2025-11-24 14:37

#1639. Speight's 醸造所より pump で水を汲んでいます

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第13号が公開されています


- 第13号(2025年10月28日):https://note.com/helwa/n/n19b19fa03ec1?magazine_key=m82eb39986f24


▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページがオープンしました


- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/

- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです.


▼2025年10月15日に新刊書が出ました


📕井上 逸兵・堀田 隆一 『言語学でスッキリ解決!英語の「なぜ?」』 ナツメ社,2025年.


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▼2025年6月18日に新刊書が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


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▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

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4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

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以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

スペイツ醸造所での水汲みの様子とその魅力について語られます。この醸造所は150年の歴史を持ち、美味しい水が地元の人々に人気です。スペイツ醸造所におけるポンプの役割やその語源が探求され、オランダ語の影響を受けた日本語の言葉の変遷や醸造所での水の美味しさについても言及されています。

00:01
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者の堀田隆一です。
加えて10月15日に夏目社より新刊書が出ました。 同僚の井上一平さんとお届けしている youtube チャンネル
イノホタ言語学チャンネルから生まれた本です。 井上一平堀田隆一長、言語学ですっきり解決英語のなぜ
ハッシュタグひらがな6文字でイノホタなぜとしてご意見やご感想をお寄せください。 特設ホームページも概要欄のリンクからどうぞ。
英語の語源がミニスクラジオヘルディオ 英語詩を茶の間にをもとに英語の歴史の面白さを伝え
裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。 本日は11月24日月曜日新しい一週間の始まりです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。 今朝もダニーデン市街を見下ろすことのできる丘の上からお届けしております。
いつもより少し早めにですね出てジョギング始めたので着いた頃はですね まだ日が昇っていない
丘の上にですね日が昇ってくるかなという今あの行行を眺めながら収録しております
いやーほんと気持ちいいですね気温は10度ぐらいですかね 天気は晴れているので今日も気持ちよい天気になっていくんじゃないかなと思いますね
スペイツ醸造所の魅力
さあ今日の話題はスペイツ醸造所よりポンプで水を踏んでいます と題してお届けいたしますどうぞよろしくお願い致します
先日ダニーデンに本居を構えるスペイツブルーリーというビールの醸造所があるんですね
スペイトさんが作った醸造所ということで来年で150周年という歴史を誇る醸造所なんですね
スペイトっていうのはspeight と綴るんですけれどもそれにアポストロフィー s スペイツブルーリー
これぜひネットなどで調べていただくとですね出てくると思うんですね
ニュージーランドでは老舗の非常によく知られた 醸造所でこのブランドがですね最も消費されているビールなんじゃないですかね
確か名殻として1位2位が消費量でいうとニュージーランド国内ではトップとしてこのスペイツブルーリーが上がってくるというところでですねダニーデンに着いた時にこの醸造所ツアーというのがありまして
これはぜひ行かなければということでですねマークしていたんですよね そして先日ですねツアーにいよいよ参加いたしました
その時の様子はですねプレミアムのヘルワで配信したんですねすっかり感激感動してしまいましてビール好きにはたまらないというツアーだったんですね
しかもあの私がたまたまあの一人のみでですね客がということでまああの手厚く接待していただいた
最後はですね醸造所ツアーの後にテイスティングと称するまああの名殻何でも飲んでいいですよっていう飲み放題なんですがそこもですね一人なんで文字通り接待していただいたような感じです
もちろんあの料金を払っているわけなんですけれどもその時にですねまあお持ち帰りお土産ということでそのスペイツブルーアリーの
ブランドのロゴが入ったペットボトルがあってそれにですねお気に入りの
まあ何種類かの中から選んだヘイズリーという名殻ですねこれがあの飲んで美味しかったのでこれを1リットルほど詰めてもらって帰ったという満足のツアーだったんですけれども
水汲みの経験
醸造ですから美味しい水っていうのが必要なんですよね でどこから水を取ってきているかというと川なんですけれども
ダニーデンの市街すぐ海ですので川が流れてそのまま河口にあたるんですね 植民者たちがダニーデンの街を作るときにこの川をですね
地下水脈にしてまあいわば埋め立てたような形で海に流している なので川は表面化していないんですが地下の方にですね
こう流れてきている 中央の山脈から流れてきている川があるんですね
そこから組み上げているということになっていてこの水がですね人気なんですよ
醸造所は丘の中腹にあるんですね丘の町坂の町ダニーデンということで
そこからですねまあ井戸を掘るような形で地下水を組み上げているということで
