おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語誌ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語誌の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリウイチです。
加えて10月15日に夏目社より新刊書が出ました。 同僚の井上一平さんとお届けしている youtube チャンネル
イノホタ言語学チャンネルから生まれた本です。 井上一平・ホッタリウイチ長、言語学ですっきり解決英語のなぜ
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英語の語源が身につくラジオヘルディオ。 英語誌を茶のマニオモットーに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は11月3日月曜日。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日はですね 質問箱サービスモンドでの回答
4年弱ほど続けてもうじき100件と題しまして、私が続けてきました。 断続的にと言いますかね、不定期で続けてきました。
質問回答サービスのモンドというところで、英語誌のお話をいろいろとしてきたんですね。
お話をしたというよりも、寄せられた質問に回答するという形でですね、いろいろと英語誌の話題を展開してきました。
こちら最近このヘルディオをですね聞き始めたという方もいらっしゃるかと思いますが、このモンドでのヘルカツについて
ご案内差し上げたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
一昨日の11月1日にSNS上でですね、知ったんですけれども、この質問サービスモンドなんですけれども、月間アクティブユーザー
1000万人突破記念ということだったんですね。 モンドが皆様のおかげでMAU1000万を突破という記事だったんですけれども、
こちらですね、これぐらい大きくサービスとして成長してきているんだというふうに思ったんですけれども、私ですね、このモンドというサービスが立ち上がって、
比較的早い段階だったと思うんですけれども、こちらに回答を寄せ始めたんですね。
調べてみましたら、私の一番最初の回答が2022年の1月ということなので、4年弱ぐらいですかね、お付き合いしてきたということなんですけれども、最初はですね、こういう質問箱サービスっていうのは他にもあったりするわけなんですけれども、
このモンドの方針というか、売りと言いますかね、これが質問を大事にする、問いを大事にするということですよね。
これは他のサービスでも基本は同じことなんだろうと思うんですが、とりわけこの点を強調していたということでですね、
私もこの問いが重要だというのは研究においても、あるいは一般の学びにおいても本当に重視しているところなんですね。
このヘルディオでも、あるいは他のヘログなどでもですね、問いの重要性ということは話題に取り上げてきていましてね、それでコンテンツを発信したりということもしてきたわけなんですね。
そこと、ピタッとハマるようなサービスだということをですね、思いまして回答を寄せるようになったという、そんな次第があったんですよね。
専門家としての専門的な立場からの回答というのが期待されているということで、これ、寄せられてくる質問は実は他種類いろんなものがあるんですけれども、
私が答えられるのはですね、専門領域である英語に関して、とりわけ英語史の観点から素朴な疑問に答えるというのは、このモンドだけでなくですね、
オキキのヘルディオもそうですし、センボンノックという形で展開しているとおりですね、ずっとやってきたことだということもあり、
このモンドでも同じように専門の立場から、つまり英語史の観点を強く押し出しながら、英語に関するあるいは言語一般に関する寄せられた問いに答えていこうという、そういう趣旨だったんですね。
そして、断続的にですね、回答をしてきました。
定期的に本当はやりたいところなんですが、諸々の事情で不定期、非定期になっているんですけれども、それでもですね、4年弱ほど続けてきたということで、数えてみたら、これ間違いでなければ97件に返信、回答しているということなので、
ほぼ100件に近づいてきているんだなというところで、ゆっくりと回答してきた感があるんですけれども、溜まってきたなということだったんですね。
