2025-07-27 27:32

#1519. コメント返し 2025/07/26(Sat)

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html

- 7月13日(土) に朝日カルチャーセンター新宿教室にて著者3名が記念出版記念講座をハイブリッド開講します.詳しくは https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8388868 をどうぞ.


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の9号が公開されています


- 第9号(2025年6月28日):https://note.com/helwa/n/n79623d921a95


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


- 投票会場:https://app.sli.do/event/weRify7g2SvDa89mZh7k1A


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

今回のエピソードでは、ホッタリウイチが英語の語源や講座の内容に基づいたコメントを返し、特に朝日カルチャーセンターでの講座を振り返ります。また、「BAT」という接続詞に関連する多様な視点について考察します。言葉の使い方や文体についても考察が進められ、特に純節の「が」や「but」の利用がテーマとして扱われます。さらに、語源学やエティマグラフィーについての意見交換が行われ、言葉の進化とその研究の難しさが強調されます。言語の起源と接続詞の役割に焦点を当て、特にACKやBATなどの語の意味や使用法を探求します。

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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリウイチです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語詩をお茶のワニをもとに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は7月27日、日曜日です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
講座についての振り返り
本日は日曜日ということで、コメント返し行ってみたいと思います。数週間ですね、週末が慌ただしいとですね、このコメント返しも取れないことが多かったので、ちょっと久しぶりになるんですけれども、
今週1週間分、振り返っていきたいと思います。それではどうぞよろしくお願い致します。
まず1週間前の日曜日ですね、7月20日の回です。このお詩はですね、実はその前日、1月19日に生配信のつもりで撮ったものが、実はですね、うまくいかなかったということで、
その場でですね、収録して19日に上げたんですよ。20日分のものを撮ろうと思って、ちょっとですね、いろいろ失敗があったりして、だけれども最終的には撮れたので、20日分のものを19日に上げるという、こう、イレギュラーなことをですね、したんですよね。
ですので、今回もですね、アップされた日付は19日となっていると思うんですけれども、20日分ということで、1512回、朝カルの英語語源ハンドブック著者定談の直前収録ということでですね、著者3名が集まりまして、朝カル新宿教室の控室にて、数十分後に講座が始まりますという、そんなタイミングで撮ったものなんですね。
立教大学の唐沢和友さん、愛知教育大学の小塚義孝さん、そして私、慶応義塾大学の堀田隆一という3人で、英語語源ハンドブック、こちら書かせていただきましたが、その深掘り会と称しまして、朝日カルチャーセンターで講座を開いたんですね。単発講座です。
普段、私、レギュラーで毎月1回英語誌講座を開いているんですが、それとは別枠の特別講座として、出版記念にですね、著者3名で催したという、そんな会なんですね。当日本当に盛り上がりまして、このヘルディをお聞きの方の中にもですね、対面でいらっしゃった方、あるいはオンラインでですね、受講された方、いらっしゃったかと思いますが、
ありがとうございました。とりわけ、後半の質疑応答、これが盛り上がってですね、結局ですね、今週1週間のヘルディオのお題は、そこから得たインスピレーションに基づいて、お題設定したというところがあるんですよね。つまり、1週間その予報が持続したという、それぐらいですね、印象深い朝日カル講座でした。本当に皆さんありがとうございました。
