本日お届けする話題は アリゲイターでワニワニパニック
ケルフ・テラサワシホさんと語る と題してお届けいたします。
先日、ケルフの大学院生 テラサワシホさんと対談する機会を持ちました。
テラサワさんといえばですね、すでにこのheldioでも何度かお話ししておりますが、
英語語源辞典でたどる英語つづり辞紙という ブログシリーズをほぼ毎日のように公開されています。
こちらの連載を始められたのは春のことなんですけれども、それから順調に回を重ねまして、
もうですね120何回というほど記事が進んでいるんですね。
英語語源辞典をAから読みながら、 テラサワさんの専門であるつづり字、スペリングに関して面白いところを抜き出して、
さらにOEDなどで情報を補いながら書いている かなり専門性の高いブログ記事と言っていいと思うんですよね。
私も追いかけているんですけれども、 先日RSSフィードも準備されまして、
定期購読していただくにも便利になりました。 ぜひですね皆さん日々追いかけていただければと思います。
話題が百数十溜まってきたということでですね、 このあたりでとりわけ面白い話題を提供いただけないかということで、
今回ヘルディオ対談、 受けていただきました。
そこでテラサワさんが選んだ単語は何かと言いますと、 アリゲイターなんですよね。
まさにワニワニパニック。 これで何か思い浮かぶ方いらっしゃるんではないでしょうか。
そう、ヘルディオヘルアのコアリスナーのラコラコさんもまた、 英語語源ハンドブックを通読されているんですが、
と言いますか、 ラコラコさんの通読ぶりに刺激を受けて、
テラサワ司法さんも通読を始めるという流れになったので、 思いっきり関係するわけなんですが、ラコラコさんがですね、かつてその通読ノートで、
クロコダイオについて非常に面白い話題を提供されたんですね。 ラコラコさんの話題と今回のテラサワ司法さんの話題で関連するのは、
語源的つづり字というタームなんですね。 そしてまたこの語源的つづり字につきましては、私も非常に強い関心があるということでですね、
これは楽しい対談になるな。 ということで名付けたタイトルが、
アリゲイターでワニワニパニック ケルフ・テラサワ司法さんと語る
と題しましてお届けします。 ごゆっくりお聞きください。
おはようございます。 おはようございます。 本日はケルフのテラサワ司法さんに出演していただいております。
よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 前回出ていただいたのは、少し前でしたかね。
英語詩ライブ2025ではいくつか。 そうですね、いくつか。 いくつかって感じですかね。
収録をしました。 まだそれ配信されていないタイミングかもしたタイミングかと思うんですが、
今回はですね、今レギュラーで続けていられる つづり字の
ブログ記事と言いますかね、英語語源辞典でたどる英語つづり字詩 ということでですね、こちらのスタートした時にこの
エルディオでどんなことを始めようとしているのかということをですね 語っていただきましたが、その後順調に進んで、今もう120何回とかね
進んでいるというタイミングで今収録しておりまして、 いや驚くべき、これ継続性でほぼ毎日なんですか
多少お休みする時もあるんですけど。 で、びっくりしたのがゼミ合宿にね、一緒に行ってた日の夜も
あんだけ我々飲んだりしてたのに、なんでいつアップしてたんだろうって。 私はね、書きおいておいてアップしたっていう。同じですか?
