2025-07-08 36:38

#1500. that 節を語ろう --- 名古屋オフ会より生配信

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html

- 7月13日(土) に朝日カルチャーセンター新宿教室にて著者3名が記念出版記念講座をハイブリッド開講します.詳しくは https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8388868 をどうぞ.


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の9号が公開されています


- 第9号(2025年6月28日):https://note.com/helwa/n/n79623d921a95


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第11号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1t6-h15EzdHBWtlA77ol_QAdBACui19we/view?usp=sharing


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


- 投票会場:https://app.sli.do/event/weRify7g2SvDa89mZh7k1A


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

名古屋のオフ会での生配信では、ザッと説についての活発な議論が展開され、参加者たちは文法の奥深さやその意味を掘り下げています。また、様々な英語の構文に関する質問や意見が交わされ、英語教育における省略や文の形についても考察されています。このエピソードでは、英語の指示詞についての多様な議論が行われ、特に' that'と 'bees'に関する言及や英語と日本語の違いについて深く掘り下げられています。さらに、英語の接続詞「ざっと」に関する議論も行われ、興味深い使い方やその語源に関する考察が展開されています。リスナーからの質問や意見も交えながら、新たな言語学の視点が提供されています。

名古屋オフ会の概要
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリュウイチです。
英語の語源が身につくラジオheldio、英語史をお茶の間に思っとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は7月8日火曜日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日お届けするのは、6月29日日曜日に名古屋で開催されましたヘルアオフ会。こちらからですね、生配信を実は行っておりまして、当日内部でお聞きいただいた方ありがとうございました。
そのお題はと言いますと、その前のですね、ディスカッションからの流れで集まっている皆さんがですね、ザッと説、この話題にですね、注目し始めた。本当かな、私が注目し始めたということでですね、もうその場でお題を私が勝手に無茶振り的に投げたんですね。
ザッと説で何か語りましょう。ザッと説というのはいろいろと問題のある文法事項ですので、まあ生配信でみんなで寄ってたかればですね、数十分話題にはなるんではないかと見越してですね、やってみました。実際ですね、非常に面白い議論になりました。今回だけでは終わらないようなディスカッションになりましたね。ご協力いただきましてありがとうございました。
ということで今日は、あれ、1500回なんですね。たまたま1500回という節目だったんですけれども、今回はザッと説を語ろう。名古屋オフ会より生配信ということで、生配信の様子を皆さんにこれからお聞きいただこうと思います。
本編に入る前に一つだけお知らせです。数日前よりすでにヘルディオでも呼びかけておりますが、3ヶ月に一編、このヘルディオではリスナー投票を行っております。
2025年第2四半期、すなわち4月1日から6月30日までの91回の配信会の中から、皆さんに1人10票という形でですね、投票券をお持ちいただいてですね、10票入れていただく、マイベスト10を選んでいただく投票コーナーというものを作っております。
投票会場はこのチャプターに貼っております。リンクから飛んでいただければと思います。1人10票ということですね。最終的には皆さんから集めた投票を元にベスト回、ベスト10ぐらいの回までをですね、公表しようかと思っているんですけれども、こちら数日の時間を置きまして、7月10日木曜日ですね、あさってまで会場をオープンしておりますので、まだ聞いていない方は、ぜひご覧ください。
