1. 家族のための雑貨屋さん
  2. #15 商品コンセプトの後付け
2025-03-18 07:14

#15 商品コンセプトの後付け

この一年でコンセプトに対する考え方がかなり変わり、
hattoにはこの方法だなというものが見つかったつもりでしたが
それも実は日々変わっていくものだなと感じました。

#コンセプト #家族 #ものづくり #夫婦
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こんにちは、hattoです。私たちは家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに夫婦でお店をやっています。
このチャンネルでは商品の裏側や試行錯誤の過程、私たちがショップを通して大切にしている考え方や気づきについてお話ししていきます。
家族のための雑貨屋さん、今日は15回目の放送です。
明日、息子が幼稚園の卒園式を迎えるんですけど、朝ごはんの後に何かちょっとしんどそうだったんで聞いてみたら、お腹の調子が悪いと。
痛いわけじゃないけど、調子が悪くてしんどくて、動きたくないというか、動けないから幼稚園お休みしたいって言い出したんですね。
今日はクラスで過ごす最後の日だし、給食も最後だしとか、あとは幼稚園で参加している体操教室も最後の参観があったりとか、ちょっと特別な1日なんですね。
だから息子が後から思い出して、後悔が残らないようにしてあげたいなっていう気持ちがあって、朝からちょっといろいろと話したんですけど。
っていうのも、体調不良っておそらく精神的なものな気がしていて、この1週間ぐらい、3月入ってからずっとそうですけど、いろんなことが最後を迎えていく。
全部いろんなものが終わっていくっていうことを、すごく悲しんでる様子があったんです。
これも最後だし、あれも最後だし、今週は悲しいことがいっぱいあるっていうふうに言っていて。
その気持ちは私はすごいよくわかるんです。
私も卒業前後ってすごく不安定になったし、だからそういう時でも周りの環境がどれだけ変わっても、家だけは変わらず安心できる場所にしておきたいなっていうふうに改めて思いました。
結局、幼稚園には行くっていうことになって、先ほど送り届けてきたんですけど、ちょっと引き続き見守りたいなと思います。
今日は商品のコンセプトは後付けでもいいのかっていうお話をしてみたいと思います。
HATは夫婦で運営してまして、デザインは夫がやってるんですね。
夫の普段の仕事、このHAT以外の仕事についてちょっと先に説明させていただきたいと思うんですけど、
夫の専門は建築設計で、学生さんと一緒に街づくりの活動とかもしてるんですけど、
今その街づくりの活動の一環で屋台カフェっていうのを不定期でやっていて、自作の屋台でコーヒーとか紅茶を振る舞っているんですけど、
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コーヒーはハンドドリップなんで、ドリップペーパーを使うんですね。
そのドリップペーパーのスタンドが欲しいっていうことになったらしく、
夫がこういうのどう?っていう感じで簡単にスケッチしたものを、参加している学生さんがその絵をもとに試作を作ってきてくれたみたいなんです。
その試作が思った以上に可愛くできて、私も写真見せてもらったんですけど、すごい可愛いスタンドができてたんですね。
セメントを使ったスタンドだったんですけど、
夫からこのドリップペーパースタンド、ハットの商品としてどうかなっていう話がありました。
ハットのコンセプトって、家族の絆をより濃く、より強くっていうもので、商品を通して家族のつながりを作るっていうことを目指しているんですけど、
このコンセプトっていうのをすごい大事に考えているんですね。
今回の試作作ってくれたドリップペーパースタンド、
このスタンドのコンセプトって何だろうとか、
このペーパースタンドで家族のつながりをどう作るのかみたいなことを、
どうコンセプトにつなげようかなっていうことを考えたんですけど、
どうもしっくりくるものがなく、結局商品化はいたなしっていうことになったんですけど、
そこで私が思ったのは、やっぱり物ありき、
こういうものがあるから、これ売りたいからコンセプトをどう紐付けようかみたいな、
コンセプトを後付けするっていうのは良くないんじゃないかなっていうふうに感じました。
良くないっていうか、後付け感が出てしまうみたいな気がして、
なんかちょっと違和感を私は覚えたんです。
それをそのまま音に話したら、音はちょっと違う考え方を持っていて、
ピンとくるものがあれば形から始まってもいいんじゃないみたいな、
でもそれは後付けっていうことではなくて、
その感覚、これなんかいいなっていうその感覚をまだ言語化できてないだけで、
だから後付けっていうよりもその感覚に従って、
後から丁寧に言語化して落とし込んでいけばいいんじゃないみたいなっていう考えを持ってたんですね。
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私ちょっとそれ聞いても、確かにその通りっていうふうに思いました。
ハトのものづくりって、家族の絆って何だろうっていう問いから始まるんですっていうことをよく言ってるんですけど、
確かにそれもプロセスの一つではある。
でもそういうロジカルな方法だけじゃなくて、
自分の感覚とか直感に従って、これいいって思うものから始まって、
そこからロジカルに落とし込んでいくっていうプロセスもあったほうがいいなっていうふうに感じました。
でもこういう話とかってすごいうちはよくするんですけど、
2人でやってるからこその気づきだなっていうふうに思いました。
はい、今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ぜひいいねやフォローしていただけると嬉しいです。
ではまた、ハットでした。
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