2025-07-07 18:46

#1499. 『英語史新聞』第12号が公開されました

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html

- 7月13日(土) に朝日カルチャーセンター新宿教室にて著者3名が記念出版記念講座をハイブリッド開講します.詳しくは https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8388868 をどうぞ.


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の9号が公開されています


- 第9号(2025年6月28日):https://note.com/helwa/n/n79623d921a95


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第11号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1t6-h15EzdHBWtlA77ol_QAdBACui19we/view?usp=sharing


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


- 投票会場:https://app.sli.do/event/weRify7g2SvDa89mZh7k1A


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

英語史新聞第12号が発表され、特集として七夕に合わせた星座に関連する記事や、WHから始まる関係代名詞の歴史について深掘りしています。また、英語詞ラウンジでは寺沢淳教授へのインタビューが行われ、英語の魅力についての考察が挙げられています。今回のエピソードでは、ケルフが英語史新聞第12号の公開について詳しく説明しています。この号には最新の研究成果とともに、英語詞に関するさまざまなコンテンツが集められています。

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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリュウイッチです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は7月7日、月曜日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。新しい1週間の始まり、みなさん元気にいきましょう。
本日は7月7日ということは、七夕ですよね。
数日前のことなんですけれども、地元の公民館にですね、七夕竹飾りが飾られていたんですね。
そこで、自由に短冊を書いてですね、くくりつけて良いという雰囲気になったのでですね、私大人気もなく、英語史がお茶の間に広まりますようにと、RHと書いてですね、くくりつけました。
周りはもちろんですね、子供たちの短冊でいっぱいという中でですね、くくりつけてきましたが、いやー、かないそうな気がしてまいりました。
本日、七夕。
皆さんは何をお願いするのでしょうか。
さて、今日の本題なんですけれども、久しぶりにケルフが本気を出してきています。
ケルフのヘルカツのご紹介です。
英語史新聞第12号の発表
英語史新聞第12号が公開されました。
いやー、前回第11号は半年ほど前、正月のことだったんですね。
本来はですね、3ヶ月に一遍出したいなというところだったんですが、諸事情により時間が空いてしまいましたが、今回の第12号もですね、力作です。
自信作です。
ケルフの推を結集して書いた記事が紙面を飾っております。
数ヶ月前から今日、七夕の日を公開日としようということで、執筆人、レイアウト編集人がですね、力を合わせて、もう本当に昨日の夜ギリギリまでですね、レイアウト、編集、最後の調整を行っていたんですね。
これ本当に毎回のことなんですが、どうしてもですね、こうなってしまうんですね。
このように制作自体の裏方はですね、バタバタとしていたんですが、出来上がりは安心してください。
主力の記事、コンテンツ、集まってきております。
私自身は監修という役回りなんですけれども、企画、執筆、レイアウト、編集、今後第12号の制作に関わった全てのケルフメンバーに値切らいの言葉、そして感謝の言葉を述べたいと思います。
本当によく頑張ってくれました。ありがとう。
いよいよ公開となりましたので、まず第一報をこちらのヘルディオにてお届けしたいと思います。
それではどうぞお聞きください。
英語趣旨新聞第12号、公開されました。
冒頭のチャプターにリンクを貼っております。そちらからウェブ上で公開された英語趣旨新聞第12号をご覧いただければと思います。
スクリーン上、あるいは大きく拡大して紙に印刷などしていただくとじっくりとお読みになれるかと思います。
私も出来上がりの暁には毎回大きくカラーで印刷してじっくりと読むことにしております。
4面からなっております。ざっとどんな記事が掲載されているのかをご紹介したいと思います。