いないものなどがあれば、この間にですね、ぜひお聞きいただいて、10票あるいは10票以内、皆さんにご投票いただければと思います。どうぞよろしくお願い致します。ということで、では今回1500回になりますね。ざっと説を語ろうという、なかなかニッチな話題なんですが盛り上がりました。
とりわけですね、27分あたりからはですね、コメントでマサニャンが登場します。久しぶりの間接的な登場だったんではないですかね。こちらも合わせてお聞きいただければと思います。皆さんもざっと説、とくとお考えいただければと思います。それでは本編いってみましょう。どうぞお聞きください。
名古屋オフ会。皆さんこんにちは。本日はですね、名古屋オフ会をしておりまして、とある会議室よりお届けしております。今ここにですね、私を組めました9名の方がお集まりで、なかなか賑やかにトークを繰り広げて、今までも十分に楽しんだんですけれども。
では、どなたがいらっしゃるかということですね、簡単にハンドルネームとお名前でお願いします。
清水と申します。よろしくお願いします。
広く関心を持たれるというか 雑多にお話しできるんじゃないかということで
ザット説 お題は
っていうかこの直前にね ザット説をめぐる話で盛り上がりかけていたので
ちょっとこの辺どうだろうと 何か話せるんじゃないかなという
完全に見切り発車なんですけれども
昨日皆さんもですね 一緒に英語の
I think that ホニャララという時の ザット説について
いろいろお話しできればな と思うんですけれども
まずそうですね
村本さん何かあります?
ザット説と言われて
ザットと聞いたら 説ですか なるほど
そうですね
さっきちょっとお話を したんですけれども
I saw thatのザットSVみたいなザットとかを
すごい私は最近やっているので
それがどういう意味を表すのかとか
そういったところには すごい興味がありますね
今のお話は別撮りしておいて
かなり本格的な研究のお話ですね
またこれ後日になるかもしれないんですけれども
皆さんお題として ちょっと考えていただくのいいかもしれないですね
I saw him walk と言いますよね
他にI saw him walking と言いますよね
この辺りの違いは
学校の英文法なんかでも やるんじゃないかと思うんですけれども
もう一つですね
I saw that he walked みたいなザット説を使う言い方
あるいはI saw that he was walking みたいな
このザット説を使う言い方と
それを使わない最初に挙げた 2つの言い方に
何か本質的な違いがありそうだというような
異論を先ほどしていてですね
これ後日答えじゃないですけど
村岡さんの通じ的な説明 歴史的な説明も含めてですね
皆さんにもお聞きいただけるかと思いますので
今のところ宿題 課題みたいな感じで考えていただくと
そんな流れから実はザット説になったんですけれども
そうですね
私最初にこのザット説みたいのを
英語の文法で習ったのがいつかは分からないですけど
1年目か2年目ですよね
ザット説I think that なんですかね
I know that ここにあるとかという形で
文の形を文の中に埋め込む時に
典型的にこのザットを使うんですよと
その終わりにはこのザット省略できますよとか
不利用知なんじゃ何なのザットを見るの
無くてもいいんでしょうみたいなことを
感じた覚えはありますね
話し言葉では省略が多いですかねやっぱり全体としては
書く時はやっぱりザットあった方が座りがいい感じが
すごくしてなんですけれども
これもザットある無しっていうのは意味が違うっていう説があったり
いろいろ考え方があったりとかってなかなか奥深いんですよね
この辺りザット説と関連して思ったこととか謎とか何かありますかね
中学校の時とかにザットで教えてもらうじゃないですか
その後に普通の文を入れて
主語同詞で短くして後のを長くするみたいな感じで
ザットを入れると長くできるよみたいなのも大きい
それもあるわけじゃないですか
逆にザット入れたせいで長くなってないと思う
省略できるんだって思って
なら大丈夫なのかなと思ったんですけど
先ほど言った
I saw him
I saw himだとの違いは
なんとなく聞かせていただいたのでわかったんですけど
それ以外でザットがあることによって
違う意味が生まれるんだよっていうのはあるんですか
ちょっと物は変わっちゃうんですけど
例えば関係ない歴史とか
ザット使うとダメなパターンとかわけわかんないの
たくさんありますよね
前置詞とザット使えないとか
