たかさん、大学名今伏せてたけど、多分公開もされてるんでね、ありがとうと思うんですけど、現役であるんですよね。東京大学に行かれてる感じで。
そうです。はい。
一般的に言うか、めちゃめちゃ勉強されたんだなと思うんですけど、そこの高校受験、大学受験はめちゃくちゃ勉強してたんですか、その前っていうのは。
僕は中学受験で中高一環だったんですよ。
いわゆる小間場東宝っていう、いわゆる新学校って言われるようなところに、何とか中学で滑り込んでたんですね。
男子校なわけですよ、中高一環男子校。
まあなんというか楽で。非常に楽ちん、男同士楽だなみたいな感じでのびのび過ごしって感じで。
いわゆる新学校なんでみんないい大学目指すぞとか、お医者さんの子供とかも多かったりしたんで、医学部行くの必須みたいなメンバーもいたりしたんですけど、いわゆるお勉強的なことで言うと、周りが当たり前にいい大学に行くための勉強をするっていう環境があるから、
本当最初私中学校一年生で何とか滑り込んだって言いましたけど、最初の中学校一年生のテストで学年250人中240何位とかあったんですよ。
おーなるほどなるほど。
本当にギリギリ滑り込んだやつなんだみたいな感じだったんですけど、
やっぱりそういう環境にいると必然的にある程度勉強しなきゃいかんなーみたいなふうにはなったので、受験勉強ってなって高2くらいから本を押し入れて、頑張った。頑張りました。
こういう話をするとなんだこいつって嫌われちゃうからあれなんですけど、割と楽しんでできた気がしますね。ゲームっぽくというか。おかげさまでなんとか。せっかくそうやって頑張って入ったのにすぐ腐っちゃって。本当申し訳ないんですけど。
ちょっと聞いておきたいことがあるんですけど、僕も東京出身なんでイメージはあってる。結構いろんな人のインタビューしてるけど、みんなそんなもんですよって思い出してないかな。
僕でも中央大学で同じ時期に大学生になって、八王子の多摩キャンパスだったんで、大学一年生のゴールデンウィークを開けたぐらいで、ちょっと遠いから行くのやめようと思ってたりしてた。
ルカは楓みたいな。
すいません、ちょっと挟んじゃったんですけど。
勉強ばーってやって、東京大学に行って、その中でのバイトとか、今の大江戸のバイトみたいなとこあったので、ちょっとその辺を聞けてよかったかなと思っていて。
新卒で離校に行かれたって話だったんですけど、選択肢が就職活動をいろいろされたのかなと思うので、なぜ離校に行ったかって聞いてもいいですか、改めて。
これもまただいぶ意識の低いエピソードになりますけど、就活全然真面目にやんなかったんですよ。面倒くさくてというか。
やっぱりリストが出回るじゃないですか。いわゆるいい大学の学生が就活に入りました、こういうメンバーですっていうのを、どこかからいろんな会社が入手して。
ダイレクトメール。メールって物理の。手紙が来るんですよ。マッキン勢みたいなのが、ボストンコンサルティンググループとか、デンツーとかそういう会社から来るんですけど、全然興味がなくてというか意識低いんで。
意識低いし、家庭的なパパでありたいですが自分の軸ですっていうふうには一旦止めちゃったんで、全国転勤っていう時点で全部恥いったんですよ。
なるほどなるほど。
転勤ありえない。
将来、例えば結婚して子供が生まれてみたいなことを夢見てるわけなんですけど、っていうときに単身婦人とか。ありえんと。家族と離れてとか、若子と離れてみたいなことはもうやってられんと思って。
だいたい東京生まれの、東京育ちなので、東京に住んでるのがよくあろうくらいのノリがあったので、勤務地東京のみっていう会社で絞ってて。
わかりやすさ重視で新卒理工ですって言ってるんですけど、実際は当時の社名で言うと東京理工ってところに入ったんです。
あ、そうなんですね。なるほど。
東京理工が社名変わって理工販売になって、今は理工ジャパンなんですけど。
東京で営業をする販売会社ですっていうローカルな会社に行って、言ってしまえば東大の人とか受けに来ないんですよ。採用で。
