オープニングと近況報告
言葉で旅する思考と暮らしのエッセンス、パーソナリティのうつみヒロコです。
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。毎回およそ10分、オンラインで英語、中国語、スペイン語を学び続けているウェブプロデューサーであり、編集者の私が、
世界のどこかで働く女性たちのライフスタイルや価値観から見えてきた発見や暮らしのヒントをお届けしています。
言葉を通して文化を越えてちょっとだけ世界を旅する、そんな脳内プチ理学、言葉旅のひとときをご一緒できたら嬉しいです。
前回までのエピソードにいいねなどで反応してくださった皆様、フォローしてくださった皆様、書き起こしのノートに好きをしてくださった皆様、本当にありがとうございます。
前回までのエピソードで、エアコンが壊れています。それも雪の日にもというお話をしたんですけど、ようやくエアコンの修理というか買い替えが来てくれまして、
ヌクヌクで本当にエアコンありがとうという感じですね。最近のエアコンはスマホからオンオフできる。
そしてスマホから今使っている料金も分かったりとか、外気の温度も分かったり、もちろん中の温度も今この中の温度は何度ですよというのを教えてくれたりとかするのもとてもとても便利。
長い続きからお部屋寒いだろうなということで、外からオンできる。消し忘れてるかなと思ったらスマホから確認できる。すごい時代ですよねと思いつつも本当に文明ありがとうと思いながら、本当にお部屋があったかいのは幸せですね。
「つながっているのに孤独」という現代の課題
今日のこたわたびは誰にとっても身近なテーマかな、孤独についてのお話です。最近読んだ記事のタイトルが、友達がたくさんいてもなぜ人は孤独を感じるのという内容でした。
この記事の中で印象的だったのは、友達の多さイコール孤独じゃない、ではないというポイントでした。
アメリカで18歳から95歳の約5000人を対象にした調査によると、一番孤独を感じているのは若い世代。しかもその若い人たちは友達の数だけ見るとむしろ多い。
メッセージもよく送りあっているし、遊び会も一定数あるのにそれでも孤独だと感じている人が多いという結果だったそうです。
記事ではその理由として、お引越しだったりとか、仕事や学校の変化、恋人関係の変化などライフイベントが多くて、友人関係が安定しにくいということが挙げられていました。
つまり人間関係の数よりも安定感の方が孤独感には効いているのかもしれないという視点なんですね。
ペルー人先生との対話:大人の友情と役割の複雑さ
このテーマについてアラフィフのペルー人の先生と助手トークをしたんですけれども、彼女が言っていたことがすごく印象的でした。
先生はこう言っていました。私は心から信頼できるグッドフレンドが3人いるの。その存在に本当に助けられているわ。
そしてこう続きます。大人になると新しい友達を見つけるのって本当に大変よね。
ペルー人の先生も妻であり母であり仕事を持っていて、人生の中の役割がどんどん増えていくと友達とゆっくりハングアウトする時間がなかなか取れない。これは私もすごく実感があります。
若い頃って小学校、中学校、高校、大学と毎日行く場所があって、クラスメイトという存在がいて、また誰もが肩書きを持っていなくて、いい意味で無印の自分同士で付き合うことができていた気がします。
でも大人になると仕事での顔、親としての顔、パートナーとしての顔、いろんな役割がくっついてきて、ただの私と付き合える場所や時間がどんどん減っていくなと思います。
ペルー人の先生も大人になると人間関係も自分の立ち位置もすごく複雑になるわよねと言って、うんうんと頷きながら、共感し合いながら話を聞いていました。
インターネット以前との比較と情報過多の時代
それから彼女が話してくれたのが、インターネット以前との違いについて。
インターネットが出てくる前は子どもも大人も人生はもっともっとシンプルだったと思う。
今はとにかく情報が多すぎる、未来が見えにくい、特にAIの登場で仕事やキャリアの見通しも読みにくい、将来の就任も読みにくい、など心をざわつかせる要素が日常にあふれているという話になりました。
私もこれはすごく感じます。
SNSを開けば誰かのキラキラした日常が流れてきて、ニュースを開けば世界の不安になるような出来事が次々と目に入ってくる。
その中で自分の人生の足元にだけ静かに集中するって実はかなり難しい。
ペルー人の先生も、私自身も時々落ち込みや不安を感じることがあるわと言っていました。
年齢と孤独の関係性:世代間の違いと高齢者の孤立
ここからは少し世代の話になりました。
記事に記載されていた調査では、年齢を重ねるとだんだん孤独が少なくなっていくと。
私は自分の母のことを思い出します。
彼女はSNSをやっていない。
LINEも最近始めて、それがギリギリ。
絵を描くことが趣味。
美術館を回るのが趣味。
本も目が悪くなったからということで、紙の本をコツコツ読む。
スマホで何か読むということはあまりしない。
合唱団に入っていて、仲間と一緒に歌っている。
母の今70代なんですけれども、生活を見ていると、