省略するのが基本であるパターンとか
単純な省略かみたいなことで本当は説明できない
ただあんまり学校の英語教育で複雑なことは言えないので
とりあえず省略かみたいな
括弧にくくるみたいな弁法が使われるんですが
細かく言うとかなり文句がね
意味が異なるっていうのはあるっていうことですよね
他言語との比較
寺田さん何かザット説があるのでは
ずっと考えててちょっと話が逸れてしまうかもしれないんですけど
I think that みたいなザット説と
ちょっと違うのが
I am so tired that なりたいみたいなの
そうとザットを組み合わせる
あのザットってザット説と関係があったのかないのか
何なんだろうって今ちょっと考えながら思いつきました
あれも省略かですかね
歴史的にはありあった気がするんですよね
方語ではあるのかな
かもしれないですね
どうでしたかね
そうザットですよね
あれはどう説明してるんですか
そうの中身だっていう
そうですね
っていう風にやるんですかね
他の言語ではいかがでしょうかね
パートさんドイツ語とかいろいろやられてますけど
そうですね
ザットに対応するドイツ語だと出すってあって
先ほど話した通り出すって省略できないってことになってると思うんですけど
なんでだろうと思うと
ドイツ語の場合主文と副文が
出す以下で口順が違ったりするので
むしろ省略できそうなもんだったけれども
なんで省略したらダメなんだろうな
そうですね
書くは出しようができそうなものですよね
出すの中はSOVになっちゃうんで
ここ副文だなってなっても分かりそうなものなんだけど
なんで省略できないんだろうって急に不安になってきてます
他の現代語だとフランス語は基本は省略しない
省略できないんですよね
そうですよね
高語レベルとかだとどうなのかとかね
それぞれの言語であるかもしれませんが
不思議ですよね英語
英語でもやっぱり省略できないことは
例えば頭に出る
That he is a nice man is true
みたいな場合はやっぱりないと
どっちの動詞が本動詞なんだろうとか
施設の動詞とか分かりにくいとか
理屈はいくつか統合的にはあると思うんですけれども
I think thatのthatだけでなく関係詞であるとか
でも省略できるみたいに習うことが
括弧に入れられることが多い
不思議はありますよね
Now thatのthatとか括弧に入れないことってありますよね
そうですね
そうがあったの後ろに置くときそうですよね
そういうそうだけで
特に後語ではね
じゃあ何なのっていう問題もあったりしますが
他の方いっかわらず
that説と関連してっていう
あとこれは先ほどもちょっと話が出て
なんでthatなのかthisじゃないのかっていう
これ考えたこと皆さんないと思うんですよね
確かに言われてみると
これはなんでですかね
thatの方が無表っぽいという
なんでそう感じるのかっていうところとかね
歴史上何か違う語が同じところで使われたっていうのはないんですか
同じ役割をthatの代わりに使っていたっていうことはないんですか
いつもはありますかね
howみたいなのが接続詞として使われるような
thatみたいな
thatの意味のhowっていうのは英語でもありますね
事実上はthatを控えてよいっていうhowの使い方ですね
これは辞書になっちゃうっていうような
ですからね
指示詞の複雑な使用
特にI think itとかもいいんですか
I think this
I think thoseとか
何だこれ
バグってきますね
beesとゾンビ
beesとゾンビ
確かに
this that問題になっていますよね
bees those問題にもなっているみたいなところですかね
もともとこれthatは
支持詞のthatですね
これはtheの位置形態ということに過ぎないので
theの意味とthatの意味を合わせ持ってたんですよ
定観詞の意味と
例えば遠いところにあるものを指してあれみたいな
両方あったのがあれって遠くのものを指すものに
独立して一人歩き始めたというところがありますよね
theのパラダイムというか活用変化の一つに過ぎなかったものが
そこから飛び出て一人歩きしたということなんですが
その一人歩きの仕方も
いろいろ広い使い方を獲得したじゃないですか
thatってある意味最も多義な単語の一つですよね
文法的な変化の考察
文法的な
だから厄介ですよね本来はね
thatって
品質するし厄介だけどもやっぱり避けられないので
やっぱり最初学びますよねいろんなthatを
戦地詞以外の使い方は全部ありますよね
ありますか
接続詞、名詞、形容詞、副詞
動詞は?
動詞はさすがに
作れば
禁止転換
thatを使って言う
能力せずに
