2025-08-04 32:58

#133 子どもコーチングが目指す未来 ゲスト・カズマさん

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前回に引き続きゲストは会議のプロ・カズマさん。

5社6業種を経営する中で、子ども向けのコーチング事業も運営しています。

「自分で考えて行動し、納得できる人生を創る」をコンセプトに、小学生〜高校生の子どもたちと向き合う中で、どうやったら全国に広めることができるのか考えてみました。


「いこーよ子どもコーチング」

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《 ゲスト:カズマさん 》

京都大学法学部卒業後、コーチングで独立し100社以上のチームコーチングを行う。その後、コーチングのスキルを活かした高校生向けの学習塾や、子ども向けの教育事業など5社6事業経営。「人生の豊かさは思い出の数で決まる」がモットーで、新婚旅行では1年半かけて世界2周旅を経験。



《 つぼけん 》

大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして、北極🐻‍❄️から南極🐧まで世界各地で撮影をしてきた。現在は「月曜日に会いたい人をふやす」をテーマに、映像🎥・写真📷・Podcast🎤などメディアを横断して活動中。



《 大ちゃん:大野大輔 》

組織開発コンサルタント。

学校と自分が嫌いだった学生時代を、ある恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。10年勤めた公立小学校を退職し、現在は(株)先生の幸せ研究所のコンサルタントとして全国の学校園の伴走型支援を行うなど、「教育をもっと自由に」をテーマに活動している。

○(株)先生の幸せ研究所 コンサルタント

○鎌倉市教育アドバイザー

○社会教育士


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サマリー

子どもコーチングに関するエピソードでは、カズマさんがその理念や実践を紹介し、子どもたちの思考力を高める方法について話しています。子どもコーチングは、子どもが自分で考え行動する力を育むことを目指し、様々な悩みを抱える子どもたちに伴走者として寄り添う重要性が強調されています。また、子どもコーチングが未来の教育において重要な役割を果たす可能性が議論されています。特に、日本の子供たちが生きづらさを抱える中で、コーチングの必要性も強調されています。外部のコーチによるサポートが子どもたちの自己理解を深め、成長を促すと期待されています。さらに、子どもコーチングの重要性と教育現場での役割についても探求されています。未来には、教師が生徒一人ひとりに向き合い、より自由な学びを実現できる可能性があることも議論されています。カズマさんが目指す未来についても触れられ、彼は人生の豊かさを思い出の数で示し、多様な経験を積むことの重要性を強調しています。