そんな朝日カル講座の直前、控室にてということでお届けしたのが、こちらの1512回だったんですね。主に受講された方からのコメントをいただいているんですかね。オレンジ森下さんです。とても楽しくためになる講座でした。ありがとうございました。名が中学の英語教師ですので、強くしたいと思います。
ということで、講座5にこちら書いていただいたということですかね。ありがとうございました。あ、めいっこさんが中学の英語の先生ということで、ぜひですね、この英語語源ハンドブックもそうですし、英語詩、そしてこのヘルディオをお勧めいただければと思います。ありがとうございます。
そして、ゆずさんからもいただいております。先月のオフ会同様、今回も終電で宿に向かってます。とても楽しかったです。ということで、この後ですね、実は講座の後に懇親会も開いたりして、それに出られた後のコメントということでしょうかね。はい、そんなことで、もう1週間経つんですね。楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
次にですね、月曜日の回ですね、1513回、語源は思考の糧である。小塚五六より。ということで、これがまさに先ほど触れた朝軽講座にて、著者の1人、小塚義孝さんがですね、お話しされた、まぁいくつかお話しされたんですが、タイトルの1つが、語源は思考の糧。
フードフォーソートである、という素晴らしいお話をされたんですよね。これに焚き付けられて、ということで、広く皆さんにもこの考え方を知っていただこう、ということですね。白石さとるさんからいただいております。
フレンドの引用詞語、プリ、愛する、からフリーも派生しているようですね。ということで、フレンドの話題に触れましたね。このあたりですね、英語語源ハンドブック、それから英語語源辞典などを紐解いていきますと、非常に広がりですね。単語の広がりを見て取ることができると思いますね。
はい、ありがとうございました。そして、514回ですね。1514回、語源論法に要注意という回です。火曜日、7月22日の回ですね。これはですね、やはりその1つ前の小塚義孝さんのフードフォーソートの議論を足掛かりにしてですね、私がまた考えたことをですね、
お話ししたということで、やはり朝かる講座からの流れでお話しさせていただきました。いくつかコメント、結構ありますね。すべて読み上げることはできませんが、ピックアップしながらいきたいと思います。
ゆずさん、ライブリーオールドファートさん、Y.Kagataさんから頂いております。はい、いろいろな議論がありますが、ここではY.Kagataさんからのコメントを読み上げさせていただきます。
先日の朝かる講座での小塚先生のフードフォーソートと、それを受けたホッタ先生の、語源は良くも悪くも人を騙せるが心に残って、じゃあ語源で何か思いっきり悪いことをする例は作れないかと、あれから考えています。
例えば侵略やファシズムを擁護するとか、あるいは歴史上探せば見つかるのかもしれません。個々の語源的知識を覚えることだけでなく、それをいろいろな形で味わえるようになることも含めて語源が身につく、なんだろうと感じました。
そうなんですよね。私の語源観はこのようなところにありますね。いわゆる真の語源、正しい語源と言いますかね。歴史言語学的、比較言語学的に言うところの、なるべく古くまで遡るという試み、これはもう一つ追求すべきところですし、実際、尊い試みだと思って、私も関心を注いでいるわけなんですが、
一方でですね、その語源をどう解釈して、どう使うか、これ良くも悪くもですね、どう役立てるかというような視点ですね。そこから見ると、語源というのはですね、より広く、実は社会の中で役割を果たしているのではないかと、考えたりしているわけですよね。
このあたりはグッと人文よりの話になっていくと思うんですが、そのような広がりに合わせて、広く語源というものを学んだり、調べたり、そして楽しんだりするということ、このようなつもりでですね、語源というのを見ているところがありますね。
比較的ですね、その全社の言語学的な語源に注目して、この英語の語源がミニツクラジオでは紹介することが多いんですが、それだけに留まらないっていうのが本来の語源の面白さではないかというふうに、私は考えているわけですね。
このあたり、皆さんも改めてお考えいただきまして、いろいろな語源感あると思うんですよね。ぜひコメント等を寄せていただければと思います。
BATの考察
そしてですね、次は1515回、水曜日の回ですね。7月26日のアサカル講座、みんなでBATについて考えてみませんか。ということで、アサカルのレギュラー回のご紹介ですね。
実は昨日、そのレギュラー回、今月7月の回を開講してきたわけなんですが、BATという接続詞について考えてきました。そのお知らせの配信会がこちらだったということですね。