そこで、このヘルディをお聞きの方もですね、もうすでにこのサービスで私が回答しているということをご存知という方もいらっしゃるかもしれませんが、最近聞き始められた方も少なくないと思いますので、ここでですね、こんな活動もしていますよというご案内を差し上げようかなと思った次第です。
ちなみに忘れる前にですね、この私自身も本当に問いというのを答え以上に重視しているんですね。
その旨はですね、何回かヘルディをでも話していますが、ここでですね、挙げておきたいと思います。
まずですね、これから行きましょうかね、633回、答えを出すより問いを立てよという、このタイトルでお話ししております。
ぜひですね、お聞きいただければと思います。
今日ご紹介する関連のですね、リンクは各チャプターに貼っておきますので、それぞれたどってみていただければと思います。
633回、答えを出すより問いを立てようですね。
もう一つですね、大体似たような趣旨なんですが、違う角度からですね、1486回、これ今年に入ってからですね、比較的新しい目の配信回ですが、
1486回、答えよりも問い、すっきりよりももやもやが大事、大文者アーギュメント、春夏号の関東エッセイ、素朴な疑問を大事に英語史より、と題してお話しいたしました。
633回と1486回、こちらもですね、お聞きいただければと思います。
さあ、この問答なんですけれども、リンク先から飛んでいただければと思うんですが、11月に入ってからもですね、一昨日ですね、久しぶりに回答をしましたね。
私の回答のページにリンク先から飛んでいただければと思うんですが、デフォルトだと多分新しい順、最近のものからとなっているんですが、
ここではですね、ポピュラーというボタンがありますので、これまあいいねとか人気をつけてくださった方の数ですかね、それで好順に、ベストなものからというふうに選ばれる、そんなオプションがありまして、これを今私も見てるんですけどもね、
これでちょっと上の方、いくつか読み上げてみたいと思いますね。どんなお題が話題になっており、質問として出されており、そして私が答えたか、その内容はですね、一つ一つ読んでいただければと思うんですけれども、人気のあったものから、上から順にいきます。
まず一つ目、ドイツ語やフランス語は女性名詞と男性名詞という分類がありますが、どのような理屈で性が決まっているのでしょうか。
これは非常によく聞かれる質問ということでですね、多くのいいねがついております。
これはいつぐらいでしたかね、回答したのか、4年前なのでかなり初期ですね。
それから2番目にですね、フラマボーとインフラマボーはなぜ同じ意味を持つようになったのでしょうか。
これは燃焼性のとかよく燃えるっていうことですよね。フラマボー、これはわかるんですが、インフラマボー、インがつくと普通否定になるんではないかというわけなんですけどもね。
この場合、ややこしいことに同じような燃焼性のという、どちらの単語も意味を用いるということでややこしいですね。
危ないですよね、これね。この極めて重要な安全に関わる単語で意味が同じ、形態的には否定と肯定の関係にあるように見えて実はそうではないっていうね。
また、この他にも同じような語はありますかという質問だったんですが、これに答えております。
これも比較的知名度の高い話題といいますかね、英語の変な単語ということで知られているので上位に来たのかなというふうに思います。
これは3年ほど前ですね、回答したのが。
それから次、これも古いですね。同じ発音なのに全く意味の違う言葉が存在するのはなぜでしょうか。
日本語の橋、ブリッジの橋ですね。お箸の箸、チョップスティックなど、わりと日常的に使う言葉が全く同じ音で構成されていて、コミュニケーション上の無駄も多く発生しているはずなのに、
言語が生まれてからこれまでの間に到達されずにいるのはなぜですか。
よく考えられた質問かと思いますが、それに私はある角度から答えております。こちらも非常に多く読まれていますね。
嬉しいですね。それから次、音韻論と音声学の違いがよくわからないのですが、具体例を用いて教えてください。
これは言語学者であるとか音声学者、音韻論者は10人いれば10人異なった説明の仕方をするのではないかというところですが、
これも私は良い回答をいつでも探しております。
こちらも4年ほど前のものなので古いのですが、その時に私がベストかなと思うやり方で説明しています。
もしかしたらこの4年の間に、例え比喩の仕方が変わってきている可能性は大いにありますね。
4年前の回答ということで見ていただければと思います。
