2025-04-07 33:17

#1408. 伊香保温泉で「英語史クイズ」をメタに語る (1) --- 語源的綴字

▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


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- 創刊号(2024年10月28日):https://note.com/helwa/n/ne2b999d5af72

- 第2号(2024年11月28日):https://note.com/helwa/n/n94e9d9a74706

- 第3号(2024年12月28日):https://note.com/helwa/n/na7394ab1dc4c

- 第4号(2025年1月28日):https://note.com/helwa/n/nb6229eebe391


▼2024年12月30日に『英語史新聞』第11号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第11号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第11号:https://keio.box.com/s/kk0jss15l22pz1rpuysa0ys4nkpc3lwr


第11号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2024年第3四半期のリスナー投票による heldio 人気配信回


- 第1位 「#1219. 「はじめての古英語」第10弾 with 小河舜さん&まさにゃん --- 「英語史ライヴ2024」より」 https://voicy.jp/channel/1950/6049608

- 第2位 「#1212. 『英語語源辞典』の「語源学解説」精読 --- 「英語史ライヴ2024」より」 https://voicy.jp/channel/1950/6052858

- 第3位 「#1139. イディオムとイディオム化 --- 秋元実治先生との対談 with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/1298775

- 詳しくは hellog 記事「#5645. リスナー投票による heldio 2024年第3四半期のランキング」をどうぞ http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-10-10-1.html をどうぞ


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼2024年8月26日より特別企画「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」」が始まっています.ぜひ特設ホームページに訪れて,ライヴ当日まで毎日1つか2つずつ公開される helwa メンバーによる英語史コンテンツをお楽しみください.


- http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/etc/helwa_content_for_hellive2024/


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英語史の古典的名著 Baugh, Albert C. and Thomas Cable. *A History of the English Language*. 6th ed. London: Routledge, 2013. のオンライン講座です.毎回1セクションンずつゆっくりと進んでいき,内容について縦横無尽にコメントしていきます.シリーズについて自由にご意見,ご感想,ご質問をください.皆さんで議論しながら読んでいきましょう.1回200円です.

https://voicy.jp/channel/1950/570931


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「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


