2025-09-04 25:59

#1558. 川上さんの「英語のなぜ5分版」やってます通信 --- 第20弾

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第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

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以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

川上さんの「英語のなぜ5分版」は、英語の重詞音やつづり字と発音のギャップに関する疑問を掘り下げています。特に、英語の語源や歴史を背景にした発音規則の複雑さについて考察しています。このエピソードでは、川上さんが英語のつづり字規則について考察し、多くの生徒から寄せられた質問や感想を通じて、つづり字と発音の関係性を探っています。また、英語の歴史や方言の影響もいくつかの事例を交えて議論されています。

川上さんのやってます通信
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリウチです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語詩をお茶の間にをもとに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は9月4日木曜日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。今日はコアリスナー、川上さん、高校の英語教員ですけれども、川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第20弾です。
すっかりシリーズ化しました。昨年度から毎月のようにお届けしてきておりますけれども、今年度になりまして、もう夏休みが終わって2学期が始まろうというところなんですけれども、今回お届けするのは少し遅れてですね、お届けするということで、これ1学期バージョンなんですよね。
1学期にもですね、このやってます通信を川上さんが何回か実施されておりまして、数週間後にですね、遅れてこのヘルディオでみなさんにお届けするという次第となっております。
実はプレミアムリスナー限定配信チャンネル英語志の和の方ではもう少し早くお届けしているんですけれども、みなさんのお耳に入るのはですね、数ヶ月遅れということでですね、これ1学期分なんですよ。
ですが、時期は関係ありません。内容的にはですね、非常に濃い英語の素朴な疑問を取り上げておられまして、今回もですね、本当に面白いです。
つづり字と発音のギャップという話題が今回のテーマといって良いと思いますね。
特に重視音字。バッタル、ダシャという時のバッタルというのはBATTERという風にTが重なるんですよね。
同じようにカットのING形はカッティングとなりますが、これTTと重ねるということになってますよね。
あのルール何?とみなさん思いませんでしたか?これはなかなか厄介な話題でして、これ究極的に言うとですね、2000年以上の歴史のある問題といって私は良いんではないかと思っているんですよ。
ちょっと大げさなんですけれども、つづり字と発音の関係の話題というのは、つづり字側の問題もあります。それから発音側の問題もあります。
このコラボということで、ある意味問題が複雑化しているんですけれども、発音側の問題は文字がなかった時代にまで歴史を遡ることができますので、
文字通りですね、2000年ぐらいの背景があると言っても、これ本当に過言ではないです。
このダイナミズムというのが英語史の面白さでもあり、極めて複雑なところでもあるんですけれども、今回川上さんはこの問題に真正面から向き合っておられます。
ということで、こちら聞いていただければと思います。川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第20弾です。
重詞音とつづり字のギャップ
チャプターに貼っておりますリンク先の資料も合わせてご覧いただきながら聞いていただければと思います。
それではどうぞお聞きください。
高校生からの素朴な疑問川上さん通信第20弾
昨年度から始まったこの川上さんのやってます通信シリーズですね、これも第20回を数えるまでに至りました。
今年度も順調に川上さんによるとですね、この試み、個々の授業で続けられているということで、私の方にですね資料を送っていただいております。
そしてヘルワの方でこれをお届けして、皆さんと共有してですね、私も内容を読み上げたり一緒に考えていきましょうというような機会としております。
はい、そしてしばらく時間をおいてですね、ヘルディオの方でも一般の広いオーディエンスに聞いていただくというような形で、昨年度これやってまいりましたが、
そんなことでですね、今日も言ってみたいと思います。20回ですね、資料の方は川上さんから送っていただいたもの、これを貼り付けております。
実際ですね、この資料をいただいたのは5月17日のことということで、少し経っているんですけれどもね、中身はですね、なかなか濃い質問ですね。