まず第1面です。英語趣旨新聞、The Hale Heraldというのが英語名なんですね。
KELF、KO英語詩フォーラムによる制作となっております。
第12号、1面を飾るのは棚渡ですから当然ですね。
星を見ながら語源を巡ろうということで星座絡みの話題が1面となっております。
こちら、執筆者は奇名となっておりますが、KELFの寺沢志穂さんです。
寺沢さんといえばこのヘルディオでも何度となく出演して、主に語源的つづり字のお話をしてきてもらいましたが、
最近はですね、自身のホームページ上で英語語源辞典でたどる英語つづり字詩というシリーズ記事を書いていらっしゃいます。
ほぼ毎日ですね。皆さんぜひですね、読んでいただければと思うんですが、今回の1面記事もですね、語源に関する話です。
織姫と彦星にまつわる英単語、これを語源でじっくりとたどるということでですね、これがあるので何が何でもですね、7月7日に公開しなければいけないということになったんですよね。
だからレイアウトも夕べ頑張っていたということでですね、こういう縛りがないとですね、なかなか物事は達成できません。
こちら、どなたがお読みになっても絶対に面白い記事になってますね。ぜひじっくりお読みください。
関係代名詞の歴史
さあ次に第2面なんですけれども、第2面の記事はWHから始まる関係代名詞の歴史です。
これもがっつりと書いた本格的な記事となっております。参考文献もしっかりとついているという英語詞のしっかりとした記事となっております。
学部ゼミ生4年生のYTさんが執筆しております。卒業論文にもこの話題で迫ろうというところでですね、
まだ卒業論文の研究は途中なわけですが、その段階で明らかになっていること、学んだことをですね、がっつりと書いてくれました。
皆さんWHで始まる関係代名詞というのはwhich、whom、whoseこのようなものがあるわけですが、この歴史について考えたことはあまりないのではないでしょうか。
実は関係代名詞の歴史というのは小英語以来ですね、なかなか複雑なんですね。
いろいろなものがありまして、そのうち一つのグループがWHから始まる、いわゆる疑問詞と同じ形というものなんですが、この起源と発達について
紙面をたっぷりと使いながら、ただそれでもですね、書き切れないというところをグッと圧縮して、重要な部分のみまとめられたという渾身の記事です。
これ皆さんにぜひお読みいただいて、関係代名詞の歴史に思いを馳せていただければと思うんですね。
英語詞の醍醐味が詰まっております。じっくりお読みください。
さあこの2面にはですね、目立たないんですけれども、右下の方にですね、チラッと英語シクイズベーシックというコーナーがあるんです。
これシリーズ化しておりまして、今回はですね、こんな問題です。
現代語の語彙における釈用語の割合は何%とされているでしょうか。
1、約30%。2、約50%。3、約70%。答えは第3面へというような、こんな企画ですね。
ぜひこちらも皆さん考えてお答えください。答え合わせは次の面ということになります。
寺沢淳教授のインタビュー
さあその3面なんですが、メインは英語詞ラウンジbyけるふです。
こちら様々な英語詞研究者にインタビューをしてですね、そのインタビュー記事をまとめてきたということで、今回はシリーズの第4回で寺沢淳先生です。
青山学院大学の教授、そして東京大学名誉教授の寺沢先生。
実は前々回から寺沢先生のインタビュー記事が掲載されておりまして、前編、中編、後編というふうに3部作となっておりまして、今回その3部作、最後の後編が掲載されております。
今回も読み応えがあるわけなんですけれども、寺沢先生の推し本を教えてください。推しの英語詞本を教えてください。
これはぜひ皆さんにお目通しいただきたいですね。
それから英語詞の魅力とは何ですか?というクエスチョンも投げました。
最後に、英語新聞の読者の方に一言お願いいたします。
この英語新聞の読者は広い意味で英語あるいは英語詞に関心がある方々だと思いますので、その読者に対して寺沢淳先生がどのような一言を用意されているのか、これは見物です。
これまでのインタビュー記事を含めまして、ケルフのホームページでも詳しく読むことができます。
こちらのURLも第3面に掲載しておりますので、そちらから過去の記事も含めましてじっくりとお読みいただければと思います。
そして第3面の下3分の1くらいでですね、英語シクイズベーシックの答えおよび解説の文章が掲載されております。
こちら非常に基本的な英語語彙の話題なんですが、意外と知らなかったなというような事実が多いんではないかと思いますね。
具体的な数字を挙げながら、そして英語語彙詞をたどりながら、現代英語の語彙における釈用語の割合は約何パーセントとされているでしょうか。
この答えを探るというコーナーとなっております。非常に密度の高い文章となっておりますので、こちらも目を凝らしてお読みいただければ幸いです。
ちなみにこの第3面はですね、英語詞ラウンジのインタビュー記事をまとめられたのは、ケルフ会長の青木ヒカルさん。
そして英語シクイズベーシックを担当されたのは、今後の実は編集委員長を務めてくれました小田光平さんです。