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 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の、ほったりゅういちです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間にをモットーに、英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は4月7日月曜日です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日は、1週間ちょっと前になるんですけれども、3月29日土曜日のことですね。
高崎伊香保温泉オフ会というものを、 プレミアムリスナー限定配信チャンネル、ヘルワ英語史の輪の仲間たちと一泊二日で実施しまして、
その1日目の夜ですね。伊香保温泉に泊まったんですけれども、その夜生配信いたしました。
8名が加わっていたんですね。 8名プラス1名ですね。大事な1名を忘れておりました。
森田雅人さん、マサニャンです。 マサニャンはゲスト出演ということで、オンライン遠隔で参加されたんですけれどもね。
9名で、今回ですね、これからお聞きいただく配信会を生でお届けしたんですね。
タイトルは、伊香保温泉で英語史クイズをメタに語る。 こちら結構長くお話ししておりまして、
こうしてアーカイブで皆さんの耳に入れる際にはですね、 3回ぐらいに割った方がいいだろうということで、3回のうちの今回は第1回となります。
なかなか充実した回でした。 これまでもヘルディオでは色々な形で英語史クイズというものをやってきたんですね。
ケルフのイベントとしてやったこともありますし、ヘルアの皆さんと一緒にですね、組んでイベントっぽくやったこともありましたかね。
なんですが、私ですね、この英語史クイズに一つ難しさを感じていたというのも確かなんですね。 楽しいんですけれども、実に難しい。
何が難しいかというと、○×クイズなりですね、あるいは選択肢、例えば3択問題、4択問題という時も正解のものだけが○で、その他はですね、全部×というふうに、つまり○か×かがはっきりと決まるということがクイズの前提だと思うんですね。
オープンクエスチョンでない限り、○×や3択のような問題の場合ですね。 そして一般的にだいたいこういうクイズはですね、○×か3択みたいな形になってオープンにはなりにくいっていう側面がありますよね。
03:00
やってもいいんですけれどもね、やはり盛り上がるには○×がはっきりしておいた方がいいというようなところがあるんですが、これがですね、英語史の問題を考える際にはですね、学術的に考えれば考えるほど、白黒つけにくい、○×がつけにくいということの方が多いんですね。
そこで、いわばエンタメ、学びのエンタメとして気楽にクイズをやるならいいんですけれども、私自身は研究者という立場でもありますので、気楽なエンタメとだけ言っていられない勝負というのがあるんですよね。
突き詰めると簡単に○×つけられませんよというような、ちょっとしたモヤモヤ感が残りつつですね、ただ楽しいですし、何といってもですね、多くの人々の注意を引きつけるという効果がクイズにはありますのでね、こういうエンタメ的にやってみるということはあるんですが、この問題について一度メタに語ってみたいということは、実はずっと思っていたんですね。
今回、いわばですね、合宿のような形でヘルワのオフ会開きましたので、こういう機会にこの話題いいんではないかと考えまして、英語式クイズをメタに語る。これですね、やってみたら非常に楽しかったと言いますかね、改めて考えさせられたというような会となりました。
全3回のうちの今日は第1回ということですが、最初からですね、面白い問題用意してあります。ぜひですね、皆さんもじっくり考えてお聞きいただければと思います。それではどうぞお聞きください。
乾杯!
始まりました。生放送ということで始まりましたが、アーカイブでお聞きの方も後日いらっしゃるのかなと思いますので、ちょっと状況を説明しておきますと、今ですね、8名がある宿屋の部屋に集まっておりまして、この状況についてなんですが、
代表者のたくさんがいらっしゃいますので、ご説明いただけますか?
いやー、一面として今日も参加しております。たくです。今日はヘルディオンに流れているかもしれませんが、ヘルはお深い高崎ということで、昼の部から朝にみんな集合して、高崎駅付近で企画をしたりしてたんですが、
夜の部が必要ということで、いろいろとまだ続けておりまして、こちらのいかほん温泉に来ております。やっぱりいろいろやった後は温泉とご飯と、そしてエゴスクイズでしょうということで、この時間に集合しておりまして、8名。
