ハト組ホームルーム出席を取ります、みおゆうさん。そして私、ヒューガー大輔。
ということで、39回目のハト組ホームルームをお届けしてまいります。このハト組ホームルームは、マジシアンでありインプロヴァイザーである私、ヒューガー大輔と、そして看護師で僧侶でいらっしゃいます、玉城みおゆうさんが、
あれこれ、あれこれ、語りながら自分のことを考えたり、世の中のことを考えたり、でも特にこれといって偉そうな結論は出ないというね、そういうそぞろ流れていくポッドキャストでございますけれども、皆様いかがお過ごしでございましょうか。
39回目。
サンキューですね。
ハト サンキューです。
サンキューですよ。
ハト そんな急にテンション上がるとは思わなかった。
最近どうよ。一番最近でサンキューって思ったこと何?
ハト サンキューって思ったこと?あ、でもねこれやばいな、今パッと言えないってまずいな。サンキューって思ったのはやっぱり、あれですかね、エアコンが入った部屋に入った瞬間にありがとうございますって。
ちょっと似た感性でよかった。
ハト お湯の中歩いてるみたいな日があるじゃないですか。まだこの時期でもね。暑いなって思って。それで、あ、ありがたい。なんてエアコンってありがたい。
エアコンってちょっとね昔は、それこそ脳みそ筋肉みたいな時代の頃はね、エアコンなんかつけるなんじゃくだと。そういうことしてるから。
あったね。
ハト 逆夏バテするんだみたいな。
あったあった。
ハト もう今そんなこと言ってる時代じゃない。
死ぬからね。
ハト もう逆氷河期の真逆、熱暑期ですよ。
ほんとよ。
ハト だからお年寄りとかもね気をつけないとエアコンを。
ほんとそこです。ほんとありがたいよね。
ハト そう。
そうだったんだね。私はね一番その最近の喫緊のサンキューはね、お腹が空くってことかな。
ハト あ、なるほどね。
そしてさらにお腹が空いた時に食べるものがある。
ハト うんうんうん。
もうサンキューサンキューサンキューの重情みたいな感じ。
でもさ、お腹空くってさ、こんなありがたいことないよ。
ハト うん。
なんかお腹空かなくなった時ない?
ハト うん、ちょっとわかる。
うん。体が体調悪いとか精神的に。
ハト はいはいはい。
とかさ、いろんな意味でお腹が空かない時ってさ、ドヨドヨするじゃない。
ハト うん。
お腹空かないんだよねーっていう患者さんも言ってる。
ハト うんうん。よくないですね。いわゆる食欲不振っていう状態。
そう。でもうちらがさ生きていく、生きていくのの一番のなんていうのかな、原型だからね、お腹が空くなんて。
ハト うんうん。
お腹空いたっていうのをありがたいなと思ったし、そしてその時に食べるものがあるこの日本ね。
ハト うん。ほんとですね。
お腹空いたって言ったらもう、お米炊こうでもいいしさ、コンビニ行こうでもいいしさ、手に入るんだもんね。
ハト ほんとですよね。
この地球上の狭地、地球上の中でさ、お腹空いてもさ、ご飯、食べ物が手に入らない人だっていっぱいいるわけじゃない?
