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レックいいですか?ありがとうございます。じゃあ、いっちゃいますか。よろしくお願いします。
こんにちは、ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます。始まりました。つぼけんです。大ちゃんです。
そして、リスナーの皆さん、こんにちは。ありがとうございます。
公開収録2回目になります。どうもありがとうございます。今回のテーマ、鎌倉のワクワクが止まらない。鎌倉に来ちゃいました。
はい、鎌倉城地ですね。大ちゃんどうよ、城地に来た鎌倉。
やっぱ、公開収録でちょっとテンション上げますよ。
そうそう。
体操のお兄さんみたいな。
うれしいじゃん。
いいですよね。本当にこの場を借りてきて本当にうれしいです。今ね、いらっしゃいますけど、また後々触れていきたいと思います。
皆さん本当に来てくれてありがとうございます。
ありがとうございます。もういきなり収録じゃなくて、もう既にスタートしてから実は30分経っておりまして、全員のお名前とバックボーンを聞くということをしてから始めました。
大ちゃんのアイディアです。どうだった?
なんか飲み会みたいな雰囲気になっていて、今は始まる前ね、皆さん近くの方と話したりとかするのが生まれていいよね。
良かった。すごい良かった。
すごい良いよね。
もうこのままみんな飲みに行きたいぐらいの雰囲気になりましたね。
我々2人とゲストの方と皆さんで作り上げる公開収録ですので、一緒にワクワクしてもらいたいと思います。
この収録のために僕はこの1ヶ月ほどで鎌倉実は4回目になりまして、この楽しい場を作るためにですね、いろいろ準備しましたので、一緒に作り上げてもらいたいと思います。
今回鎌倉のワクワクが止まらないということで、大ちゃんの今のワクワクは何ですか?
これはちょっと真面目な話になっちゃうんですけどね、やっぱりいかに美味しいお酒を飲むか。
僕の中では探求なんですよね。
これって案外ふざけでもなくて、いろんな現場に行かせてもらって、いろんな自治体でその場のお酒があるんですよね。
そのお酒が人をつないでるんじゃないかっていうね。
そんな話をね。
早くも終わった後の話。
あともう一個やっぱり学校それぞれが持つパワー。
バイアスを解いてみんなでどんな教育を作りたいかってなった時に生み出されるパワーの強さを日々感じているんですね。
そこが今ワクワクポイントかな。
いいですね。そしてパワーといえば今回のゲストですよ。
鎌倉市教育長の高橋陽平さんをお呼びしております。
歩く観光地。
歩く観光地ってどういうことですか?
水底にあんま風化物が欲しいな。
その人に集まってしまうっていうかね。
吸心力がある。
なるほど。
僕もその一人です。
なるほど。分かりました。
早速お話聞きたいですからね。
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今回はですね、一緒にお話しするだけじゃなくて、会場にいるリスナーの方々に質問を受けてっていうコーナーもありますので、ぜひぜひ全部のエピソードを聞いてもらいたいと思います。
それでは最前線に行ってみましょう。
それではご紹介します。
ほぼ教育最前線公開収録。鎌倉のワクワクが止まらない高橋陽平さんです。よろしくお願いします。
皆さんこんにちは。
高橋陽平です。
今日は陽平とか陽平さんって呼んでください。
ありがとうございます。じゃあ今日陽平さんでお願いします。
陽平さん、どうですか?公開収録この場は。
本当ワクワクしてますね。それこそ。
この城知事ですよね。
この松陰でこのお庭いかがですか。リスナーの方はちょっと見えないけれども、お花も綺麗で。
ここ子どもたちと一緒に学んだりする場所でもあったりするんですけれども、子どもたちもここだと集中できたりワクワクできたりするんですよね。
すごく大事な場所です。
場所の力も借りて収録したいですね。
では我々のエピソードでもちょっと陽平さんのことをお伝えさせてもらってはいるんですけれども、よろしければ簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
高橋陽平です。鎌倉市の教育長をしています。教育長という立場なんですけれども、私がやっている仕事は学校だったり学校の先生方、子どもたちの伴奏者として学校を支え助け励ますような仕事をしているということかなと思っています。
