夫婦関係の苦しみの理解
どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。
ひなたの【シン・イクメン夫婦論】5月19日、月曜日。
本日のテーマは、【夫婦関係は愛の渇き】を癒すと改善する①
夫婦関係の苦しみとは何か、というテーマでお送りします。
実は、新しく一つ講座を作ろうと思っておりまして、
そのテーマが【愛の渇き】を癒すということなんですけれども、
これは仏教で、人の苦しみの根源が渇愛であると。
愛の渇き、渇愛、ここが苦しみの根源であるということなんですね。
これを夫婦関係の中でどうやって癒していけるのか、
ここをまとめた講座を作ろうと思っておりまして、
今私が学んでいる【仏心相学院】という仏教を学べる学校で学んだことなどを盛り込みながら、
エッセンシャルオイルという、私の家庭で活用しているエッセンシャルオイルを活用しながら、
新しいメソッドを作っていきたいなと思っておりまして、
今回からシリーズでメソッドの内容をアウトプットの練習など、
何回かに分けて、私のラジオでもお話をしていきたいなと思っております。
どこまでまとまるかは話しながら考える部分もあると思うので、
何回くらいのシリーズになるかはまだ未定なんですけれども、
お話をしていきたいなと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
早速本題に入っていきます。
今日はまずパート1ということで、
そもそも夫婦関係の苦しみって何かというところをまずはっきりしていかなければならないんですね。
苦しみの根源と自分自身
そこを今日はこの放送でお話をしていきたいと思います。
例えば私のクライアントさんでよくご相談いただく内容として、
奥さんの言葉が本当にきついとか、奥さんから否定ばかりされるとか、
そういうお悩みって本当に多くいただくんですよね。
罵倒されるとか、あとすごい攻め立てられるとかっていうお悩みすごく多いし、
私も以前は本当にそれですごく悩んでた時期もありました。
一見するとその夫婦関係の苦しみって、そのことが苦しみのように感じるんですけれども、
実は私たちの苦しみっていうのは、
奥さんのきつい言葉とか、罵倒される、人格否定される、
というようなことというのは、自分の外側で起こっている問題ですよね。
すべて私たちはその外側に起こっている問題に対して、
自分がどう捉えているか、どう感じるかによって、
それが最終的に人生とか結婚生活の苦しみであるというふうに、
自分が認知するわけですね。
これは嫌だなとか、これは苦しいなとか、これは辛いなとか、やめてほしいなとか、
いろんな感情を持つわけですけれども、
この感情を持った時点で、それは苦しみになっているわけですね。
だから常に苦しみ、嫌だなとか、辛いな、もう逃げ出したいとか、
いろんな感じる苦しみというのは、
その外からの要因を通して、自分の中で生まれてきているものだということですね。
苦しみというのは。
だから同じ言葉を聞いても、それを苦しみというふうに捉えない人もいるわけですよね。
それが人によって違うし、相性があるし、
だから常に自分の人生においてもそうですし、結婚生活においてもそうなんですけれども、
まず大前提にあるのは、やっぱり苦しみというのは、
外からの要因に対して自分の中で生まれているもの、自分の中で生み出しているもの。
ここが苦しみということ、これをまずしっかり捉えなきゃいけないんですね。
とかく外からの要因に振り回されて、それが苦しみのように感じますけれども、
本当の苦しみはそこじゃなくて、自分の中にあるということですね。
だから私は結婚生活というのは、相手を通した自分自身との向き合い方を学ぶ場というふうに捉えていたり、
結婚生活は夫婦関係を改善しようとしたら、生き方を改善すること、
つまり自分自身を見つめ直すということが大切だというふうに常日をお話しするんですけれども、
まさにそんな感じで、まず苦しみを生み出しているのは自分の中であるということですね。
自分の中の苦しみがなぜ生まれてきてしまうのか。
欲求とその影響
ここが仏教でいう、割愛。ここが原因になってくるというふうに仏教、お釈迦様はそれを説いたわけですね。
人の苦しみの原因は割愛にあるということなんですね。
割愛というのは愛が渇くと書いて割愛なんですけれども、
これがまず自分の中から生まれてくるから、その人は苦しくなる。
つまりこの割愛というのをなるべく最小限にしたり、なるべく手放していったりすることで、
その人の中の苦しみが徐々になくなっていくというふうにお釈迦様は説かれたわけですね。
その方法をちゃんと示してくれたのが、お釈迦様の教えになっている仏教というものになるんですけれども。
ここまで大丈夫そうですかね。
まず苦しみというのは自分の中から生み出しているものであって、外からの要因が直接の苦しみというわけではないということですね。
だから奥さんのそのきつい言葉も否定的、この前の放送でも話しましたけど、否定されたって思うのって自分の心なんですよね。
奥さんとしては否定しているつもりがなかったとしても、こちらがそれを否定されたって思えば、それは自分の中では否定されたという事実になってしまうわけで。
だからそこの心の反応というのが私たちの心の習慣になっているわけですね。
その習慣が苦しみをどんどん生み出していってしまうわけです。
なので夫婦関係におけるこの苦しみを変えていきたいのであれば、自分の心の反応、自分の心の習慣を変えていかなければいけないんですけれども。
その心の反応の原因になっている部分というのが、割愛なんですね。
その割愛って何なのかというところまで今日話しできそうだな。
割愛が何なのかというと、それは求める心ですね。もっと欲しいということです。
やっぱり私たちは色んなものを求めちゃいますよね。もっと欲しい、もっと楽しくしたい。
それが一時的にでも叶えば、それをさらにもっともっとってなるわけですね。
そこが人の苦しみを生み出している根源であるということなんですが、
もっともっとというと欲求が大きければ大きくなるほど、やっぱりそこに満たされないギャップによって人は余計苦しくなるわけですね。
期待すればするほどそこに満たされなくて、さらに苦しくなる。
例えば夫婦関係で夫目線で言えば、昔は本当に優しくて自分のことをずっと立ててくれた、彼女時代は立ててくれた奥さんが、
今はすごく否定的なことばっかり言ってきたり、ずっと責められたりすると。
だから恋人時代の奥さんの優しさ、自分を立ててくれる謙虚さというのは、自分の中での快感なわけですよね。
それをもっと欲しいって思う。もしくはその時くらいのことは最低でもやって欲しい、ああいう言葉をもう一回かけて欲しいって思うんだけれども、
実際子供が生まれていろんな変化があって、奥さんも変化をするわけですね。
その変化によって、前みたいな言葉が得られないと、そこのギャップが生まれて、
前はああだったんだ、なんで今はこうなっちゃったんだろう、という苦しみに変わっていくというところですね。
じゃあ今日はこのあたりにして、明日またこの続きをお話しします。
明日お話しするのは、この割愛、もっと欲しい、もっと欲しい、もっとという欲求がなぜ起こるのか、
それからどういうことが割愛になっていくのか、このあたり割愛について明日お話をしていきたいなと思いますので、
ぜひ明日もお楽しみにしていただければと思います。
今日も最後までお付き合いいただいてありがとうございました。
この番組ではコメントを募集しております。
1秒でも聞いていただいた夫のあなたを、新育免ズ、奥様のことを新育免サポーターと呼びして、
皆さんと一緒に番組を作り、一緒に成長をしていきたいと思っておりますので、
ぜひコメントやご質問もお待ちしております。
それでは新育免育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるように、あなたのことを応援しています。
また明日お会いしましょう。さよなら。