それでは行ってみたいと思います。高校生の英語のなぜ、第48問です。いや、だいぶこれ進んできた感じがありますね。
なぜ、重詞音がないのにバッターなどのスペリングがあるのですか。バッター、野球のバッターですね。BATTERという風にTが重なるっていうところがポイントですよね。
ただ、つづり字上は詩音字、Tが重なってるんですが、発音上はですね、決して詩音を重ねているわけではないんですね。Tは1回なわけです。BATTERということですね。
このギャップは何なのかと。発音では一つの詩音なのに、つづり字上は2つ書くという、このちがはぐはどうなっているのかということで、これなかなか高度な質問なんじゃないですかね。
はい、まずは川上さんですね。音声配信も付随してありますので、そちらも併せて川上さんによるものですね。お聞きいただければと思うんですが、英語には重詞音TTがないにもかかわらず、重詞音字TTが用いられるのはどういうことかという疑問です。
実は生徒からの質問で上がっていたのは野球のBATTERではなく、第45問にも関連するサッカーでした。SOCCERということですね。
説明のしやすさを考慮して、質問の意図を踏まえた上で、私の方で5をBATTERに変えましたということですね。
これですね、本当にお読みいただければと思うんですが、どうして英語では、二重詞音字があるのかと。
一方で二重じゃない単詞音字もありまして、これによって多くの場合、前に現れる母音の長さを決める、働きをしているというふうに言われることが多いんですね。
例えば、LATERとLATERですね。これはLATERというのは後者、後者のということですが、LATTERと、これでLATERですね。
Tの前に来る母音はエという短い母音なんですけれども、LATERの方はですね、LATERというふうに、つづり次条Tが1個なんですが、この場合には直前の母音がエイというふうに二重母音になると。
つまり短い母音ではなく、二重の母音になるっていう、こういうふうに後ろの詞音字の個数によって、前の母音の長さを決めるというような、リモートコントロール的な遠隔操作に近いことを英語ではやってるんですよ。
母音の長さなり、音の質を決めるなら、母音字でちゃんと解決すればいいのに、後ろにある詞音字の個数で操作するという、どうも持って回ったやり方をすることになっているのが英語なんですね。
これを境地的に説明しようとすると、なかなか難しいですね。そういう分布になっているんです。〇で終わってしまうんですね。通常的に言いますと、英語のつづりと発音の関係の歴史、すべてがある意味答えといって、これも一言では説明できないので、なかなか厄介な代物ですね。
これについて解説された後、川上さんは答え、ここで重心字TTは発音指示記号なんだという、機能的、境地的な答えで終えているということですね。
この辺りが、ここの授業で扱う場合には、これ以上はなかなか言えませんよね、というところは、共感しますね。なかなか難しいところですね。
そして関連するので、次の49問も言ってみたいと思いますね。なぜカッティングはTを重ねるのですか。カットにingをつけたものはcuttingというふうにTを重ねるってことになりますね。
これも前に出てくる母音がcutでありcutではない、短い母音なのであるということを示すためにTTと重なっているんだというのは一つの説明の仕方かとは思いますが、そもそもなぜそういうことになっているのかということを説明するには、英語つづり時史、千数百年。
さらにはこれは私、前にスイミングか何かの時に大いに語った記憶があるんですが、さらにゲルマン語の段階、特に西ゲルマン語の段階での重視印字がどのようにして現れたり解消したりしたかというところと密接に関わっているので、ざっと場合によっては2000年近くの歴史があると。
つまり英語史の枠内にはもう収まらないぐらい古くまで遡って検討しなければいけない課題ということなんですよね。
これについても、つづり時の規則ということで、1ページ目の右コラムで丁寧に解説されていますよね。
コメントバックの試み
最後の段落で、ただ上の答えを説明してきましたが、疑問は残ります。
なぜTの一文字が許されないのでしょうかということですね。
前回BATERと単詞印字だと前の母音が長い母音に読まれる可能性があるとしました。今回も同様です。
CUTINGと読まれる可能性がありますが、残念ながらその辺りの事情については私には説明できません。
ということで、これは難問ということになりますね。
答えとして、重心字は発音指示記号だからということになりますね。
別の言い方をしますと、DIACRITIC MARKという記号であると。
重心字はTとかですね。一応文字の見栄えをしているわけですよ。
実際文字なわけですよね。Tというのは。
だけれども、文字として使われるTもあれば、発音指示記号として使われるとみなした方が良いTがあると。
あるいはEの文字がある。こういうふうに考えるというのは一つのやり方かなというふうには思っております。
他の言語であれば記号らしい記号を使うんですね。
日本語であればダークテンとかハンダクテンを使ったり、フランス語だとアクサンですね。
フランス語、ドイツ語と英語以外の言語ではアクセント記号というのがよくありますよね。