BATっていうとですね、もうただの接続詞というふうにですね、捉えている方が多いと思うんですよね。
私もですね、通常はそのように考えるんですが、よくよく英語詞的に見ると本当に面白い単語なんですよ。
そこでですね、1回かけて接続詞BAT、これ取り上げたらどうなるかなということでやってみたという回なんですね。
昨日受講された方でヘルディをお聞きの方いらっしゃったかと思いますが、そうでない方も含めましてですね、BATについてまたいろいろ考えてご意見、ごコメント寄せていただければと思いますね。
これ本当にいろんな角度からいけます。語源的、歴史言語学的にもいけますし、統合論的、それから意味論的、語用論的ですね。
何をもってしかしとかが逆説というのかと考え始めると、これなかなかですね、語用論的、論理学的、それから哲学的な話題になってくるんじゃないかなと。
そんなことも匂わすようなですね、まあ講座と、経過的にはなったんですけどもね、皆さんもぜひ考えてみていただければと思います。
こちらはですね、うみしおさん、白石さとるさん、ライブリーオールドファートさん、にこさん、こうさんからコメントをそれぞれいただいております。
皆さんもこの回にですね、バットの意味考えてくださいと言ったことで、それに対してですね、コメントいただいたっていうことかと思いますね。日本語のしかしとかがについても考えてみてくださいということでした。
うみしおさんです。純節のがといえば清水幸太郎氏。いまだに文章を書くとき注意してくる厄介な存在。これは読み直さねば。でも就活で処分して。ということですね。
文体と接続詞の使い方
純節のがというのが、作文するときに槍玉にあがることが多いですかね。私もですね、この槍玉にあがるということを気にしすぎて、なるべくこの純節のがは使わないようにしていた一時期がありますが、
そうするとですね、またあの文体がですね、必ずしも綺麗に進まない。やっぱり純節のがってあると便利なことも多いんですよね。そこで私また使うように復活してきました。
一文の中に何回も繰り返すのは良くないっていうのはその通りだと思います。せいぜい1回という感じで、自分の中のある種、作文のポリシーみたいなものは持ってますね。皆さんいかがでしょうかね。
白石さとるさんです。このが、純節でも逆節でもなく、謝罪や依頼などの前置きと分類する人もいて、この分類方法だと英語のこのbutの両方に重なると思います。
excuse me butのようなbutですね。これ私また違った考え方をしておりまして、それこそですね、昨日の朝かる講座でも少し話題にしたんですけれどもね、確かにexcuse me butのbutって結局何なのと言いたくなる感じがしますよね。
にこさんからもこのexcuse me butについてコメントいただいておりますね。ありがとうございます。
butを使うことによって相手との距離感を調整しているのではないかというようなアイディアですね。
それからもう一つは、not a but bのnot but問題ですね。これは単純に考えると論理的対立、まさに逆説と言えそうな気はするんですけれども。
私の問題意識は、日本語ではaではなくbというふうに、くでつなげるということですよね。ないのを連用形でつないでいるということで、これは純説とも明示的に言わないのかもしれませんけれども、とりわけ明示的に逆説でもないということで、無表の接続の仕方なんですよね。
ところが英語では明示的にbutを使っているという、逆説の接続詞として定評のあるbutを使っているということで、この日英語の対比みたいなところに関心があるのかなと思っていますね。
対立とか対比という意味では、統一接続詞ではなく従属接続詞になりますが、while、where、whereasなんていうのが、butと比較して面白い接続詞なんではないかなと思います。
では次ですね。1516日木曜日の回です。語源学者は複数の語源説があるとき、どのようにしてどちらが正しいと判断するのですか。
これもやはりですね、前日の朝刊からの流れで考え続けてきたことなんですね。当日の質問で実はこの質問が出されたっていうことなんですね。
ここで私の語源観みたいなものを改めてお話ししたに近いかなということでですね、これについてどう思いますかと投げたので、多くのコメントを寄せていただいております。ありがとうございます。
こうさん、ライブリーオールドファートさん、ちゃぶだいさん、文字言語さん、うみしおさん、にこさんといただいております。ありがとうございます。
ちゃぶだいさんのコメントを読み上げたいと思います。ある単一の辞書から新しい言葉が生まれることはあるでしょう。しかし複数の辞書を総括して言葉が生まれることもあると思います。
