00:00
あ、あ、これ聞こえますかね、これでね。
はい、バッチリ聞こえてます。そして、おもろいデッキは始まっております。
いや、久しぶりだ。半年ぶりだ。
いやー、なんか、なんかあれですね。なんか、感じますね、なんかね。
えー。
この、なんかの感情。寂しかったでもないし。
うーん。
やっとって感じでもないんだけど、なんか、やっぱりって感じかな。
やっぱり。
うーん、僕の中では。
やっぱり。
やっぱりいいなっていう。
うん。
一緒に話すのいいなっていう。
じゃあ、行きますか。
はい。
さあ、みなさん。僕は今日、とても喜んでおります。
お。
今ね、公園にいるんですけど、隣にはですね、あの方がいるんですね。
ええ。
つぼけんが、なんと、南極から帰ってきました。おかえり。
ただいま。
帰ってまいりました。
帰ってきました。
日本。
日本最高。
ちょっとみんなで言いましょうか。
行きますよ。せーのでおかえり行きます。せーの。おかえりー。
ありがとうございます。
ただいまー。
いやー、待ってきてましたよ。
帰ってきたー。桜の日本、最高。
ほんと日本っていいっすねー。
もうねー。
ちょっと衝撃だったのがね。
お。
なんか帰ってきましたっていうのをメッセンジャーで受け取ったときに。
はい。
写真が。
はいはいはい。
ねー、ちょっとかなりビジュアルが変わって。
そうなの。髭伸ばしてたのね。
髭伸びて髪伸びて。
髪伸ばして。
で、今日そのビジュアルで来るかなと思ってたら。
はい。
割とちゃんとつぼけんに戻ってて。
そうですね。南極人からだいぶ日本人に戻りました。
ちゃんと戻ってね。
はい。
あのつぼけんが帰ってきました。
今日、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ただいまー。
半年ぶりっすよ。
半年ぶり。
半年ぶり。
鈴鹿先生の収録が10月頭だったんで。
そうですよね。
僕の4ヶ月半南極に行ってる期間を超え半年ぶりに。
だいちゃん、元気?
いや、めちゃくちゃ元気ですよ。
まあ、いろいろありましたけどね。
あー。
楽しいことも考えたこともいっぱいありますけど。
うん。
いやー、つぼけん帰ってきて嬉しいわ。
あー、よかったよかった。ありがとうございます。
いや、本当に話したいことたくさんあるわけですよ。
リスナーの方にも聞いてほしいことが。
そうですよね。
たくさんありまして。
はい。
ちょっと何から話しましょうかね。
リスナーの方からリアルで会って、
つぼけんさんいつ帰ってくるんですか?とかね。
えー、マジで?
そうそう、本当に本当に。
で、なんかその方がすごい楽しみにしてたので、
今日はもうそれをね、
根掘り葉掘り聞きまくる回でいいんじゃないかなと思うんですけど。
あー、うれしい。
ちょっとあの、解説しとくとですね。
03:00
はいはい。
僕はテレビのカメラマンやディレクターをやってまして、
テレビ局の仕事で、
南極地域観測隊64次隊というのに同行しまして、
4ヶ月半、南極観測船の福島船に乗って、
昭和基地で過ごして、
まあいろんな研究がメインなんですけど、
研究者の取材をしてきたということでございます。
いやー、すごいっすよ。
で、じゃあテレビとか出てね。
あ、そうですね。
うん。
一回中継させてもらって、年末に。
うちの妻がね、壺研に移ってたよって。
あ、ほんとに?うれしい。
そうそうそうそう。
いやでもね、あ、それ話したい。
僕中継やったんですよ。
はい。
中継尺で言うと2分ぐらいかな。
で、あの、僕出演する予定ってなかったので、
あ、そうなんですか。
中継しない予定だったんですよ。
えー、そうなんですか。
ただちょっとあの、天候の都合とかで、
本来に出る方がいられなくなってしまって、
急遽出ることになって。
そうなんだ。
で、僕実はね、中継したことなかった。
中継で喋ったことない。
初中継。
初中継。
初中継、南極。
一人スカイプ。
外っていうのがあって。
いやでもね、全く緊張しなかった。
えー、最初してなかった、全然。
全くしなかった。
楽しもうと思って、このチャンス。
だって、僕ほぼ今日で、
30分、1時間、2時間ベラベラ喋ってんだもん。
すごい、ここで鍛えられたからね。
と思った。
すごく思った。
全然もう、普段30分、1時間喋ってんだから、
2分ぐらい余裕でしょって、
初中継で思えるってすごいなって思った。
いやすごいですよね。
だって全然もう、流暢にね、
なんか慣れた感じで、
おかげさまで。
やってたし。
うん。
初めて南極でって人初めてじゃない?
