2025-08-19 16:26

#1542. 川上さんの「英語のなぜ5分版」やってます通信 --- 第19弾

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


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▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


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▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の10号が公開されています


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▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


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▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


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- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

川上さんが担当する英語の授業では、英語詩の実践が紹介され、英語に関する疑問が取り上げられています。今回は所有格Sに関する疑問とその解説、さらに短縮形に関する問いが考察されています。川上さんの「英語のなぜ5分版」第19弾では、言語の音声面についての理解が深まる内容が紹介されています。また、発音や言葉の変化についてのコメントを通じて、生徒たちにその重要性が意識されています。

川上さんの授業と実践
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリウイチです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語詩をお茶の間にをモットーに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は8月19日火曜日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
学校関係者の方々は、夏休みも後半戦に入ってきているかと思いますが、そんなタイミングで前学期の話題をお届けします。
久しぶりとなりますが、川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第19弾。
ということで、コアリスナー川上さんによる、高校の英語の授業で英語詩、ヘルカツを実践するというですね、試み。
昨年度から続いておりますが、今年度の1学期もですね、いろいろと展開してくださっておりました。
プレミアムリスナー限定配信チャンネル英語士のは、ヘルアの方ではいち早く、こちらお届けしてきたという経緯があるんですけれども、少し遅れてですね。
ヘルディオの方では、前学期の内容。前学期もですね比較的前半ですね。5月半ばくらいに川上さんよりいただいていた
資料をもとにですね、今日は英語のなぜ5分版やってます通信の第19弾をお届けいたします。
今回2問取り上げられているんですが、いずれも基本的な素朴な疑問となっております。
皆さんもこの問題について考えていただきまして、どのように理解すればいいのか、あるいはどのように教えればいいのかというところまで一緒に検討していただければ幸いです。
それでは行ってみましょう。川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第19弾です。
どうぞ。ヘルディオ、ヘルアリスナーで現役英語教員をされております川上さんによる英語のなぜ5分版やってます通信。
年度が改まりましたが今年度も続けて川上さんがやってます通信お届けしますということでですね、今年度としては初回になります。
通算の番号としてはですね、今日19回ということになるんですけれども、いやー2025年度も川上さんこちらを続けていただけるということで、私もですね、昨年度末からプッシュしてはいたんですが、やっていただけましたということでありがとうございました。
5月17日付のですね資料をいただいておりまして、これがやってます通信19号ということになりまして、今日はですね、こちらを読み上げたり例によって生徒さんたちの反応をですね、
味わいながら我々としても英語史の諸問題について考えていこう。そして英語史×英語教育という大きな話題、課題についてもですね、考え続けていきたいと思っております。
