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2024-09-27 13:03

【読む】疫病神はなぜいるの?📕全ての神様の10月

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皆さん、こんにちは。社会福祉士のぽこです。
このラジオでは、このままでいいのかな?と、もやもや働く日々を、ワクワクの日々に変える。
そんな気づきや発見を、障害者福祉の現場から、時にはヨガの視点から、ゆるくお届けしています。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
だんだん秋っぽい気候になってきて、なんか体調崩される方、もしくは暑さから逃れて、体調逆に良くなったよっていう人と、それぞれだと思います。
皆さん、お体にお気をつけて、無理しないようにお過ごしください。
ということで、今日のテーマは、とある書籍の紹介になります。
その書籍のタイトルは、【全ての神様の10月】という本です。
松治由紀也さんという方が書かれた本なんですけれど、これは自分で手に取った本ではなく、私のお父さんが紹介してくれた本になります。
紹介してくれたというよりかは、お父さんが単身婦人から帰ってきたタイミングで、これ読みなって、ぽいって、もう俺読まないからってくれた本なんですけど、
今になって、もう数年前の出来事ですが、今になって読み返してみたらすごくいい本だったので、
今日はこれを取り上げたいと思います。
そもそも、この本、誰かから紹介を受けた本というものに対してちょっと思うことがあるので、
まずはここから一つ、そして後半に本から感じたこと、この本のおすすめポイントを紹介していきたいと思います。
まず、他の人から本の紹介をされたことがある人はどれくらいいるでしょうか。
あとは、本を紹介されて実際にその本を手に取る人、どのくらいいますかね。
有名人の人とか、それこそボイシーをやっている人とかのおすすめの本だったら読む人多いかもしれないんですけど、
例えばお父さんとか、友人とか先輩、上司が読んでいる本を素直にそのままおすすめされたから読んでみようって行動できる人ってそんなにいないんじゃないかなと私は思います。
私がこの本を読むきっかけも、古本を売りに出したくて、でも読んだことがない本がそのまま売りに出されるっていうのもなんかつらいなと思って、
手に、いやいや手に取ったみたいな形になります。
なので何もきっかけがなければ、古本を処分するっていうきっかけがなければ、おそらくつんどく本になっていたかと思います。
それくらい自分が興味を持たない本、自分で本屋さんに行って選ばない本って読むのにすごく抵抗があるんじゃないかなと思いますが、皆さんはいかがでしょうか。
私、人から本を紹介されるのって結構好きで、読むかどうかは別として、
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その人が例えばすごくコアモテの上司なのに、人生の生き方とか、癒しとか、人の話の聞き方とかそういう本を読んでいるってわかると、すごく付き合いやすくなるんですよね。
あと私のお父さんなんかもすごく真面目で堅い人なんですけど、ガネーシャの本とか、あとは結構生き方、バイブル的な本をよく読んでるんですね。
大切なのはハートだみたいな本を結構読んでいるんですけど、そういうところを見ると、なんかうちのお父さんも堅苦しいところがありながらも、人と人との関わりとか感情を大切にする人なんだなって気づけたりします。
要はその本、大切にしている本からその人がどんなことを普段考えているのかがすごくわかると思うんですよね。
あとはボイシーとかスタイフとかのフォローラーもそうで、なんか好きなパーソナリティーさんがどういうパーソナリティーを推しているのかとか、
あとは普段どんな本を読んでいるのか、どんなインスタグラマーをフォローしているのかっていうところ、そこからもその人の考え、意見、ハートっていうところを知ることができるんじゃないかなと思っています。
なので、本を読むのが好きだって言っている人には絶対に、どんな本最近読んだんですか、普段どんな本読むんですかって聞くのが結構楽しみです。
ぜひ皆さんも全然興味がないようなタイトルだったとしても、その人オススメだって言っている本があるんだったら、その人を知るためにその本を手に取ってパラッと読んでみるのも面白いかもしれません。
私、今回お父さんが手に取って、これいいよって渡してくれた本を、こんな本私読まないんだけどなぁと思いつつ読んでみたらすごく良かった。
なおかつ、お父さんこんな本を素敵だって思う人なんだっていう、その人の人柄にまた感動するというか、そういったきっかけになりますので、皆さんもぜひやってみてください。
ではここからはその本の紹介ですね。この本のどんな部分に私が惹かれたのかっていうところをお話しします。
この全ての神様の10月という本は、タイトルにもある通りいろんな神様の話なんですね。
例えば死神、あとは貧乏神、薬病神、あとこれは九十九神と読むのかな、九十九に神と書いて九十九神ですね。
といった感じでいろいろな神様が登場するんですね。
エッセイというか短編小説集になっているんですけど、その短編ごとに一人の登場人物に対して一つの神様がついている、関わっているっていうストーリー展開になっています。
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例えば最初のエッセイでいくと、エッセイというか最初の短編でいくと、とある女性に死神が突然舞い降りて、死神との関わりを通じて幸せに気づくとか、