子どもコーチングの概要
それでは続きになります。今回、ゲストはカズマさんに来てもらってます。よろしくお願いします。
前回はですね、会議のプロとしてお話を伺いました。ありがとうございました。
大ちゃんの意外な一面も聞けて、火出してもらったね。
カズマさんの話すとガチになるね。
そうね。なぜならばカズマさんがガチだからです。
ガチだからね。
ガチな人だから。ありがとうございます。
では、今回のテーマはですね、またちょっと変わりまして、
子どもコーチングが目指す未来としました。
子どもコーチングという事業自体をカズマさんがされてるってことですね。
そうなんです。
子どもコーチング、どんなものなんですか?
コーチングって大人向けのイメージがあるんですけど、
これ子ども向けにやろうっていうサービスでして、
今は小学校3年生から高校生までの子どもに、週に1回子どもに対してコーチングをするっていうサービスをやってます。
なるほど。そもそもその前の回でもファシリテーターとかコーチングとかコンサルテーションっていう話をさせてもらったんですけど、
コーチングってどんなものなんですかね?
いろんな定義はあるんですけど、子どもコーチングに関しては、
自分で考えて行動し、納得できる人生を作ることを支援するっていう定義をしてまして、
大人のコーチングと若干やっぱり違くて、子どもの場合って。
大人向けの場合って目標達成だったりとか、できるようにするとかそういう側面が強いんですけど、
子どもの場合は今の定義で、それこそ再定義してやってます。
なるほど。そもそも大人向けのコーチングもたくさんされてるってことですもんね。
実際その大人向けが最初の仕事で、あと高校生向けにコーチング型の塾っていうのを作ったんですよ。
僕自身も大学受験の時に、自分でどうやって勉強したら成績伸びるんだろうっていうのを考えて、
大学受験成功体験を進めたことがあって、東大進学コースみたいな東大受験に特化した勉強方法とかよりかは、
自分でどうやったら東大行けるんだろうっていうのを考えて、
勉強した方がその後の人生いいよねみたいなことを持って作ったんです、そういう塾を。
なので高校生向けに、どこの大学に行きたいか、何でかって目標設定して、
今の学力をどう思うみたいな。
で、どうやって勉強するみたいな。作戦としてこの科目を捨てるっていうのもありじゃないみたいな。
どうやって勉強企画作ろうかみたいな。
勉強企画作って、作戦なりにいかないじゃないですか。
寝ちゃったりとか、テレビがあったりとか、友達の遊びがあったりとか。
で、失敗しましたみたいな。じゃあ次どうするみたいな。
どうやったら作戦できるかなみたいな。会議するみたいな塾を作ったんですよ。
で、結構手応えもあって。
例えばもしがあったときに、もしで判定がD判定でしたと。
A判定取りたかったけど、みたいになったときに、
高校2年生が今回の僕の失敗はここですと。なぜならここだからですと。
具体的な取り組み
次からはこうやって勉強すれば解決すると思ってるんですけど、先生どうすかねって。
高校生が?自ら?
すごい。
で、めっちゃいいやんって思って。
一方で、高校3年生の夏とかに入ってくる子もいるんですね。塾に。
受験もらう半年っていう。
コーチングしてる暇ないっていうか。
なるほどね。
残り半年で成績伸ばそうと思ったら、徹底的なマイクロマネジメントが一番早い。
これやれって。やるまで寝んなよ。やってるかみたいな。
指示と管理が一番成績伸びるっていう。
塾である以上、成績伸ばしてくださいねって入ってくるんですよね。
で、コーチングして考える時間がつきました。成績伸びてませんみたいな。
受験落ちましたみたいな。
意味ないってなっちゃうんで。
塾って看板があるとコーチングが生かしきれないっていうことで葛藤がありまして。
だったら子どもコーチングって看板を完全に変えてサービスやろうよって作ったのがこの子どもコーチングで。
やっぱ成績伸ばしますとかって言っちゃうと、そこにコミットしなきゃいけないから。
確かにね。
なのでちょっとフワッとしてるんですよね。自分で考えで行動するみたいな。
じゃあこの子どもコーチングは対象はどれくらいの年代の子たちなんですか?
9歳からってやっていて、オンラインでやってるのでパソコンの前で30分集中できるみたいな。
そういう年齢が9歳くらいかなって感じで、小3からやってます。
なるほど。小3からで上は決まってないんですかね?
上決まってないです。今上は高校2年生がいますね。
そうかそうか。
でも大人でもコーチについてもらって目標を達成していくって、僕はその良さを結構知ってはいるんですけれども、
でも何それみたいな、コーチング何それか分かんないんだけどって言う方が結構多いじゃないですか。
子どもたちについていけるもんなんですか?