06:18
9日の土曜日の午後、10時前ですね。もう10時という形になりましたが、この時間からやるかという感じなんですが。
もうやっぱり土曜の夜といえばエゴスクイズでしょう。そして8名って言ったんですけど、まさにゃんが今遠隔から参加してくれているのが9名ですね。
むにゃむにゃむにゃ。
そういうオチですか。
わかりました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
こういう安全地帯にいますね。
めちゃくちゃ安全地帯っていう。
でも今日の広報室の一人ですよね。今日のクイズは川上さんとまさにゃんだけが何がこれから起きるのか知っているという。
もちろんまさにゃんもお誘い申し上げたんですけども。
そうですそうです。
ご事情ということでですね。フロムベッドからかな。
むにゃむにゃなんで。
ということかと思いますけれども。本題にそろそろ入りたいと思うんですけれども。
今日も大活躍の川上さんですね。
本年度本当に年度終わりなんであれなんですけれども。
改めてこうやって本当にお会いするのって年に1回か2回ぐらいってことで。
あれなんで今季はですね。川上さんのやってます通信というこのね一つの呼び物企画が1年間続きましたということで。
エルディの放送としてはまだ終わってないぐらいですよね。
そうなんですよね。
もうすでにお馴染みかと思いますが。
フォアリスナー川上さんにもここにお越しいただく形でですね。
いろいろお話しさせていただいたんですが。
ここからはクイズの英語詞クイズと。
英語詞クイズとは何かみたいな問題をまさにゃんも含めてですね。
語りたいということで。
楽しみですね。
今日は遠隔参加のまさにゃんと含めて。
いろいろお話していきたいと思います。
はい。
それでは第1問というんですか。
09:00
第1問お願いします。
はい。
第1問いきたいんですけど。
ちょっとその前に。
おっと。
経緯がありますのでお話しさせていただきます。
3月5日の英語詞フェースのために6問作ったんです。
6問作ってその当日一個も流れなくて。
放送事故だ。放送事故だってまさにゃんが騒いで。
ぜひもうそれどっかで公開したいですってまさにゃんが押してくれたんで。
じゃあまさにゃん一緒にやろうって言って今日迎えて。
結果まだ1問もやってないんですけど。
まさにゃんどれやると。
時間もあんまりないし6問のうち。
私の自信のないのはこれとこれとこれなんですけど。
まさにゃんがやりたいのを選んでって出したら。
私の自信のない3つを選んでいったんです。
どういうことと。
言ったらクイズって難しいですよ。
いかにクイズが難しいかの。
そういうクイズをしましょうって言って。
高崎駅の雨降る高崎駅と会場の往復で打ち合わせした結果。
自信のないのからやってくれということだったんで。
自信のない3問の中でも比較的自信のあるとこからいきますよ。
お願いします。
まさにゃんに声かけてください。
いいですか。
ようやく始まります。
第1問です。
語源的綴り字の問題です。
専門家がいる。
もちろんそういうことです。
いいんですよね。
ここで打ち合わせの確認みたいな。
寺沢さんの頼りってことでしたもんね。
寺沢さんがいるから、これは大丈夫だ。いきましょうということで。
人任せで。
あれ?これはちょっと考え直しで、ここで新たなホストが作られ。
いきます。問題直でいきます。
ハサミを英語でシザーズと言いますか。
後藤のSも語源的綴り字である○か×かでお答えください。
みなさん、ハサミのシザーズは書けますかね。
どう書けばいいかというと、
S、C、I、S、S、O、R、S、O。
ちゃんと両方ハサミありますね。
みなさん、イニードーしましたね。打ち合わせ出しで。
後藤のSね。
最初の方。
普通はS、Cはスクリプトだけど、
そうじゃない、Sがついてる。
あれSなしで、C、IでもCでいけるはずなのに、
12:02
いらないSがある。
あれもなぜSかというと語源的綴り字である。
○か×かでお答えください。
二択です。
○か×かでお答え。
ニヤニヤします。
これは、いやらしい系問題です。
もうだってそんなのしかない。
それをいけってまさに言うもんだから。
とてもいやらしい。
いやらしいですよね。
寺沢さんだけで許せないぐらいの。
解説をぜひお願いいたします。
これは結構深いです。
病が深いです。
こんなのを問題にする病が深い。
問題にしないほうがいいのに問題にしちゃってる病です。
これは英語シフェスの候補で送られたときに、
なかなかマニアックすぎて、
あの会場で大丈夫かなと不安になるくらい。