前者は語源を突き止めることは比較的容易かもしれませんが、後者は同じ時代に生きていても難しいかもしれません。語源が判明したと思っても歩みを止めずに、さらに研究調査を続ける。それが学問に対する誠実な態度だと思います。その姿勢を一言で言うなら、ネガティブケイパビリティがある。ではないでしょうか。ということですね。ありがとうございます。
それからですね、にこさんです。日々変わっていくのが言葉の面白いところ。昔の人たちが使っていた言葉を根気強く紐解いて、先生方は私たちにワクワクする気持ちを届けてくれた。おかげで今また学ぶことを楽しんでいます。
ということで、歴史は知恵の宝庫ですからね。これを掘り出さないとはないという思いでですね、私も研究しております。
エティマグラフィーの考察
それから1517回行ってみましょう。エティマグラフィー、語詞学の妄想ということで、こちらはですね、雑談的におしゃべりいたしましたが、これもやっぱりですね、先週の浅かる講座からの流れで語源についていろいろと考えるうちにですね、こんな妄想が持ち上がってきたという代物です。
ユズさん、文字言語さんからコメントをいただいております。ユズさん、エティマグラフィーをネットで検索したら次世代の辞書を名乗るゴングコムとかいう怪しいサイトに行き着いたのですが、ということで、
なるほど。ウェブ上にはもうこの用語っていうのが転がっていて、怪しく使われていたということですね。はい、ありがとうございます。それから文字言語さん、エティマグラフィーの訳語について考察されています。こちら読み上げたいと思います。
語詞学と私は訳したんですけれども、雑誌の詩を使うわけですね。この詩に注目されています。詩という字はこれ自体、意思を言葉に書き残すという複合的な意味なので、一言で対応する英単語がなかなか思いつきません。
込めたい意味を満載すると、Comprehensive Encyclopedic Historial Etymolexicography みたいなことでしょうか。
略して、エティモレクシコグラフィー。でも、長すぎると新手の学問名で定着せずに消えていくイメージがある。短いほどクラシックな雰囲気で安定感があるので、やはりエティマグラフィーが最適なのかもしれません。
エティマグラフィーの和訳、現在の意味が主に記述する文字の方に重点があり、語源的記述法や次元なのだとしても、記述することそのもの、つまり語詞学の意味で使い続ければ、そのうちそれを指す語になるようにも思います。
なので、語詞学がシンプルでオーセンティックかと思います。ということで、表題に書かれてエティマグラフィー、これを語詞学と訳すという、最初の私の第一提案と言いますかね、思いつきなんですけれども、こちらに支持いただいたということでしょうか、非常に心強いです。
他にもですね、いろいろアイディア募っておりますので、よろしくお願いいたします。実はですね、この機能ヘルディオは、いろいろなプラットフォームでですね、配信しております。このVoicyが基本なんですが、SpotifyとかYouTubeとかですね、その他のポッドキャスト系の媒体でも流していまして、実はあの方々でですね、ちょこちょことコメントをいただいております。
基本はですね、Voicyのものを読み上げるという、このコメント返しの回なんですけれども、一つ気になったコメントがですね、YouTube版の方でつけていただきまして、これもご紹介したいと思うんですね。非常に参考になりましたので、
ふくろう013でいいんでしょうかね。いつも楽しく視聴しています。白川静香博士の辞党常用辞解を参照して考えてみました。ということで、エティモグラフィーの訳語ですね。五〇〇学の〇〇のところに一文字の漢字が入るということですね。
まず、五式学、識別の式ですね。見分けることに重点。五記学、記すですね。書き記すことに重点。五編学、編むことに重点。五官学、官邸の官ですね。見定めることに重点。五節学、説明することに重点。五解学、あるいは字解学、解釈ですね。解釈することに重点。
ということで、このように五言学、五詩学といってもポイントに従ってですね、五〇〇学みたいにここが変わるっていう発想ですね。これ、非常に解像度が高くなりまして、面白い五言の見方だなというふうに思いました。
逆に言うとですね、ここまで解像度が高いところまで考えられるようになっているということは、一般の五言に対する見方の底が高いということですので、これはこのチャンネルとしてもですね、私嬉しいことですし、ここまでお調べになってですね、ご提案くださいましてありがとうございます。非常に参考になりました。
はい、いろんな媒体でこのヘルディオ、英語の五言が身につくラジオを配信しておりますが、ベースがボイシーということでですね、そちらではチャプター分けしたり、いろいろとですね、各チャプターにリンクを貼ったり画像を貼ったりという情報がリッチになってますね。