私は大学卒業して文部科学省でしばらく働いていて、福島県の教育委員会で復興とか教育の仕事をしたり、あるいはアメリカの大学にわたって高等教育ですね。
大学の教育を研究したりとか、そして文科省は退職して、コンサルティング会社で教育のチームを立ち上げて仕事をしたりしてきました。一貫して教育の仕事をしてきましたけど、今は教育長という立場でですね、鎌倉の子どもたちのための仕事をしているというような状況です。
ありがとうございます。もうなんか気になることだらけ。文科省のことをコンサルティングなくやれやれっていうのは思うのもありますが、大ちゃん、やっとお話できたね。ずっとゲスト呼びたかったですね。
ずっと。しかも聞いてくださってるんですかね。
もうリスナーですよ。鈴鹿先生の回答。神回ですよ。
もうなんか聞きたいことすごいたくさんあるんですけど、何から聞くかというと、やっぱり今回はおっしゃってくださいましたけれども、テーマはワクワクなんですよ。
で、教育長になられたときに理想とする学校像としてワクワクが生まれる場っていうめちゃめちゃ素敵なキーワードを使ってらっしゃるんですけども、それが何かからめっちゃ本質なんですけど、一番初めにもう聞いちゃっていいですか。
はい、わかりました。ワクワクは一つ大きいキーワードかなと思ってます。
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湧き上がるの枠なので、内発的動機づけって言ったりするのかもしれないんですけども、対して外発的動機づけっていうのはテストがあるからとか、お母さんに怒られるかもしれないから学ぶっていうことじゃなくて、自分の中から湧き上がってくるようなこんなことやりたいとか好きっていう思いを大事にして仕事していきたいなということですね。
で、そのワクワクをまあ突き詰めていっていて、今教育委員会の中の指導主事とかともいろいろ議論してるんですけども、今ワクワクをさらに発展させて住み日っていうキーワードが生まれてきていて。
はい、住み日っていうのはこう、火がついてじわーっと長く燃えますよね。ああいうふうに学校を卒業したとしてですね、生涯にわたってワクワクしながらずっと学び続けられるような子どもたちを育てたいなっていうのは、これはあの鎌倉市教育委員会の願いです。まあこれは多くの教育関係者の願いでもあるんじゃないかなって思ってるんですけれども。
素敵。大ちゃんワクワクのワクは湧き上がるのワクって知ってた?
今知った。でもやっぱり用英さんよく言いますよね。
ああそうなんだ。
でなんかその、多分前の教育長さんの時からワクワクっていうのも使っていて、でいいバトンパスがこう行われて、で今その教育委員会の方も話したりとか現場の方も話すとみんなワクワクって言葉使うんですよね。なんか共通言語になってんじゃないかなって思いますね。
大ちゃん自身も鎌倉市にはすごく近い存在じゃないですか。どんなことをしてるんでしたっけ。
一応役職名がファン。
役職名が。
になってまして。
鎌倉市ファン。でかっこ教育アドバイザー。
教育アドバイザー。
なばかりだね。
いやいやもう。
なかなか。
もうすでに学校にも伴奏入ってくださったりして、ワクワクを巻き起こしてくれています。
へえ。
今ちょっと音声が悪かったのでもう一回言ってもらっていいですか。本当に嬉しいなって関われて嬉しいなって思っています。
じゃあ二人でもちろんいろんな方もいらっしゃるけども、ワクワクが生まれる場にしていくんだっていうのは本当に好きなことが湧き上がっていくような何か花火のようなものじゃなくてじわじわと素敵な場所にしていくんだっていうのは大ちゃんも同じ思いでいる。
同じですね。私って子供だけじゃないですよね。先生方とか関わる地域の方とか含めて。なんかそれが全体としてワクワクしてくるっていうプロセスは始まっていて、今それにワクワクしてますかね。
じゃあどんな姿になっていくかっていうのは聞きたいんですが、ちょっとその前に気になることがありすぎてですね。なぜ今鎌倉ということで最終的に鎌倉市教育長という立場になったのか、いろんな経緯があられるかと思うんですけれども申し上げればと思います。
教育長という職自体がね、皆さんリスナーの皆さん一体何なのかっていう職だと思うんですけれども、これは1700自治体が日本にありますね。そこに首長さんという市長とか知事っていう人がいますが、その人が任命する教育長という仕事、職なんですけれども、要すれば教育委員会の責任者、ジェネラルマネージャーですね、特別職っていうような立場になります。
