1本目の映画がSINNERSですね。こちらは2025年アメリカの映画です。 そしてもう1本がDROPですね。こちらも2025年アメリカの映画です。
今回も楽しい映画を2つご紹介しますので最後までゆっくりと聞いてくださいね。 さて1本目の映画です。1本目の映画が罪人たちSINNERSですね。
こちらは2025年アメリカの映画です。監督がライアン・クーグラー、出演がマイケル・B・ジョーダン、ヘイリー・スタイン・フェルド、ジャック・オコネルが出ております。
この映画ですね、ホラー映画なんですけれども、言葉には表せない深い感動を感じて見た後も心にズンとしたものが響くとても良い映画でした。
日本公開が6月20日に決定したようなのでぜひ見てほしい映画です。 ストーリーなんですが1932年ミシシッピー州で戦地から双子のスモークとスタックが地元に帰ってきました。
たくさんの現金とお酒を持ち帰った2人は地元の黒人のために酒場を開店させるんですが、そこには恐ろしいバンパイアが訪れ集まっている人たちに襲いかかるのです。
さてこの黒人たちはどうなるのか、そしてバンパイアから生き残れるのかどうか…という映画です。 この映画の出演者はほとんどが黒人で、この映画に限らず黒人の演技はとても群れに響くものがありますよね。
黒人特有の波動が感じられてすごく気持ちがずっしりと重圧感で重くなるといってもですね、別に暗くなるのではなく、内面から出る力強さや黒人特有の念のようなものをひしひしと感じるのです。
そしてこの映画では黒人の歌、ブルース、音楽、それら一つ一つがずっしりと心に響いて自分の心と共鳴して、
募集感、感情移入も畳物ではなかったです。 ただこの映画見る前にどこかでホラー映画だということが書いてあったようなんですが、予告編を見てもそのような怖い場面はなかったような気がしました。
しかし自分は普通の黒人社会の感情を描くヒューマンヒストリー映画として見るだけでもこの映画にとても興味がありました。
確かに2時間20分の上映時間のうち1時間半ぐらいは黒人兄弟を中心に描く普通に素晴らしい内容でした。
それだけでも非常に満足をしていました。しかししかしです。 最後の30分で雰囲気はガラッと変わります。
それまでの黒人のソウルフルな音楽や黒人の感情を描いていた素晴らしい作品とは全く違う予想外で衝撃的な驚々しい恐怖映画となってしまったのです。
その落差が激しすぎてですねちょっと最初は受けれるのが大変でした。 しかし役者さんたちの演技もよく非常に緊迫した場面、家族のように親しかった友人たちが次々と襲われ変わっていく姿は非常にショックでした。
この映画を見て思ったのですが決してこの映画B級映画などではなかったです。素晴らしい映像美、黒人のソウルフルな音楽の素晴らしさ、
兄弟のかっこよさ、黒人コミュニティの結束の強さなど心に響く場面が多かったです。 ホラーの部分も怖さはそれほどなかった感じがしましたが、
しかしながら不気味さ、ヴァンパイアの異常な行動など目が離すことができませんでした。 特にマイケル・B・ジョダンが二役やっていたとは映画を見た後に知ったことでその演技に全く違和感がなかったのは
すごかったなというふうに思います。 彼の演技とパフォーマンスは最高でした。
他の出演者はみんな音楽をやったり踊ったりするのですが、どれも素晴らしい演奏踊りで大満足でした。
そして最後のシーン、エンドロールの後もやっぱり衝撃的なシーンがありました。 ぜひ日本で公開されたら見てほしい映画です。
そして監督のライアン・クーグラーの腕前は最高だというふうに思いました。 批評家の評判もとても良く、アメリカでも大ヒットしている理由がわかった気がしました。
ホラー映画なのに撮影、音楽、演出すべてが素晴らしく、また黒人の最高の音楽と文化を見せてくれたので星4.5をつけたいと思います。
さて2本目の映画です。2本目の映画がドロップですね。 こちらは2025年アメリカの映画です。監督がクリストファー・ランドン、出演がメーガンフェイフィー、ブランドン・タイラー・スカルナー、バイオレット・ビーンが出ております。
