![[はじめての交通事故#25]事故でペットが天国行ったときの慰謝料は？](https://image.listen.style/img/bP927hvk_TjguYXDvpfMVZES_dx0Gfvj8WTvayXmcc0/resize:fill:1200:1200/aHR0cHM6Ly9jZG5jZi5zdGFuZC5mbS9jZG4tY2dpL2ltYWdlL2ZpdD1jb3Zlcix3aWR0aD0xNDAwLGhlaWdodD0xNDAwL2ltYWdlcy8wMUpLWUZSNkIwRzhRU05XUzJZQlRQWEdKRC5qcGc.avif)
交通事故の物損について
私のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで法律の解説をさせていただいております。
金髪頭の弁護士おじさんでございます。さて、交通事故シリーズですね。お話をさせていただいております。
物件損害、物損に関してはですね、わりとですね、あの終盤という感じですかね。
今日で一応あれかな、最後になるのかなと思っています。
前回はね、あの車両ね、あの車とかね、あのバイクのね、乗っているもの、乗り物の損害だけではなくて、
例えばね、その積んである荷物とかね、つけていたなんでしょうね、洋服とかね、えーとまあ例えば腕時計とか、
そういったのが事故のせいでね、あのー、たぶん故障しちゃった、破れちゃった、ね、へこんじゃった、みたいな時にこれもね、弁償してくれるのか、みたいなお話をさせていただきましたよね。
で、事故と直接の関連性のある損害であればもちろんですね、あの弁償の対象になるんですけども、そこの証明がですね、非常に難しいというところなんですよね。
そのね、例えばその、服がね、破れちゃってた場合はなんとなくわかるんですけども、例えばね、そのノートパソコンのここのへこみがね、
今回の事故の件で発生したのか、もともとね、事故前からついていたものなのかなんて結構やっぱりわかんないじゃないですか。
そういったところのあの立証、証明の難しさというのはあるということですね。
まあなので、いついつね、ごろ買ったのかっていうところをね、証明しながら、そして事故と整合性のある傷かどうかもチェックして、
金額についてはね、なかなか証明がね、しにくいので、例えば新品で買った時の何割、80%とか70%みたいな形でかけていって、
まあ弁償をしていただくみたいなことがあるよというところのお話をさせていただきました。
ペットによる慰謝料請求
さて今日はですね、最後という感じかな、一応物損の中の一つのね、あのファクターとしてお話をさせていただきます。
遺者料ということなんですよね。大切なね、愛車が壊れてしまった。修理に出さなきゃいけなくなった。
一緒にね、大切に育てていたペットが後ろにね、後部座席に乗っていて、事故にあって天国に行ってしまった、みたいなね、そのものの弁償みたいなのがあるんですけども、
それに精神的ショックを受けた、これの遺車料、精神的苦痛を、これをね、補填してくれるのか、弁償してくれるのか、みたいなお話をさせていただきたいなと思います。
で、結論言っちゃうとですね、これはもうほぼ難しいと、無理ですね。無理と思っておいてください。
もちろん事故にね、会わなければ、その自分の大切な愛車、大切なiPhone、MacBook、腕時計、壊れなかったしね、
あとはね、事故に会わなければ、修理工場とか、ディーラーさんとか、保険会社とね、時間を割いてですね、連絡取らなくて済んだわけだしね、
あとは加害者、本人と直接コンタクトを取ったり、あとは急にね、相手から、弁護士がついてね、いきなり、なんかこうね、あの、なんか交渉をね、せざるを得なかった、そのストレスとかね、
えー、やっぱ腹立ちますよね。そのね、なんか自分のその時間的なね、コストもかかってるわけだしね、フラストレーションも溜まってるわけだから、
これを弁償してほしいという気持ちはね、ごもっともだと思います。