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なので、学校をある意味では管理者なんですけど、私は何かそういうふうな言い方したくなくて、私大学時代なんかで勉強してた教育行政学っていうのだと、ピラミッド構造で表されるんですけど、頂点に文部科学省があって、県の教育委員会があって、市の教育委員会があって、で、管理職がいて、学校があって、子どもたちみたいな、これは教育行政学の重層構造とか円筒形って言われたりするんですけど、
これを私は真逆の逆三角形にしたいなっていうイメージを持っていて、
学習者中心で子どもが一番上にいて、その子どもたちの学びっていうのを助けたり支えたり励ます存在が先生たちなわけですよね。
その先生たちを同じように支え助け励ます存在が管理職だったり、教育長、教育委員会だっていうような考え方、さらに言えばそれをさらに支えてほしいのが文科省だっていうようなことにしたいなというようなイメージを持っています。
なんか素晴らしいなと思うんですけど、実際の教育長って何にもわかんないでイメージすると、ずっと早朝先生をやってきたベテランの方が教育委員会に入って、そっからある程度高齢の方が名誉職的に選ばれるみたいなのを勝手に思ってたんですけど、若くて爽やかな。
全然そんなことないんですけど、でも確かにデータ上は女性の教育長って5%しかいないんですよ。あとは50歳未満の教育長は0.5%っていう状況ですと。行政職出身だったり、多くは退職した校長先生とかがつかれることが多くて、そういった先生が悪いとかそういう話では全くないんです。
それはもう人それぞれなんですが、いわゆるダイバーシティというか対応性はあまりない仕事になってしまっているので、そこはやっぱり教育長という仕事の専門性とか多様性っていうのは私はもっともっとあっていいのかなというふうに思います。
実は先ほどの三角形の構図の話なんですけど、僕はこの番組を始めたり教育に興味を持ったきっかけが実はそこにもありまして、ちょっと省くんですけど、自分の息子の小学校でちょっとルール的に行き違っちゃったことがあって、担任の先生にちょっとこれって悲しかったんですよってお話をしたんです。
そしたら先生がおっしゃったのがわかりますよと、ただ私の上には校長先生がいて、校長先生の上には教育委員会がいて、私はその下辺なんですって言ったんです。すっごく悲しくて、でもそれを逆にするってすごい、子供が上ってなんとなくわかるんですけど逆にしてしまって、しかも文科省にもいらした教育長、この下の方の方っていうのは、じゃあ何をする役割っていうことになるんですか。
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そうですよね。そこがイメージしづらいとこなのかなと思うんですけど、逆転の発想で考えると、じゃあ学ぶのって誰ですかねって話なんですよね。それってやっぱり子供たちですよね。だからそこから出発しなきゃいけない。だから先生に教えられるっていうふうに思い込んじゃってると、ピラミッドのままなんだと思うんですね。だから上から指示が降ってくるっていう。そういうふうな、ある意味では工業化社会だったらそういう側面も多くあったのかもしれない。
でもこれから子供たちが生きていく社会っていうのは、改めて説明するわけではなく、そうじゃないわけじゃないですか。変化が激しくて不透明な時代で、誰かに教えてもらうっていうんじゃなくて、子供たち自身がつかみ取っていかないといけない。得意なものとか好きなものを突き詰めていけば、苦手なものはAIとか様々なものが、弱い学びっていうのは補ってくれるっていう時代になっていくわけじゃないですか。
だとするならば、ピラミッド型から逆ピラミッドにっていうことだし、じゃあその学ぶ子供たち、あるいはその掃除系として学び続ける、今日いらっしゃってるような学び続ける先生たちっていうのが、その学んでいくのをまさに助け、支え、励ます。そういうのが教育委員会の仕事なんじゃないかなって最近は思ってて。
なので、指示するとか、仕組みを作るとか、なんか予算を作るとかは、制度上そういうのはあるけれども、本質的には伴奏する、サーバントリーダーシップを発揮するっていうことなんじゃないかなと、仮説的に思ってますけどね、仕事しながら。
超ということでトップになったから、引っ張っていくぞっていうわけじゃなくて、助け、支え、励ます。そんな姿だいちゃんは見てますか?