私と比べて明らかに通知、ノースティフィケーションに邪魔されない時間が多いんですね。
スマホの情報に振り回されない分、心の中に静かな場所、
自分とつながる場所を私よりは持っているような気がします。
一方でペルー人の先生は、77歳のおじさんの話をしてくれました。
おじは今77歳なんだけれども、15年前に奥さんを亡くしてからずっととても孤独そうに見えるの。
だから年を重ねるほど孤独が減るというのは一概に言えないと思うという指摘もあって、
確かにこの記事の調査結果通り、年齢イコール孤独が少ないとは言えないかもなと思います。
暮らし方や家族との関係、地域とのつながりによって本当に人それぞれだなと感じました。
日本でも高齢者の孤独は大きな問題になっていますよね。
これは世界的にもそうみたいです。
特に男性、ある調査では高齢男性の約6人に1人が2週間誰とも会話していないというデータもあり、
さらには孤独死の約8割以上が男性だとも言われています。
仕事一筋で生きていて、退職後は会社とのつながりが一気に切れ、
地域とコミュニティとのつながりが薄くて、結果として話せる相手がいないという状態に陥ってしまう。
これは日本だけではなく、他の先進国でも共通してみられる傾向だそうです。
「インパーソン」で会うことの重要性と大人の友達作り
コロナ禍を経て、私は改めてインパーソンで実際に会うことの大切さを痛感しています。
なので今はできるだけ人と会う、一緒にご飯を食べる、一緒に散歩する、そういう時間を意識的に作るようにしています。
実際に会っている時間が例えば1時間だとしても、その1時間がくれる心の充足感は、
SNSで何となく、たくさんのつながっている人たちのタイムラインを眺めている数時間とは全然質が違うなと感じます。
とはいえ、大人になって、先ほども言いましたけれども、ペルーの先生が言ったように、ゼロから友達を作るのって本当に難しい。
ライフステージもバラバラで、子育て中の人、介護をしている人、転職したばかりの人、フリーダンスで働く人、地方に引っ越しちゃう人、
みんな時間の使い方も優先順位も違います。
その中で気の合う人と定期的に会うというのは、意識しないとあっという間に遠のいてしまう。
だからこそ、私は最近、若い頃にやっていた趣味をもう一度やってみる。
昔からの仲良しの友達に定期的に会ってみる。また、昔からの仲良しの友達の友達に会ってみる。
この3つは結構お勧めだなと思っています。
趣味がある場所には同じものを好きな人が集まるし、友達はそもそもすごく仲良しで心がつながっている感があり、
かつ友達の友達って不思議と波長が合いやすいというか、結構盛り上がるんですよね。
実際、私自身も昔からの長い友人が紹介してくれた人と大人になってから新しい関係を始めましてから育てていったりしています。
孤独との向き合い方と自分との対話
今日のお求めとしては、孤独は友達の数では決まらない。
人間関係の安定感や自分の心の静けさも関係しているかも。
年齢による傾向があっても結局は一人一人の生き方次第。
だからこそ誰とどんな時間を大事にするかを自分で選んでいく必要があるということをお話できたかなと思います。
孤独そのものは必ずしも悪いことではないと思います。
一人でいる時間だからこそ見えてくるものもたくさんあって、私は一人時間も結構大好きです。
特に日記を書く時間はとっても大事で、もう10年20年以上かな、毎朝毎朝朝一人でお気に入りのお茶を飲んで、その後にちょっとぼーっとして日記を書いて自分と対話する時間っていうのをすごくすごく大事にしていて、この静けさが私が私自身であるということをすごく保ってくれている気がします。
その時間は孤独かというと全然孤独じゃないなというふうに思うので、一人だからこそ一人だからと言っても孤独ではないなと思います。
リスナーへのメッセージと行動提案
でももし今これを聞いてくださっているリスナーの皆さんが最近人と話してないな、ちょっと心が冷えてるかもなと感じていたら、
昔の友達にちょっと連絡をしてみる、興味のある習い事や講座を覗いてみる見学でもいいと思います。
誰かの友達の友達に紹介してもらって、友達と一緒に会ってみる、そんな小さな一歩を試してみてもいいのかなと思います。
というわけで、今日は友達がたくさんいても孤独を感じる理由と、ペルー人の先生との女子トークから考えた大人の友達作りのお話でした。
エンディング
今日も世界のどこかに住む素敵な女性との女子トーク、言葉旅のおすすめにお付き合いいただきありがとうございました。
本日のペルー人の先生と私との対話が皆さんを彩る小さなヒントになれば嬉しいです。
今回の言葉で旅する思考と暮らしのエッセンスはここまでとなります。
この番組ではリスナーの皆さんからのメッセージもお待ちしています。
新たなエピソードや経験、前回までのエピソードの感想など、ぜひぜひお寄せください。
Spotify、もしくはスタンダードヘイブのコメント欄からお待ちしています。
それではまた次回の言葉旅でお会いしましょう。
宇住裕子がお届けしました。
グラシアス、アストレゴ、チャオチャオ。
ではではね。