ま、ごもっともなんですが、ま、今のですね、保険業界と言いますか、その裁判の仕組み、考え方というのは、
物の損害ですね、物損に関連する医者料請求、ね、精神的苦痛というのは、ほぼほぼ認められない、無理だというふうに思っていただきたいなと思います。
ま、どうしてもその物損はね、いつも言ってますけども、その損害額っていうのがカチッカチッとね、えー、決まってる。修理額がこのぐらいの金額、ね、書費用がこのぐらいの金額、ね、
そして代謝費用がこのぐらいの金額、みたいな感じで決まっちゃってますので、そこにプラスアルファでですね、交渉して、えー、ね、なんか20%アップみたいなところを狙っていくのは、やっぱりちょっと難しいのかなと思います。はい。
で、えー、ま、物損のね、に関連する医者料請求っていうのはね、基本的には認められないんですけども、ま、裁判例でいくつかは、ま、認められてるものもあるよというところなんですね。
で、えー、ま、最たる例がね、ちょっとさっきもお話ししましたけども、ま、ペットが事故にあったことによって天国に行ってしまうみたいなことですよね。
まあね、あのー、法律的にはですね、ペットって物なんですよ。物扱いなんですよ。ま、それもちょっとおかしいのかなと思いますけども、ま、飼い主からしたらもうかけがいのない家族ですよね。
愛情をかけて育てていたね、ワンちゃんとかね、えー、ですよ。で、それがね、その後ろの座席に乗っててね、なんかこう、事故に、追突にあっちゃったみたいなことですよね。
えー、ま、こういったのはですね、あの、医者料請求が認められることも中にはあるよという感じでございます。100%じゃないですけどね。
ま、そういったところの、ま、どれぐらい、ね、あのワンちゃんと、あの、過ごしていたのかとか、あ、そういったところも含めて、えー、話をしていくみたいなところなのかなと思います。
あとはですね、あのー、例えば自分が自宅で寝てましたと、自宅でね、あの、夜中寝ている間に、ま、あんまりありえないけども、なんか、自宅にトラックが突っ込んできてね、で、自分の家が、あー、損傷して壊れちゃったみたいなね、あのー、ね、壁と家が壊れちゃったみたいな、あー、これも一応物損事故だと思うんですけども、
ま、これもですね、家が壊れてしまったことによる医者料請求っていうのは、認められた事例が、あー、過去にはあります。
そういった特殊な、あー、事例の場合ですね、そういった場合には、あー、物損事故に関して、精神的苦痛、医者料請求が認められますけども、
もう、これはもう、レア中のレアだと思ってください。基本的には、99.999%難しいと、あー、不可能だというふうに思っておいたほうが、いいんじゃないかなと思いますね。
車両保険の概要
あともう一つ、ね、車両保険について、最後簡単にお話をさせていただきたいなと思います。
ね、この解説シリーズでも、車両保険という言葉、何回かね、出てきたと思うんですけども、この車両保険というのは、自分の保険です。自分の自動車保険です。
ね、自分の、あー、自動車保険、ね、契約をする時に、その、入る車両保険ということなんですね。
要は、ね、自分の車の損害を、相手の保険会社に請求する、ね、だ、弁償してもらうんじゃなくて、自分の保険会社の契約の方で、ね、
あの、対応してもらう、保証してもらう、これが、車両保険ということなんですね。
ま、もちろんね、その金額、いくらまで出してくれるのか、というのはね、何パターンかありますし、そのね、えーと、契約内容によって変わっていきますけども、この車両保険というのも、事故にあった時にね、えー、使用する選択肢の一つとして、覚えておいたほうが、いいんじゃないかなと思います。
ね、ま、車両保険、ま、一般的にはね、よく使うのが、自損事故ですね。
ま、自分で運転していて、自分でね、あのガードレールにね、ガリガリガリって、やってしまったと。
ね、ま、これはね、あの、加害者いないじゃないですか。
ま、むしろ、何でしょう、加害者でもあり、被害者でもある、自分という感じですよね。