5月17日付ということなんですけれども、今年度に入ってからですね、もう着々と川上さんは4月からですね、進められていたんではないかなと思いますよね。その成果として、今年度の初回として上がってきたのがこのタイミングということかと思うんですよね。
所有格Sについての疑問
実際にはもっと、今現在ですね、進んでいるんではないかと想像されますけれども、資料、リンクを貼っておりますので、そちらを一緒に眺めながら、読みながら進めていきたいと思います。
やってます通信第19号ですね。川上さんの言葉ですが、年度が改まりましたが、生徒も私も前年度に引き続いてやってますということで、では高校生の英語のなぜ第46問です。
名詞の所有格Sは何を省略しているのですか。 こちら、音声配信へのリンクもつけていらっしゃいますね。川上さんスタンドFMで音声配信で補助的にというか、どっちがメインかわかりませんけれども、そちらでもですね、連動して情報発信されておりますので、ぜひ皆さんお聞きいただければと思います。
所有格Sの問題ですね。これはですね、意外と英語詞的には難しいというか、こみ入っているところなんですよね。しかもちっちゃなところじゃないですか。Sっていう。大きな例えば語順の問題とか語法の問題っていうのは、意味も関わってきますし、見えてきやすい問題なんですが、
携帯論の話題ですね。アポストロフィーSみたいな。これはですね、なかなか小さすぎて、生徒さんたちどれくらい食いつくかなという心配がよぎりながらですね、読み進めていきました。まず、川上さんによる解説ですね。英語詞的な観点も含めた、
かなり詳しいサンズというのがスネスだったという、このあたりの中英語記ぐらいの語形なんですけれども、ここをですね、解説した上で生徒さんからの感想を集めたということで、これはなかなかハードル高いように生徒さんには感じたんじゃないですかね。難しいところですよね。
さあ、生徒さんの感想です。
いずを省略したものとの違いが明確になりよかった。いろんな省略がありますからね。アポストロフィーSにしても。それから、アポストロフィーSだけで時代の変化を見ることができた。
このちっちゃい話題から英語詞というですね、何百年スパンのことをですね、考えることができるんだというのは、ちょっとした視点の拡大ということになるんじゃないですかね。そうなってくれるといいんですけどもね。それから、言語の確立には時間がかかると思った。
あ、これ現代が確立した状態というふうに考えているわけですよね。必ずしもそうではないわけなんですが、まあ、現代のものがゴールで、そこにたどり着く歴史を見ているんだっていう考え方になるっていうことは、まあ、あの分かりますね。この辺りをですね、解きほぐしていくというのが今年度の川上さんのタスクの一つになるんではないかと、私は勝手にですね、あの期待を寄せているわけなんですけれども。
それから、記号が使われてから意味がわかりやすくなった。うん、確かにビジュアルで区別されているとわかりやすいですよね。これまで英語のなぜを聞いて音の変化がとても多いと思った。うん、そうですね。
それから、今の時代にもまだ使い方が決まらない文法などがあると思う。それが改良されていくのも面白い。うん、そうですね。今まで使い方が定まっていないっていうことも、やっぱり定まっているのが目標というかゴールみたいな意識があるんですかね。
ただ一方で、それがどんどん改良されていくっていうか、改良かどうか別として変化していくという感覚はですね、養われているということかもしれませんよね。いずれにせよ言語変化の話題について来ているということがわかってですね、これは嬉しいコメント多いですね。
短縮形の理由
川上さんのまとめコメントですが、「今回の疑問は次回の短縮形の話題への導入として選びました。答えを準備する過程で、私は記号、アポストロフィ、使い分けの細部が拡大されて見えるようでした。これまで気づかない感覚でした。同様の感覚を味わえた生徒もいたことが感想から伝わってきます。」
なるほど。川上さん自身が学びながら、それを生徒さんに伝えて感想を共有していくと。で、ここでですね、ヘルワヘルディオで、またそれを、私経由になりますが、共有していくということになってますね。続けていきたいと思います。
さあ、第47問です。
なぜ、「that's」はあるのに、「this is」の短縮形はないのですか?
こちらにも音声配信がついておりますが、これはですね、聞かれたこと私もあってですね、その際に色々と考えて、回答したっていう記憶があるんですよね。
音の観点からの説明ということで、全問から引き継いで、音の話あるいは小さな形態層の話ということになってるんですね。
こういうミクロな話にどこまで生徒さんがついてこれるのかという、先ほども述べた心配点がですね、やっぱり出てくるんですけれども、さあどうだったんでしょうかね。
まず、川上さんによる音声学的な説明というのがありますよね。
そこから、「ss」という音であるとか、あるいは文字ですよね、つづり字に関する話題があって、「princess」と、「princess」という違いに及んでいてですね、これなかなか問題が深まってきているところがあるんですが、