そうですね、合宿地に向かう行きの電車の中で原稿を作っておいて。 同じ同じ。
で今はですね、それぐらい進んでいて、あの100を超えた時にですね なんかお祝いデモみたいな感じで撮ろうかなと思ったんですが
ちょっと機会を逸しまして、もうすっかり100を超えてしまったというところですね で、相変わらずですね、英語のつづり字に注目して、でとりわけあの研究テーマでもある
語源的つづり字とか非語源的つづり字とか そのあたりに注目されることが多いと思うんですが、今回
一つ取り上げてお話しいただきたいんですが、ちなみに百何十 進んだと言ってもまだAなんですよね。そうなんです。これでやっぱり持つんですね、つづり字の話。
いつまで経ってもAが終わらなくて。 しかもAね、前も言いましたけど、専門なんでアドなんで
そういう意味では、細かいところまで目が行きやすいのかなぁとも思うんですが、いやーこれどうなるか 楽しみでかつ心配ですね。
ちょっとでも自分の中で引っかかったら記事にしようと思って進んでいるんですけど、そうしたら全然進まなくて。
こちらですね、皆さんもぜひ読んでいただければと思います。途中からRSSフィードという形での提供も始まりましたので、
関心がある方はぜひですね、 購読していただけると、多分ほぼ毎日のようにピンピンって入ってくると思うんで。
で、じゃあ今日はですね、何をご紹介いただけるんでしょうか。
はい、今回は私の117回目の記事である、アリゲイター、ワニを表すこの単語のつづり字についてお話しさせていただきたいと思ってます。
はい、ワニといえばですね、これはこのヘルディオでもですね、ラコラコさんが英語語源辞典を、これ通読ノートということでつづりにこだわらずに
ラコラコさんの直感で面白いと思うものを拾っていくということで、Aから順にやはり始められているんですが、
クロコダイルというところで一つかなり面白い話題があったんでしたよね。なのでその記憶が新しくてですね、私も実は水面下でクロコダイル周り調べているんですが、
ここで寺沢さんはアリゲイターにたどり着いたと。Aですからね。はい、これはこれでまた面白いっていうことがわかったということで、今日そのお話ですね、リンクも貼っておきますので、ぜひ記事の方もお読みいただきながらですね、お話を聞いていきたいと思います。
このアリゲイターとそもそもクロコダイルって何がどう違うんでしたっけ?
さっきも収録前に穂田先生と何が違うんだっけって確認してたんですけど、クロコダイルとアリゲイターで住む場所が、生息地域が違うというのがまず一点あるようですね。
それから生物学的にも異なるっていうことなんですかね? 形状も少し異なるようで、あとはクロコダイルは海水の近く、海水の中でも生きられるのに対してアリゲイターの方は基本的には
淡水生物と言っていいんですかね? だいたいアメリカさんがアリゲイターっていう感じですかね。クロコダイルはアフリカとか南アジアっていう感じで、これもう何回もこれ私、し直してますね。
どっちがどっちだっけとか、何が違うんだっけ?動物が行くたびにですね、覚えてるはずなんですが、このアリゲイターの方ですね。
この単語、現代の標準つづり字ですと、ALLIGATORとなっておりまして、この語源であるとか、その語形ですよね。つづり字について、どこが面白いと思われたかっていうことを紹介していただきたいんですが。
こちらは16世紀終わり頃に英語に釈用された単語になっているんですが、当初のつづり字はいろいろあったんですけど、主なものを一つ挙げると、
アリガルトって呼んだらいいんですかね。A-L-I-G-A-R-T-Oという、現代のアリゲイターとは、Rの位置が5中から5尾に移りましたし。
これ、あのクロコダイルのところでも、Rの位置が問題だったり、変なところが現れたりってあるんで、和にやっぱり何かあるんですかね。
ちょっとクロコダイルが私の頭の中に浮かんできて、ちょっと似てるなぁと思いまして。
そんな意形があったと。
で、もともとこれ何語から釈用されたかというと、スペイン語からの釈用語とされていて、スペイン語のLラガルト。Lが英語でいうところの定幹子、座にあたるようなもので、ラガルトがラテン語でトカゲを表すものから発達したスペイン語の単語になっています。
最初に、あと先ほど申し上げたアリガルトっていう綴り字は、どちらかというとスペイン語のLラガルトに近い語形になっているんですけど、そこからなぜかアリゲイターになってしまったっていうのが、だいぶ形が変わったというか、文字が動いているので面白いかと。
どこまでを民間語源、フォークエティモロジーに分類して、どこまでをアナロジーと貼り付けるか貼り付けないかいつも迷っていて、結構適当になってしまっているというか、厳密に
根拠を持って付ける付けないを決めるの難しいなって毎日思っています。 そうですね、厳密には難しいので、研究者の直感でいいと思います。
キーワード、タグみたいなところで今回両方入れてますかね。フォークエティモロジーというのとアナロジーっていう
これでいいと思いますね。広い方が引っかかった方が良いので、狭めるよりは広げるのがいいんじゃないかなというふうに思いますよね。