次のお話では貧乏神がついている男性の話、貧乏神目線と本人目線の話っていうところで話が展開していきます。
この中で、それぞれの神様がその人につくときって必ず理由があるんですね。
死神がその人につくときは、死神が別に殺しているわけではなくて、死神はただただ死に目を確認するだけっていう作業をしていたりとか、
それはあくまでもその人が真っ当になくなっていくかっていうのを確認するためなんだとか、
ただ死神って不思議なことに設定上ですけど、人の誕生の場面を見ると消えてしまうっていう設定なんですね。
それはやっぱり人が亡くなる、人生を終えるっていう瞬間を見届ける仕事で、
生まれた瞬間の幸せっていうところに気がついてしまうと死神の仕事はできないっていう判断をされて消えてしまうという設定だそうなんです。
こんなところからも、誕生と亡くなっていくところ、誕生の瞬間の幸せとか、人生をきちんと完了させて亡くなっていくところとか、
そういった死生観について少し考えるようなきっかけになった短編です。
あと二つ目の短編も少し印象的だったのでここまで紹介します。
二つ目の短編は、とある男性についた薬病神の話です。
この男性は実家はちょっと貧乏で、でも平凡に貧しくでも清く生きているような家庭なんですね。
そんな家庭で過ごしているその男性は、自分のことを小吉な人生だって表します。
大吉、中吉、小吉の小吉です。
別に大吉のように強運なわけではないけれど、それなりに平凡に幸せに暮らせている。
なんとなくこうなんだかんだ上手くいっているのが僕の人生なんだっていうような生き方をしている男性です。
でも実はこの男性にはずっと生まれた時から薬病神がついていたんですね。
この薬病神がついていたからこの人生は平凡だったわけで、
この薬病神がもしいなかったらこの人はもっともっと強運を手にして大きく成功していた人だったそうです。
じゃあなぜ薬病神がついていたのかというと、その強運がその家族を平凡でなくしてしまう、
その家族を壊してしまうことにつながるからあえて薬病神がついて調整、バランスをとっていたんだっていう設定になっています。
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ここの是非を問うつもりはないのでそれを置いておきますが、
私的にこのストーリーが印象に残った理由は、
自分の人生が冴えないって本人は思っている中で、
でも実はそれが人生全体で見たら最適な生き方だっていうことなんですね。
神様からすると、薬病神からすると、
その男性には薬病神がいないと今のような平凡で幸せな生活は送れないっていうことなんですね。
つまりもっともっと遠い視点から見ると、今の冴えない人生を送るために全てことは進んでいるんだよ。
それがあなたにとって一番幸せな集結なんだよっていうことを神様は知っているわけです。
だけどもし冴えない男性がもう俺の人生なんて冴えないって自殺をしてしまうと、薬病神は仕事を失敗したことになるそうなんですね。
つまり薬病神がすべきなのは、その人の人生を絶望させることではなくて、
その人の人生のあくまでもバランスを取ること、ここを目的に薬病神がついています。
つまり、超えられるハードルしか神様はあなたに設定しないよなんてよく言いますが、
本当にそのことを体現化しているストーリーなのかなと思います。
超えられる壁しか神様はあなたに授けないよってよく言われると思いますが、
その通りその人生に必要な壁だから、必要な障壁だからあなたに存在しているんだよっていうのを
庵に伝えてくれるストーリーなのかなと思います。
このストーリーから別に今ある障壁をすべて乗り越えなきゃいけないとか、
そういったことを感じたわけではなくて、
もっともっと自分が見ているよりも広い遠い上の視点から人生を眺めることができるようになると
生きやすくなるんじゃないかなと思ったんですね。
目の前のことに俺は冴えない、俺は貧乏神だとか、
俺はもうこんな人生だめだって視点で見るのも簡単ですが、
それよりももっともっと遠く、もっともっと広く見て、
全体としてバランス取れてるんだなっていうことを前提として持っていることさえできれば、
自分の目の前の人生に絶望しなくても済むんじゃないかなと思います。
無理にね、僕の人生は、私の人生はこれが最適なんだって思い込まなくてもいいとは思いますが、
ただ、いつでも最適な選択というか最適なようにことが進んでいるという前提を持って、
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自分よりも大きな存在が人生をコントロールしてるんだっていう視点を持っていれば、
何かどこか心の拠り所みたいなものにできるんじゃないかななんて思いながら本を読んでいました。
はい、何かこの本をお父さんからお勧めされたことを考えると、
お父さんこんなこと大切に思って生きていたんだな、
何かこんな風に自分の人生を捉えてるんだななんてちょっと誇らしく思えてきました。
はい、皆さんもぜひリンク貼っておきますので、よかったら読んでみてください。
はい、何か神様、宗教とかね、何かちょっと変なスピリチュアルな聞こえがあるかもしれませんが、
何かこれも一つ捉え方だと思って読んでみていただけると面白いんじゃないかなと思います。
はい、今日は書籍の紹介をさせていただきました。
それでは皆さんおやすみなさい。一週間お疲れ様です。
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