ある意味深まるということはニッチにいっているということなので、生徒さんの感想どうなのでしょうかということを気になりながら読み進めていきました。
2ページの右コラムですね、生徒の感想ですというところで、こちら読んでみたいと思います。
短縮形がない理由は発音の問題であるということを知り、英語は書くだけでなく発音が大切だと思った。
そうですね、どうしても日本の英語教育では文字から入るというところですね。
言語の音声面の理解
国語教育が音読というよりは文字の学びであるというところと関係してきていると思うんですよね。
なので、まずもって言語というのは書き言葉だというところから入ってしまっている感があるんですよね。
これはなかなか打ち崩すのはですね、大学生を相手にしているのは非常に難しいんです。
大学生を相手にしているからこそですからね、文字で入ってきてますからね、試験を受けて。
このあたりは打ち崩すのは本当に難しいんですよね。どうやっていこうかなと日々考えていますが。
はい、次です。ススというスの音が二重になるという発音の方ですね。
この音がないことはこの英語のなぜを聞くまでは気にも止めていなかった。
つまり自然とススを避けているのだと思った。
音声の難しいところですが、ちゃんとコメントは返してくれましたね。
ここかなり複雑なところだと思うんですけどね。
アリスはどうなのか。アリスですね。
これにアポストラフィエスがついているっていう、これはなかなか鋭いですね。
ニッチなところで来たからニッチで返したということなのかもしれませんが、
これはなかなかのセンスの持ち主ではないかなとこの生徒さんね、思いますね。
アリス。だけどスペリング上はCEで終わるので、そのままアポストラフィエスでアリシーズになるわけですかね。
どんな理由で重心がなくなったのだろうということで、すごいですね。
重心。川上さんが使ったとはいえ、まさかコメントでこの重心という、これ大学生でも、
うちの英文科の学生でも知らずに、口にせずに卒業していくという可能性がある用語ですね。
重心。これが高校生の口から出てきたというのは、
これはですね、日本史上初めて、初めてかもしれませんね。に近いくらいレアなことだと思うんですよね。
次のコメントもそうですね。重心という音だけでなく、消えてしまった語もたくさんあるのだろう。
それから、これから発音が変わっていきそうだと先生が思う単語はありますか。
これいいですね。これまた川上さん宿題もらっちゃったっていう感じじゃないですかね。
これいろいろあると思いますよね。もうすでに変化の兆しが見えていて、今後進んでいくだろうみたいなものをですね、
いろいろと探るとたくさんあると思うんですよね。
これは一つのお題になって、いずれですね、川上さんに取り上げていただきたいなと思いますね。
さあ最後のまとめ、川上さんの言葉ですけれども、
目に見えているつづり字の水面下には見えない言葉の音があるという理解が浸透しつつあるのがわかります。
その通りですね。言語の音声面は意識化、対照化しにくい側面だと思います。
まして外国語の音声です。生徒にとっては徐々に接近すべき領域ではないでしょうか。
その際に小さな英語のなぜという疑問を積み重ねていくのは一つの有効な手法だと感じています。
次回からは重視印字の本丸、母音の頂端に取り組みます。
というふうに、これレベルがちょっと上がりすぎじゃないですか、川上さんというようなところなんですけれども、
最後のこの川上さんの感想、本当にその通りだと思いますね。
音の問題っていうのは意外と日本の英語学習者、中高生にとってはかなり捉えにくいものなんではないかと。
目に見えるつづり字は優しいですけれどもね。
ということでこの英語のなぜ、これを入り口として音の世界にも思いを馳せてほしいという川上さんの思い、しっかりと伝わりました。
英語の発音の変化
今年度も川上さんやってます通信を続けられるということで、一年間の我々の楽しみにもなりますね。
応援しています。ぜひ続けていただければと思います。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか、川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第19弾です。
いやー長続きしておりまして、素晴らしいヘルカツの実践だと思っているんですよね。
これからも応援しておりますし、川上さんは音声配信やノート上の記事でもこの関連する活動を続けておられますので、ぜひそちらも訪れていただければと思います。
関連するノートへのリンク貼っておきたいと思います。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、英語子研究者のほったりうちがお届けしました。
また明日!
16:26

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