でも面白いですね。
英語語源自体にはちゃんと触れてます。
触れてるんで○か×かで言えるんですけど、
でもそれでもいいの?って。
それでもいいの?っていうことですよね。
テレフォンとか。
もう既に二択だからね。
今回のクイズは結果よりも、
むしろプロセスを楽しんでほしい。
もう一度読み上げて。
ハサミ・シザーズの誤答Sも、
後から加えられた語源的綴り字である。
後から加えられたで、一応○×のどっちかを発揮させてますけど、
途中、後から加えられたのを取ると相当面倒なことになる。
語源的綴り字ってどういうやつですか?
後から加えられたって簡単に補足してくれましたけど。
とっても分かりやすい例で言うと、
ダウトの発音されないBのように、
英語の中ではもともとBがなかったんだけれども、
語源がラテン語である。
ラテン語の時にはBが含まれているから、
後から英語にBが加わった。
のような綴り字が分かりやすい語源的綴り字になります。
今回ので言うと、最初Sは別になかったんだけど、
後から足したっていうのが○か×かっていうことですかね。
なるほど。
15:00
でも二択ですからね、普段の四択と違って。
そういう類の問題なのか、そうじゃないのか。
裏を書いてきてる可能性がある。
これは全然あれですよ。
英語語源辞典持ってらっしゃる方は開いて、
調べて、そこにどう書いてあるか。
我々、いか本線にいるけど、
やっぱり半数以上の人は英語語源辞典持ってきてますからね。
いかいか持ってる人はあせやくて。
うわ、すごい。いいし。
持ってきてない人がいるんだよ。
誰かに借りればいいやーって。
でもやっぱり半数以上、半数ある人は持ってきてます。
みんなが見ていただいたほうがいい。
そこから先を寺沢さんに説明してほしいって。
作ったのはまさに寺沢さんにお願いしたんだよね。
寺沢さんお願いします。
候補としては任せるにしても、
会議を盛り上げるみたいなところは大事ですからね。
さあ、そろそろ回答どうなったか確認しましょうか。
せっかくですから、
みさとさんの予想を聞かせてください。
私は語源的綴り字だと思います。
最初は前からあったんじゃないかなと思ったんですけど、
河上さんのノリ的に裏がありそうだったので、
英語の知識というよりは河上さんへのメタ読み。
まさか河上さんがそんなシンプルなものを出してくるはずがないみたいな。
対人読みはそういうのつきものですよね。
なかなかいい予想が。
クイズですから楽しむのが。
いいですね。
ヘルディオリスナーだからこんな単純なものが出るはずがないみたいなね。
そういうところは日頃おやつを与えていただいているので。
語源的綴り字だったら何でついたのかっていう部分が気になるので、
そうだったらより聞きたいなというのがあって、
決意しました。
それでは答えの確認いってみましょうか。
18:00
河上さんお願いします。
まずは我々も投票。
これを聞いている方もぜひ。
どういえばそうでした。
全然わかんない。どうやって考えればいいか。
楽しむ。
丸だと思う人。
語源的綴り字だと思う人が。
思う人。
三沢さんがさっき丸って言った。
私だけ丸。
俺もかんやがる。
じゃあ語源的綴り字ではないと思う人。
ではない。
バツ。
これは当たったら落ちるでしょ。
もう激落ちですよ。
5倍ぐらいが振り戻されますよ。今これ。
俺らにかけても0.9倍ぐらいしか戻ってこない。
かけるだけ取って。
お願いいたします。
回答発表。
ちょっと聞こえちゃった。
ちなみに川上さんと正にゃんさんが正解を何にしていたのか聞きたい。
ちなみに今オッズで言うと1対4ぐらい。
1が語源的綴り字だと思う方で、4が語源的綴り字ではない。
に投票されました。
川上さんと正にゃんさんは。
私はすぐさま語源辞典を開きました。
チーティング。
この結果。
ちょっと待ってくださいね。
どっちだ?
これは語源的綴り字。
答えいいですか?
まさにゃんの答え。
違ったら教えてください。
これの答えは語源的綴り字ではない。
ない。
私も同じ答え。
私が用意した答えは、語源的綴り字に似せようと思ったけど、実は語源になかった。
できるのがその説。
それって語源的綴り字じゃないの?
本人たちは似せようとして、でも間違った別の単語を真似たんです。
でもそれも含めて語源的綴り字って言っていいんじゃないですか、まさにゃん。
答えてっていう展開をしようとしてたんです。
そしたらまさにゃんどういうこと?
俺も素人的に考えたやつですけど、
シンティレイトとかっていう単語があるじゃないですか、キラキラするみたいな単語があって、
21:00
それにSCでCって読むのが他にあるから、
じゃあCが他にもあってもいいんじゃないとかって思って、
