夫婦関係の思考
どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。
ひなたの【シン・イクメン夫婦論】9月18日。本日のテーマは、「その言動は、妻を楽にしたいのか、それとも自分が楽になりたいのか?」というテーマでお送りします。
今日のテーマは、夫婦関係に悩んだ時にぜひ考えてみてほしい、非常に大事なポイントというか、一つの指標になる大切な考え方になりますので、
ぜひ、今、夫婦関係がちょっともやもやしているなと、あまりうまくいっていないなと思う方は、ぜひ最後までお付き合いください。
この番組は、シン・イクメン育成コーチのひなたが夫が自己成長することで、夫婦関係を良くするヒントをお届けする番組となっております。
平日毎日配信の予定なんですが、ちょっと昨日はですね、配信をすっかり飛ばしてしまいました。
基本、平日毎日配信をしておりますので、ぜひフォローよろしくお願いします。
ちなみにシン・イクメンとは、生活習慣と仏教の知恵で心身を整え、妻と家族を大切にする父親です。
はい、ということで、本日のテーマですね、その言動は、妻を楽にしたいのか、それとも自分が楽になりたいのか、というテーマなんですが、
これはですね、どういうことかというと、例えば、これ我が家でもよく起こる、よく起こるというか、たまに起こることなんですけれども、
子供が小さいと、やっぱり夜中にいきなり体調がちょっと崩れてしまったりとか、よくあるんですけれども、
その中でも、ちょっとこれは心配だなと思うような症状が出てしまったり、例えば、子供がまだ本当、ゼロ歳の時なんかで、ちょっと吐き戻しが止まらないとか、
あと、この前、我が家ではあったのは、息子が1歳半、2歳くらいの時かな、お米粒とか食べ物を自分で鼻の穴に詰めるというのが楽しくなってしまって、しょっちゅうそれをやってしまって、
ある時ですね、鼻に詰めすぎていきなり呼吸困難に陥っちゃうとか、というのが実際あったんですね。
そういう時って、やっぱり夫婦ともども焦りますよね。
その時は、息子は顔が青ざめて、唇が紫になったりして、これどうしよう、どうしよう、みたいな感じで、もう夕ご飯の後、ちょっと遅めの夕ご飯の時だったりもするので、もう病院もやってないと。
シャープ8000という、深夜に子供に異常があった時に相談できる窓口みたいなのがあるんですよね。
そこに電話して、こういう状況なんですけど、という相談をすると。
そういう時に、やっぱり夫婦それぞれ、お父さんもお母さんも心配になる、子供のことが心配になるんですけれども、その心配の度合いって全然違うんですよね。
特に子供が小さければ小さいほど、まずお母さんはめちゃめちゃ不安になったり、本当に焦ったり、動揺したりするんですよね。
これはもう女性の本能的なもので、子供の命を守るというのが第一ミッションにあるので、絶対的に子供の命を守らなければいけない。
そういう本能が働くと、やっぱりすごく不安になる。
一方でお父さん、パパの方も不安は不安なんですけれども、多分そこが夫婦でちょっと差があるんですよね。
そういう時に、そういう夫の態度を見て奥さんが怒るわけですよね。
全然心配しているふうに見えなかったとか、どうでもいいと思っているの?みたいなことを、結構きつく当たられたりすることがあるんですよね。
夫としても心配だけど、もう少し様子を見てもいいんじゃないとか、大丈夫でしょうみたいな感じの態度を取ると、後から奥さんにめちゃめちゃ怒られる。
そういうふうに怒られた時に、奥さんがめちゃめちゃ怒って、しばらく口を聞いてくれないとか、奥さんが自分の家族にそれを言い付けるとか、いろんなパターンがあったりするんですけど。
奥さんが怒ってしばらく口を聞いてくれないというふうになった時に、じゃあここからどういうふうに関係を元に戻していこうかという時の言動を考えてみたりすると、
奥さんの機嫌を直してもらうために、自分も本当は心配しているんだよということをちゃんとわかってもらいたいという気持ちが男性としては芽生えるわけですね。