ハト そうですね。ほんとにね。
だからそういう意味ではありがたいよね。ありがたいなと思って。
ハト 僕、昔みょうゆうさんにまだ会ったばかりの頃に、一対一でお話をしてもらってる時に、やっぱ最初は、僕本でみょうゆうさんのこと知ってたから、
あ、著書を書いてらっしゃる方なんだとか僧侶なんだって言って喋ってたけど、みょうゆうさん結構普通にフランクに話してくれた時に、一回ギュルルルってお腹鳴ったことがあって。
みょうゆうさんそう、喋りながら、あ、腹鳴っちゃったとか言ってて。
なんかね、すごく覚えてますね。健康な証拠なんだなって思いながら。
そういうことそういうこと。もう全然外すべきことじゃないよね。
ハト いやいや全然いいんですけど。
だってあれだもんね。抑えらんないもんね、お腹鳴るの。
ハト もちろんもちろん。ちゃんと動いてるって証拠ですからね。
いやでもほんとありがたいよね。
ありがたい。サンキュー。なんかねこう、サンキュー日記をつけてる時期もありましたね。
今日何が良かったかって。でも意外と思い出しはあるんですよ。
で、やっぱその瞬間には思ってなくても振り返ったらってことは結構いっぱいあったりするので。
みなさんのサンキューはいかがなんでしょうか。
このサンキューって39回目。たまたまね、もうほんと語呂合わせでそんな話になっちゃいましたけど。
39回も続いてきた時にね、結構いろんな方に聞いてますよとか。
どこで知ったんだろうみたいな言っていただくことがあって。
おかげさまでね。
ハト そうそうそう。みなさんがねこれ聞いてる中で、あ、まあいいか。考え方ねちょっと緩めようなんて思っていただけたら、それだけでも僕らはやってる甲斐があるなって思ってやってるわけでございますが。
前回ね、ちょっと終わり際にまたちょっとしっかりめの話題がポッと入ってきたので、それもう少し深めようかなって思って。
自己効力感の話。
自己効力感ね。
ハト 私仕事とか全然もう思ったようにできなくてとか言ってる人は実は自己効力感めっちゃ高いじゃんっていう話。
そう。でね、みんなに迷惑かけちゃってとか言って。
ハト なんでそんなぶりっ子のキャラ。
なんでこのキャラが入ってくるの。
ハト 面白いなと思って。
そういうイメージね。みんなに迷惑ばっかりかけちゃって、私なんかもういない方がいいと思うんですみたいな感じのことを可愛らしく言ってるわけよ。
そうするとね、例えばその上司の人とか周りにいる人がね、もっと自信持ちなよっていうアドバイスになっていくの。
もっと自信持ちなよ、あなたできるんだから大丈夫だからって言って、自己効力感を上げようとするわけよ。
で評価的にはなんか自信のない子で自己効力感が低いみたいなんですよってね。
おいたちにもいろいろあるのかもしれないけど、だからもっと自信を持ってもらいたいって。
もっとできるって自分を信じてあげてほしいって言うんだけど、私それをその先生たち、上司とか先生方からご相談をいただくことが多い。
でそれを聞いてる時に、いや方向違うよと思うのね。
その子の肥大しちゃってるいわゆる自己効力感があって、できるはずなんだよ、彼女の中では。
私は職場に行ったら、あんた仕事できるねってさすがだよって言われるはずだと思ってるわけよ。
自分に分かんないことなんてない。仕事はもうすいすいできるはずだと思ってるわけ。
人に迷惑なんてかけるわけないじゃないかと思ってるから、職場に出たら、あれ?なんなの?できないじゃん。
人に迷惑かけてるじゃん。どうしてどうして?ってなるんであって、自信がないわけではなく、ありすぎるんですよ。
だから直すのは、現実を先生たちに直そうとしちゃって、もっと自信をつけてあげようとか、もっと自分を信じられるようにしてあげようってその子の現実をいじろうとするけど、
そんなことやったらますます頭でっかちになっちゃうから、そうじゃなくて文房ですよ。いじるのはと。
その子にねえねえねえねえ、どこまで自分がそんなにできるって思っちゃってんの?って。
人間ってそんなことないでしょって。みんなできないし、みんなおバカじゃんなんだよって。あなたもそう。
だから人からあんたできないねって言われるのも当たり前だし、迷惑かけるのも当たり前だし。
だからそういうふうにさ、自分のことがこんなにできるはずだって、そこ削っていきましょうよっていうアプローチをしない限り、その子は楽にならん。
でもだからこそチームで動いてるわけじゃないですかね。みんなできないし、それぞれ補い合っていくためにっていうことがあるから、
あなた一人で全部何でもできるなら一人でやっていいよって世界になるんだけど、実際そうではないし、実力が伴わない。
実力はみんなそれぞれ持ってるしかないから。要は自分の実像になるべくフィットした自分のサイズ感を把握しておきましょうねみたいなこともね。
みんな理想が大きすぎるのよ。肥大しちゃってんの。
当然なんだけど、今さ割と兄弟も少ないし、大事に大事に育てるじゃない?