まさに子どもにコーチングって言っても分からないので、まずはベース30分楽しくおしゃべりするみたいな。
あの人と話すの楽しみってなる場を作ることに最初全力投球して、
毎週1回自分の話聞いてくれるとか、面白い話聞けるとか、楽しくおしゃべりできるみたいな。
いうことを土台として作って、その上でしれっと思考力が高まるような質問投げかけるとか。
たまにそのタイミングによるじゃないですか。悩みがあるタイミングで。
悩み何にできてもないときはないんで、子どもが自ら実は話したことがあるんだけど。
行ってくるときは待つみたいな。そういう感じでやってます。
例えばどんな悩みがあるんですか?
もうほんとバラバラで、野球のレギュラーになりたいみたいな。
補欠で上手くなりたいみたいな。
いいね。
子もいれば、不登校の子もいて、でもお母さんは学校に行ってほしいと思ってると。
でも僕は行きたくない。どうしようみたいな。そういう悩みもあれば、
小学校からお父さんのクラブチームで野球してましたと。
プロ野球になりたいみたいな人がいる。ガチなクラブチームで。
中学もそのクラブチーム入ってるんだけど、僕はプロになるつもりないと。
だからそのクラブチームじゃなくて、学校の部活で野球したいと。
けどお父さんはずっとコーチでやっていて、これをお父さんに言えないみたいな。
どうしようみたいな。そういう悩みとか。結構バラバラで。
ほんとなんか人生のその時の。
そうなんです。
それ聞いてくれる大人がいるってすごいことですよね。
めっちゃいいんですよ。親にも話さないし。
友達に話してもあんま真剣に聞いてくれるかってわかんないし。
話すのも恥ずかしかったりするじゃないですか。
関係ない第三者の大人みたいな。
確かに。そんな人いてくれたらいいな。
多分昔って、僕地元宮崎田田舎なんですけど、近所のおじちゃんとかに言えた話が、
今そういう関係もなくなってんのかなと思ったり。
確かにね。じゃあ、親でもないし、学校でもないし、また別のめっちゃ真剣に話を聞いてくださる大人みたいな感じなんですけど。
確かにいてくれたらいいわ。
じゃあここまで聞いていかがですか?
いてほしかったよ。
ねえ。
子供の時ね、いてほしかったよね。
僕はなんかそういうのも伴奏してて見ちゃうから。
伴奏者ですよね。自分の人生を一緒に考えてくれるっていうか。
筆打ちだったり作戦会議だったりみたいにしてくれる大人の存在いいよね。
これを事業としてやってらっしゃる?
そうです。子供コーチングって名前でやってます。
何人ぐらいを相手にしてやってらっしゃる?
今はまだお客さん30人ぐらい。
すげえな。
たまにその集団で何人かグループコーチングみたいなのをやったりとかはしてますね。
子供コーチング本当にめちゃくちゃいいなって思うんですけれども、
今後どうしていきたいとか今抱えてらっしゃる悩みであったりとかお話ししたいことってどんなことですか?
めちゃくちゃ手応え感じてまして、このサービスめっちゃ価値あるやんっていう。
今後の展望と課題
まさに僕も欲しかったの子供の時みたいな。
っていうのを思うんですけど、結局コーチの育成めっちゃ大変なんですよ。
そっかそっか。
かずまさんが全部30人やるわけじゃない。
じゃないです。
そっか。
大人の人をコーチとして採用して教育してやってもらうんですけど、子供を子供扱いしちゃうとか。
お話聞かせてみたいな感じになっちゃう。
結局意外とさっきの小学校4年生とかでもお母さんにめちゃくちゃ気使ってるみたいな。
たくさんあってめちゃくちゃ大人なんですよね。
周りめっちゃ見てるしみたいな。
けど偉いねみたいな。
子供として扱っちゃうみたいなことを徹底的に外して一人の人間として扱おうみたいな。
ただ語彙が少なかったりとかするだけであって、しっかり大人として扱おうみたいなことがあったりとか。
結局大人だから良かると思ってアドバイスしちゃうみたいな。
しちゃいそう。
悪気全くないんですよね。
良かると思ったらアドバイスしちゃうとかを徹底的に外すっていう教育がめっちゃ大変でね。
なるほど。
なかなか育たないっていう。
育てるのにも結構限界あるなって。
質問の答えで言ってごめんなさい。
日本全国に広めたいんですよ、この子供コーチ。
全ての子供がコーチングを送れる環境を作りたいんですけど、
コーチングの育成に今課題があるっていうのと、
習い事みたいな感じなんで、
ゲッシャーもいただいてますし、
お金がある家庭で、たぶんリテラシー高い家庭が今申し込んでいただける。
で、広まんねーなみたいな、これだと。
広めるのはどうしたらいいんだろうみたいな感じで、
学校と組めないかとか、塾と組めないかとか、そういう動きを今してるところですね。
なるほど、分かりました。
質問の問題から始めにすると、今でいうと何人くらいでやってらっしゃるんですか?
コーチ側は今12、3人です。