これ昔から有名だったようなんですが1回ですねその組み上げポンプを閉じていたらしいんですね
それがニュース新聞などの過去記事をですね見てみると2020年の5月に再オープンしたと
ウォータータップと呼ばれているんですけれども
その地下水天然水が有名になってですねみんなポリバケツなんかを抱えてそこに組みに来るという
そういうことが起きているんですね
確かに日中に行くとですね誰かいるっていう感じですね
場合によっては2,3人並んでポリバケツを持って待っているっていうところでですね
私こういう水組みみたいのも好きなんでまさかこんなに手近なところにですね
美味しい水があるとは思わなかったので先ほど述べたですね
お土産として持ち帰ったビールもすっかり飲んでですね1リットルのペットボトルあるわけですよ
これをですね空の状態で持って朝ジョギングに出てるんですね
なので今手元にあるんですけれども
これをですね帰り坂を下っていくと
ジョギングルートのちょっと外れたところなんですがそんなに大きく遠回りにならないところに醸造所があるということで
これに水を汲んでですねその1日の飲み水にしたり料理に使ったりというような感じでですね
美味しい水を毎日飲んでるっていうことなんですね
中身は水なんですけれどもペットボトルがスペイツブルーアリーのものということでですね
これ非常に荷使わしいわけですよね
そのウォータータップをですね写真に撮ったのでこちら貼り付けておきたいと思います
こんな感じでですね水が出てくる出口蛇口があってですね
左下の方に見えるかわかりませんが足で踏むですねポンプがあるんですね
これ電動ではあるんですけれども昔ながらの組み上げポンプという感じで
左足で押すとですねぐぐっと水が上がってくる感じがして蛇口から出てくるというそんなスタイルなんですけれども
今日はこれに引っ掛けてですねポンプの話をしたいと思います
これ英語ではパンプという発音になりますね
PUMPということでこれでパンプですね
Uで綴るということは典型的にはですねアという英語では中絶母音ですね
アとオの中間音のように聞こえる場合もありますが
日本語をカタカナにする場合にはこれは英語ではアと文字表記するのが一般的だと思います
なので本来英語から入ってきたのであれば日本語はポンプではなくパンプになるはずなんですね
例えば語源的には関係ないんですがパンプキンカボチャですけれども
これはPUMPKINということでパンプキンという風に入ってきてますよね
決してポンプキンになっていません
こちらの方がデフォルトなんですねパンプキンの方がデフォルト
ただですねこの組み上げポンプに関してはパンプではなくポンプになっているという
一瞬イレギュラーなように思われるんですが
ポンプの語源探求
これはですねオランダ語から入ってきたからなんですね
日本語がです日本語が
日本語のポンプは確かに英語のパンプと非常に似ていますが
直接日本語に入ってきた元となったのはオランダ語版のポンプの方なんですね
POMPということです
なのでこれは英語のパンプに照らすとですね
日本語のポンプっていうのは音がちょっとずれている感じがするんですが
歴史を探るとずれていないんですね
むしろオランダ語ポンプを忠実に日本語に取り入れたということなわけですよね
英語のパンプの方はどこから入ってきたかというと
これまたやはりオランダ語のようなんですね
Middle Dutchということで英語語源辞典によりますと
1420年中英語末期には入ってきていたようなんですが
どうやらオランダ語から入ってきた
そして母音が英語化した形で
当時の英語での綴りはですね
PUMPのほかPOMPもあったということなんで
このあたりはですね
英語とオランダ語の母音の違いということなんだろうと思うんですけれどもね
そのMiddle Dutch 中期オランダ語のその前の段階はとなると
いろいろ説があるようなんですけれどもね
最終的には組み上げポンプのポンポンポンって音
擬音語から来ているんだろうということになっているようですし
確かにそんな感じがしますね
この醸造所のポンプはですね
ポンポンというよりも
ズブズブズブって感じで出てくるんですけれども
このようにですね
英語のパンプに対してオランダ語ポンプ
そして日本語に入ってきたのは
このオランダ語版のポンプの方だったというふうに考えるわけですね
この組み合わせ他にもありまして
例えばですね
英語ではガムというところですが
オランダ語ではゴム
そしてこの両方が日本語に入ってきており
日本語の中ではいわば二重語ダブレットという関係になっています
英語の方がGUMなんでガムですよね
そしてオランダの方はGOMということでゴム
ガムとゴム
もちろん語源は同じです
他にはカップとコップっていうのがありますね
カップというのはCUPで
これは英語から入ってきてるわけですね
一方コップと日本語で読んでいるところのものは
対応するオランダ語KOPと綴るんですかね
コップというもので
もちろん語源は一緒ということになります
日本語は先にオランダ語が入ってきていますね
江戸時代の乱学を通じてということです
そして主に幕末明治以降に
英語版が入ってくるというパターンが多いですね
今回はこのアの音とオの音ですね
典型的には西洋語の綴り字で
ユーと書くかオーと書くかという
この違いなんですけれども
この母音字が関わるもの以外にもですね
日本語の中にオランダ語から入ってきたもの
英語から入ってきたもの
これが共存している
そういう二重語ダブレットの例というのは
少なくないですね
探ってみると面白いかと思います
醸造所の水の美味しさ
エンディングです
今日も最後まで放送を聞いていただきまして
ありがとうございました
ということで今日はスペイツ醸造所より
パンプで水を汲んでいますと題して
ポンプのお話をいたしました
ポンプで汲み上げて飲んでいるこの水ですね
今日もこれから坂を降りていって
途中の醸造所で汲み上げたいと思うんですけれども
本当に癖のない澄み渡った水という感じなんですよ
これが美味しいんですね
なので朝は水を飲んで
そして夜はスペイツのビールを飲むと
朝は地下から汲んで
夜は樽から汲む
今ちょうど話しながら日が昇ってきたところなんですけれども
夜が待ち遠しいです
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それでは今日も皆さんにとって
良い一日になりますように
英語史研究者のほったりうちがお届けしました
また明日
14:37

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