心のメカニズムの理解
どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。 ひなたの【シン・イクメン夫婦論】6月の23日、月曜日ですね。
本日のテーマは、【夫婦関係は心のメカニズムを知ることで改善する】というテーマでお送りしたいと思います。
夫婦関係が悪化している時っていうのは、やっぱり心が不安定な状態だと思うんですよね。
お互いがお互いのことを責め合ったり、お互いを否定したり、または相手から否定されたり、自分が否定していたりとか、そういった心が不安定な状態だと思うんですけれども、
その心というのがそもそもどういうものなのかというのを、このメカニズムをちゃんと理解しておくことで、
その自分の感情、要は自分の心にですね、振り回されずに客観的に見られるようになるんですね。
客観的に自分のことを見るというのが、自分の感情、心をコントロールしていくにはとても大事な感覚になるので、
そのために心のメカニズムを理解しようということで、今日はそんなお話をしていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
この番組は新育免育成コーチの日向が夫が自己成長することで、夫婦関係を良くするヒントをお届けする番組となっております。
平日の16時50分頃毎日お届けをしております。
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ちなみに新育免とは、生活習慣と仏教の知恵で心身を整え、妻と家族を大切にする父親です。
というお話をしながら、なかなか咳が止まらなくてですね、体調が完全には整わないのが続いておりますけれども、
私自身ももっとちゃんと生活習慣を整えないといけないなというふうに感じております。
はい、ということで今日の本題に入っていくんですけれども、心のメカニズム、これ何なのかというと、大きく分けて5段階あるんですね。
これをじゃあ5段階何なのかというと、最初は感覚器官でキャッチする。
最初が感覚器官でキャッチ。それを脳が知覚する。脳がキャッチするということですね。
それが今度認知する。脳が認知する。これはこういうものだというふうに脳が認知するわけですね。
そこで思考が起こります。頭の中で言葉が出てくるわけですね。ぼやきというかつぶやき。
その言葉が感情を作るというこの5段階のプロセスになっているんですね。
これがもう瞬く間にババーッと起こっていくわけです。
私たちって自分の体の外からの刺激に対して自分の感情ってこう動かされますよね。
だからまず外からの刺激に対して自分の感覚器官がそれをキャッチして、それを脳が知覚して、それを脳が解釈、認知をして、
そこから自分の頭の中に今度思考ですね、言葉を生み出して、その言葉が感情を生み出す。ここまでが一瞬にスパーンと起こるので
ここのプロセスを知らないと、ただ最後の生まれてくる感情だけに自分が振り回されてしまうんですよね。
感情に振り回されると夫婦喧嘩が止まらないとか、しょっちゅうお互いのことを攻め合うみたいな状態になっちゃうんですよね。
まずこのプロセスをちゃんと知っておこうということなんですが、ちょっとそれぞれ詳しく解説をしていくと、
まず外からの刺激。例で例えると、奥さんからきつい言葉で責められたとします。
それは外からの刺激なんですよね。その刺激に対して、まず最初にキャッチするのが私たちの感覚器官ですよね。
五感というやつです。耳なのか目なのか鼻なのか口なのか皮膚なのか。
いずれかで私たちはそれをキャッチするわけですよね。ビビッとキャッチするわけです。
さっきの例で言うと奥さんからのきつい言葉で責められるというのは、まず耳から空気の振動で音が入ってきますよね。
その時はただの音なわけです。
正しい認知の重要性
あと、不遂して奥さんの表情がめちゃめちゃ怒っているとか睨まれるとかいろいろあると思うんですけど、
そういう視覚的な情報も目のレンズでそれをキャッチするわけですね。
その時はただ振動をキャッチしてただ光をキャッチしているだけなんですよね。
それが信号として脳に送られるわけです。脳に送られた時に初めてそれが言葉だ、これは日本語だというふうに脳が知覚するわけですよね。