なるほど、アリゲイターですか。 これもあんまり深く考えたことがなかったんですが、かなり語形がいじられているというか、結果としてスペリングも
っていうことですよね。
確かにフランス語においては 英語と同じ、現代の英語と同じ
もので、あ、英語からの釈用なんですか。 そういうふうに英語語彙地点で書かれていたので、私も意外だなと。 意外ですね。
で、最後のところにね、意外性についても触れていますよね。 英語がフランス語のツーリジーに与えた影響の一つ。
えー、こういうのはあるんですかね。 フランス語側は近代っていうか、かなり現代に近いんでしょうかね、もしかして。
そうかもしれないです。ちょっとまだちゃんと調べてないんですけど。 そうですね、ぜひフランス語をやられる方、
例えば上西さんとかを聞いていましたら、ぜひこのフランス語側のツーリジーの固定、確定っていうのはどれくらいの時代なのかっていうのを聞いてみたいところですね。
はい、こちらが9月19日の記事ということで、確かにこれは深掘りすると面白いですね。
なるほど、こういう形でどんどん進めているということなんですけれども、
今一覧をちょっと画面で見てるんですけれども、 いやーすごいですね。知らない単語もあったりして。
だけどこれで覚える単語とかありますよね。 ありますね。 初めて見るのに近いっていう。
私も結構調べてて、こんな単語あるんだっていうのを初めて記事にすることによって知ることが多くて、勉強になってます。
そうなんですよね。 だけどこうやってやはり記事に残すとね、自分自身で書いて残すと多分定着する可能性が高いというか、
少なくとも頭の片隅に引っかかっている、自分が書いたものって。どっかで他に出た時に、少なくとも何かこれ思い出があるなとか書いたなみたいなのがあったりして、
これは良い方法なんですよ。 非常にゆっくりとしたフェースかもしれませんが、一つ一つ深くやってるっていうことで、これはですね、
ぜひ続けていただきたいと思いますね。 これは継続パターンみたいなものは確立した感じですか?自身の中で。
なんとなく1日の中のこのタイミングで記事を考えてとかは習慣づいてきたような気がします。
最初の頃、これを書くのは楽しい、嫌ではない、みたいなことを楽しいって言ってたと思うんですけど、それはどうですか?今も。
楽しいは楽しいです。 これはじゃあ続きますね。ということで期待したいと思います。
皆さんぜひですね、私もですね、更新が早すぎて全て読めてるわけではないんですよ。
私のAログとかヘルディオもそうなんですかね。きっと見てる皆さんというか、なかなかついていけるものではないということで、まとめ読みある時に
したりしてですね、必ず追いついていきたいなぁと思っています。
これAで、まあ今見出し語ではやってますけど、やっぱりいろんな単語飛ぶわけじゃないですか結局は。
それで例えば何でもいいがDとかFとかの単語があって、そっちにちょっと浮気するみたいなことはないんですかね。
基本はAから順番にやっていこうと思っていて、ただ調べていくとその関連するAじゃない別のアルファベットから始まる単語も関わってくることがあるので、その時はそこを見返してというか、
ページを飛んで確認してってことはしてるんですけど、基本的にはわかんなくなっちゃうので、端から順番にやっていこうかなと思っています。
英語語園辞典は端から引きすぎて、最近ちょっと辞典が変形し始めて。
それはなりますよね。 引く頻度が明らかにAが多いっていうことになって。
本当に中身としてもね、その辻辞の話題ということで私も関心があるんですが、最近の私の関心は同じブロガーとしてどうやって継続していくのかなみたいなメタなところにちょっと関心が湧いて、今日もいろいろ聞いてしまいましたが、またちょっといろいろ聞かせてくださいということで。
はい、こちらはぜひシリーズ続けていただきまして、そしてこのエルディオキの皆さんも一緒に追いかけていただければと思います。
これを読んでいるとですね、たぶんつづり字と発音の関係とか、あとあらゆる現象が関わりますね。今日のだけでもフランス語、スペイン語、ラテン語、それからアナロジーまで来てしまうので、
これは割と総合的ですよね。
意外と文法のことが関わってきたり、携帯的なことが関わってきたり。
文法結構ありますか?
文法というか携帯というか悩ましいんですけど、複数形のSと勘違いされちゃったりとか、複数扱いするか単数扱いするかとかにもその語形が関わってきたりもするので。
なるほどね。異分析的なところで関与するっていうことですよね。
確かにここから入る英語詞っていうのはあっても良いと思いますので、皆さんもぜひ関心を持ってこのブログを追いかけていただければと思います。
ということで、百も数十展開しているという寺沢潮さんにおいでいただきました。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
なかなかニッチな話題ですが、好きな人にはもうたまらない話題ですね。
クロコダイル、そしてエレゲイターと続きました。
ヘルワメンバー、ケルフメンバーと連携しまして、このワニワニパニック問題が立ち上がってきたわけなんですが、私もまだですね、全てを解明できているとは考えておりません。