初中継南極。
初中継南極初めてでしょ。
確かに初めてかもしれない。
えー、そうなんだ。
いやおかげさまですよ。
本当に評判良くてですね。
はい。
ありがとうございました。
そんなわけでいろいろ伝えたいことありますが、
一応いつもの番組のこと言いますね。
そうですね。
はい。
ほぼ教育最前線、
あなたに代わって私が聞きますという番組です。
公立小学校の先生である大ちゃんと、
普段は映像のカメラマンやディレクターを務めている
ツボケンという異色の2人でお届けする番組です。
学校教育をはじめ、
学びの最前線にいる方をゲストに呼んで、
ほぼ最前線に迫っていこうと思います。
ということでシーズン1やってまいりましたが、
シーズン1が僕の南極行きにも伴って、
一旦休止させていただきまして、
半年ぶりに戻ってまいりました。
何人かの方からね、
終わっちゃったんですかって話もあって、
これがね、終わりなんだけど始まりなんです。
シーズン2の話をしておきましたからちゃんと。
そうですね。
シーズン1の終わりがまたまたすごい、
巨人と会って終わったみたいな。
圧倒されちゃったよね。
丸裸になった感じ。
06:04
半年前のことですけど、
何回も聞いてるし今、
何回も思い出すもんね。
思い出しますね。
あれを機に考えて、
何かを変えてみたってこと結構あるんですよ。
相当なインパクトが自分の中でもありましたね。
ちょっと言える範囲で、
僕の南極の話をこの後たくさんしようと思うので、
言える範囲で、
だいちゃん先生は半年、
変わったことちょっとチラッとだけ聞いてもいいですか?
変わったことは、
何か自分にできることは何だろうってずっと探してたんですけど、
探してた。
もちろんこれかもなっていうのは見えてたんですよ。
でもね、明確にちゃんと見えましたね。
ほぼ今日のイラストにもあるような、
まさに北極星が僕の中ではかなり見えて、
コンパスがちゃんとピシッとそこを指してるとこまで、
このつぼけいない期間でね、
来ちゃったんですよ。
すごーい。聞きたい。
楽しくてしょうがない。
新天地というのをね、
これから歩んでいくってところまでは言えるかな。
なるほど。
めちゃめちゃ気になるところ。
それはまた次回ということで。
ぜひあげれば次回聞いてください。
ちなみに今いる我々がいるスタジオなんですけれども、
ちょっとBGMが聞こえてるかもしれないんですけど、
高速道路の車の音とか聞こえる。
すぐ近くに高速道路があり、
目の前には野球ができるですね。
グラウンドがありまして、
子どもたちがキャッチボールをしているという。
いい球投げてる。
はじめはね、スタジオちゃんと撮ろうとしたのね。
撮ろうとしたんだけど、
もう僕らも公園だと。
公園ですね。
合ってるなと思った。
でも桜が見えて綺麗。
綺麗ですね。本当にね。
天気もいいし、最高でございます。
じゃあ僕の話行っちゃいますか。
行きましょう。
もうね、聞きたくてしょうがないから。
あえてここまで何も聞いてないからね。
そうですね。
じゃあ今日のタイトル。
今考えたタイトル申し上げます。
はい。
つぼけんからだいちゃんに伝えたい3つのこと。
3つなんですね。
本当は多分1690ぐらいある。
あるある。
じゃあその3つ早速言っちゃおうと思います。
行きましょう。
1つ目、地球を見た気がする。
気がするまで行きましょう。
ガガーリンみたいなこと言ってる。
2つ目、研究者は探究者。
09:01
そして3つ目、宝鏡っていい番組だな。
この3つでございます。
最高。
今回3本立ててお送りいたします。
すごいわ。
じゃあ1つ目行きますね。
地球を見た気がする。
これね。
はい。
なんか壮大な宇宙に行った人が言うような言葉。
きっと帰ってきたら聞かれるであろうことっていうのをいくつかメモしたんですよ。
ていうか、人生で初めて毎日2機会したんですよ。
うわー。
手書きで。
で、聞かれるであろうことについて書いてたんですけど、
おそらく人生観変わりましたかって聞かれるだろう。
はいはいはい。
確かに聞きたいな。
で、おそらく聞かれるであろう人生観変わりましたかには、
正直そんなに変わってないなっていう実感なんですよ。
そうなんだね。
本当に素晴らしい思い出で、4ヶ月半、もう一生ない経験をして、
いやー最高だったなって思いつつ、
