだっていうところが、
その言葉は聞かなかったにしろ、取り組み、発信から、
それで勇気として私に届いていたんだなっていうのが本当にわかりました。
1回目のラジオの伊達さん。
伊達さんから教えてもらったんですけど、
公立の学校を変えるんじゃないんだって話をされて、
今、公立の先生たちが手をグッと何年も握りしめてきた教育があるとしますと、
それをパッと話すっていう、
作業をみんなで勇気を出してやっていくんだって話を聞いたことがあるんです。
それは大事にしてきたものがあって、
それをパッと話すっていうのは、
手を開くっていうのはすごく勇気のいることなんですよね。
きっと山本さんがおっしゃっていた苦しさっていうのは、
それを公立の先生たちにやってもらわなきゃいけない瞬間が来るってことだと私は捉えたんです。
その手をパッと開いて大事にしてきたものを1回アンランするというか、
手放したときに見えた世界っていうのは、
なんか心地よくて、失うではないですよね。
新しい子供の見え方がするんです。
それを私もやっぱり、これからも勇気を出してやっていきたいなって、
改めて勇気をもらえた、そんな会でした。
いや、ほんとそうですね。
僕も本当に何度も繰り返せるように考え方のベースは知ってますし、
改めて今回の本だけじゃなくて以前の著書も読んでいて、
できないことは可能性の話であったり、
子どもたちのやりたいって何も叶わない素晴らしいことだよねとか、
自立ってことであったり、
もう完全に僕の知識の中に、中間の中に、子育ての中に組み込まれている。
これも山本先生の考えだった。改めて、
そうだそうだ山本先生が考えていて、
36:00
僕に今インストールされていることだなみたいなことを、
ここ1年ぐらいの自分の考え方を本を読んでまた再発見できたんですけども、
今日お話ししてみてまた全然違ったなと思っていて、
それがこう、大ちゃん先生も言った通り、
全ての人にとって今すぐハッピーなこと、
特に先生、学校の先生にとって今すぐハッピーじゃないかもしれないってことを、
分かっていながらも、でもやるんだっていう覚悟を聞いて、
ちょっともう熱くなっちゃいましたね。
でもなんか、まさしくシャープ一の中伊達先生、伊達さんがおっしゃった、
あなたの隣の先生は幸せですかっていう言葉が、
やっぱりずっと心の中に残っていて、山本先生のやっていらっしゃることは、
もしかしたらそれに反することかもしれないわけですよね。
短いところだけ見たら。だって金髪先生のような熱い熱いカリスマ教師が、
先生、素晴らしいですね。先生のおかげでおかげでって言って、
本当に素晴らしい教育をやってきたんです。
それって完全に否定することはできないし、
それによって成長できたんですっていう人が日本中にたくさんいて、
素晴らしい先生がたくさんいるわけですよ。
それをちょっと待ってってブレーキをかけるっていうのは、
確かに僕が山本先生だったら、そのブレーキを思いっきりギューってかけられるかって、
ふと振り返っちゃいましたね。
結果、途中ね、それが不幸せかもしれないけど、
たぶんその先にその先生にとっては、
ハッピーな教育だなって思える瞬間がきっと来ると私も信じているので、
そういう意味ではその覚悟っていうのは本当にありがたい勇気の一歩だし、
私は改めて尊敬をしました。
だんちゃん先生も山本先生の覚悟が何パーセントか一部か乗り移ったんじゃないですか。
僕だってそうですもん。
ものすごいエンパワーされましたよ。
くじけないっす。
くじけない。いいですね。いただいちゃいましたね。
くじけたとしても大丈夫って思いました。
なるほどなるほど。
頑張る。
頑張る。
頑張る。
本当に聞いてくださっている方もたぶん熱いものが拒愛したと思うんですよね。
何か子育て中の方もいらっしゃいますし、先生も聞いてくださってますし、
仕事を頑張っていらっしゃる方もたくさんいると思うんですけれども、
ふと自分は孤独だな、この方向だとちょっと短期的には誰かを傷つけちゃうかもな、
みたいなことでも山本先生の言葉を思い返すと、
いや間違いないんだと。
自分の地図、自分が描くべき未来の地図っていうのはこっちの方向なんだって本当に心底を思えていたら、
39:04
きっと勇気を出して踏み込むことができるようになるような話だなっていうふうに思いましたし、
なんかいただいちゃった回でしたね。
いただきましたね。そして今のつぼけんのまとめね。
最高。
明日からまた仕事頑張れそうだなと。
はい。
こんな形ですごく熱いメッセージをいただいたんで、聞いてくださった方も何か感想がありましたら、
Twitterでシャープほぼ教、ほぼがひらがなで教が教育の教って感じで書いていただけたらとっても嬉しいです。
メッセージ書かなくてもね、グッと思ってくださるだけでもとっても嬉しいですし、
伝えてくれたらなお嬉しいなというふうに思ってますし、
ぜひぜひ孤独だなと思っている方も僕らの仲間になってほしいなというふうに思っておりますので、
ぜひメッセージをいただければなと思います。
最後、だいちゃんのエッセイ何か一言ありますか。
これからもニトベの先生たちから勇気をもらいつつ、
自分は公立学校でできることをやっていきたいなと思いました。
本当に感謝しています。
そして聞いてくださった皆さんも本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
僕はもちろんだいちゃん先生はニトベ文化学園推しですけど、別に我々何ももらってないですからね。
そりゃそうですよ。
そりゃそうですよ。
だってすごいんだもんってことですよ。
そうです。ただただ尊敬ってことなんで。
これからもニトベ文化学園の先生も他にもね、もっとチャレンジングな覚悟を持った先生たくさんいらっしゃいますので、
先生も先生じゃない方も呼んでいきたいなと思いますので、
僕らの番組も応援していただけたらとっても嬉しいです。
というわけで今回のテーマは夢を持たなきゃダメですか?
ゲストは山本孝夫先生でした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
41:07

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