この場合は、別にね、弁償してくれる、相手の保険会社っていうのはね、あの、想定してないので、ま、自分で、ま、自分の車、自腹で修理費払うのか、ま、せっかくね、保険、車両保険入ってるんだから、ね、代わりに、えー、保険会社に、その修理費用とか、
交換費用を出してもらって、ま、自分のお財布をね、なるべく痛めないようにしよう、みたいなこともありますよね。
で、この車両保険というのは、相手、ま、加害者がいた場合であっても、自分で使うことができるということでございます。
例えばね、相手の加害者、ね、えー、保険会社にね、あの、請求してるんだけども、べ、べ、弁償してるんだけども、なんか金額がね、自分の意図している、予想している金額、うー、じゃないと、すごいね、渋い金額をね、
あの、提示してきたのであれば、もう、だったら、もう、自分のね、車両保険使っちゃおう、みたいな感じで、えー、ね、選択肢としてね、えー、自分の、お、保険で、自分の車の修理とかをすることができるということでございます。
ただね、あの、自分の車両保険を使うということなんで、来年以降のね、えー、保険料が上がっちゃったりします。
ですので、この車両保険を使うときは、本当に、まあ、良し悪しですよね。
まあ、なので、車両保険使うってなったときにね、どのくらい、ね、来年以降の保険料がね、差額で上がってしまうのか、っていうのは、自分の保険会社にね、聞いてみて、まあ、このぐらいの金額、えー、ね、えー、変わっちゃうのであれば、だったら、やっぱり、相手のね、加害者の保険会社に払ってもらおうかな、とか、ね、あの、意外と保険料上がらない、ね、えー、だとしたら、ね、あのー、もう、ね、自分で使っちゃおうかな、みたいな。
えー、もしくは、もう、自腹で修理しちゃおうかな、みたいなのを選択しながら考えていくのが良いんじゃないかな、と思います。
で、この車両保険というのは、一般的に、面積、ね、責任を免れる、ですね、面積金額というのがあります。
その金額までは、自腹で払わなきゃいけないけど、みたいなことですね。
その以降、それ以上の聞こえた金額は、ね、車両保険がカバーしますよ、というね、便利な保険でございます。
でね、もちろん、あの、車両保険ね、自分の保険でもね、きちんと入っておいてください。
ね、どのぐらいの金額、便所をカバーしてくれるかによって、保険料がね、結構変わってきちゃうので、
そこもね、本当に自分のお財布とね、あの、相談しながら、と思いますけども、こういった自分の車両保険も使うというのも選択肢の一つとして覚えておいてください。
物損と人身事故の戦略
以上、えー、とりあえずですね、交通事故シリーズの物損編までね、お話をさせていただきました。
で、物損に関してはね、さっきも言った通り、金額がカチッカチッと決まっているので、金額の大幅アップの交渉というのがなかなか難しい。
これ、弁護士入ってもそうなんですよね。うん。
ですので、これ、怪我をしている人、怪我をしている人は、怪我をね、しっかり治療して、通院をね、えー、していって、
そっちの怪我の損害の方で、遺車量を多く獲得していきましょう、という戦略が、一番、まあ、コスパ、タイパがいいんじゃないかなと思います。
ですので、このシリーズでね、一番最初に説明した通り、ちょっとでも怪我しているっていう感じであれば、
もう、人身事故扱いに切り替えて、ね、病院に行って診断書をね、どんな形でもいいから取り付けておくというのが大切になってくるということですね。
で、えー、裁判とかですね、その後の時段交渉をしているところによってね、まあ、その交渉をしやすい主張、
まあ、どうやっても無理芸なね、主張ってあったりするので、えー、まあ、ここはですね、弁護士と相談しながらね、自分の保険会社ともね、
えー、まあ、話を聞きながらね、やっていくというのが大切なんじゃないかなと思います。
えー、交通事故シリーズの前半戦とも言っていいかな、しっかりね、復習をして身につけておいていただきたいなと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。また次回一緒に勉強していきましょう。