あれはまさに記号っぽいので、記号って言っていいと思うんですけども。
英語は一発の文字ずらしていながら、実は機能は記号であるというものがたくさんあるんですね。
読まないEであるとか今日のT、厳密に言うと二重真字にするということ自体が機能になっているんですけどね。
それからTHとかSHっていう時のHとか、こういうふうに一発の字の格好をしておきながら、実は役割は犯人前、記号に過ぎないっていうのが他の言語とちょっと違うところかなというところですね。
はい、それではですね、生徒さんからのコメント、これ私楽しみにしてますが。
2回分まとめての生徒の感想ですということで。
テニスもこのルールと一致している。TENISですね。すぐにこれ応用して類似を見つけるっていうの、これ素晴らしいですね。
英語は発音が大切だと思った。
これなかなか重要でですね、つづりよりもとかつづりではなくということが隠れていると思うんですよ。
英語学習者はつづりから入ってしまうことが多いので、特に日本語母語話者ですね。
なので、その背後には発音があるんだよっていうことを忘れるっていうのとは違うんですけれども、どうしてもつづり字の方を先に見てしまう、重要だと思ってしまうっていう傾向があるってことは確かですね。
それを受けてのコメントだというふうに捉えると、これ意味がわかると思うんですよ。
英語は発音が大切だと思ったっていう、その通りだと思うんですね。
誰がどのようにしてこのルールを決めたのだろう。
そうなんですよ。それが私も研究しているところなんですけどね。わからないんですよ。
母音の頂端は例えば文字の上などにわかりやすい記号をつければよかったのにと思った。
そうですね。こういうことを多くやろうとしてきた言語はたくさんあるわけですね。
英語も中英語初期、中英語期ぐらいはですね、いろんなアクセント記号を実は使ってたんです。
近代以降もですね、アクセント記号みたいなもの、他の言語だってやってるし、英語でも導入しようよみたいな動きがゼロだったわけではありません。
ただ英語の場合、全く流行らなかったんですね。もう全くかすりもしないぐらい流行らなかったんですよ。
これもなんでなのっていうのは面白い問題だとは思っています。
直接答えられないですね。この質問にも。
これまでの説明にプラスアルファ加えた説明でよりより理解が深められた。これは素晴らしいですね。
まさにやった甲斐があったということかと思います。
それからフッティング、ルッキングがTを重ねないのはなぜかもっと詳しく知りたい。
確かにフッティング、ルッキングも単母音プラス子音字という形なので、これ子音字を重ねるのが筋ではないかと。
今までの説明からいけばそうなるのではないかということですね。
なるほど。これはなかなか鋭いと言いますかね。例外を探して、これはなんでなのって聞く。
そういう態度ですね。とても大事だと思うんですよね。
これをこの最後の質問を受けて川上さん、このように感想の中に有益な質問がある場合は
それを取り上げて返答するコメントバックの時間も設けるようにしました。
分かりませんと言わざるを得ないものもたくさんありますがということで、
これ川上さんの新規軸というか新たな試みということですね。コメントバックコーナーということで。
このフッティング、ルッキングについては、つづり字がですね、おうおうというのを使っていて、
英語のつづり字規則
田んぼ員ではあるんだけれども、2文字使ってますよねっていうところがポイントになってくるわけですかね。
この辺りのことを説明されています。
最後のところいいですね。川上さんの段落で、私たちは次第に英語のつづり字規則に足を踏み入れてきました。
英語の基本語の多くはつづり字に不規則性があるため、規則性には目が向きにくいと思います。
そのため規則性に気づく体験は新鮮なようです。あれもそうだ、これはどうなっている?などの感想が湧き出ています。
これはいい反応ですね。はい、めちゃくちゃいい反応で、これは川上さんも嬉しいんではないでしょうかね。
はい、試みとして大成功っていう感じでしょうか。
さあ、もう一つありますね。第50問です。なぜalone、oneにeがあるのですか。
という、いわゆる5末のeですね。川上さん曰く、これは最高にありがたい質問です。
昨年のうちにもらっていた質問ですが、深みのある答えになるだろうと考えて時期を見極め、このタイミングで出します。
生徒にはオチを理解してほしいところです。というところで、待ってました系の問題だということですね。
これはaloneについてまず丁寧に解説されていらっしゃいますね。
それから次にoneというのはaloneのownの部分と語源は同じ1を意味するわけなんですが、とんでもなく異なる発音になってしまっているわけですよね。
この辺りをやはり丁寧に方言事情ですね。中英語記の方言事情、それからその後の展開ですね。
この単語が辿った展開というものを丁寧に説明しているということですね。
そして緑の枠にくくった答えの部分が発音指示記号、前の母音は長いのはずでしたということで、今回は発音指示記号の回だったとまとめることができますかね。
生徒の反応と質問
私先ほどEも同じだというふうに先走っちゃいましたが、すいません、川上さんがですね、ここで合わせて発音指示記号なんだということですね。
