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2024-04-01 10:26

教育原理 人物まとめ

#保育士 
#保育士試験
#教育原理
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こんにちは、社会福祉士のぽこです。
今日は、保育士試験の教育原理について、人物名や提唱した内容についてまとめていきたいと思います。
では、早速参りましょう。
1人目、ビゴツキ。
この人は、発達の最近接領域を提唱した人です。
最近接領域とは、子どもが自力で解決できる水準を現在の発達水準とする。
それと比べて、自分では解決できないけど、他者からの援助があれば解決できる水準もある。
この、自分でできる水準と、他者からの援助があれば解決できる水準、この領域の間のことを発達の最近接領域と言いました。
自分でできることと、助けがあればできることの間のこと、それを最近接領域と言うよ。
そして、それを提唱した人は、ビゴツキという人だよ。これだけ覚えておけばいいかと思います。
さらに加えて言うと、ビゴツキという人はですね、外言と内言、これを提唱した人でもあります。
コミュニケーションの中で、こうやって私が言葉に出していること、こういうのは外言、外の言葉と書いて外言と言います。
逆に、自分の頭の中だけで流れていく言葉、これは内言と言います。
思考のようなものですね、こういったものを内言と言います。
ちなみにビゴツキはロシア人ですね。
では次の人、ブルーナーという人を紹介します。
この人は内発的動機づけについて考えた人です。
内発的動機づけとは、例えばテストがあります。
学校のテストです。
このテストをお小遣いがもらえるから頑張ろう、いい点を取ろうってするのは外発的動機づけです。
外に動機があるので外発的、逆にテストでいい点を取ったら自分が嬉しい。
だからテストでいい点を取りたい、これは内発的動機づけになります。
この内発的動機づけについて詳しく提唱したのがブルーナーという人です。
さらにこのブルーナーさん、もう一つ有名な考え方があります。
それは発見学習という考え方です。
この学習法を用いると子どもの気的な性格、これを保ちながらどの段階の子にも教えることができると言いました。
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この取り組み内容というのは子どもたちが自分から課題を発見してそれに取り組むという方法です。
なので学校の先生がこういう課題をやりなさいとテストを与えるのではなく、
自分たちがやった方が良さそうな課題を見つける、そして自分からそれに取り組む、
その課題を発見するという意味で発見学習ですね、というのを提唱しています。
この発見学習、何が良いかというと、先ほど言ったようにどの段階の子にも教えることができます。
先生たちがその子どもの段階に合わせて課題を設定する必要はありません。
子どもたちが自分で自分に必要な課題を見つけてそれに取り組むことができるので、
この発見学習はメリットが多いなと提唱されてきています。
このブルーナーはですね、基本的に内発的動機づけでもそうだったんですが、
何かにつけて自分から、自分の気持ちから取り組むということを大切に考えている人だなと思います。
このように人物、複数やっていることがある、提唱している考え方があると思うので、
そういった場合は、その人が何を大切に考えているのか、
どんなことをベースに理論を展開してきているのかということを理解すると、
派生するいろいろな考え方も理解することができると思います。
ではもう一人くらい紹介しましょうか。
キルパトリックという人を紹介します。
この人はですね、PDCAサイクルに似た何かを作っています。
というのもPDCAサイクルにとても似てるんですけど、少し違います。
でもキルパトリックといえば、そういうサイクルを作った人だとまず覚えておきます。
そしてそのサイクルの名前をプロジェクトメソッドと言います。
このプロジェクトメソッドというのは、そのプロジェクトの目的、
何をしたかチェックするということを一連の活動を通して、
子どもたちが自発的に進めるメソッドのことを指しています。
なのでよくPDCAサイクルでいうような確認の作業とか計画の作業とか、
そういったものにとても似ています。
プロジェクトメソッドといえばキルパトリック、
キルパトリックといえばPDCAサイクルに似た一連の活動を
子どもたちが自発的に進めることだと覚えておくといいと思います。
もう一人と言いましたが、もうちょっと波に乗っているので説明をしていきたいと思います。
ではオペラント条件付けで有名な人は誰でしょうか。
スキナーさんですね。
このスキナーさんはオペラント条件付け以外でもいくつか有名なことがあります。
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一つがプログラム学習というものです。
このプログラム学習というのは、
5つの原理を通じて子どもたちに学習をさせようというプログラムですね。
この5つの原理というのが、まず小さなステップ、スモールステップを取り組ませること、
2つ目が積極的な反応、
3つ目が即時フィードバックをすること、
4つ目が自分のペースを守らせること、
5つ目が学習者検証というものです。
この5つ原理があるということと、
特徴的なのがこのスモールステップですね。
小さな目標付けっていうのが有効だよというのが、
このプログラム学習、スキナーさんのプログラム学習のポイントだと思います。
さらにスキナーさんがそのプログラム学習をするために開発したマシンがあります。
というのも、このプログラム学習では子どもたちが小さなステップをこなしていく、
それに対して積極的に反応する、即時フィードバックする、こういった特徴があります。
この即時のフィードバックっていうのがどうしても人的資本を裂かれる。
そこでスキナーさん、マシンを開発しています。
ティーチングマシンというマシンです。
その人の課題とかステップに合わせて即時にフィードバックができるように
設計されたデバイスを作っています。
すごいですね。結構現代的なことを取り組まれている人です。
ではもう一人、外国人紹介します。
コメニウスという人です。
このコメニウスという人、チェコの人ですね。
この人が提唱したのは、全体的な知識が多分野に広まって普及することです。
要は、だいたい同じような知識が、同じようにみんなに広まりますように
っていうことを確立したのがこのコメニウスさんです。
このコメニウスさんが目指した学校の形っていうのは、専門的な学校を作ることではなく
単線型、つまりどんな目標を持つ子でも、どんな学習スキルを持つ子でも
とりあえず同じカリキュラムを提供しようという学校の形ですね。
これが統一学校と言います。
この、とりあえずみんな同じカリキュラムやろうねっていう風に統一させることで
差別とか格差を軽減したり、社会全体に同じ子というのが広がろう、広がってもらおうというのが狙いでした。
これがコメニウスさんの特徴です。
最後に日本人を一人紹介して終わろうと思います。
石田梅元という人ですね。石田は普通の石田に梅に岩と書いて梅元と読みます。
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これは江戸時代の思想家です。
この人は石門神学という学問を提唱した人で、人間の性質をあるがままに受け止めて行動規範を定めるということを考えました。
有名な言葉は心を尽くして性を知るです。
この性を知るというのは性格を知る、つまり人間の本当の性格をあるがままに知るということを提唱した人です。
石門神学と石田梅元と結構つながりやすいと思いますが、プラスでこの心を尽くして性を知るとか行動規範というキーワードを覚えておくと
正当率が上がるかなと思います。
ということで今日は簡単にですが教育原理の中から過去問とか問題詞を参考に人物名の確認をしてみました。
このように保育士試験の勉強をする中で自分的にまとめておきたいなと思ったこととか
たまにこうやって発信をしていくのでよかったら試験の参考にしてもらえれば幸いです。
ではまたお待ちしてます。
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