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2024-06-12 16:45

【飼育員】繋がりたいと思ってもらえる羊を育てよう

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はい、おはようございます。飼育員の丸岡です。
今日も人と羊が繋がることをテーマにお話ししていきたいと思います。
えーと、今日はですね、
昨日の、昨日だっけ?
えーと、前回のね、あのお話が、えーと、
えーと、なんだったかな?
私が人と羊を繋ぎようとしている理由だったかなと思います。
で、そのシリーズでね、ちょっと、あの、1回私の取り組みをね、できるだけちょっと、あの、話してみようかなというふうに思っているので、
まあ、そのシリーズでちょっと、えー、続けて話していこうかなと思っております。
で、えーとね、今日はね、あの、
まあ、例えば前回ね、人と羊を繋げていったら、なんかこう、
うん、周りの人たちが、えー、なんかいい、
まあ、自分も含めてね、自分も含めてすごくいい循環というかね、いい影響が互いに出し合っているみたいなね、そんな感じで、
えー、すごくいい、
いい、いい、言うとるけど、
うん、そう、いいんだよね、ほんと、うん、なんか居心地のいい世界が広がっているんですよ。
で、あの、じゃあ繋げればいいのかと、
うん、じゃあ私も繋げてみますっていう感じで繋げたら、
まあ、うまくいくかっていうと、多分そこはね、またちょっと話が変わってくるので、
うーん、なのでそこをちょっとね、あの、今日は話そうかなとも思うんですけれど、
まあ、そうだな、端的に言うと、
うーん、その繋がりたいと思う羊であるかどうかっていうところがやっぱりすごく大事だと思うんですよね。
うーん、まあ要するに、うーんと、
国産羊毛っていうのが結構その、スピナーさん、糸を紡ぐ方たちにとっては、
すごくね、ハードルが高いんですよね。
そのハードルが高いっていうのは、要するにすごい手がかかる。
うーん、その、ゴミとか汚れがたくさん付いている状態で、
手元に来ると、どうしてもそれをね、綺麗にするっていう作業でもう1年終わってしまうぐらいの、
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それぐらいの結構ハードルが高いんですよ。
ね、やっぱスピナーさん的にはすぐにこう糸に紡いで、で、毛糸にしてね、そこから
セーターを編んだり、手袋を編んだり、ね、編み物をしたり、織物をしたりするっていうね、そこがやっぱ楽しみだったりとかさ、
するんだけど、そこになかなかたどり着かないと。
ゴミを取って、ピンセットで一個一個ね、あの、
複雑に絡まった毛の中からね、ゴミを一個一個取り出すっていう作業を、果てしない作業だよね。
それをずっとやるっていうのは、やっぱね、しんどいし、もうそこで心が折れちゃうんだよね。
ね、やっぱさ、みなさん優しいからさ、何とか使ってあげたいって、ね、その国産羊毛がほぼほぼ廃棄処分されてるっていうね、ゴミ汚れが多いって、
使えないっていうところで、みなさんその辺もわかってるからさ、何とかしてあげたいなって思ってくれるんだけど、とはいえやっぱりね、大変なのよ、こればっかりは。
そう、っていうところで、そんな思いをね、
させてしまっていたら、
まあ、一頭だけなら何とかっていうのはね、わかるけど、それを毎年毎年お願いしますと、私の羊とつながってください、毎年毎年、
ゴミ取りお願いできますかっていうところね、それはさすがにちょっとしんどいから、
その羊とはつながりたくないよね。
ね、お金をもらってもちょっと嫌だわっていうぐらい。
ね、そう、っていう
羊は、まず
つながれないです。そう、
なので、この羊とつながりたいって思ってもらえるような羊を育てるっていうのは、やっぱりね、
そこは何とか、こっちでね、頑張らなきゃいけないところ、まずそこを頑張らなきゃいけない。
で、 いいさ、その羊の毛を取るにはどうすればいいかっていうところね。
で、これに関しては、
まあ、その飼育員としてね、その、やっていくのであれば、やっぱそこは、
ね、自分が頑張らなきゃいけないところ。
ね、周りがどうこうではなくてね、自分の力で羊たちを健康に育てて、健康な羊じゃないといい気は取れないからね。
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栄養がちょっと偏ってたりだとか、バランスの取れていない羊が生み出す羊毛っていうのは、何かしらちょっとおかしいのよ。
そのダメージウールって呼んだりするんだけど、
痩せてる羊だったら、ね、痩せてる羊の毛はすごくなんかこう、変に脂っこかったりとか、
あの、毛が途中でブチってちぎれる、ダメージヘアーみたいな感じでね、
ちぎれたりとか、すごい基盤出たりとかするので、中にアフェルト化してね、もう、
どうにもならないような毛だったりするんだけど、
なので、そこはね、まずはその飼育環境を見直して、
餌のこともね、前回ちょっと餌についてもお話ししたんだけど、その辺もしっかり、
頭に入れて、とにかく羊のコンディションを良くしていく。
内側ね、内側をまず良くしていくっていうのが、まず大事なところ。
で、その次に取り組んでみてほしいのが、外側からの環境だよね。
ゴミが入りやすい環境っていうのは、やっぱりね、理由があって、
その理由っていうのがさ、
えっとね、まずはそうだな、
日本のその飼育環境ってのは、どうしても密な環境で飼うことが多いんだよね。
で、餌をさ、