そんなにたくさんいらっしゃるんですね。
皆さんコーチの資格というか、経験が終わりの方なんですかね?
ない人が大半で、教材があるんで、それを渡して、
あとはロープでやったりとか、
実際の社員のお子さんに協力してもらって、
モニターでやってもらって、
それを徹底的にフィードバックして、やったりと育成をしてます。
そこの教育ですね。
確かにそれはもうパーツじゃないですからね。
人間ですからね。
それはコストと、しっかり向き合わなきゃいけないし、大変そうですよね。
実際にリアルな子供を相手にすると、やっぱり違うことが起きるんで。
確かにね。大変そう。
そして全国に広めていきたいということで、
この良さはすごく伝わってくるけど、だいちゃんその広めていきたいという部分ではどうですか?
広まってほしいよね。
実際今は学校の先生でもコーチングを学んでる人がめっちゃいて、
コーチングの役割
それで自分の教室とか担当の中で活かしてるというのはあるんだけど、
今聞いてると、ちょっと役割分担できそうだよね。
学校内でのコーチングは、例えば他人の先生とかが、
それを学んで学級経営に活かすとかね。
それはしてもらいつつ、やっぱりこの第三者というか、
外部の人がいてくれて、学校だけじゃなかなか見切れないとか、
子供の良さを引き出せない部分をやってくれる人っていう存在は、
結構価値があるんじゃないかなって思ってるので、
広まってほしいなってまず思ってるっていう。
僕、広め方って何か、僕の中の2種類があるんですよ。
それは人を増やすパターンの1つはね。
今育成中。これさっきのそのベクトルじゃないですか。
もう1個はそのコンテンツを誰かに渡していって、
そこをこととして展開していくかっていう。
人展開なのかこと展開なのかっていうのがあるんですよ。
例えば僕だったら、学校の伴奏の仕方をこととして、
教育委員会にちょっと実は授けるっていうのを、
うちの会社の若林っていうね、天才の方がいまして、
内製化って言ってね、僕たちのコンテンツをこととして渡していって、
それが広まっていくっていう、そんなことやってるのね。
それがアリなのかどうか聞いてみたいなと。
全然アリです。
そうしたら多分その今の1パターン2パターンの
組み合わせとかで展開していくのはかなりアリだと思っていて。
つまりその第2パターンって、例えば保護者とかね。
塾の先生とかってことでしょ。
これめっちゃいいと思うんですよ。
その時ってリスクあるじゃないですか。
ちょっと割引じゃないけど。
多分一間さんがやってるのが100だとしたら、
きっとそれって割引の可能性もあるし、
そこはなんか許容しながら広めていきたいっていう感じですよね。
あとはことを渡すのはいいんですけど、やりたい。
とはいえ第3者が聞けるってめっちゃ価値があると思っていて、
利害関係全くないんですよ。
よく知らないおばちゃんおじちゃんが話しかけてくれるっていう。
で、友達のまるまるちゃんが苦手でみたいな。
グループ合ってとかいう話って、
友達にはもちろん話せないし、
学校の先生にも話したらなんか言われたら嫌じゃないですか。
で、親にも言って、親同士でなんか言われたら困るしみたいな。
あると思うんですけど。
一切関係ない。場所も物理的に関係ない。
島根と東京みたいなところから、
こういうまるまるちゃんがいてみたいな話って、
超価値あるなって思ってて。
そこってどうしたらいいんだろうみたいなことはずっと悩んで、
めっちゃ価値あるなっていう感じはあるんですけど、
広め方まじ分かんねえ。
子供たちの生きづらさ
すっごいそもそもで言うと、
なんで全国に広めたいんですか?
子供がすごい生きづらくなるなって思っていて、
僕自身が小っちゃい子供というか、
小学校低学年ぐらいの子供と話すのすごい好きで、
そうなんですね。
そんなふうに考えてるなみたいな。
何その発想みたいな。
で、超刺激的なんですよ、会話が。
一方で塾やってるんで、高校生と話す機会があるんですけど、
言い方恐れずに言うとつまんないんですよね、めっちゃ。
なんかこうしなきゃいけないから、こういうもんだからみたいな。
だからあんなキラキラ自由な発想してた子供が、
中高ですぐに下がってすっごいつまんなくなるっていう、
これ何なんだろうって思っていて、
結局そのねばならぬをいろんなインプットし続けちゃうからっていう。
ねばならぬが外れてる世の中になってると思うんですよ。
出身子供もないしとか、ゲームでも生きれるしみたいなことあると思うんですけど、
それでもやっぱりそれに縛られてつまんなくなっちゃうみたいなことあったりとか、
あとグレーゾーンみたいに言われる子供、お客さんに多いんですけど、
私はダメだからみたいな。
比較しなくていいのにみたいな。
すごい強みあるよあなたみたいな話もあるんですけど、
そういうのをコーチングって自己理解をひたすら強めるんで、