やっぱり仕事で言ってるので、
仕事で一生懸命毎日働いて結果が出せるように、
被写体の魅力が伝わるようにってことで考えていたので、
何か自分自身がガラッと変わった実感っていうのは実はまだないんですよね。
そうなんですね。
もうちょっとしたらあるかもしれないけど。
一生懸命やってたからね。
そうね、そうかもしれない。
多分使命感ありましたもんね。
これをちゃんと伝えなきゃとか、どう伝えればいいかってね。
そうそうそうそう。
なので本当に行きの船の揺れもすごかったし、
着いた時の昭和基地っていう基地でね、
基地を出ての南極の風景であったり、隊員たちと一緒に研究していくっていうのも、
帰りのオーロラも、もうすさまじい一生ものの思い出ではあるんだけれども、
でも人生観自体は、自分は自分だなと思ったのは確かめられたなと思います。
それいいですね。
なんか変わったっていうよりかは改めて何かを確かめたっていうところですよね。
そうですね。
ただですね、感動ポイントたくさんあったんですけど、
一番初めに感動した時があって、
昭和基地ってね、実は南極大陸じゃなくて島にあるんですよ。
そうなんですか。
そうなんです。東オングル島って島にあって、
基地からは海とはいえ氷なんだけども、
凍った氷を隔てて島があって、そこに基地が立ってるんで、
なのでその基地に行くためには、
白瀬っていう船からヘリコプターで行かないといけないんですよ。
白瀬が近くまで来て、
初めてヘリコプターが昭和基地に着くよっていうのを第一便って言うんですけど、
僕たちは取材側なので第一便に乗せてもらったんですよ。
なので隊長と艦長とか取材人と一緒に降り立った。
その降り立った昭和基地には30人の人間が待ってるわけですよね。
12:01
これが僕らは64自隊っていうチームなんですけど、
その全自隊、63自隊の越冬隊の方々が、
1年数ヶ月この基地を守ってきた30人がヘリポートで待っててくれるわけですよ。
彼らにとっては1年ぶりの人間ですよ。自分たち以外の。
僕がヘリの中から昭和基地の空撮をして、
まず第一昭和基地って本当にあるんだから始まるんですけど、
僕も地図上でしか見たことないですからね。
昭和基地がどんどん近づいてきて、降りてドアが開かれて、
そしたら30人がずらっとウェルカムトゥ昭和っていう看板を手に持ってるわけですよ。
この人たちがこの昭和基地を1年間守ってきたヒーローなんだみたいに思って、
すごく感動したんですよね。
感動しますね、これね。
それはちなみに何をどう守っていたっていうのか、そこは何なんですか?
そうなんですよ。それが地球を見た気がするに当てはまっていくんですけど、
昭和基地っていうのはあらゆるプロフェッショナルで構成されてるんですよ。
特にこの越冬隊の昭和基地も30人ぐらいで構成するためには、
いわゆる街の機能が、最低限の機能っていうのが全部ないと死んじゃうわけじゃないですか。
だからお医者さんもいるし、調理士、いわゆる南極料理人の方もいるし、
気象庁の研究の方もいたりとかして、
施設管理の方もいますよね。
電力を作るための機械担当の方がいる。
移動するための車両の担当の方がいるとか、
そんなありとあらゆるプロフェッショナルな方が集まって、
なんとかかんとか1年間30人だけで、しかもメリハリのある生活を作っていくっていうのが昭和基地なんですよ。
じゃあプロフェッショナルメンバーの30人ってことなんですね。
そうなんです。
すごいな。
しかもプロフェッショナルだからって、
じゃあ車両担当だから車両のことだけすればいいわけではなくて、
除雪があったらみんなでやんなきゃいけないし、
何かイベントがあったらクリスマスはみんなで楽しもうよとか、
イベント係とかパン係とかバー係とかいろいろあるんですけど、
プロフェッショナルたちが時にアマチュアとしてお互いを支え合っていくわけですよ。
やっぱりその様子を見ていくと、
これが社会だなとか、これが地球だなっていうようなことをすごく思ってですね。
なるほどね。
それで地球を見た気がするってことです。
深いですね。
すごい少ないメンバーかもしれないけど、
そこで地球としての関わりが見えたわけですよね。
そうですね。
これって村じゃん、これって国じゃん、これって地球じゃんって思って。
