2025-08-16 12:16

#1539. 8月23日の朝カル講座 --- guy で味わう英語史

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html

- 7月13日(土) に朝日カルチャーセンター新宿教室にて著者3名が記念出版記念講座をハイブリッド開講します.詳しくは https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8388868 をどうぞ.


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の10号が公開されています


- 第10号(2025年7月28日):https://note.com/helwa/n/nb4e7746663b5


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


- 投票会場:https://app.sli.do/event/weRify7g2SvDa89mZh7k1A


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

英語史における「guy」という単語の起源と意味の変遷を考察しています。この単語が人名から一般名詞へと変わっていった過程や、他のエポニムの例を交えながら、興味深い英語の歴史を紹介しています。

英語史講座の紹介
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 英語のなぜに答える初めての英語史の著者、そして6月18日に研究者から刊行された
英語語源ハンドブックの著者の、ほったりゅういちです。 英語の語源が身につくラジオ heldio
英語史をお茶の間にをモットーに、英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は8月16日土曜日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。 さて本日の話題は1週間後のことになります。
8月23日土曜日の午後5時半から7時まで 朝日カルチャーセンター新宿教室にて英語史講座が開催されます。
こちらシリーズ講座なんですけれども、 今回は
guy に注目します。 guy という単語ですね。GUY
典型的にはyou guysというフレーズの中で聞くことが多いのではないかと思いますが、 まさに注目するのがこの you guys
に現れるguy なんですよ。 もともとはですね、なんと人名なんです。ただの人名、固有名詞でしかないものがですね、
いろいろと意味変化を遂げまして、 さまざまな機能を帯びるようになったという一単語の歴史に注目するだけでもですね
英語史の醍醐味を味わうことができるということで、この単語を選んでみました。 ぜひですね、本編で少し
白見せということで、今度の講座、どんなことをお話しするのかということを述べたいと思います。 このチャプターからですね、ぜひ
1週間後の朝カル講座の情報を入手していただければと思います。 よろしければぜひご参加ください。
guyの意味の変遷
それでは行ってみましょう。 8月23日の朝カル講座、GUYで味わう英語史です。
どうぞお聞きください。 今年度、朝日カルチャーセンター新宿教室にて
英語史のシリーズ講座を月1という頻度で開講しています。 今年度のシリーズ全体のタイトルは
歴史上最も不思議な英単語と題して、毎回一つ単語を取り上げて、その単語をスタートとしてですね
それだけに終始するわけではなく、それはあくまでスタートとして、いろいろな 意味の展開とか、語彙の展開とか、さらには文法的な展開とか
いろいろな展開を示しながら 発展していったというその単語に注目して
一単語と言いながら90分の講義の中で英語史のダイナミックな側面を見てしまおうという、そういった比較シリーズなんですね
講座のお供として携えておきたい本が2冊あります。 英語語源辞典、そして新刊書の英語語源ハンドブックです
こちらを頼りにしながら講座を進めていく、そんな形になっております。 今年度すでに4回の講座をですね開いているんですけれども、今回は第5回となります
8月23日土曜日がーい。 人名からカラフルな意味変化を遂げた語
というタイトルで開講いたします。 You guysのguy ということで、今ではやつとか人とかですね
男といった漢字で軽めに使われる名詞なわけなんですけれども、実は大元は
Guy Fawkesという イギリス市ではちょっと有名な人物がおりまして、その人の名前guy
から展開しているんですね。 大元は人の名前固有名詞ですから
それ自体に意味はありません。もちろんそれ自体の語源はあってですね、さらに遡ると 意味はあるわけなんですけれども
人名として使われるguyに関しては その名を帯びている人を指すという機能以外には何も意味らしい意味というのは持っていないんですね
