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どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。
ひなたの【シン・イクメン夫婦論】、5月26日、月曜日ですね。
正解への依存と夫婦関係
本日のテーマは、〇〇への依存が夫婦関係の悪化を招く、というテーマでお送りします。
今、私が学んでいる野口よしのりさんという方の心理学講座があるんですけれども、
先日あった会員専用のライブ配信の中で、〇〇への依存というキーワードが上がっていたので、
これは確かにそうだなと思いながら、夫婦関係においても非常に大切なポイントだなと思ったので、
今日はそんなお話をさせていただきます。
この番組は、シン・イクメン育成コーチのひなたが夫が自己成長することで、
夫婦関係を良くするヒントをお届けする番組となっております。
6時50分頃毎日お届けしておりますので、ぜひフォローをよろしくお願いします。
ちなみにシン・イクメンとは、生活習慣と仏教の知恵で心身を整え、妻と家族を大切にする父親です。
さて本日のテーマなんですけれども、〇〇への依存が夫婦関係の悪化を招く、というこの〇〇なんですが、
結論は正解なんですね。正解への依存が夫婦関係の悪化を招く。
これは私が学んでいる心理学講座の中で、我々日本人、とにかく日本人の性質として無意識に正解への依存が働くということ。
だから正解を求めてしまう思考にあると。正解をしなければいけない、正解を選ばなければいけない、正解を選択しなければいけないという間違った思い込みを持っているケースが多いというお話があったんですね。
これって本当に夫婦関係の間でも全くその通りだなと思っていて、やっぱりこの関係が悪化をしてしまう時というのは、お互いの正解をぶつけ合っている状態になってしまいますよね。
私としてはこういうことが正しいと思っていると、それに対して相手のこういうところが間違っている、こういうところは直したほうがいいとか、そういう白黒の世界というか、正しい正しくないというところでぶつけ合ってしまうというのが関係を悪化させてしまう一番の要因かなと思っています。
例えば子どもへの教育の考え方の違いとしても、特にこれって我が家の中でも顕著に現れるんですけれども、私はどちらかというと、本人が興味を持っていること、好きなことを熱中してもらいたいと思っている。
その一方で妻はしっかり勉強をしてもらいたいと思っている。これどっちも子どもの将来を思っていることには変わりないんですけれども、目標というか目的、目標は同じものを描いているはずなのに、プロセスが全然違うわけですよね。
そこにはやっぱり、それぞれの育ってきた環境とか、親から受けた教育とか、自分自身が経験してきたこととか、そういう様々なことがあるんですけれども、そこで関係がギクシャクしてしまうタイミングというのは、自分の正しさを主張してしまうこと、自分の正しさ、正解に依存してしまっている状態になってしまいがちなんですよね。
日本人の教育と意識の変化
例えば、子どもへの勉強についても、自分の考えの方が正しい、こうするべきだというふうに思っていて、パートナーのやり方が間違っているみたいな、そういう見方になってしまうと、それを言ったときにパートナーからすれば、それは自分の考えが否定されたというふうになるわけですね。
パートナーはパートナーで正しいと思っていることを、今度はこちらにぶつけてきますので、その正しいことのぶつけ合い、正解のぶつけ合いになってしまって、喧嘩が起こるわけですね。
だから、私たちは常にパートナーシップにおいて意識しなければいけないのは、正解を求めることが大切なことではないということですね。
やっぱり自分とパートナーというのは、もともと違う人間、他人ですので、違う遺伝子を持っているわけです。
人間ってやっぱり子孫を繁栄させるためには、違う遺伝子同士の組み合わせに、掛け合わせによって、新たな強い遺伝子を残していくというのが本能的に定まっているので、
自分とパートナーというのは、もともと違う性質の相手を選んでいるんですよね。
だからこそ、正解を求めるのではなくて、やっぱりある意味グレーの世界というか、第三の暗というか、
自分も正解だと思っていない領域だし、相手も正解だと思っていないその第三の領域、そこを目指していくことが、とてもパートナーシップを成長させていくために必要なことなんだろうなというのを、最近常々思うわけなんですね。
そんなことを思っていた中で、今日の心理学の講座の中でも、やっぱり正解への依存、正解を選ばなければいけないという思い込み、これがやっぱり、とかく日本人は強い。それはなぜかというと、敗戦をした日本は、GHQによって教育方針というのをすり替えられたわけですよね。
日本国民を弱体化させていく。それって、教育も全部、○×の正解を選ばせる教育にしていったわけで、それをやると正解だけを求める力になりますので、正解のない問いを考え続ける力というのが、やっぱり弱くなってきてしまいますよね。
だからこそ、とかく夫婦関係においては、正解を求めるのではなくて、そこから二人が掛け合わされることによって、新たなものを作っていく。新たな感覚を生み出していく。そんな意識が大切なのかなと思ったので、今日はそのお話をさせていただきました。
ぜひ、この1たす1は2ではなくて、1たす1は無限大というパートナーシップを、私自身も築いていきたいなと思いますし、私のクライアントさんにもそのようなサポートを提供していきたいなと思いますので、これからもそういった築きはこのラジオでも発信をしていきたいと思います。
はい、では今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。この番組ではコメントを募集しております。1秒でも聞いていただいた夫のあなたを、新イクメンズ、奥様のことを新イクメンサポーターと呼びして、皆さんと一緒に番組を作り、一緒に成長していきたいと思っておりますので、ぜひコメントやご質問もお待ちしております。
それでは、新イクメン育成コーチの日向でした。今日も最高の夫婦関係になるように、あなたのことを応援しています。また明日お会いしましょう。さよなら。