じゃあおそらく後から足したんじゃなくて、
ある程度のまとまりを持って入ってきたんじゃないかなって推測しました。
語源として誤解した?
じゃあテディーは?
あのですね、これはですね、
なぜ皆さんはここまでテラサーさんのために舞台を用意してくれるのか?
そういうことです。
あのね、テラサーさん言いたいことがある。
主張したいことがあると思うんですよ。
これはね、慶長に値します。
内心飛び上がりたい。
テラサーさんも別に答えを持ってるわけじゃないっていうことはちょっと言いつつ、
これはすごい質問なんです。
これ、川上さんから頂いたときに本当に改めて、
改めて、語源的綴り字とは何なのか?
語源的綴り字の定義をよく考える機会となりました。
すみません、音が被ってるんでよくわからないですけど、
語源的綴り字の定義を改めて考えさせられるきっかけになりました。
よろしくお願いします。
やっぱり先輩考えていたなっていうところがありますね。
完璧なリレーですよ。
これどう考えればいいんでしょうか。
厳密な定義と言いますか、伝統的な、
従来語源的綴り字と言われたものに当てはまるかと言われたら、
川上さんや正宮さんがおっしゃったように、当てはまらないんですね。
なぜかというと、語源的に綴り、
英語語源辞典に書いてあることを読み上げると、
このシザーズというのは、16世紀頃に現れるSCという綴りは、
ラテン語のスキッゾル、
斬る人っていうラテン語なんですけど、
との混同によると書いてあります。
混同によるというのが引っかかるポイントで、
この上の語源の説明のところを見てみると、
中英語からCIの形で綴られていた、
フランス語から釈用されました。
そのスカリアに遡ると、バルガラテンに遡るんですが、
そのラテン語ではCI、Sはない綴り字で書かれているから、
語源に遡ってSを挿入したというのは間違いなんですね。
勘違いの語源的綴り字に当てはまるので、
今までのダウトのDのように分かりやすい語源的綴り字ではないんです。
24:02
ただ、こういう綴り字がかなりありまして、
それが私の大好物なんですけど、
アドバンスのDとか、アイランドのSとかも、
実はそのラテン語に遡るとあったわけではない。
ラテン語が語源じゃないとか、そういういろんな事情があって、
とにかくラテン語に遡って、その綴り字を入れたわけではないんですよ、
っていう綴り字があります。
やっぱり皆さんがお悩みになるときに、
じゃあそれって語源的綴り字じゃないの?っていう疑問には、
私の中では語源的綴り字の中の一つのちょっと特殊なグループって思っても
いいんじゃないかなとは思うんですが、
ただ厳密にラテン語を参照して直しましたっていう綴り字ではない。
その狭間の扱いをどうするかが難しい綴り字です。
もう1個シザーズは難しいところがあって、
語源的、英語語源辞典だと、中英語はCIで綴られていましたよって書いてあるんですけど、
オックスフォードイングリッシュデクショナリーの語形のラを見てみると、
CIのスペルでありましたっていうのと、
SIでしたっていうのがあるので、
一体これはSを入れたんだろうか、Cを入れたんだろうか、
それともSCという一つのセットの綴りにしたんだろうかっていう、
悩みがさらにつきまとっている看護で。
問題そのものが正しく提示されたかどうかという疑いが一つ。
前者、一つ目に言ったのは、語源的綴り字という時の語源っていうのが、
本当に正真正銘のラテン語の古いもののみを指すのか、
それとも勘違いされたとしても、それは語源は語源ではないかという観点があるという、
そこのなんちゃって語源というのは本当に語源と言ってはいけないのかという、
語源そのものの定義であるとか、最初のSCと合わせた時のSが加わったのか、
それとも実はCが加わったのか、みたいな問題があるので、
そもそものこの問題をどう考えるかというところまで戻らないと、
本当の答えというか、誠実には答えられないということなのかな、というふうに理解しました。
ダンクのBにせよ、シザーズにせよ、ラテン語にあやかりたい、
ラテン語を真似したいという根本の気持ちといいますか、モチベーションは共通しているので、
そこもさらに悩むことがある。
あ、フルマークもあるんですね。
27:00
一番すべて知っている、電脳的な。
一人でやっぱりこれを伝えたい。
これはなかなか濃い。
川上さん、ここまで歴史やっぱり問題を。
最強レベルの英語シリーズになった、英語シックイズになっている。
これだって、それがイとかマシャニャンとか、
マシャニャン。
やっぱりこのクイズの答えは定義によっては丸とも言えるだろうし、バスとも言えるだろうしと。