あれは奥さんの顔だ、奥さんが怒っている顔だというのを脳がキャッチするわけです。これが知覚ですね。
次がそこから認知になるわけです。
そのキャッチした音、日本語で結構きついこと、自分を否定することを言っていて、
強い口調で、という知覚でキャッチした情報をもとに認知が始まるわけですね。
その認知が何なのかというと、自分が責められている感覚とか、自分のことを否定しているんだなとか、怖いなとか、そういう認知が始まるわけですね。
その認知が自分の言葉を生み出すわけです。
何で俺ばっかりこんなに言われなきゃいけないんだとか、自分だってこういうことをやってないのに、何で俺にはこういうことを言ってくるんだとか、
そこで今度言葉が頭の中に出てくるわけですね。
最後それが感情になるわけです。怒りとか、イライラとか、落ち込む場合もあるでしょうけど、そういう感情に最後つながっていくんですね。
このプロセスで考えると、最初の感覚期間で空気の振動としてキャッチしたり、目というレンズで光をキャッチしている状態、
ここと、それを脳で、これは日本語で奥さんがこういう言葉を喋っている、こういう意味の言葉を喋っている、という情報ですよね。奥さんの表情が起こっている。
ここまではコントロールができないんですよね。視覚まではコントロールができないんです。
これは外からの刺激に対して必ず受けてしまうものなんですよね。
問題はここからで、ここで認知が始まるわけなんですが、その認知を正しい認知ができるかどうかというのが非常に大きなポイントになってくるんですよね。
奥さんのきつい言葉、奥さんの言葉が強い、きつい、攻めている言葉だ。
そこで認知的なものが発動すると、理不尽に怒られているとか、また勝手に不機嫌になっているとか、そういう認知を起こしてしまうと、そこからの自分の思考がそういう方向に変わっていってしまうので、
この認知を正しくコントロールしていくこと、これが非常にポイント、自分の心をコントロールするポイントになってくるわけですね。
そういう時に奥さんが怒っている言葉を使っている、表情が怒っている。
それって、もしかしたら奥さんも自分自身でどうしたらいいかわからない状態かもしれないなとか、困っていることがあるんじゃないのかなとか、疲れているのかなとか、
もともと高年期の年代に入ってきているから、自分のことをコントロールできなくて、自分も辛いのかもとか、生理かもとか、いろんな認知の仕方があるわけですよね。
認知も正解は一つではなくて、いろんな可能性があるわけです。
そこから正しい認知の仕方をすると、その後の自分の思考が変わるわけですね。
もうちょっと奥さんのことをいたわらないといけないかなとか、きつい言葉自体はイラッとするけど、奥さんってこういう状態かもしれないからちょっと我慢しようとか、
そういうふうに思考が生まれてくると、最後感情がそこまでイラッとしなかったり、そこまで怒りに振り回されなかったり、生まれてくる感情が変わってくるわけですね。
一番のポイントは、認知の場所でどういうふうに認知ができるか。
それを歪めてしまうと、よく認知の歪みなんていう表現が心理学でもありますけど、間違った認知の仕方をして、そのままお互いのことを自分の感覚で決めつけて相手のことを見てしまいますので、
この人はこういう人だとか、ひどい人だとか、そういう形になってしまうと、そのまま感情まで突っ走ってしまうんですね。
だからこういう心っていうのは、こういうふうに感情を生み出しているっていう、そこのメカニズムを知っておくと、どこが自分の視点を変えるポイントなのかなっていうところがわかってくると思うので、
ぜひ心のメカニズムを知るっていうのは、夫婦関係をよくする。夫婦関係だけではなくて、やっぱり対人関係とか、お仕事の面とか、あらゆる面で役に立つ考え方かなと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。この番組ではコメントを募集しております。
1秒でも聞いていただいた夫のあなたを、新育免ズ、奥様のことを新育免サポーターと呼びして、皆さんと一緒に番組を作り、一緒に成長していきたいと思いますので、ぜひコメントやご質問もお待ちしております。
それでは新育免育成コーチの日向でした。今日も最高の夫婦関係になるように、あなたのことを応援しています。また明日お会いしましょう。さよなら。