2025-06-10 15:13

#1472. 『英語語源ハンドブック』発売まであと8日 --- eight の項を覗き見

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ます


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」が2024年10月28日に創刊しています.第4号まで公開されています.


- 創刊号(2024年10月28日):https://note.com/helwa/n/ne2b999d5af72

- 第2号(2024年11月28日):https://note.com/helwa/n/n94e9d9a74706

- 第3号(2024年12月28日):https://note.com/helwa/n/na7394ab1dc4c

- 第4号(2025年1月28日):https://note.com/helwa/n/nb6229eebe391


▼2024年12月30日に『英語史新聞』第11号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第11号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第11号:https://keio.box.com/s/kk0jss15l22pz1rpuysa0ys4nkpc3lwr


第11号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2024年第3四半期のリスナー投票による heldio 人気配信回


- 第1位 「#1219. 「はじめての古英語」第10弾 with 小河舜さん&まさにゃん --- 「英語史ライヴ2024」より」 https://voicy.jp/channel/1950/6049608

- 第2位 「#1212. 『英語語源辞典』の「語源学解説」精読 --- 「英語史ライヴ2024」より」 https://voicy.jp/channel/1950/6052858

- 第3位 「#1139. イディオムとイディオム化 --- 秋元実治先生との対談 with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/1298775

- 詳しくは hellog 記事「#5645. リスナー投票による heldio 2024年第3四半期のランキング」をどうぞ http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-10-10-1.html をどうぞ


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼2024年8月26日より特別企画「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」」が始まっています.ぜひ特設ホームページに訪れて,ライヴ当日まで毎日1つか2つずつ公開される helwa メンバーによる英語史コンテンツをお楽しみください.


- http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/etc/helwa_content_for_hellive2024/


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズ(有料)を展開しています.


英語史の古典的名著 Baugh, Albert C. and Thomas Cable. *A History of the English Language*. 6th ed. London: Routledge, 2013. のオンライン講座です.毎回1セクションンずつゆっくりと進んでいき,内容について縦横無尽にコメントしていきます.シリーズについて自由にご意見,ご感想,ご質問をください.皆さんで議論しながら読んでいきましょう.1回200円です.