私は私、あの人あの人っていう区別した状態で、
自分はこう生きよう、こう生きたい、こう生きたら楽になるとか、
こう生きたら自分らしく生きれるとかは、
超必要だなって。
いやめちゃくちゃいいと思う。
って思ってまして、広めたいですね。
そもそも思春期ってね、人と比べるもんなんで、
あの子と比べてとかってなる時期ではありますけど、
日本人の子は特にそういう傾向が強いかなって感じも受けますしね。
すごいリアルな話していいですか。
お金の回り方次第で、
多分全国展開が見えてくるかなと思ってて、
今どうやってるかっていうのは一旦置いといて、
例えば広まっていく時に、
それはどこからのお金で発生して届くのか、
その高知にっていうのが、
なんか見えてくるとさらに広がっていくなっていう、
その話はしない方がいいか。
いいよいいよ。
めっちゃ期待してる。
二人はもう自由にしたらいいんだよ。
そこら辺どうなんだろうと思って。
今はお客さんからもらってるんですよね。
お母さんお父さんから、保護士の方からいただいているのと、
あとは今やろうとして動いてる途中で実現してないんですけど、
塾と組んで、塾にも勉強教えてほしいっていう、
成績上げてほしいっていうニーズもあれば、
ついていけないからちょっと面倒見てほしいみたいな、
成績上げることを主の目的として、
通わせない方も一定数いるっていうふうに聞きまして、
だとしたら塾の中で、
勉強をひたすら叩き込みますみたいなコースではなくて、
コーチングっていうコースを作っても、
集客が見込めるんであれば、
塾のメリットにもなるし、
そういうの塾と提携しませんか?だったりとか、
いろんな子供の関わる民間企業とか団体と組んで、
やっていきたいねみたいな、
そこはそこからお金をいただく?
いいかも。
だとしたらいけそうだね。
多分そのお客さんだけから取る、
だと限界があるんだよね、多分ね。
出せない過程はできないなっちゃうから、
だからそこの可能性があるなら、
いくつか試してみてもいいかもね。
かずまさんがね、
子供がちょっと生きづらくなってるんじゃないかと、
特に日本の子たちがなってるんじゃないか、
そのためにコーチングが必要なんじゃないか、
教育の未来
ってことでお話しいただいたじゃない。
だいちゃんは日本の子供たち、
特に中高と上がっていくときの子供たちって、
どういうふうに見てるのかなと思って。
おお。
いい質問だけど広いね。
そうだね。
まあみんなで育てようぜと思っちゃうけどね。
だからどう見てるかとか、
どういうふうにその子たちがあってよりかは、
社会全体で見守ったほうがいい、
育てたほうがいいんじゃないかなっていう風な見方を僕はしてるよ。
鹿島さんはやっぱり親とか担任の先生、
学校とかだけじゃなくて、
第三者のコーチっていうのがきっと必要なんじゃないか、
っていうふうなことで立ち上げてるわけじゃない。
そんなふうな第三者の存在を作っていくっていうのは、
賛成する部分はありますか。
もう大賛成だね。
絶対やったほうがいい。
特に前まであったって話から入ったじゃないですか。
僕もね、そう思うんだよね。
その関係性の規剥みたいのが進んできたっていうのは、
やっぱり改善したいし、
そこの一条になるかなと思った、僕も聞きながら。
コーチングも素晴らしい取り組みだと思うけど、
それ以外にもどんどん増やす方法ってあったりするもんなのか。
そうだね。
学校であえて話すと、
結局その学校現場の学校の先生たちだけで、
育てるには限界があるよねっていうのは、
もうずっと言われてるわけですよ。
それで社会に教育課程を開いていって、
みんなで育てる。
しかも育てるって、
学校のためだけじゃないんだよねって。
地域のためにもなるわけじゃないですか。
そう考えたらやっぱり、
いろんな大人がいろんな立場で育てていくとか、
見守るっていうシステムを作っていこうっていう学校の流れなわけだよね。
そういうふうに繋がってきてる感じするけどね。
確かにそういう時に第三者としては、
部活の先生とかってきっと当てはまったりするもんね。
部活の先生がコーチング的な関わり方をしてくれたりとかしたら、
めっちゃいいよね。
いいよ。
だからそういう立場の人って、
もうすでにいっぱいいるわけじゃないですか。
さっき言ったみたいにね。
部活動の方とか、
地域に習い事もあるわけだし、
地域のおっちゃんとかね、
おばちゃんとか、
屋台のおじいちゃんおばちゃんとか、
僕もいっぱいいるわけですよ。
イメージ湧く人が。
あとはもっといえば、
社会教育関係の人とかね。
あらゆる人たちが浮かぶわけだよね。
その人たちがその、
かずまさんのノウハウとかを持ちながらできるっていうのは、
すごいいい未来だよね。
現場の話でいくと、
学校の先生がコーチングを学んでる方もいるっていう話あったり、