当たり前に生活してると気づけない関わりがそこではっきりと見えるっていうのを感じたわけですね。
15:05
そうなんですよ。
なんなら僕たち夏祭とか64時祭が昭和基地に着いて、
ちゃんとお風呂があるんですけど、船頭みたいにお風呂があるんですけど、
僕らが入った直後ぐらいにお風呂壊れちゃったんですよ。
そしたらその施設担当の方が直してくれるわけじゃないですか。
予定して。
直せる人がいるんですね。
だから僕ら、なんとなく風呂が壊れたら係の人が専門の人が直してくれるよっていう感じですけど、
違うんですよ。
お風呂を直してくれるのは柿内さんなんですよ。
柿内さんがいなかったらお風呂入れないし、柿内さんによって僕らはあったかいお風呂に入れてるんだなって感謝がめちゃめちゃあるわけですよね。
なるほど。
社会の中でね、普段忘れてるってかそんなことを毎回感じてたらね、生活できないかもしれないけど。
すごいなんか感謝を抱きますわ。
そうそうそう。
今僕もそれ聞いてね。
うん。
で、昭和基地から一歩出ると本当に美しいんですけど、
美しいのと表裏一体でやはり厳しい自然があって、
暑いか寒いかで言うと夏はそこまで寒くなくて、
何故ならちゃんとした服着てるんですよ。
我々は。
結構有名なアウトドアブランドの服を上下しっかり着てるんで、
それさえ着てればそこまで指がかじかむ。
何度くらいの寒さ?
寒くてマイナス15とか。
あーそっかそっか。
その島はですね。内陸行くともっともっと寒いけど。
あーそうなんですね。
全然。その限りブリザード、風は凄かったですけどね。
あー痛い感じなんですか?
そうですね。飛ばされ、わー飛ばされるみたいな感じの。
そっかー。
なのですっごい厳しい自然に囲まれていて、
もしも電気が切れてしまったり、食料がちょっと尽きてしまったりしたら、
30人が大変困ってしまうわけじゃないですか。
本当にこう厳しい何にもない宇宙の中にぽっかり浮かぶ、
地球のように見えてるんですね。
こんな、すごいなー。
こんなことを感じる場所って地球上にはここしかないよなっていう風に思った。
いやーいいっすねー。
なんか日常生活では感じられないところなんですよね。
多分ね、僕多分同時期、その感動してる時に僕はご飯炊き忘れて、
なんて日だって言って、地獄のような気持ちに言った自分。
ちっちゃーみたいな。
大切なことです。大切なこと。
急いでコンビニ行ってね。
ちっちゃーって思ってるじゃん。
そういうのを聞くとありがたみをね。
生まれの生活のありがたみも感じますね。
はい。そんなわけで地球を見た気がするでした。
いやーいい題名でしたね。
しかも題名負けしないエピソード。
すごいよかった今。
よかった。ありがとうございます。
じゃあ次参りますね。
はい。
3つ目、研究者は探究者としました。
18:02
これまさにね、何回かエピソードをしましたもんね。
このホボ教でも探究って言葉。
それがその中で見えたっていうのはどんな感じなんですかね。
僕らの取材のメインは、
研究者の方がどんな研究をして南極で何を発見したかっていうことだったんですよ。
で、お魚チームという南極の氷の海の下にいる魚を研究するチームのチームであったりとか。
魚チーム。
はい。
あとは水中ロボットを使って氷河のすぐ近くはどうなってるのかっていうのを
ソナーを使って研究するチームであったりとか。
はたまたアイスコアっていう氷の穴をどんどん掘っていって、
氷の柱の中には太鼓の空気が入ってるんですね。
なので氷を掘り進めれば掘り進めるほど、
深いところの氷を取れば取るほど太鼓の空気を分析することができるので、
地球の歴史というか地球の気温がどうだったかとか、
今までの歩んできた歴史が刻まれてるわけですよね。
そういうアイスコアを取る研究者たちのチームとか、
いろんな方々を取材してきました。
面白い研究。
中でもお魚チームの取材を結構僕やらせてもらったんですけど、
本当に3人いまして、3人が3人ともめちゃくちゃいいキャラクターで、
男性3人なんですけど、すごい楽しそうなんですよ。
そうなんですね。
氷に穴を開けて、穴を開けるの大変なんですけど、穴を開けて、
水を分析する機械みたいなのを通すんですね。
氷の開けたところから海底まで、何メートルのところが酸素濃度何%とか塩分濃度何%とか
出る機械があるんですけど、そのデータをラボで見てる3人の様子がめっちゃ面白くてですね、