それから、話す言語によって声の高さ、トーンが変わるという話を聞いたことがあります。
個人的には日本語よりも英語を話すときの方が声が低くなる気がします。各言語の発声法と声の高さには関係があるのでしょうか。
関係があるならそのメカニズムを教えていただきたいです。
これちょっと私の専門からは外れますが、みたいな言い方で回答を始めていますね。
これも4年前ということで、古いものの方が蓄積されている時間が長いので、いいねともつきやすいということかなと思うので、
割と古めのものがどんどん上がってきている感じですね、上位には。
このモンドの質問ですね、それに対して回答するというような立て前ではあるんですが、
これヘルディオの専門ノックの時もそうなんですけれども、これ綺麗に解決、回答できるということはそんなに多くはないんですね。
英語詞の知見を持ってしてもということです。なので私としては持っている知識、使える知識を最大限に利用してベストを尽くすという、
一応これをいつも答える前に付け加えたいなと思っているんですね。そんなに綺麗に答えられる問題ばかりではありませんということですね。
いつもの植物園で鳥の音を聞きながら撮っているんですが、ここですね、ヘリコプターもよく飛んでくるんですよ、街中なのに。
ということで、ちょっとやり過ごしてから続けたいと思いますが、もう一に行きましょうか。
英語のスラングは誰がどのように生み出したのですか? このスラングって誰がどう考えたの?っていう質問は結構多く寄せられるんですよね。
この質問に、社会言語学的な角度から答えたんでしたかね。これもとふるめですね。
それから、言語によって音素の数が大きく異なるのはなぜでしょうか? どのような要素が音素数に影響しているのか知りたいです。
ということで、私もこの音韻論とか形態論あたりが専門、英語史の中でも分野で分けるとですね、この形態論とか音韻論ということで、この類の質問に割と答えがちだということで、このように集まってくるんだとは思うんですけどもね。
ここでもですね、その時に4年前ですが、その時に答えられるような範囲内でですね、関連する話をしたということですね。
あ、あとこれ覚えてますね。これ鋭いなと思ったんですが、Aerobicsっていうのは英語ではAerobicsですね。Aeroという瀬戸字ですね。つまりそのまま読めばAeroとなりそうなんですが、日本語ではAeroとか、英語でもそれに近いですがAerobicsということで、
まるでですね、つづりと逆のような母音の配置になっている。これはなぜでしょうかっていうのは、あまり考えたことがなかったので、すごく新鮮だったことを覚えてます。
この問答の回答は今ですね、100件ぐらいあって4年かけたと言いましたが、これ古いものでも覚えてますね。よくどういう質問が来たか。自分がどう回答したのか覚えてないんですよ。読んで、あ、こんなこと書いたなっていうぐらいの感じで、ただ質問はすごくよく覚えてますね。
これ不思議ですね。自分で書いたものはすっかり忘れるんですけどね。この時にいただいた質問で、これについて考えたという記憶があるからでしょうね。その考えた結果、何を書いたかは、自分のことだから忘れちゃってしまっているっていうことかなという。
これお話ししていて発見がありましたね、自分なりに。こんな形でですね、97件ぐらいお答えしてきたのだそうです。数を数えるとですね。これからもですね、なるべく定期的にできれば続けていきたいなと思っておりますが、そもそも寄せていただいてなんぼというところがあります。
質問が寄せてこられないとですね、これ回答の仕様もないということで、ぜひですね、と言いながらすべての質問に回答できるかわからないんですね。これは私自身に回答する知識能力がないということもありますし、他にいくつか寄せられた場合ですね、優先して自分が答えられやすそうなものからやはり答えるということにはどうしてもなってしまいます。
ということですので、お約束はできないわけなんですが、なるべく多く寄せていただいて、似たような類似の質問が多いと、これは優先します。これ今までもそうしてきましたので、ぜひですね、私おったりうちがこんな減るかつも続けてきているということをですね、気に留めておいていただければと思います。
数十件ありますので、初めてという方はですね、古いものから、あるいは新しいものから、あるいは人気順に読んでいかれると、わりと楽しくですね、読み物になっておりますよね。楽しく英語を学ぶことができるのではないかと思いますので、おすすめです。ぜひご覧ください。