thatの意思になるパターンもあったので
thatって言うでしたっけ
that me no but
しかししかしばっかり言うな
thatばっかり言うな
みたいな
言うかもしれないですね
そうですね
あと
なんで実質じゃないか問題については村本さん何かありますか
えーどうですかね
例えばちょっと話変わっちゃうんですけども
時勢となんか似てるかなっていうことは思うんですよね
過去形を使うと丁寧になる
現在形を使ったりするとなんか
威圧感があるっていうかなんか
近い感じがしてなんか嫌っていうか
過去形とか過去進行形を使った方がより丁寧だよ
っていうようなことを聞いたりするので
そういったとこも絡んでくるのかなとは思ってますね
うん
ですね
無表ということだと思うんですけど
なんで無表かというと
ザの位置形だったということと関係がするのかな
というところは一つですよね
これって言うとなんか
具体性を見る感じが
あれって言うのは逃げることができる感じがね
遠いから無責任に使える
逃げられるって言うと日本人が好きそう
これって言うと見せてあげなきゃいけないからね
じゃあ手に取ってみようよみたいな
だったら逃げられるとかね
なんか最後にThat's allって言うけど
なんですかいきなり
すごい近い今まで喋ったことのない
That's allじゃないんでしょうね
That's allって
まあ確かに
That's it
That's itってことですよね
なんか不思議だなと思いました
そうですね
決まり文句から探っても
Thatは使うけどThisは使わないとか
その逆とか絶対ありそうですよね
指示詞の話になってきました
もともと何が指示詞から来てるんで
That説自体が
それで言って省略できる
省略の意味は違うと言っても
一般に省略できると考えると
もともとやっぱりゆるいものだからということかね
感じなんでしょうかね
Thatの省略自体は
やっぱりこれも昔からありましたね
あったと思いますよね
小英語中英語あたり
そもそもこれが省略かでない言語があるし
日本語との比較
まっすぐしたら多いのかもしれない
変ですよね英語は
登場した後省略できるようになったんですか
それとも何にもつけなくてよかったところに
ざっとつけるようになったんですか
ここはいろいろ議論があるんですけど
たぶんですね
少なくとも文献上は最初から両方走ってた
なのでどっちかが最初で
その次にこっちが現れた
みたいな時系列のものは
実証なかなかできないということなんじゃないか
だから理論で考えるしかないということなのかな
と思うんですけどね
どうでしたかねこのあたりは
よく英語詞の本とかだと
例えば接続詞化するザットみたいなものが
さっきのNow thatとかもあるんですけど
接続詞じゃないものを
接続詞として使用するってなった時に
やっぱザットを使われて
ザットしてったっていうことは
よく言われますよね
中英語の調査あたりの前世紀ですね
When thatとか
Because thatとかね
あってもあってもいいなと
やっぱり省略可能ですよね
あれば絶対に接続詞であることが分かるとか
いう感じですね
徐々にその接続詞としての用法だと
認識されるようになると
いらなくないっていう感じで
いらなくなっちゃったんじゃないかなっていう
接続詞マーカーなんだけど
役目を終えると消えていく
つけたものの元のそのものが
接続詞に転換して
そういう転換の仲立ちとして
ザットみたいのが現れたっていう流れになってますよね
だから未だにそのザットが
取れにくいというか
出るのが普通であっても
そうザットもそうですし
Now thatとかね
つけることが多いんじゃないかな
という
やっぱりどっちにしろ意味が希薄だからこそ
いろんなそういう文法的な
文法化っていうかに関与する
ゆるい無表なんでしょうね
事実にはその
支持性が強すぎるのかな
事実っていうのはやっぱり
これっていうやっぱり指差しのね
先ほどの話ですけど
関係ないでしょ
ディスライズもね
ないですね
関係詞は今までいろいろ変化してきましたけど
ディスはさすがにないんじゃないですかね
ザッと2回続くこととかはあったりはしたらしいんですけど
そうですね
日本語でも何かを説明するときに
これをこうしてこうするんだよって見せながら
いうときはこれですけど
思い出さないときに
あれがああしてああなってっていう
これがこうしてこうなってとは
言わないな
なんか支持性と
どっちが無表
ゆるい評価みたいな問題はありそうですね
多くね
支持についても
関係してきますよね
やっぱり支持性っていうところだったりするので
であと先ほどね
コウさんでザッといくと
ゾウズは言わないですけど
ゾウズは明らかになんか変な感じで
なんでそこでくっつける