本読んでても自分で考える力を授業でっていう話あったじゃないですか。
そこのリアルってどうなってるのか気になっていて、
学校の先生、
僕の中でめっちゃいい先生だったなって思うのは、
いろいろあるんですけど、
教科を好きにさせてくれた先生なんですよね。
歴史めっちゃおもろいやんみたいな。
って思わせてもらった先生は、
別にその生徒と向き合うとかは、
あんま得意な先生はなかったんですけど、
歴史の授業をめちゃくちゃ楽しそうに話すっていう先生で、
歴史おもろって思った瞬間に、
自分でタイガードラマ見るようになったりとか、
資料集ちょっと気になって調べちゃうとか、
勝手に勉強しちゃうっていうことが起きたのは、
好奇心を刺激されたから。
で、おもろって思わせられたからだなと思ってたんですよね。
数学もしっかり、数学楽しいってなったのは、
先生のおかげだと思ってるんですけど、
コーチングってちょっと違う側面があると思ってて、
数学おもろみたいな、
自分でちょっと苦しいというか、
これどうしたらいいんだろう、
全然わかんないんだけどみたいな、
脳に足掻きながら。
教育とコーチングの役割
楽しいとかとはちょっと違うことだと思ってて、
学校の先生がこの2つの役割を同時に担うって、
めっちゃ価値あって超難しいなっていう、
思ってる中で、
現場の先生たちの戦い方というか、どんな感じなんですか?
めっちゃおもろい視点で考えたことないけど、
今浮かんできたのは森と木の関係みたいなのがあると思ってて、
どうしても僕たちクラスとか30人とか、
森として接するのがメインになるんだよね。
それは30人に対して授業をしたりとか、
例えば20人に対して部活動として接するとかっていう森なんだけど、
でも木をちゃんと見たいって思って、
木に育てたいと思って接するのは努力はするんだけど、
正直多分見切れないよねって時は僕もいっぱいあったかな。
だからそこが役割分担的に、
木としてね、こうやって見てくれるとか、
コーチングしてくれるみたいなところが、
もしやってもらえるところがあったらどれだけ助かったかと思う。
リアルで言うとやっぱり木を本当に一本一本見れてるか、
価値良さをもっと引き出せてるかって言うと、
なかなか難しいところがあるかなっていうアンサー。
一個一個の授業で行くと考えてもらおうとか、
教える方って先生が話す場合が多くなって、
考える時間作ろうとと生徒が話す時間が多くなるじゃないですか。
当然考えてもらうだけだと、
仮に言うけども終わらないっていうか、
進みが遅くなるみたいなこともあるなって予測していて、
バランス感というか現場感ってどうなってるものなんですか?
本当ね、すごい解像度で僕びっくりしてるんだけど、
先生方は結構それ気にしてるやっぱり。
特に中高かな。
中学校高校の先生たちはそれをすごい気にしていて、
小学校もね、やっぱあるんですよ。
このカリキュラムが終わらなそうっていう話。
でも実際はカリキュラムって本当はすごいスリムなんですよ。
そうなんですか?
スリムなんです、本当は。
他の国の先生とかからしても、
比較すると日本の方が少ないという国もあるぐらい、
実はスリムなんだよね。
それを今新しい学習指導力改定に向けて、
中核の概念とか、
いわゆる本質的には教えるじゃないけど、
覚えることは少ないはずなんだよね。
個別の知識、宣言的知識とか言うんだけど、
そういうのは覚えても覚えなくてもいいってやつがいっぱいあるわけですよ。
他所の内容の全てを覚える必要はないっていうのは明記されてるわけ。
でもそれが本当に教えなきゃいけないというか、
ちゃんと身につけなきゃいけないことがこれだっていうのを
射抜けてるかというとそうでもない。
からそこから入れると、
もっと自由にできるんだっていうのは気づく。
そうなんですか?
そうなんですよ。
それって実際どれぐらい浸透してるものなんですか?
学校の先生って。
うーん、学校によるかな。
あと個人にもよるんだけど、
そこは浸透させようといって、
国も頑張ってくれてる。
本当に。
ちょうど今転換期だと思いますよ。
新しい学習指導要領の影響
なるほど。パンパンで急がなきゃみたいなイメージがした。
実はそうでもない。
でもそこも一概に言えないのは、
中学校だったら受験があるわけだしとか、
その受験っていうのはある意味保護者がニーズとして
持ってる可能性があるわけだよね。
そこで考えると、
学習指導要領っていって、
先生がちゃんと最低水準を保つためのものがあって、
それだけをやっていればいいっていうのは、
もちろん事実としてあるんだけど、
ニーズは違うよねっていうのは、
狭間にいるんだよね。
だから辛いんですよ。
確かに葛藤ですね。
だから子供が主語のね、
自分で学ぶような時間がたくさんあるような授業を
やっていきたいのに、
やったらクレームきたとか。