そこを今回の議論のスタートと したいと思うんですね
そのただの名前がどうして人男になったのか つまり一般名詞になったのか
というところからですね、さらにはyou guysのように 複数形のyouを表す
部品としてですね、このguysが使われているという分析があり得るんですね とするともう機能語化していると言ってもいいくらいの存在に
guysという複数形ですけれどもね なっているということなんですよ
このあたり文法化の話題に通じてくると思うんですね このような単語他にもあるんでしょうか
こんな話題をですね 展開していきたいと思っております
他にもですねguyから広がるいくつかの方向 展開の方向があるわけなんですけれども
文法化の話題と共にですね 認証代名詞が関わってきますので認証代名詞一般の話にも及んでいくだろうと思います
さらには固有名詞 人名であるとか地名であるとか固有のものにつけられた名前ですよね
ここが出発点となって今回のguyのように一般名詞となっていく あるいは場合によってはですね
動詞となっていくっていう例がありまして これを専門用語でエポニムというふうに呼んでいます
英語にはこのエポニムが非常に多くってですね ざっと数えた限りでも
250くらいはありますね もっとあると思うんですよね
エポニムは固有名 特に人名から来ているということになりますので そこには何らかの物語 歴史があるということが想像されますよね
その名前を帯びたある人が何かやらかした 面白いことだったり悪いことだったり
それが人々の記憶に刻まれてそれに関連する一般名詞とか動詞になった というパターンが多い
ということでこれは古事聖語の類で背景にストーリーがあるので面白いんですよ 一つ一つが面白い
guyもその一つなわけなんですけれども 他にもたくさんありますので講座では色々とご紹介したいなぁと思っております
エポニムの例
例えばなんですけれども 今回ご紹介したいなぁと思ったのはボビーっていう単語ですね
これイギリスで警官のことボビーというんですね これ聞いたことありますでしょうか
略式的な表現ですしやや古風かなとも思われるんですが警官 ポリースマンの意味があるんですね
これなぜボビーと呼ばれるのか これまさにエポニムなんですよ
元になっているのはサーロバートピールという 19世紀前半に活躍した政治家です
イギリス首相も務めました サーロバートピールの愛称がボビーというんですね
これはロバートロブ ここからボブとなってボビーとなってこれ自体がですね
遠い道のりをたどって出来上がった愛称なんですね ロバートの愛称の一つがボビーなわけです
このサーロバートピールはボビーボビーと呼ばれていたわけなんですが この人物がですね
首相に上り詰めたような大政治家ということでですね 1829年にロンドンの首都警察を設置したんです
ということでそのロンドン首都警察の警官のことをボビーと 呼ぶようになったんですね
後に一般に警官のことをボビーというようになった OEDで確かめる限り書例は1844年ということですね
1829年にサーロバートピールが首都警察を設置してから15年ぐらい 後に初めての例が現れるということなんですが
ここが語源だろうということがわかっているわけなんですよね ちなみにですねピールに由来するこれに er をつけてですね
ピーラーという言い方で同じく俗語でですね警官を意味する単語がやはりあるんですよ
ボビーあるいはピーラーということでこのサーロバートピールと結びつけられている 単語ということで典型的な
エポニムと言っていいと思うんですよね 背後にドラマが隠れているというのがエポニムの面白いところです
講座では色々と例を挙げていきたいと思っております 皆さんもぜひ探してみてください
エポニム結構あるんですよね エンディングです今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました
今日は1週間後8月23日土曜日の午後に開催予定の朝軽講座のご案内をいたしました
ガイという何気ない一語からどこまで英語詞の話題を展開できるかというところが見どころとなるわけですがご関心のある方ぜひご参加ください
当日会場での参加のほかオンラインでもご参加いただけます ハイブリッド形式で開催いたします
さらに予約いただきますと向こう2週間ですかね 見逃し配信という形で視聴することもできますのでその日その時間
都合が悪いという方もですね安心してご参加いただければと思います
このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご意見ご感想をお待ち しています
ボイシーのコメント機能通じてお寄せいただけますと幸いです sns でのシェアもよろしくお願い致します
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように英語子研究者のほったりうちがお届けしました また明日
12:16

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