そして他のところへ、そこからの、ある意味自動配信をしているという感じなんですが、このリンク貼ってあるものとかですね、この辺の情報は落ちた状態でお届けすることになってしまいますので、他の媒体で見られていてもですね、何か関連するリンク貼っていると言っているぞと思ったらですね、ボイシーの方に飛んで戻ってきていただければと思います。
そして昨日の回ですね、1518回、現代英語のBAD、古英語のACKということで、昨日の朝カルで話した内容の前振りみたいな形で、このボイシーヘルディオでもお届けしました。
ノッコさんです。お久しぶりです。爽やかなホッタ先生の声に元気とやる気をいただき感謝です。ようやく自分の時間が持てるようになりました。またホッタ先生のホットな語りにワクワクしています。ACKは窃盗や説備のものと関連性はどうでしょうか。
なるほど。ACKというのは確かにACCOMPANYとかACKKNOWLEDGEとかですね、ACという窃盗字っぽく現れるものがありますよね。それから説備字っていうのはどういうのですかね。MANIACとかZODIACとかの、あの辺のACでしょうかね。
言語の起源と接続詞
確かに、つづり字上は同じなんですけれども、それぞれラテン系、ギリシア系にさかのぼるんですかね。ということで、昨日の配信会で紹介したACK、BADの意味のACKですね。これは本来語であり、もっと言えばゲルマン系の語ということで、語源的つながりは窃盗時、説備時のものとは全くないと言っていいですね。たまたまつづり字が一緒になったということかと思います。
のこさん、引き続き聴取いただければと思います。コメントもお待ちしております。
ワイカガタさんです。
そうなんですよね。この辺りは同根ということがわかるわけですが、その前、どこから来たのかっていうのはね、わからないっていう不思議さがありますね。
さらにワイカガタさんはアイルランド語も学ばれているということで、アイルランド語でACHと書くんですかね。
しかしに似ているような気がして、これが声語からの釈用だったら面白いなと思ったのですが、残念ながらそんなことはないようでした。
ACKはどこから来て、どこへ行ったのか。
ああ、なるほど。アイルランド語でもしかしを意味するこのACKと読めばいいんですが、あっちなんですかね。
私はアイルランド語をやらないのでわからないんですけれども、これとウリ2つですよね。
ですがどうやら異なるようだというところまで調べがついたんでしょうか。
なかなか謎ですよね。こういう接続詞というのはやはり当たり前の単語、機能語になったりしますので。
他のヨーロッパ系の言語を見ても、しかしに相当する語は本当にまちまちで、必ずしも語源的に一致しているわけではなさそうなんですよね。
この辺りからですね、このBATを意味するこのしかしですけれどもね、やっぱりね、逆説とだけあってですね。
純説じゃなく逆説とだけあってですね、ひねくれている可能性が高いんですよね。
ということでBATの謎に迫ろうとする回でした。
プレミアムリスナー限定配信
さあ今週1週間はですね、朝カルのヨハとその準備と言ったらいいんですかね。
によってお題が決まってくるというような1週間だったなと振り返ってみて思いますね。
他にはですね、プレミアムリスナー限定配信チャンネル英語詩の話の方でも順調にですね、カーモクド、原則ですけれども、カーモクドの週3回にお届けしておりましてですね、
7月20日には318回、英語語源ハンドブック著者提談with小塚義隆から始まりまして、
319回はうまくいきそうな語源論法を募集。
そして320回、地球言葉村直前の生配信withYKagataさんということでお届けしてまいりました。
7月も終わりになりますね。
だいたい出そろってきた感がありますので、7月分これからお聞きになりたいという方はですね、ぜひ初月無料となっておりますので試しにお入りいただければと思います。
VoicyのアプリからではなくWebブラウザ経由で入っていただいた方が800円となっておりまして、手数料的にお得です。
お入りになることを検討されている方はぜひそっちだからお入りになるとよろしいかと思います。
今週も充実の1週間でした。
向こう1週間も元気に減るかつ行ってみたいと思います。
暑い日が続いております。皆さん熱中症等にご注意ください。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、英語子研究者のほったりうちがお届けしました。また明日!
27:32

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