グラフを見ちゃうわー、やばいみたいな。
予想通りだみたいな感じで喜んでるわけですよ。
かわいい。
全然なんで喜んでるか全くわからないけど、でも嬉しいみたいな。
これらが喜んでるんだったら嬉しいなみたいな。
そういう子供状態こそがね、かわいいな。
データでそれですから、魚釣った日にはもう大丈夫なんですよ。
そうですよね、データでそれですからね。
いろんな魚を釣って、同じ魚の中でもこの状態見たことないとか、
解剖してメスメスメスって続いたら、もしかしたらこの海域にはメスしかいないんじゃないかとか、
結局オツモ出てきたんですけど、みたいな感じで、
本当にいちいちワクワクしていて、
撮ってるこっちも嬉しくなってくるっていう感じだったので、
もう一日でも長く彼らと一緒にいたいなって。
海峡に出るのは風が強かったり、スノーモービルに荷物を積んだりとかするの。
21:06
ある程度肉体的には大変だったりするんですけど、
全然もうやるやるみたいな、穴掘るの手伝うみたいな。
僕はあの穴掘れるようになったんで。
習得してる。
採水のロープを引っ張るのがだいぶ上手くなって、
お魚チームの第4のメンバーとしてすごい頑張ってましたけど、
っていうやりたくなっちゃうぐらい、すごい素敵なメンバーだったんですよね。
楽しそうですね。
楽しかった。
そして、そんな研究者を支える大学院生さんが、
その方々もいるんですね。
そうなんですよ。
64自体、我々のチームの中でも6人かな。
そうなんだ。
結構いたんですよね。
みんな国立大学の大学院生さんが多かったんですけど、
北は北海道から南は高知かな。
いろんな大学から来て、それぞれの研究をサポートするだけじゃなくて、
自分の研究課題も持って来てるんですよ。
なるほど。
それは分かる範囲で募集とかなんですかね。勝ち抜いてきた人たちなんですか。
募集じゃなかった。
多分でも、そこら辺は詳しくはそれぞれの形態があると思うんですけど、
でもね、大学の先生からの推薦が多いんじゃないかなとは思いますね。
すごい経験ですよね。
男の子も女の子もいたんですけど、
みんな大人で頼もしくて、めっちゃよかったんですよね。
そうですか。
特に女の子でね、サバイバルが得意な、ガールスカウトやってましたみたいな、
陸上自衛隊で階級も持ってますみたいな、よくいないんですみたいな女の子がいるんですけど、
いろんなことを教えてもらって、僕にとってはもう先生ですね。
先生ですよね。
頼もしい。
本当にこんな彼らが地球科学を研究し続けてくれるんだったら、いいぞと。地球は明るいぞと思ったぐらい。
いやいや、思いますね。
そんな彼らの中でもいろいろ切磋琢磨して、長期間ですから夜飲んだりするじゃないですか。
それもなんか広い部屋で僕ら飲んだりとかできないんですよ。
60代の方々はお酒飲むのに制限があるので、
そうなんですか。
基本的にお酒を飲むっていうのはイコール部屋飲みになるわけですよ。
そういうことなんだ。
なので、大学院生さんから60代の方までいるんですけど、誰かの誕生日だってなったら、
10人、20人がちっちゃい部屋にギュギュ集まって部屋飲みするわけですよ。
いいな。宅飲みパーティーですね。最高じゃないですか。
そこで大学院生さんたちも厚い議論になっていくわけですけど、将来について就職をするのか、
このまま研究続けるのかみたいな話にどんどんなっていくんですけど、
でもお互いはお互い、あの子はこう考えてるんだみたいな感じで刺激しあってですね、
24:07
その後一緒にお風呂入りに行ったら、いやあいつあそこまで考えてたかみたいな感じで打ちひしがれてたりするわけですよ。
締め締めと思って。
いやいいですね。ラボみたいな感じでね。
そうそう。めちゃくちゃいい関係したね。
素敵な関わりが。そこに混ぜてもらったツボケン嬉しそうね。
嬉しい。大地は混ざりたいでしょ。
いや混ざりたいよ。今聞きながらもうちょっとここを深掘りたいよ。
どんな話して夢語ってね、ホボ教のことをどうやって自慢したんだろうとか。
絶対したでしょ。間違いなくステッカー配ってる。
ステッカー持ってった。
ウケる。
ほんとそうですよ。よかったね。
よかったね。探求って言葉が出たと思うんですけど、
それは先ほどの研究者の方の姿とか、大学院生の姿から感じた言葉ですか?