今ね、三軒しますよ。
うーん。
先生方ね、辛いんですよ。そこ。
確かに何を優先するかというか。
でも本当に今ね、
努力してる学校いっぱいありますよ。
うーん。
確かに転換期ですね。
転換期かなり。
僕もこのほぼ教始めるまで、
教科のスリムな話とか、
全く信じられない。
いよいよいよ。
なんか大変だったじゃんって思ってるけどね。
現場は意外と違ったりするんだよね。
そうだね。
多分これもね、
放送を聞いた方の中では、
いやいやとはいえさ、
結構あるじゃないって人いると思うし、
それもね、実はそれも正解なんだよ。
でもちゃんと射抜いていくと、
すごく少ないっていうのも見えてくるから、
なんかそれでもしもやっとした方は、
一緒に話したいなと思ってて。
本当に1、例えばさ、
織田信長の単元とかって、
めっちゃいろいろ教わった覚えありますか?
どうですか?
で、でもあの織田信長の単元の中で、
覚えなきゃいけないことって、
究極1個しかないんですよ。
1個だけ。
あんだけ長い織田信長ストーリーの中で。
そこだけ示されていて、
で、あとは自由なわけですよ。
で、あとはよく国語で物語の教材覚えてますか?
なんかもちもちの木とか、
なんかそういうの有名なやつがあるんですよ。
で、そのすごい壮大な素敵なストーリーの中の、
じゃあ身につけなきゃいけないこと何?って、
調べていくと、すごい少ないんですよ。
で、それみんなね、
調べるとえ?って思う。
こんだけなの?ってなれば、
理想の教育と実践
そのじゃあこれだけ最低限行き着けばいいのであれば、
他はもっと子供たち自由にできるんじゃないかっていう、
未来も僕は見てる。
そうなってくると先生自身も余裕ができたり、
あとは余白ができたりすると思うんだけど、
余白ができてる中で、
じゃあそのコーチングとか向き合い方を変えていこう、
みたいなこともできたりするものなのかね?
先生が?
いえ。
できると思います。
前回の放送の会議の中で、
本当にそうなんですか?みたいな。
本当はどうしたいんですか?って、
本当は?って言葉あるじゃないですか。
僕ね、そこに可能性があると思っていて、
本当はどんな授業をしたいかって聞くと、
実は?って出てくるんですよ。やっぱり。
本当はもう、もっと子供に任せたいよって。
でもね、教えなきゃいけないことがいっぱいあるからってなった時に、
じゃあ教えなきゃいけないことってどれぐらいあるんですか?とか、
そこで調べていくと、
なんか少ないってバイアスが解ける瞬間はあるから、
そこら辺も、もしかしたら子供向け以外も、
やっぱり先生方向けもそうやって引き出していって、
コーチングじゃないけど、
そういうのも必要なのかもね。
理想を持てるってすごいですよね。
ね。
最近才能だな、才能というか、
すごい能力だなと思う。
そうだよね。
理想として掲げられるっていう。
大抵これぐらいだからみたいな。
そうそうそう。
目標は夢よって聞いても、
できそうな目標を言う人が多いですけど、
本当にこうしたいっていうのを言える人って、
それだけですごいな。
すごいよね。
いつしかそれって失われるよね。
うんうんうん。
大人も子供もね。
そうですね。
僕押し入れにしまっちゃうって表現使うんだけど、
多分あったし、
暗黙地だけど、
存在していたかもしれないものを
しまっちゃうんだよね。
いつしかね。
引き出したいな。
確かに確かに。
大人でもそうですね。
会議の時でも、
一見不可能に思ってたけど、
できた経験何ですかみたいなことを
シェアするんですよ。
いい問い。
いい問いだな今の。
なんでもいいですよ。
なんか、
飛び箱10段飛べたとか、
みんな絶対無理だよって言われたけどできたとか、
なんか飛び込みができたとか、
ほんとみんなから、
この受験は絶対失敗するって言われたけど、
勉強して受かったとか、
大の30〜40代の人が、
そういう話をして、
不可能にする力を全員持ってますと。
不可能にする力って持ってる。
けれども、
有限実行できない時があるじゃないですか。
人生生きてると。
人と比べると劣ってるっていう瞬間があるわゆえに、
そのスイッチはオフになってますよねみたいな。
ことを話した上で、
じゃあ皆さん、
この会社どうしたいんですか?
って聞くと、
結構理想が、
こうしておいたいみたいなのは、
持ってくることあって、
本来持ってるんでしょうね。
持ってる。
そうなんですよ。
まさしくバイアスを外してる。
そうだね。
自己高齢化を高める、
4つの字の1つだよね。
これまでの経験から、
類似のものを見出したりとか、
また代理的体験とかね、
他の学校とか、
他の組織がやってたりとか、
他の施策やってて、
あ、できるじゃんと思ったりすると、
なんかね、
前まで無理だと思っていたけど、
意外といけるかもって気持ちになってくるっていうことだね。