だから2つのこと
I knowで
2つのことをこれから言います
説を言いますというときに
I know thoseとか言って
なんか面白いですよね
だからなんだって
ゾウズA&Bみたいだね
やっぱり複数形になるってことで
有評価したので
濁したゆるい使い方とは相手ない雰囲気がある
表で言いたいからやっぱりザッとで言う
わざわざ
そうですね
そんな言語あるんですかね2つ
2つ言うとき
日本語で言うときには
なに
と知っているね
と思うだから
ととっていう
引用の女子って言ってるのかな
引用の女子みたいなもので
女子で表現するという感じなのかな
私も対応とかなって思っていたことがあって
言うときになになにと言ったとか
なになにと思うのと
とがザッと対応してるなって思うんですけど
でも関西の人とかって
とを省略しません
なに言うたの
省略できる点で共通してる
関西ではなになにとももちろん
言うときもある
なになに言ったとか
なになに思った
手だけで
手説を省略できるなって
日本語を思ったことがあって
例えば今日誰々さん来ないんだって
I heard that
全部省略できる
that he won't come
英語でも言えますよね
今はあんまり言わないんですけど
一般的じゃないですけど
ザッとで始めて止め
っていうのは
あったりしますよね
そのままやっぱり
手説に省略されているとか
何らかの手説が省略されている
って考えるんじゃないですかね
would that
all that
みたいな気が
簡単にあったりしますけど
うん
そうですね
その場合もザッと省略できないわけですね
なんだかわからないです
そのまま
割と謎ですよね
なんと深掘りできる
いろいろあんのかないのか
そうですね
ザッと広げられますか
このくらいですか
ザッと
ザッと
ザッと
まさに
いい話題でしたね
英語語源ハンドブックでザッとを引きましょうみたいな
ザッと
ディスを飛ばされます
失礼しました
ディスを見ると
ディスを見てみると
なるほど
ディスザッとディーズゾーズ
まさにこの4つが一緒に扱われている
っていうところですね
語形について
の話が多いですかね
ディーズとゾーズも
よく語源の話題では出て
結構複雑
特にディーズっていうのは
ストレートなでき方じゃない
強引に作り上げた形
なんですよね
面白い
あとこれは
話題にしたことは多分あると思うんですけど
日本語だと
コーソーア
っていう3つの
区分なんですが
英語では
しかないという
日本語の
日本語のデフォルト
っていうか無表はなんなんですかね
これそれあれでとそれ
だけどそれ
ザを無理矢理訳すと
それとかその
一番無表っぽい
このとあのの間を
真ん中なので
無難っていう
ぐらい意味での無表ですね
あったとしても
英語ではどっちかしかないので
真ん中は通れないので
真ん中に近いのが
ディスカバットでいうと
Zってことになってますかね
無表有表のお話にも
読んできました
ざっとの使い方
これじっくり本当に
大きめの辞書なんかで
聞くとそれこそいろんな
知らなかった使い方とか
いっぱい出てきたり
すると思いますので
一度じっくり
お読みいただくといいんじゃないか
と思いますね
えっと
コメントいただいております
Z説は認知的に新情報
旧情報で説明できます
省略は
方弁Zがあれば
Z説は旧情報
無ければ新情報です
あれば
旧情報
こういうことでしたので
個人的には
アイシンクとかが
よく代表例になるかな
と思って
あのアイシンクって後ろに行ったりして
真ん中入ったりして
めんどくさいんですよね
だから何なんだろう
思うにみたいな
伏しになっちゃってるのかなとか
よく考えたりするんですけど
あの
You Knowみたいなね
先生もご研究されてますけど
どこから発生したのか
っていう
後付けのYou Know
You Knowをざっと踏み上げられたら
やっぱり誤解はそこからなんだ
という説もあれば
そうでなくてAs You Knowみたいなものなんだ
という説もあれば
それこそさっきの話
池上先生とかが80年代90年代
ざっとあるなし
みたいな話を結構してたんですけど
そうですね
いかがでしょうかね
皆さんこのざっと
考えていただければと思いますけれども
ご指摘いただきました
英語語源ハンドル
ざっと
確かに
載ってますねっていうところで
そんなしょうもない
タグも載ってるってことなんで
しょうもないというか
ボキャビルのための
語源ブックだったら
絶対載らない
ざっとってやってもしょうがない
勢い合計とか
使い方とかの
話になったりするのかな
というところで
こういう面白い使い方
ネタ的にはいいですね
ここでお題的には
みんな
参加できそうな話題ということで
