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2024-04-17 21:08

羊をお肉として育てるのに必要な心構え

メタグリ研究所
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お疲れ様です。羊飼いの丸岡です。
今日も人と羊が繋がることをテーマにお話ししていきたいと思います。
今日のテーマは、羊を飼う時の心構えというか、
最初が大事だよね、というお話ができたらなと思っております。
これを話す背景がありましてね、
私はいろいろとLINEの方でコミュニティを立ち上げていたりだとか、
羊フェスタをやっていたりだとか、いろいろと活動をしているんですけれど、
その中でね、Discordの方で活動しているメタグリ研究所さんのところでも
羊を使って何かできないかなというのを模索しているわけなんだけど、
そこでね、今年生まれた子羊の中から一頭選んで、
その子のメタグリさんのところで何か活かしていくことができないかなというのを
そこの方たちと一緒に考えていこうというところで、
そういった企画を立ち上げているんですよね。
今回そこで選んだのが、サーコの三つ子。
今年三つ子が生まれて、その中に一頭オスがいたので、
その子をメタグリさんで何かできないかなというところで、
この子でちょっといこうかということを決めたんですよね。
オスなので、どういう形に持っていくことも実際できるんですよね。
例えばお肉にしてっていうこととかももちろんできるんですよ。
なのでその辺を踏まえた上で、オスの子羊を決めたんですよね。
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何が言いたいかというと、
その子羊が三つ子だったわけで、三つ子だったので、
最初からこの子はお肉になるかもしれないというのは、
スタッフとかみんなには一応伝えてはいるんですよ。
オスだからこの子はねというところで。
そこはみんな分かってはいたんだけど、
一個ちょっと問題が出てきてしまって、
それが三つ子だからこそ母親が結構負担が大きいのね。
お父はどうしても二つしかないし、
三人分お父を出すって結構大変なことだから、
二頭でも結構大変だから、それが三つ子だともっと大変なのね。
なので下手したら母親が潰れてしまう可能性もあるから、
普通だったらそこで補乳してあげるんですよ。
母親の負担を減らすためにね。
というところで私も補乳をしたんですよね。
結果どうなったかというと、やっぱりめちゃめちゃ情が湧いちゃうんですよね。
ここの配慮が、ちょっと私そこまで頭が回ってなかったんだよね。
これはもう完全に私のミスなんだけど、
うーんと思って。
そうだよなって。
三つ子が生まれたっていうこと自体、私今回初めてで。
三つ子で、今までは育児放棄とかで補乳したりとかしてたことあるんだけど、
三つ子だから補乳するんだよなってなって。
やっぱり補乳したら下で、私はそこは割り切ることはできるけど、
そうじゃないスタッフとかいるわけですよ。
やっぱりどうしてもお肉にするのはちょっと心が苦しいという、
その気持ちはわかるじゃないですか。
そりゃそうだよねっていうところでね。
それこそうちは触れ合いがメインで、
お肉にしないで最後まで習性飼育をするっていう子たちが、
基本ベースとしているわけで、
むしろお肉にする方が特例というか、
っていう扱いなので、
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そうなってくると、
なんでこの子だけっていう気持ちがどうしても湧いてきちゃうところがあるんですよね。
役割というか、意味がそこに乗っかっていれば、
折り合いがつくというか、気持ちにね。
実際、僕も今お肉に出している子がいて、
多分どうかな、あさってぐらいには届くと思うんだけど、
それをみんなに食べてもらおうかなと思って、
そっちもやっているし、
スタッフのみんなも分かってはくれているのかな、どうなのかな。
内心は分からないけど、
でも一応、そこまで情が沸かないようにみんな、
お世話をしてくれていたんだよね、今まで。
あんまり可愛がりすぎちゃうとこの子お肉になっちゃうから、
情が沸かないようにみんなお世話をしてくれていたんだよね、今まで。
だから、情が沸かないように、
いつも餌とかあげたりとか、お世話をしてくれていたんだよね。
気をつけながら。
という配慮がみんなしてくれていたから、
お肉にできていたんだよね、実際。
今回それがね、ちょっと私の判断ミスで、
授乳すると、ミルクをあげるっていう哺乳瓶をね、
片手に子羊と向き合う時間が長ければ長いほど、やっぱね、
沸くんだよね、情がどうしても。
それこそミルクを片手に子羊を呼ぶんだけど、
自然と名前が出てきちゃうよね。
子羊を呼んでいたら、それがそのまま名前として定着しちゃうし、
なーと思って。
というところで、
最初がすごく大事だったよなっていうところが、
そこが崩れちゃうと良くないのかなっていうところでね。
とりあえず今回、
この子供のね、男の子は、
お肉にする以外の方法で、
何か役割を持たせることができたらなっていうのは、
今ちょっと思っているところ。
なので、お肉じゃない選択肢を、今回はね、
私もちょっと今回間違ってしまったので、選択を。
なので、そういう方向に持っていこうかなと。
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多分ここで無理やりお肉にするのは違うなって思うので、
それは何かこう、
私のミスを、
自分のミスを、
それは何かこう、
私のミスを誤魔化そうとしているような感じがどうしてもね、