主張したかったということはよくわかりました。
これに関する生徒の感想。日本語の伸ばし棒より少し不便だと感じる。
そうですね。日本語の伸ばし棒、音引きですね。これはわかりやすいですよね。
それからSAMEは規則通りに読むのにSOMEはソウムとは読まないのは何か理由があるのだろうか。
いやーこれはなかなかの難問投げてきましたね。これ難しいです。
HOPEもKEEPみたいにHOOPではダメなのだろうかということですね。
それから発音とスペルはとても深い関係があると知ることができてよかった。
英語は一つのスペルや単語に意味や歴史があって面白い。
はい、あの英語だけじゃありませんよっていうところまでいくと面白いと思いますね。
私たちが普段当たり前に使っている単語や言葉が実は標準語ではなく後から広まった方言だったとはとても面白い。
これまたですね、視野が広がっているのがわかりますね。
嬉しいですね。こちらもね。
1の発音が変わるとき、現地の人々はどのような反応だったのだろうか。反対意見などはなかったのだろうか。
これ時間軸の取り方、過去の出来事と現代の出来事が何か異なった次元のものっていう風に感じている場合に出る質問なんですよね。
これ川上さんがですね、英語詞をどんどんですね、こういう英語詞の考え方を投入していくとですね、これも変わってくるんじゃないかと思うんですね。
Oの文字が和と発音されているのが不思議だ。
不思議ですね。これもうこの単語ぐらいしかないんじゃないですかっていうぐらいとんでもなく変な通りですよね。
1の綴り字はなぜ?は広く共有されている疑問のようで、多くの生徒が興味深く聞いていました。
実は重視印字の話題の方はやや厳しいという表情の生徒もいました。難しいと思いますね。あっちの方がね。
面白いという生徒もいて嬉しいです。ところでサムのEは何なのでしょうかというところですね。
こちらで資料の2ページが終わっておりまして、3ページがですね、続くかと思いきや白紙になっていて、これもらった資料の何かの関係ですかね。
それともここで終わりで次回に続くみたいな形と受け取れば良いんでしょうか。
追加と何かありましたらまた川上さんぜひ教えていただければと思いますが。
とりあえずですね、今回ここまでということでですね、つづり字と発音の問題という生徒さんにとっても身近な話題って言いますかね。
英語教育の重要性
やはり入りがつづりということが多いと思うので、英語学習、英語教育ですね。
このつづりと発音のズレの問題というのは非常にユニバーサルに関心が持たれるところかなと思っていますね。
今後もこの手の話題っていうのはきっと多く出てくるんではないかなと思いつつですね、川上さんこれからもですね、ぜひこの試みに続けてですね、つくじ報告いただければと思います。
ということで2年目に入りましたこのシリーズ、そして20回を数えるに至ったわけですが、皆さんからのコメント、ご感想等もお寄せいただければと思います。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。なかなか難しい問題ですよね。
英語学習の比較的早い段階で、この新字を重ねるみたいなルールというのは学ぶんですけれども、これ意外と本質的に探るとですね、歴史的にも難しいんですよ。
直接的には1000年ぐらい遡ると、これがわかってくるんですけれども、もっともっと遡るとですね、多分2000年ぐらい、つまり英語史の前の時代、ゲルマン語の時代ですね、あるいは西ゲルマン祖母みたいなところに遡らないといけないという意味では、結構奥が深い問題なんですよね。
これ簡単に中学生、高校生が理解できる代物ではないということも、これ本当のところはあるんですよ。
ですが、今回わかりやすく川上さんが語ってくれました。
これを機に皆さんも改めてこの重心地のような問題ですね、考えていただければと思います。
川上さんとはですね、来週末土曜日、9月13日土曜日の英語史ライブ2025でもお会いすることになっておりまして、このやってます通信絡みの配信会、こちらもですね、音声収録しようというふうに話し合っております。
どのようなお話になるかというのは別にしてですね、私も大変楽しみにしております。
このやってます通信、中は定期的にお届けしているんですが、本人からお話を聞く機会があるというのは本当に楽しみですね。
中高生に対する英語史教育、これをまさに実践されている先生ということで、今度の土曜日、川上さん、ぜひですね、いい対談とらせていただければと思います。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご意見ご感想をお待ちしています。
VCのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。
SNSでのシェアもよろしくお願いいたします。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、英語史研究者のほったりうちがお届けしました。
また明日。
25:59

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