自己重要感「マタリング」とは
言葉で旅する思考と暮らしのエッセンス、パーソナリティのうつみひろこです。 今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。毎回遅10分、オンラインで英語、中国語、スペイン語を学び続けているウェブプロデューサーであり、編集者の私が、世界のどこかで働く女性たちのライフスタイルや価値観から見えてきた発見や暮らしのヒントをお届けしています。
言葉を通して文化を越えて、ちょっとだけ世界を旅する、そんな脳内プチ理学、言葉旅のひとときをご一緒できたら嬉しいです。
前回までのエピソードに、いいねならで反応してくださった皆様、フォローしてくださった皆様、書き起こしのノートに好きをしてくださった皆様、本当にありがとうございます。
今日はですね、インド人の先生と女子トークをしてきました。
マッテリングという言葉、ご存知でしょうか。
今少しですね、アメリカの方では、このタイトルマッテリングという本が、かなり売れているようで、注目されている言葉になっているみたいです。
マッテリングというのは、誰かにとって大事であることということなんですけれども、言葉から広がる人を大事にすること、自分を大事にすることについて話を広げてみました。
インド人の先生が最初に言ったのはこんな一言でした。
いつも誰からからのマッテリングを求めるのはヘルシーじゃない。
私たちってつい誰かのリアクションを待つ、あなたには価値があるよと言われるのを待つ、愛や評価を外側に探す、そういうモードに入りがちですよね。
でも先生は一番大事なのはね、あなた自身が自分に価値があると思うことなんだよと言ってくれました。
マッテリングは誰かにとって大事であること、でも同時に自分が自分を大事に扱うことでもある。
これはすごく深いなぁと思いました。
そして先生は続けました。
承認欲求の裏側にある叫び
もしあなたの言ってることに価値がないって言われたら子供だって悲しんじゃうというかラッシュアウトしちゃうわよねと。
確かに怒りや反発の裏側には、私は大事な存在だよねという魂の叫びというか、承認だったりとか確認の叫びがある。
それは子供だけじゃなくて大人も同じかもしれません。
SNSで何かのボタンが食い違って言い争っているのをたまに見たりとか、
それはリアルな現場でも、例えばお店でお客さんがすごく店員さんに何か言ってる時だったりとか、
必要以上に誰かが気づいている時、それはもしかしたら誰かの、もしくは自分のマットリングが揺らいだ瞬間なのかもしれません。
私は先生に聞きました。
現代におけるマタリングの重要性
どうしてマットリングという言葉が今注目され始めているんだと思う?と。
先生の答えはとても現代的でした。
私たちはいつも他のことでいっぱいコミュニケーションが減っていると。
忙しさ、通知、スマホ、仕事、情報、ファニーでもハッピーでもなく、何のディストラクションもなく人と過ごす時間が減っている。
だからこそクオリティタイムが必要なんだよと言っていました。
そこで先生が教えてくれたのが素敵なご家族の習慣でした。
彼女のお家では必ず毎日1時間何のディストラクションなしでも遊ぶのと、他の何かの介入がない状態で遊ぶということを習慣にしているということでした。
チェスだったりとか、ボードゲームだったりとか、ワードゲームだったりとか、いろんなゲーム。
この時間は家族でスマホなし、テレビなし、通知なし。
ただただ笑って、冗談を言って、会話が自然に生まれる時間、これをすごく大事にしていて。
この時間は私が大好きだよ、とても1日の中で大好きな時間だよって教えてくれたんですね。
これこそが家族というちっちゃい単位なんですけれども、あなたはここにいていいよ、あなたは大事だよっていうノンバーバルなマタリングな時間なんじゃないかなっていうことを彼女は感じているようでした。
自己価値の再定義とフランクル
外からの承認を求め続けるのはとてもしんどい。でも今日ちゃんと頑張ったね。うまく言えなかったけれども挑戦したね。
あなたの価値はどんな状態でも変わらないよっていうことを、こういった何の邪魔も入らないような状態で家族で過ごせるっていうのは本当に豊かで。
かつ自分自身も1人の時間を作って、そういう時間に自分自身に声をかけることができたら、すごく少しだけ強くなれるんじゃないかなと思います。
特に先生がずっと強調していたのが、まずはあなたを大事だと思うこと。
話の最後に出てきたのが、ヴィクトル・イ・フランクルの言葉。
人生の意味とは、人生に意味を与えることであると。意味を探すのではなく意味を与える。
マタリングも同じ。価値を探し回るのではなく、自分で自分に価値を与える。
そしてその余白ができたとき、人にも必然に何か与えられるのかもしれませんね。
リスナーへの問いかけと番組案内
最後にあなたに取り掛けです。
あなたは最近自分によくやってるよって言いましたか?
それとも誰かの評価を待っていますか?
そして今日たった1時間でもいいから何の邪魔もなしで、誰かと悪い時間を持っていたら、それだけでマタリングを何かお互い感じられるのかもしれません。
はい、今日も世界のどこかに住む素敵な女性との女子トーク、言葉旅のオススメにお付き合いいただきありがとうございました。
本日のインド人の先生と私との対話が皆さんの日常を彩る小さなヒントになれば嬉しいです。
今回の言葉で旅する思考と暮らしのエッセンスはここまでとなります。
この番組ではリスナーの皆さんからのメッセージもお待ちしています。
あなたのエピソードや経験、前回までのエピソードの感想などぜひお寄せください。
スポーティファイ、もしくはスタンデーFMのコメント欄からお待ちしています。
それではまた次回の言葉旅でお会いしましょう。
宇住裕子がお届けしました。
グラシアス、アストレゴ、チャオチャオ、デワデワネー。