この映画予告編を見てすごく面白そうだなというふうに思ったので早速公開直後に見てきました。
ストーリーなんですが、夫を亡くしシングルマザーとなったバイオレットは数年ぶりのデートで高級レストランでヘンリーという男性と会いました。
お互いが気に入ったようで雰囲気は良かったのですが、バイオレットに突然ある画像が送られてきます。
その相手はどうやら同じレストランにいるらしいのですが誰なのかは分かりません。 恐怖に怯えながらバイオレットはヘンリーと話すのですが次々とメッセージが送られてきます。
どうやら自分の話すことや行動がすべて包抜けのようです。 そしてメッセージを送る相手は家に置いてきた息子を人質にしてデート相手のヘンリーを殺すように指示します。
さてバイオレットはどうするのか、人質に捕らえた息子は無事なのか、そして犯人はいったい誰なのか…という映画です。
まずこの映画のタイトルなんですがドロップというのはですね iPhone で有名なアップル系の製品にある
AirDrop を利用したメッセージ機能のことを指しているんですね。 犯人がですね主人公の女性にこの機能を利用してメッセージや画像を送っていることからついたもの
だというふうに思います。 AirDrop というのはですねアップル製品同士でファイルや写真動画を送れる機能なんですが
インターネットの接続が不要で Wi-Fi と Bluetooth の無線通信を利用するので主人公のバイオレットにメッセージを送っている犯人は
同じレストラン内にいるということが分かっていてそれが一層緊迫感を与えていたと思います。
さて映画の内容なんですがこの映画の主演の2人メーガンフェイフィーとブランドン タイラーがとても印象が良かったですね。
メーガンは嫌味のない美しさを感じ演技力も素晴らしく自然に好感度が上がった気がしました。 そしてブランドンタイラーはあの甘いマスクに優しい性格
本当に理想のカップルになるのではないかというふうに思うぐらい 2人の相性は良かったと思いました。
だからこそどうにかこの危機を乗り越えてほしいと応援する気持ちが自然と湧き出たんだと思います。
特にブランドンタイラーはですね2人で終わらせるという映画の中で初めて知ってとても良い印象だったので余計にそう思いました。
やっぱり出演者の印象ってとても大事だなというふうに思いました。 この映画の舞台になる場所は90%がレストラン内であとは主人公のバイオレットの家の中
それほどお金はかかってないだろうなというふうに思うのですがレストラン内で起こる出来事 そして次々とやってくる犯人からの指示で緊張感をずっと保ち続けているのはすごいなという
ふうに思いました。 レストラン内にメッセージを送っている犯人がいるのがわかっているため
主人公のバイオレットも犯人を探すんですが見ている私たちも犯人探しをしていて まるで自分たちも同じレストラン内にいるような感覚になって臨場感はとても大きかった
です 現代のスマートフォンがあるからこそ出来上がったストーリーで現代の通信機器をうまく使って作った
という点では斬新な内容だったと思います そして主演の2人の演技の素晴らしさが際立ったと思います
特にブランドン・タイラースカルナーは本当に優しいとしか言いようのない態度でした 初デートで相手の女性がスマホのメッセージに気を取られたり
何が起こっているかわからない状態で相手の女性がぼーっとしていたり 何度も席を立ったりしていれば呆れて帰ってしまうのが当たり前だと思います
しかし彼は最後の最後まで彼女を理解しようとしとてもいい景色が見れる最高のデートを 壊そうとはしなかったのは素敵だなというふうに思いました
そしてメイガーフェイフィーの落ち着いた演技力がこの映画を一層ミステリアスなものにしていたと思います そしてハッピーデスデイなどを監督したクリストファーランドン監督の腕前はさすがで見ているものを
恐怖に陥れるとても良い映画に仕上がっていたと思います とてもおすすめの映画です星4.0をつけたいと思います