そういう意味で、ある種こういうのも面白いんじゃないかと。
それを提示しようとした。
本当川上さん、私がどうしてもクイズ作ると怖いのは避けたくなるんですけど、
なかなかこういう面白いテーマを持ってきてくださったんで、
これはぜひシェアしたいなと思ってよかったです。
なるほど。
クイズのメタに考えるみたいな。
そうですね。
やっぱりヘルディアもレベルが急に高くなってきましたね。
もう語源的つづりじっていうのが前提になってますからね、今の。
もうそれは知っていることが前提で。
前提でこの問題が出てますからね。
この議論はすごく重要だと思いますよ。単純ではないのかもしれない。
今日のために残してたんじゃないですか。
あの場でやらなかったら、理由が。
今日の最初の質問と違って、
お寺さんが先ほど述べたように、
SEが挿入されたみたいなケースの方が割と多いっていうか、
最近川上さん自身がご指摘されたスクールみたいな話なんかも、
あれはHか。
ちょっと違う。
あの辺の複雑なんですけど、SEとかPHとか、
どれが加えられたのかっていうのも、
見方によって、Sの方なの?Pの方なの?問題みたいなのもあったりしますよね。
どっちかでいいっていうのが、むしろ我々の通常の感覚なんで、
2つあるってことはSとG。
なんかどっちかが入っちゃったのかなとかね。
こういう点では。
どういうエビデンスを見るかとか、
どっちを重きを置くかみたいな話があったりして、
なかなかちょっと考えさせていただいて。
一番目からすげーのが来ましたね。
やっぱりマサニャンのセンスというか、
今回の企画の、プロデューサーマサニャンとしての面目役女だと思います。
ありがとうマサニャン。
本当に川上さんがいい問題たくさん作ってくださったんで、
30:02
僕もワクワクしながらピックアップさせてもらいました。
ありがとうございました。
素晴らしいですね。
これ何問かやるんですか?
あと2問ぐらいでいいですよ。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
イカ本線で英語式クイズをメタに語る第1回。
1回目からですね、なかなか怖なそして重い問題になってきましたね。
語源的つづり字ということなんですが、
そもそも語源的つづり字というのは、
どこからどこまでの範囲を指すのか定義ですよね。
これ自体からですね、考えていかなければいけないというような
抜き差しにならない問題にですね、これなってきたんですね。
ここまでいくともう学術的、学問的になってくるんですね。
今回はその専門家いましたので、
解くとこの問題について語ることができましたが、
クイズの問題を作ることの楽しさと難しさ。
もちろん解く側にとっては、
これそもそも定義がおかしいんではない?とかですね、
選択肢何か間違っていませんか?みたいなことって起こりうるわけですよね。
ですので、クイズを作る際にはかなり慎重にならなければいけないということですね。
気軽な円溜めという表面的な見え方はしていてもですね、
実際にはその裏には学術的な問題が隠れているという可能性が
常にあるっていうことなんですよね。
これまたですね、第2回、第3回と続きますので、
楽しみにしていただければと思います。
最後に一つご案内です。
HERDIO 2025年第1市販期のベスト回を決めるリスナー投票を
6日開催中です。
4月10日木曜日まで投票会場をオープンしております。
このチャプターにリンクを貼り付けておきますので、
今年の1月、2月、3月分ですね、全90回の中からベスト点あたりを決めたいと思います。
リスナーお一人あたり10票まで入れることができますので、
ぜひですね、10票まで選んで投票していただければと思います。
そしてこの機会にですね、この3ヶ月分の回でまだ聞いていないものがありましたら、
ぜひですね、過去回聞いていただければと思います。
一人でも多くのリスナーの皆さんに投票していただけますと、
その結果も価値があるものとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオHERDIOでは、
あなたからのご意見、ご感想をお待ちしています。
33:01
ご意識のコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。
SNSでのシェアもお願いいたします。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、
英語式研究者のホッタリウイチがお届けしました。
また明日!
33:17

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