でも、じゃあそれをそのまま奥さんに、僕だってこんなに心配してるんだよ、別に心配しなかったわけじゃないんだよっていうのを奥さんに言うこと、その言動が奥さんを楽にするために言ってるのか、自分が楽になりたいから言うのか、
そこの目的が違うだけで伝わり方が大きく変わるんですね。
こういう時にだいたい陥ってしまうのは、自分が楽になりたいから奥さんに弁明するパターン、奥さんの機嫌を直してほしいとか、奥さんの機嫌を直してほしい、奥さんに許してほしいから自分がちゃんと心配をしてるんだということをわかってもらいたい、自分の気持ちをわかってもらいたい。
でもそれって、奥さんの機嫌が良くなることで、自分が楽になりたいからそれを奥さんに言おうとしてるってことなんですよね。
でもそれだと奥さんからすると、またそうやって自分が楽になりたいからってそういうことばっかり言ってきてっていう話になっちゃうんですね。
だからそうではなくて、やっぱり奥さんがそこで怒ったっていうことは、奥さんの心配度合いとか奥さんが不安になった気持ちというのをまだまだ男性の方がわかってあげられてないから奥さんが怒るわけですね。
それがあなたは全然心配してるように見えなかったって責められるんですけれども、それって要は奥さんと同じレベルで子供のことを心配だということが考えられていないというふうに奥さんには映ってるっていうことなんですけど、
それって裏を返せば、私のこの心配な気持ち、子供に対する心配な気持ちをあなたは全然共有してくれないのねっていうことになるんですね。
だからそこで、もし何かアクションをするのであれば、奥さんの機嫌が怒って自分が楽になるためではなくて、奥さんの不安だった気持ちに寄り添ってあげて、
自分がまだ全然そこには至らなかった、奥さんの不安心配具合には全然至ってなかったということをちゃんと反省をして、
それをちゃんと奥さんに伝えた上で、奥さんの気持ちに寄り添う、本当に不安だったよね、大変だったよねっていうことを寄り添ってあげる、
そういう奥さんの気持ちを楽にしてあげる目的を持った言動になれば、また関係というのは少しずつ戻せると思うんですけれども、
行動の目的
そこが奥さんの機嫌を良くしたい、機嫌が治ってほしいというのが、自分が楽になりたいからということで何かアクションをすると、もっとこじれてしまう。
そういうことになりかねないので、そこは注意した方がいいなと思うんですね。
だから常に何か問題が起こって、ちょっと夫婦の中で葛藤が起こって、そこから次どうしようかなというときに、これから取ろうとする行動が、
自分が楽になりたいためにやろうとしているのか、それとも奥さんを楽にさせてあげたいがためにやってあげるのか、
その目的がどっちになっているのかなというのをちゃんと整理した方がいいなというふうに思います。
最後にこれは慈悲心という仏教の考えにも通じまして、慈悲心というのは慈と悲、慈というのは慈しむという言葉ですね。
悲というのは悲しいという言葉なんですが、この慈悲心というのは要は相手の立場に立って、相手の苦労を取り除いてあげて楽にさせてあげたいという心のことなんですね。
これがまさに自分の言動行動に備わっているかということは常に見つつ、でも大事なのは、
そこで自分に対してのケアというのも忘れてはいけないんですが、ちょっとそこまで話してしまうとまた分かりづらくなってしまうので、
これはまた別の機会にお話をしますが、とにかく言動の目的は自分が楽になりたいがためなのか、
それとも奥さんを楽にさせてあげたい行動、言動になるのかということを整理してアクションしてみると良いと思います。
ということで、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この番組ではコメントを募集しております。
1秒でも聞いていただいた夫のあなたを新育免奥様のことを新育免サポーターと呼びして、
皆さんと一緒に番組を作り、一緒に成長していきたいと思いますので、ぜひコメント、ご感想などもお待ちしております。
それでは新育免育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるようにあなたのことを応援します。
また明日お会いしましょう。さよなら。