みんな、餌の時間になると、
餌をバーッと配っていって、それをみんなで食べ始めるわけなんだけれど、
で、だいたい横並びだったりとか、もうみんなで同じ餌箱にね、頭を突っ込んだりするわけだから、
あの、なんていうか、結構みんな慌ただしいというか、
ある意味そこでこう、戦争が起きるわけよね。
私が一番多く食べるんだという感じ、みんなこう勢いよくがっついたりするんだよ。
で、そうなると自分の餌箱が空になったら、他のところに行こうとかさ、移動したりするじゃん。
で、その移動するときにね、事故が起こるわけですよ。
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その、例えば草をさ、
口いっぱいに含んだ状態で走り回るのね。
で、次の隣のところ、隣のところで他の羊を押しのけたりだとか、飛び乗ったりだとか、
で、そうなってくると、その食われている餌をね、他の羊の体にどんどんどんどんこすりつけていくわけよ。
そう。
で、ま、あとはその餌箱から溢れた干し草が体の上に降りかかって、
で、どんどんどんどん汚れていったりだとか、
まあ、中にはその飼育員の人が羊の体の上、
羊の上から餌を放り込んだりすると、もう、
その粉が回ってね、どんどんどんどん羊の背中に干し草が蓄積していったりとか、
うん、するんだよね。
そう。なので、まあその餌のあげ方っていうのもそうだし、
その密になりすぎてしまわない、密になりすぎてしまう環境っていうところも結構、
見直していく必要があるのかなと。
餌のあげ方に関しては、ある程度こう、
なんていうか、そういう餌箱を作ってしまえばね、
まあハードの面で解決できるところなので、そこはぜひやってほしいんですけれど、
えっと、どうしてもその密で飼うことで、
互いの汚れを押しつけ合うというかね、
うーん、っていう状況を作ってしまうっていうのは、
まあこれはね、難しいよね。どうしても場所が限られてたりとかするし、
その辺をね、うまく分散化できたらいいのかもしれないんだけど、
まあそこはちょっと、私のね、その羊を育てている環境でさえ、
その状況はどうしても起きてしまうから、
まあできるだけ羊の等数は増やしたいよね。
うちは今足りてない状況だから、増やしたいとは思ってはいるんだけど、
とはいえ増やせば増やすほど、どんどんどんどんその環境としてはね、
飼育環境としては、まあ悪くなっていく一方なので、
そこをどううまく設計するかっていうのがすごく重要になってくるんですよね。
で、まあこれはまあ私のやり方ですけれど、
私は羊に汚れが映らないように、
羊そのものを、服を着せてね、羊毛に服を着せて、
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カバーをしてしまうっていうやり方を採用しております。
カバードウルっていう、まあちょっと特殊な羊毛というかね、
あの服を着せることで物理的に羊毛にゴミが入らないようにするっていう、
まあそういうやり方があるんですよね。
農業とかでもね、
リンゴとかナシとか桃とかさ、
その出来上がった作物に汚れとか、汚れというかね、傷がつかないようにとかさ、
カバーを着せるじゃないですか、袋を着せて、大事に大事に育てたりするでしょ。
あれと一緒で羊毛も汚れないように包み込んであげて、
収穫する時まで大事に大事に育てていくっていう、そういうやり方ですよね。
それをうちはやってて、結果的にすごく良い羊毛がとれているので、
皆さん、うちの羊とつながりたいっておっしゃってくれるんですよね。
この子の毛を毎年、私は飼いたいですっていうね。
そうなので、まずは、そこがすごく重要だと思うので、
まずそこをね、ちょっと頑張って、これはもうね、そうやな。
飼育する人が頑張るべきところかなと思うので、
ぜひ良い羊毛を育ててみていただけたらなぁと思っております。
その後のね、実際に良い羊毛がとれたら、その次はどうすればいいのかというところは、
また明日ちょっと話してみようかなと思います。
ちょうどこれから毛刈りが終わって、次の年の来年の毛刈りに向けて、
羊を育てていくわけなので、
ぜひね、一緒に良い羊毛を育てて作っていけたらいいかなと。
それがね、回り回って、羊を伝えるっていうことにすごくすごく大きな意味を持つようになるので、
羊っていうのは羊毛を生み出して、それを私たち人に届けてくれるっていう、
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そういう生き物なので、そこをやっぱ伝えていくっていうのはすごくすごく大事です。
毛刈りをした後に汚れてるから、ゴミが付いてて誰ももらってくれないから廃棄処分してるっていう、
そういう生き物ではないです。それは羊ではない。
羊ではない何か別の生き物になってしまうので、
羊っていうのはちゃんと羊毛を人に届けるために、私たち人が改良した生き物なので、
そこをしっかりね、羊ってこういう生き物なんだよっていうのを伝えるのであれば、
ぜひそこはちょっと頑張っていただけたらなと思っております。
もし何か聞きたいことがあれば、いつでもコミュニティの方に、
私に直接でもいいですけれど、ぜひぜひ声をかけていただけたらなと思っております。
はい、ということで今日は、
繋がりたい羊の特徴についてね、大事にしなきゃいけないところをお話しさせていただきました。
はい、ということで今日も羊と繋がってまいりましょう。
ではでは。
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