僕自身も出ちゃうから、
ちょっと違う形をね、
模索していく方向に行こうかなという風に決めました。
そうなんだよね。
なので、
なんだろうな、
このね、育てる側の気持ちっていうのも、
やっぱすごくね、私は大事にしたくて、
家畜だから食べるのが当たり前っていうような、
考えはもちろん分かるんだけど、
それがね、押し付けになっちゃいけないっていうのはね、
やっぱりあって、
それこそ今ってね、
すごい食が溢れてる時代で飽和状態だから、
無理に命をいただくっていう選択肢がね、
すんごいなんか気持ちが悪いのね。
それがさ、
育てる側、生産する側が命をいただくことでお金にそれが変わるから、
自分が食べていく上でね、生きていく上で生活する上で必要なお金に変わるので、
そのお肉として出荷するっていうことがすごく意味のあることになるから、
そこに関しては多分、
すごい強い意志を持ってね、
お肉にすることはできると思うんですよ。
ただね、
そうじゃない人たちもいて、
例えばうちだったらお肉にしない選択肢を取って、
そこから利益を出すっていうね、
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触れ合い業とかってそっちなので、
お肉にすることの方が、
実際そのお金になる量で言ったら、
逆に減っちゃうんじゃないのかなぐらいのね、
お肉にしないで触れ合いに使った方が、
逆にお金は多く入るんじゃないのかなとかね、
そういうふうにも見ることはできるし、
実際お肉にしなくても食べていけるしみたいなね、
そういう状況であれば、
なおさらお肉にする理由って何?ってなっちゃうんですよ。
それこそね、食が溢れてるから、
別にこの子がお肉にならなくても、
お肉はスーパーに行ったらいくらでもあるから、
より意味がなくなってくるというか、薄まるというか、
何のために?っていうところがね、
はっきりしないんですよね。
ってなってくると、やっぱ気持ち的にブレる、迷う。
これ私もね、昔はほんとそうで、
それこそパズーっていうね、羊がいて、
その子がオスで、
お肉にするっていうことを途中から決めたんだよね。
最初からだったのかな、あれは。でも途中からなのかな。
自分の中では最初からオスはお肉にするっていう気持ちではいたんだけど、
でもやっぱそれがね、
お肉にするって実際、じゃあお肉にしましょうってなって、
その段取りもある程度した上でね、
じゃあ明日出荷、牛がうちにいるので、
牛を出荷するタイミングで羊も一緒に、
パズーも一緒に連れてってもらおうと思ってたんだけど、
やっぱ直前になってね、気持ちがブレたんですよね。
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なんていうのかな、
パズーっていう羊が、
お肉になってね、スーパーに並ぶところを想像したんですよ。
ちゃんと売れるかどうかは分からないけど、
売れる保証なんて全くないじゃないですか。
1ミリもないじゃないですか。
なかなか食べ親しみのない羊だし、
味がいいのかどうかも正直分からないしってなって、
要は需要がね、皆さんにあるのかないのかっていうところも分からない。
これ出していいのかなって。
もし売れ残ったら、
値引きとか半額のシール貼られて、
売られるのかなっていうのを想像して、
やっぱり売れなかったんだよね。
この状態で売っちゃダメだって思って。
なので、
売る時の、
売る人、売る側の、生産する側の、
感情というか気持ちっていうのを、
無視した上で、
お肉にするのは、
自分は違うかなって思ったんですよね。
今回は、
情が湧いちゃったので、
これはね、
ここはもう、
お肉にしてはいけない子っていう感じに、
私はなりました。
なので、
次ね、
他にもオスの子はいるんで、
その子はね、
お肉にしてはいけない子っていう感じになりました。
他にもオスの子はいるんで、
その子はね、
お肉になる候補ではあるんですけれど、
そこはちょっとね、
この子はミルクをあげたから、
お肉にはしないよっていう、
ちょっとそういう線引きになっちゃうんだけど、
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ミルクもらってない子たちは、
お肉になりますみたいなね、
そういう変な感じの線引きにはなるんだけどね。
それで今回は、
やってみようかなと。
できるだけ次からは、
育てる側のね、
配慮というか、
ちゃんと、
最初からそのつもりで、
育てることができるように、
整えていかなきゃなというふうに思いました。
そんな話でございます。
最後にどうしようかな、
ちょっとお知らせ。
今週末、来週もですけれど、
愛知牧場で羊フェスタをやっておりますと、
この話の流れからいくと、
羊のお肉を焼いて提供してくれるお店も、
出てきてくれておりますので、
もしよかったら、
羊の毛刈りも見ながら、
羊のお肉も食べていただけたらなと思っております。
私が育てた羊のお肉が、
多分今週中には、
今度の羊フェスタには、
多分間に合わないんじゃないかな、
どうかな、わからないけど、
もし間に合えば、
出してくれるかなと思うんだけど、
もし間に合わなかったら、
最終日、あるいは、
ご自宅にお届けという形で、
食べていただけたらなと思いますので、
またその辺はアナウンスしていきたいと思います。
はい、ということで、
今日は、
羊を飼うにあたっての心構えというか、
最初が結構大事だよねっていう、
そういうお話をさせていただきました。
明日からも羊とつながってまいりましょう。
ではでは。
21:08

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