そして第4面最後ですけれども、本格的な英語詞の記事がもう一つ掲載されております。
notは否定の強調、yes person cycleとこととしての言語感という読み応えたっぷりの記事です。
こちらは引田カインさんが書いてくれている記事なんですが、
英語の否定の統合論について、yes personという英語詞研究者が提案したサイクルがあるんですね。
英語詞新聞第12号の内容
英語ではjust personという発音になりますが、yes personのサイクル。
こちらは英語詞に関心のある方はぜひ知っていただきたい現象なんですけれども、大変面白いんですね。
今回は執筆者の引田さんがそれをぐっと凝縮し、さらに最新の研究成果も踏まえながら新しい展開についても言及しています。
これ贅沢な記事と言っていいと思います。
これは本当です。
今回の第12号はすべての記事につきまして、ケルフの推移を結集したコンテンツになっているんですね。
ケルフは英語詞を研究する集団です。
そんな集団が本気を出して書き上げました。
ぜひ皆さんにお読みいただければと思います。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
久しぶりに出ました。
ケルフによる英語詞新聞第12号ということですね。
ケルフの推移を結集して作り上げた力作です。
皆さんじっくりとお読みいただければと思います。
そしてケルフの活動はこれだけにとどまりません。
この夏、ケルフ活動はなかなか熱いものがありまして、今裏でですね、英語詞コンテンツ50なる企画、こちら毎年実は実施しているんですが、
例年はですね、4月から始めて、秋から初夏にかけてというイベントだったんですが、
今年はですね、諸事情で夏から始めてます。
6月から始めていますので、今まさに竹縄というところですね。
こちら毎日、休日日曜日を除く毎日、ケルフメンバーが一つずつ英語詞コンテンツをウェブ上に上げていくという
そんな企画なんですね。
ケルフのホームページで展開しております。
このチャプターにリンクを貼っておきますので、これ毎日英語詞コンテンツが流れてきますのでね、英語詞ファンの方は必見ということになります。
一方で、学部学生、そして院生がケルフの中心メンバーなんですが、もちろんですね、完璧ではないこともあります。
その点は厳しく温かく見守っていただければ幸いです。
全てはですね、英語詞をお茶の間に広く英語詞の魅力をみんなで伝えていこうということで、ケルフのヘルカツ頑張っておりますので、皆さんのご協力よろしくお願いいたします。
それからですね、最後に言い忘れたのが第4面の下の方にですね、ちょろっとなんですけれども、
私のヘログ英語知ブログであるとか、英語の語源が身につくラジオヘルギオ、このお聞きのこのチャンネルですね。
それから井上言語学チャンネル、さらにはヘルアメンバーの有志の方々が制作している月刊ウェブマガジンヘルビディアン、
こちらの広報もケルフによる英語詞新聞の中で行っております。
ケルフというグループ、そしてヘルアメンバーイコールヘルメイトさんたちのグループ、この2つのヘルカツ集団が色々な形でコラボしたり協力し合おうとしているところなんですね。
そのあたりが示唆されているということで、この第4面の一番下の部分なんですけれどもね、小さい欄なんですけれども、ご注目いただければと思います。
このコラボがいつか大きくなってですね、ヘルアの大輪を咲かせるということになるかもしれません。
ぜひご注目ください。月刊誌ヘルビディアンもおすすめです。
そして最後の最後なんですけれども、先日このヘルディオでもご案内いたしました。
2025年第2四半期、すなわち4月1日から6月30日までのヘルディオ配信会全91回の中からベスト回を決めるためのリスナー投票を実施中です。
7月10日土曜日まで投票会場を開けております。
先日金曜日の回、7月4日の回ですね、1496回にお戻りいただけますと詳細がございますので、そちらからたどってぜひ投票していただければと思います。
7月10日木曜日までということでまだ少し時間がありますので、過去回聞いていないものがあればぜひお聞きいただければと思います。
さあ今日はケルフによる英語新聞第12号公開のお知らせでしたが、第12号の制作に関わったメンバーとですね、近々対談と言いますかね、みんなで改めて第12号の内容を解説するというようなヘルディオ回収録しようと思っておりますので、そちらもぜひお楽しみにしていただければと思います。
それまではまず、じっくりと第12号を熟読ください。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご意見、ご感想をお待ちしています。
ご一時のコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。
SNSでのシェアもよろしくお願いいたします。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、英語史研究者のほったりうちがお届けしました。
また明日。
18:46

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