https://voicy.jp/channel/1950/570931


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、 英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして2025年6月18日に発売予定の
英語語源ハンドブックの著者の、ホッタリュウイチです。 英語の語源が身につくラジオheldio、英語詩をお茶の間にをモットーに英語の歴史の面白さを伝え
すそのを広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は6月10日火曜日、英語語源ハンドブック発売まであと8日です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。 あと8日迫ってまいりました。来週の水曜日に発売予定となっておりまして、
本当の意味でのカウントダウンが始まっております。 今日はあと8日に引っ掛けて8、
こちらの項目を まさに
ご紹介している英語語源ハンドブックよりのぞき見してみたいと思います。 さあ何が書いてあると
予想しますか? 英語語源ハンドブック発売まであと8日
8の項をのぞき見です。それでは行ってみましょう。 英語語源ハンドブックこちらはジャセットの最もよく出る戦語を見出しに立てて
主に英語詞の観点から語源運地区を述べている そんな本なんですね
Aから順に戦語が並んでいるわけなんですけれども このアルファベット順のコーナーですね
これがもちろんメインになるわけです 全体の大半を占めます
Aから実はYまでということなんですね Zの単語がないというのがまた一つ面白いところで
ジャセットの基本戦語の中にはこれが含まれていないということなんですよね このあたりの事情から
Zが英語アルファベットにおいて得意な位置づけにありそうだ ということがわかってくるんではないかと思いますが
これはですね、お聞きのヘルディオの540回 Zについて語ります などでお話ししていますのでぜひそちら聞いていただければと思います
英語語源ハンドブックではAからYのアルファベット順のコーナー これが基本になっているんですが実はですねもう一つ
もちろんこれマイナーでそれほど量があるわけではないんですが テーマ別のコーナーが設けられているんですね
03:06
Yが終わった後でですねこのテーマ別のコーナーが続きまして 全体としてはですね
20ページ弱という短いものなんですけれども 5つのテーマ これはまとめて扱った方が良いだろうという判断の下に設けられているんですね
その5つのテーマというのはまず1つ目認証代名詞です これも確かに一緒に扱った方が都合が良さそうですよね
そして2つ目が基本数詞 3つ目が季節
4つ目が月 5つ目が曜日
皆さんも英語学習の折に こうしたテーマ別ジャンル別に単語を覚えたという記憶があるんではないでしょうか
確かに単語テストなどでも必ずセットで出ましたよね 今日は曜日の単語テストですとかですね
月名の単語テストです これよく聞いたあった風景ではないでしょうかね
今日はですねその中から基本数詞 こちらをチラ見してみたいと思うんですね
数詞といえばもちろん1,2,3というあれのことなんですけれども 順にですね1から数えて
11,12までが立候補されております そのうちですね今日は発売まであと8日ということで8
8に関するところを覗いてみたいと思います 例えばこんな感じで書いてあるんです
ということをお伝えできればと思います さあどんなことが書いてあるでしょうか
皆さん今からでもですね 想像していただければと思います
これなかなか面白いことが書かれているんですね まずですね8と立候補されていまして発音記号がついていますね
8です 現在はGHを発音しないが
かっこ矢印目字目字というセクションに飛んでくださいということですね 専門用語として目字
黙る字と書くんですがこれの解説が用語解説コーナーにてなされていますので そちらに飛んでくださいという印です
現在はGHを発音しないが 古英語ではアッタやエアッタ
06:00
AHTAやEAHTAのように綴りドイツ語のアッ
ACHT8と同様Hはハッと発音された
また助数詞になるとエイツ EIGHTH助数詞というのは何番目のというあれですね
助数詞になるとEIGHTHと綴られ 五末のTが脱落しているように見えるが発音はエイッ
エイッ であり多くの場合五末のTも発音される
19世紀頃までは奇数形と同型で助数詞となったが それは不変化形というよりもTHの音の方がTTの音に吸収された発音の反映と見ることができる
ということでですね覗き見というよりも全部読み上げてしまいました はいここまでで止めればですね許されるのではないかと思われますが
発見がありますよね 8っていうのは確かに他の数字は基本的に4以上の場合THを普通にそのままつけているわけですが
8の場合生字Tで終わっているだけにですね それに助数詞のTHをつけた場合にはTにTHというのが
つづり次条ぎこちないということで Hだけをつける形になっていますね
EIGHTHとなります ただ発音上は8に
TH部分のフをつけて8th 非常に言いにくいですけれどもね発音しにくいですけれども8thという発音も一般的だということです
一方でやはりTが消えてですね5末のシーンがTHだけになってしまう 8thもあることは事実なんですが
理事義に8と言っておいてさらにTHのスを加える8 というような発音しにくい
そんなバージョンもちゃんと使われているということが記載されています これは通常の辞書を引いても出てくる情報なんですが今読み上げたようにですね
19世紀頃までは奇数詞と同型で助数詞となった つまり8という
形や綴りでそのまま8そのものも表したし8番目のという助数詞の意味も表したということなんですね 形態上区別がなかったということなんです
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ですが意味役割が異なりますのでその後に現代にかけて助数詞の方は 他の数と合わせてちゃんとTHをつける
先ほど述べたように通り事情は8にHをつけるだけという形にはなりますけれども 見栄えとして最後にTHが見えるわけですよね
こうして他の数詞と補聴を合わせたということになるわけですね 8や8というのは何気ない本当に何でもない単語のように思われますが
英語詞をさかのぼるとこのように面白いことがあるということなんですね 目次の問題も関わりますし最後には他の数詞と補聴を合わせたという意味では
類推アナロジーという 現象とも関わりがあるということがわかるかと思います
このようにですね なんてことのない単語を扱うのがこの英語語源ハンドブックです
ジャセット1000ですから皆さんが基本的に知っている単語を扱う 見慣れているんだけれどもその背後には深い歴史が刻まれていた
そのような物語を 楽しんでいただくのがこの語源ハンドブックということになります
今回はテーマ別の基本数詞のセクションより8についてお届けしました 発売まであと8日もう少し我慢していただければと思います
エンディングです今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました このエンディングチャプターに貼り付けております
英語語源ハンドブック広報のためのチラシをご覧いただければと思います こちらですね実はコアリスナーで
KELF KO英語誌フォーラムメンバーの藤平さんによるチラシなんです 藤平さんには有志でお作りいただきまして本当に感謝しております
このヘルディオにも藤平さんはご出演されたことがありまして 598回メタファーとは何か卒業生の藤平さんとの対談
こちらご関心のある方はぜひですねお聞きいただければと思います 画像として貼り付けておりますが
URLリンクをクリックしていただきますと PDFの形でこのチラシ入手することができます
12:08
こちら藤平さんのご好意で作っていただいたものではあるんですけれども 出版社の研究者さんからも公認いただいております
そして先日土曜日の立命館大学での学会においても 私こちらのチラシ配布してまいりました
このヘルディオお聞きのリスナーの皆さんにおかれましては ぜひですねこちらダウンロードしていただきまして
改変しない限りにおいてですね自由にお使いいただけます 配布もしていただけます
デジタル資料そのままの形で配布いただいても結構です 画像あるいは PDFの形でまいていただいて結構です
あるいは紙に印刷していただいて その紙を配布していただくことも結構です
関係者のご好意により自由に使っていただいて良いという 許可をいただいておりますし
何よりも私自身がですね皆さんに広めていただきたいと思っておりますので 拡散にご協力のほどよろしくお願い致します
SNSなどで広めていただくことも結構です なるべく私もむしろ追いかけてですね
いいねリポストなどしていきたいと思いますので ぜひ皆さんご協力のほどよろしくお願い致します
改めましてケルフの藤平さん 素敵なチラシを作りいただきましてありがとうございました
最後にもう一つ重要なお知らせです 今晩なんですけれども6時半か4時あるいはもう少し遅れてかもしれませんが
再び 英語語源ハンドブックの協助者と公越協力者が参集しまして
沖のヘルディオそしておそらくはヘルアからもですね 生配信などしようと思っております
具体的に何時になるかというのは現段階では決められないんですけれども 今晩夕方以降にですね
生配信いたしますのでぜひご注目ください このチャンネルをフォローしていただきますと生配信の折には通知が入ることになっておりますので
聞き逃しなどなくなるかと思います ぜひこの機会に
フォローください このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご意見ご感想をお待ちして
います voicのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです sns でのシェアもお願いいたします
15:04
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように 英語子研究者のほったり打ちがお届けしました
また明日
15:13

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