昔と違ってね、言い悪いじゃないよ。言い悪いじゃないけど、昔と違って叱らないじゃん。褒めて育てようっていう感覚になってるじゃん。
だからもうちっちゃい頃から褒められてるわけよ。えらいね、できたね、すごいね、まるまるちゃん、まるまる君、上手ね、えらいね。
ずっと言われて順調に育っていくわけよ。多分すごい褒められていい子に育ってると思うよ。
でもさ、どこからもなんだお前それって。なんじゃ世の中で通用しないよっていうことがなく成人してしまったとしたらだよ。
世の中はそうじゃないじゃないだって。世の中誰も褒めてくれないじゃない。急に手のひら返すわけよ。世の中が。
今までえらいね、すごいねって言ってたのに急にお前バカじゃねえかって言われるわけよ。
そうなった時にちょっと待ってと膨れ上がりすぎてしまった自分の自己暴力感はどこへ持ってけばいいのみたいな話になって、
結局私なんかおかしい自信がないとか、みんなに迷惑ばっかりかけるとか、ここの職場私に向いてないかもとか言い出すんだけど、
いやそれはそうじゃない。自信がないわけじゃないと思う。ものすごく肥大してしまってる。己というものの評価がね。そんな気がするんですよ。
そうか。昨日ね、まさにそういう話をね、なんか経営者の皆さんと喋ってたんですよ。経営者のお見会みたいなのがありまして、僕は経営者でもなんでもないですけど、
喋りに行ったらやっぱりみんな今はね、子供たちは順位をつけない。運動会とかでも1位2位じゃなくてみんなでゴールしようとか。
そういう風にしてやってる中で社会に出て急に順位をつけられてお前はいいお前はダメって言われるっていう世界で、急だよねみたいな話をしていて。
さっきのメモリーさんの話聞いて思ったのは、褒めるのはいいのかもしれないけど、今到達できる、その年のその子の枠の中で精一杯やれたね、その努力はいいよね。
でも絶対的な人間のすぐごい、いくらでも無限に上がいる軸の中でのほんの一部のステップを上がったって意味ではすごいよね。
なんだけど、これがもうオールオッケーってことじゃないよっていう、なんか上手いことそこの差し掛けが伝えられたらいいなと思っていて。
だからやっぱ褒めるのは大事よ。だからその子の歩んでるものを全否定するわけじゃもちろんない。
だから今やったねってすごいじゃないかと、偉いぞと言う。それはもう全力で言わなければいけない。
でも上を見れば上はいる、下を見れば下はいるっていう立体感。3次元でさ、ゆうなりももっと言ったら4次元でね、の視線をその子に上げてほしい。
上はいる、下はいる。で、それが言い悪いじゃないんだよ。お前がさ、いくら飛びついたって飛びつけない柳にね、簡単に飛びついてる奴はいるんだぞと。
逆にあんたが今立ってるところにどんなに頑張ったって来れない人だっているんだよって。でもそれはそこで、そこでその人はパフォーマンスを繰り広げてるわけで、だから言い悪いじゃないんだっていう、その3次元ね。
そしてそんなになって比べてだよ。あいつの方ができるとか、こいつの方ができないとか、比べているその人間なんて、たかだか宇宙の中のね、いつも私たちが話すんだけど、宇宙の中の一粒にしか過ぎないんだよって。これは4次元の世界ね、もうね。
そういうようなところも大人がさ、知恵を入れていかないとさ、入らないじゃない。子供それよりは自力で獲得なかなかできないんだから。だからそういう観点だよ。えらいえらいかわいいかわいい、いい子いい子、すごいすごいうちの子が一番って親は誰でも思うよ。
それはそれでいいんだよ。そうやってやっぱりプロテクトをさ、子供に作ってあげなきゃいけないから。でもだよ、でもっていう別の視点をさ、やっぱり親は同時に教えてあげないとねって思う。
すごくわかる。3次元4次元っていい言葉ですね。1次元って1個の軸なんですよね。だからもう完全に序列ができるんですよ。で、こうポンポンポン、今ボットキャストだからわかんないけど、ポンポンポンポンっていろんなポジションにいろんな人間がいる中で、こういう軸だけで見たらこっちの人は優れてるのあるけど、例えばこういう軸だったら全然こうまた序列変わってくる。3次元的に見たら。
だから1個の軸があるってとこ評価されることも当然人生のシーンで起きますよ。だけど他の軸もいっぱいあるって知っていればいいだけで。自分はこの会社ではこういうポジションで評価されるんだな。でもそれが自分にとって別に否定されたわけじゃないと。そうであるという事実であるというだけであって。
じゃあどうしようかなって考えればいいだけであって。だからあんまりこう、勉強とか、やっぱり勉強って軸で、それが1次元の軸になって親も子どもも評価される。確かに生きる上での一つの便利な道具ではあるかもしれない。賢いという事は。だからそれこそですよ。