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おはようございます。普段はプログラマーをやりながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。 今回は、最近の中高生の関心事についてお話ししていきます。
好きなものとか、あとはやっていることとかではなくて、社会的な課題の中で関心のあるものですね。
もちろん全てではないんですが、最近子どもたちと関わった中で、私自身が少しびっくりした実体験を踏まえてお話ししようかなと思います。
本題の関心が高そうなこととしては、お金と人権の2つです。
まず、最近の中高生の関心のあることの1つ目ですが、それはお金かなと思います。
お金に関する教育は日本は不十分だと言われていますので、子どもたちのマネー・リテラシーみたいなものは決して高いわけではないのかなと思っています。
ただ、先日社会人講師として中学校へ行った際に、生徒の皆さんからお金に関する質問があったんですよね。
この日は事前に、講師の私に対して何を質問してもいいですよと伝えてあったんで、仕事の内容とか、例えば嫌な上司いますか?とかですね。
会社の雰囲気は?とかっていう質問が来るのかなと思ってたんですが、意外にもお金に関する質問が多かったんですよね。
その質問の内容としては、今やっている仕事でどのくらいの報酬や給料がもらえるんですか?とか、年間の昇給は何回?ボーナス何回?みたいな質問だったんですよね。
まるで採用説明会、入社説明会で受けるような質問を中学生の子どもたちから受けたんですよね。
年収1億欲しいとか、そういう子どもらしいような話が飛び出すのかなと思っていたんですが、意外に現実を見ててちょっと驚きました。
私たちが中学・高校くらいの時って、もっと極端な話を大人の人にしていた気がするんですよね。
億万長者になりたいとか、お金持ちにみたいなことを言っていたような気がします。
ただ、意外に今の子どもたちって堅実なんだなと思ったんですよね。
もう少し、多少は夢のあるようなことを思い描いてもいいのかなと思いつつ、お金って大事なものなので、そこを考えているっていうのは将来を想像する上では良いことなんでしょうね。
これがマネー・リテラシーが高いっていうことに繋がるというほどではないのかもしれませんが、生きるための大事なポイントを意識しているんだなって思いました。
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これが最近、中学生と関わる中で感じた子どもたちの関心事の一つかなと思ったお金の話でした。
もう一つは人権です。
これはですね、私がSDGsの出前授業をしている中で改めて感じたことです。
大人の皆さんはSDGsって聞いてどんなイメージを持ちますか?
そうですね、エコな話題だとか、ゴミ問題と思い浮かべる人が多いんじゃないかなと思います。
確かにニュースとかではそういう話題が多いので、SDGsイコール環境問題って思う人は多くて、私たち40代くらいだと気候変動や異常気象による災害に関心が高いんですよね。
ただ、日経新聞が実施したサスティナブル意識調査では、若い世代になるほど気候変動などの環境問題よりも、人種差別やジェンダーの問題など人権に関する話題に関心が高いという結果が出ています。
同じように日本農立協会のアンケートでも、10代は貧困やジェンダーなどに人に関する話題に関心が高いとされているんですよね。
実際に私が講師で行ったことのある小学校では、SDGsの調べ学習でジェンダーの話題を深掘りする子どもたちがいて、そういうところに興味関心があるんだとすごくびっくりしました。
何がそうさせているのかなということは、もう少し調べたり考えたりする必要はあるかなと私自身思っているんですが、少し大人の関心とは違うのかもしれないなというふうに感じています。
私の子どもが通う小学校でも海外にルーツを持つお友達がたくさんいるんですが、それは自然というか普通という中で小さい頃から子どもたちって生活しているんですよね。
ひょっとすると、それが自然だからこそ人と人との関わりや個性みたいなところに関心が高いのかなって考えたりしています。
あの少し私の推測が入ってますが。 ということで、最近子どもたちと関わる中で感じた興味関心ごとの2つ目は人権でした。
年代によって関心のあることって違いますよね。 ちなみに先ほどの農立協会のアンケートでは40代男性のSDGsに関して何に関心が高いですかというアンケート結果の1位はなんと
関心がないでした。 ということでこの放送は以上です。良い1日をお過ごしください。