そう、やりますって落とした場面、僕一個も見ていなくて、どっちかというと、やりたいことありますか?っていうボトムでどんどん聞いていって、じゃあちょっとずつそれを叶えていきましょうよっていう、まさに学級系的に言うと、この担任の先生が子供たちの伴奏している、の掃除系がその組織内でもあるなっていうのが本当に感じてるなって思うんですね。
あとは今いらっしゃってる場に僕が本当に好きな先生いっぱいいるんですよ、この収録にね。その方々はそれを今体現してるんだなって本当に思っていて、後で声聞かせてくださいね。
そうね。聞きたいね。
不意に当てますからね。
当てるシステムなんだね。
本当に、私も実は本当そこを目指していて、なんかさっき坪玄さんが言ってくれたみたいに、なんかこう文科省になんかいた若蔵がやってきて、なんか鎌倉市で大改革を始めるんじゃないかって思ってる人とかもたくさんいらっしゃるし、誤解されてるなっていうふうに思ってるんですよね。
だからなんかそういうことじゃなくて、やっぱり私が何かを指し示して連れてくって話になったら、ピラミッドと同じなんですよね。で、私が例えば鎌倉を去ったら何も残らないっていうか、また変わっちゃうみたいな世界になると思っていて、そうじゃなくて、鎌倉のことを変えるのは鎌倉の先生方と子どもたちなんですよね。
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まあ、もちろん私も鎌倉市になりましたけどね。そこを見誤らないようにしないといけない。それは学級系とだいちゃんが言ったように一緒で、先生が大型バスに乗り込んで、自らハンドルを握って、さあ、子どもたち一列並んで乗り込めって言って連れてくっていうような学び方から、子どもたち自身が一人一人が学びのハンドルを握って、学びをつかみ取っていくっていう学びに変革しようとしてってるじゃないですか、みなさん。
まあ変革って言っちゃったけど。そういった方向がいいなって思い始めてるじゃないですか。だとするならば、私が指導主事だったり先生たちとの間でやることも、総じて同じなんですよね。答えを示すんじゃなくて、対話をしながら、さっきの住み日っていうキーワードも私から言ったわけじゃないんですよ。指導主事の先生たちから出てきたキーワードなんですよね。それでは共有ビジョンになっていくっていうような考え方でやってますね。
いい暴露していいですか。
傭兵さんの近くにいると聞こえてくる声が本当に良くてですね。大地は聞いてよ、この前ね、教育委員会のこの人がね、こういうのを提案してくれてね、本当に嬉しかったんだよねとか、この前現場見に行ったらさ、何々先生がこういう実践しててね、すっごいんだよね、最高なんだよねとか、地域でこういう場を作ってくださってる方がいて、こういう場あったら子どもたちすごい学ぶ場があっていいよねとか、なんかこのそれぞれがやってくださってることを感謝して、
なんか広げるっていう役割を傭兵さんよくやるんですよね。だからなんか下ろしてるというよりかは、生まれてきてるのをしっかりと受け取って広げてるっていうのをなんか今やってるまさに最中だなっていうふうに、いい暴露してみました。
悪い暴露ね。
本当なんか、鎌倉の先生たちにはもう感謝とリスペクトしかないです。本当にこれはもう心から日々それを思いながら仕事してるんで、それがなんか根っこにあってワクワクにつながってってるかなって。自分のワクワクですけどね、これは。
これ言わされてないですからね。作家ついてって言ってるとかじゃないですからね。本当に本当にそういうのがあって、いやいいなって思ってますね。お酒入った場で言ってるから多分本当だと思う。
本音が出てる。
どうぞ。
ありがとうございます。いや、先ほどのあつい変革って言っちゃったっていう言葉が結構好きで、事前に大ちゃんからも変革って言葉、変化って言葉を使わないんだっていうのの理由を聞きたいので、それはこの後のエピソードで伺いたいなと思いますので、次のエピソードも聞いてください。ありがとうございます。