他の言語でも
ざっとを相当するものは
今回のざっとを相当するものは
何だろうみたいな
面白い話題ですね
省略できるのかできないのか
日本語みたいに
わかんないですね
日本語ではとは
助詞って扱いですよね
英語では
ざっとというのは
接続詞という扱いになっていて
なんか
そもそも語類が違うっていう
動的振る舞いが
異なるっていうことですかね
まさに
聞いていてくださってますね
僕の初恋
ざっとちゃんのことを話してください
ありがとうございます
昔も今も大好きです
急にぶっこんできますね
久しぶりに
ありがとうございます
村岡さんと
さっきのね
内補分析
の方も
入っていただいて
議論させていただけると
思います
ということで
今日こんな感じで
いろいろと収録もこれからしておりますので
後日皆さんにお聞きいただく機会も
あるかと思います
この後かちょっと置いてですね
ヘルワの方の
生配信なんかも
できればなと思っておりますので
そちらの方も
ぜひ楽しみにしていただければと思います
ということで皆さん
ザットの話お付き合いいただきまして
ありがとうございました
エンディングです
今日も最後まで放送を聞いていただきまして
ありがとうございました
いかがでしたでしょうか
皆さんザット説なかなか
議論しがいのある
脇役だと思いませんか
接続誌という
表だって
フォトチャレンジの提案
話題にされることが少ないかと思いますが
言語学
英語誌などではむしろ
こういった一見脇役に
見えるものが
関心集まりがちなんですよね
名古屋オフ会に
参加された皆さんと
共に盛り上がることができました
改めてですねまだまだ議論
できそうな話題ですので
いずれやりたいと思います
それまでに皆さんも
このようなザット説
だけではないんですけれども
目立たない接続誌
みたいなところに注目すると
言葉の学どんどん
面白くなってきますので
今日の議論参考に
していただければと思います
さて最後に一つ
お知らせなんですが
本日7月8日火曜日ですね
実は夕方から
英語語源ハンドブック
皆様に
投票いただいておりまして
10判が決定した次第なんですけれども
その勢いに乗って
政策メンバーの
仲間2人と
私とで3人でですね
フォトチャレンジに
出かけようかと思っているんですね
英語語源ハンドブックの
後越協力者であります
福田一隆さん
駒沢大学の先生です
そしておなじみの
城地大学小川俊さん
今晩合流することになっておりまして
そこでヘルディオ
ヘルワ収録したり
都内の書店巡りをして
フォトチャレンジしたりという
楽しい夜を過ごすことになって
おります
はっきりとしたスケジュールは決まっていないんですが
おそらくですね
生配信などもお届け
できるんじゃないかなという
ふうに思っております
ちょうど火曜日ですので
その方も含めてなんですが
ちょっとどうなるか
分からないんですが
なるべくですね
ちらっとでも生配信でお届けできれば
良いなというふうに思っております
いきなり始まるかもしれませんので
その時のために
ぜひこの英語の語源が身につく
ラジオヘルディオチャンネル登録
していただければと思います
フォローしていただきますと
突然の生配信でも
プッシュ通知が入ることになると思いますので
聞き逃しがないということになりますね
もしご都合がつかない場合でも
必ず生配信は
録音しておきまして
後日ヘルディオ等で
アーカイブとして
流すことにはなるかと思います
今晩
我々楽しみに
フォトチャレンジしてまいります
発売後のこの
3週間ほどなんですが
お聞きの皆さんにも
多くフォトチャレンジ
ご協力いただいております
お住まいの町の
リアル書店
旅先で訪れた書店
などで
英語語源ハンドブック
見かけましたら
ぜひ店員さんに
お声掛けして許可を得た上で
撮影し
SNSなり
ご投稿いただければと思います
そしてご投稿いただいたら
お手数なんですけれども
そのURLであるとか
状況をですね
ヘルディオ配信会の
どの会でも結構です
コメント欄に一言
フォトチャレンジやってきました
みたいな形で貼り付けていただけますと
私の方でも認知できますので
拡散に努めたいと思います
ということで
今晩我々も
フォトチャレンジいってまいります
このチャンネル英語の語源が
身につくラジオヘルディオでは
ご感想をお待ちしています
ご意識のコメント機能を通じて
お寄せいただけますと幸いです
SNSでのシェアもよろしくお願いいたします
それでは
今日も皆さんにとって良い一日になりますように
英語字研究者の
堀田隆一がお届けしました
また明日
36:38

コメント

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