楽しいですもんね。
楽しい。
理想の時の方が。
そうなんだよ。
ある人から言われて、
人生退屈には2つあって、
1つはしなければならないと思った、
義務感になった時。
で、もう1個はベストを諦めた時。
ほう。
こうなったら最高って思ってる時は、
楽しいじゃないですか。
楽しい。
けど、これぐらいでいいやと思った瞬間に、
退屈になるっていう。
あー。
本当だね。
そうかも。
初めて聞いたかも。
でもそうかも。
全力というか、
理想を求められるって、
娯楽なんだなと思ったんですよ。
はー。
確かにね。
楽しいじゃないですか。
楽しい。
思えば僕も中学校の時、
掃除時間とか、
めっちゃ綺麗にしようぜ、
この教室みたいな。
楽しくなるんですよ、掃除が。
いつもだるいんですけど、
めんどくさい、
早く終わらなきゃいけない掃除なんですけど、
めっちゃ綺麗にしようぜって、
1回になったんですよ、
友達と。
超楽しくて、
掃除が。
あー。
全力でいるというか、
理想を追いかけるって、
めっちゃ楽しいんだなって思いましたね。
ありがとうございます。
それではエンディングです。
かずまさん、本当にどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
子どもコーチングの目的
子どもコーチングが目指す未来ということで、
子どもに向き合っているかずまさんのお話、
聞かせていただきました。
お話してみていかがでしたか?
新鮮でしたね。
おー。
学校は割と近くて遠いというか、
情報はあるんですけど、
現場でたくさんの学校を見ている方の話は、
ここまで聞いたことがなかったので、
なるほどみたいな、
知らないことも多くて楽しかったです。
よかったです。
じゃあ最後にちょっとぶっこんじゃいますけど、
かずまさん自身が目指している未来みたいな、
何か聞きたいなと思って、
もしも大人コーチがいてですね、
かずまさんは何を目指しているんですか?
みたいに聞かれたら、
何ていうことありますか?
その、前回確か言っていただいた、
人生の豊かさは、
思い出の数が決まるっていうことをモットーにしてまして、
思い出を増やしたいんですよね。
これを成し遂げたいとかっていう目標は、
ちっちゃいのがたくさんあるんですけど、
志というか、
社会を変えるとかいうよりかは、
いろんなことやって、
走馬灯がめっちゃバラエティー飛んでるみたいな。
人生最後の。
にしたいので、
子どもコーチングもそうですし、
塾だったりとか、
あと会議のこととか、
いろんなことを全力でやり続けたいっていう。
1年間振り返った時に、
今年は普通に仕事して、
たまに旅行ったなじゃなくて、
1月はこんなことあってさ、
2月はこんなことやっちゃって、
なんか語りまくれるみたいな、
そういう日々を送りたいっていうのが、
自己確信と新しい体験
僕個人の話ですかね。
いやでも本当めちゃめちゃワクワクしてますもんね。
会議の話だけじゃなくて、
子どもコーチングだけじゃなくて、
本当は5社6授業やってますから、
まだまだまだまだまだあるわけ。
お話たくさんまだまだ聞けるかなとは思いますが、
大ちゃんいかがでしたか?
最後の話もね、
すごいたまたまなんですけど、
すごい共感する部分あるなと思ってて、
僕最近ね、
たまたま書き出して、
僕は今から3年後とかに、
どんなことしてるんだろうなとかいう中で、
どんな社会にしたいって思ってるのかなっていうのを、
探究ノートに書いてみたんですよ。
そこにあったのが、
自己確信であふれる社会っていうのが書いてあって、
自分で自分をこの確信し続けるっていうのが、
僕は楽しいのね。
今の思い出がたくさん増えるとか、
人生の終わりに出てくる、
そうまとの話とかもそうだけど、
すごい近い気がしてて、
今のこの現状に満足して、
それでなんとなく過ごすっていうのが、
もちろんいい時もあるんだけど、
チャレンジしたりとか、
何かに挑戦し続けて、
新しい体験を得ていくとか、
それで自分が変わり続けるとか、
そういうのってあふれていくといいなって、
ちょっと思ってたの。
すごい繋がってきて、
僕もワクワクしてきます。
でしょ。
僕はもう、
風間さんと大地さん絶対会わせたいと思ってたから、
今日とても良かったです。
ありがとうございます。
それでは最後のやつ言いますね。
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というわけで大地さん、
最後に何か一言ありますか。
みんなカズマに会ってみて。
お店に会ってる。
お聞きいただいて本当にありがとうございました。
今回のゲストはカズマさんでした。
ありがとうございました。
32:58

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