そういうことですね。特に研究者の中で、多分どの世代も大学院生さんも教授もみんな大変だと思うんですけど、
すごいサバイバルなんだなって思ったのが30代の若手研究者の方々で、プロスポーツ選手みたいなんですよ。
そんなに大変なんだって思ったんですけど、
だいたいどこかの助教とかで、ボス読とかで雇用していただいても、
プロジェクトごとだったり、あと3年ですよって決まっていたり。
そうなんですか。
3年で結果が残せなかったら次はないわけじゃないですか。
厳しい契約ですね。
論文をちゃんと書くとか、ちゃんと人間関係を構築するとかっていうことができていかないと、
自分の次の生活っていうのはもうないっていうのを乗り越えて、
教授の方とかにどんどんなっていくんだなと思って。
海外サッカーのプロスポーツ選手とかの結果が出せなかったら当然、辞める以外ないわけじゃないですか。
本当そんな感じで、論文なり結果を残して名前を残していかないと続けられない仕事なんだなと思って。
厳しいなって思うと同時に、僕が聞いた言葉があって、
なんで論文そんなにいっぱい書くんですかってある人に聞いたことがあって、
そしたら、楽しいからだよって言うわけですよね。
これを作ったらきっとこの人たちが使ってくれて、こういう未来になるだろうって。
楽しいって言ってたんですよね。
やっぱりそれをワクワク、好きから始まってやってる人たちは強いですよね。
本当そう思う。
要は戦いなわけじゃないですか。
そうなんですよね。
戦いが辛くて辞める人もきっとたくさんいるだろうけど、生き残った人は本当に好きなんだと思うんですよね。
27:02
じゃないと続けられないですからね。
お一人、超有名国立大学の教授の方がいらして、もうベテランなんですよ。
波の研究者。
波。
船にたくさん波が打ちつけるわけじゃないですか。
それを環境っていうブリッジですね。
見える窓から研究されてる方がいるんですよ。
今回、息の知らせがめちゃくちゃ荒れて、すさまじくやりたいんですよね。
新しい知らせができて十数年なんですけど、
傾斜角度で言うと30度ですね。
地面が30度曲がるわけですよ。
っていうぐらいすごい揺れたんですけど、船に用意する人はダウンしちゃったりするぐらいひどかったんですよ。
結構揺れてますよね。
ただその波の研究者の方はニコニコして、もっと揺れてくれないかな、まだ揺れてくれないかな、もう一回何かなみたいな。
ずっとニコニコしながら、最高ですねって見てる。
酔ってる人からしたら何を言ってるんだってね。大変なんだぞって。
でもそれは好きで研究してるからたまんないんですよね。
たまんないんでしょうね。
いいねいいね。
かっこいいなと思って。
本当に我々も探求って言葉をね、この番組内でもよく使ってますけれども、極めるとあの先生みたいになるのかなと思って。
極めたいな。
極めると必ずマイナスなことを言ってくることがあるじゃないですか。
でもなんかそれがもう心地よく聞こえるって坂田くんは言ってたんですよ。
なるほど。
悪口って言われることを言われてんのに、ありがとうって言うんですって。
嬉しいって言って。
さすがギョギョ。
ギョギョって言って。
なんか嬉しくなるぐらいまでいきたいですよね。
僕まだ全然いけてないんで。
いやいけない。それもうなんかブッダの世界じゃないですか。悟り開いちゃってんの。
さすが坂田くん。
一郎とかもね言ってますよね。やっぱり極めれば極めるほど悪口言われてゾクゾクするみたいな。
はあ、そこなんだね。
そこまでいきたいね。
僕まだビクビクしてますから。
するよするよ。
僕まだ全然ですね。
いいですね。
というわけで2話目の研究者は探究者でした。
面白い。いいテーマだ。