珍しい印象ですね。確かになんとなくですね。
採用面接で聞かれるわけですよ。わかってるみたいな。偉い人たちに。記念受験かな?みたいな。間違って子会社来ちゃったのかな?みたいな感じを出されるんですけど、もう明確に全国転勤は私はやらんで。
御社が第一志望ですみたいな。だから別にコピー機に興味あるとかは別にないわけですよ。
東京にで、かつ人と話しするの好きだし、何かできそうだから営業かな?みたいなものすごーく軽いノリで、東京の営業職っていうので見てて。
でもこういう舐めた態度が伝わるのか、バシバシ書類とかで落ちてて。
モチベースすごい下がってるときに友達が、東京理工って会社あるから説明会行こうよみたいな。誘われて、久しぶりに就活するか?みたいな感じですね。
で行ったら、トントンと泣いてもらえたんで、そこで辞めちゃったみたいな感じで。これダメだな。めちゃくちゃダメな子じゃん。喋っててすごい恥ずかしくなってきたんですけど。
最初はそういうエピソードを聞いてから、後からっていうのが楽しいパターンだなって思います。
本当にめっちゃ喋っていただいてありがとう。いや、面白いですね。同世代の就活を僕もしてるわけじゃないですか。
それこそ東京大学だったら、僕らのときまだ紙のハガキがたくさん届くのをイメージもあったんですよ。たくさんに返しとかね、そういうのもたくさんあったと思うし。
そもそもスタートアップはまだそんなにね、キーワードがあったわけじゃないですけど、でも時代的には堀江門さんがイコーだったりとか、DNAとかも僕らの世代が新卒1期生を募集したりとかってそんな時代だったんで。
そっか、そうかもしれない。
どっちかっていうとその頃から小さい会社に興味があったのを見てたんですけど、高田さんだから全然違う軸でしょうね、今の話とかっていうのは。
そう、軸というものもこがましいんですけど、そんな感じで入ったキャリアでしたね、新卒は。
実際どうですか。でもその後にね、離婚にたぶん3年いらっしゃったんですね。
3年ですね、はい、そうなんです。
いわゆる多分営業職ですね、それこそ交易機器の営業されてたと思うんですけど。
そうそう。担当エリアが、まあわかりやすく担当エリアが配属されて担当エリア任されて。
担当エリアが有楽町とちょっと丸の内とからへんが自分の担当エリアだったんですけど。
でも飛び込み営業、毎日何十件みたいな世界で。
まあなんでしょうね、断られますよね、当たり前ですけど。
なにせコピー機もプリンターも会社の中にもうあるから。
キャノン、ゼロックス、リコが3台メーカーなんですけど、差別化がそんなないんですよ。
難しいですよね、単体の商品とか。
はい、ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
必ず売れる日が来るというふうに、ちゃんと継続的にお客様と関係構築をしなさいという基本の気を愚直にやり続ければ必ず成果が出ますということを言い続けてくれたんですよね。
発想は言われましてもっていう気持ちにはもちろんなりつつ、そう言ってくれてたので。
最後は腐らずになんとか頑張ってたことが、やっぱり上司の言うとおり身を結んできたっていうのが2年目くらいからあって。
3年目、ある程度売れてきたっていうところで、ちょっと余裕が出てきたんですよね、心に。
1年目は本当にどうしようどうしようしか考えてない。
2年目売れだして3年目差し掛かってくらいのときに、ちょっと俯瞰で物を見たりとか、少し余裕が自分の心と向き合うみたいなことに少し余裕が出てきて。
っていうときに、いわゆる大企業っていうことの、わかりやすく上から方針とか数字が降りてきて、各子会社、各営業部、各営業省っていうところに数値目標が降りてきて。
高橋の担当はこれくらいねっていうこと。
そのこと自体は別にそうだよねって思ってたんですけど、この新商品を何台売ってきましょうみたいなコピー機とか複合機とか出たときに。
っていうことに対して、新製品よりも旧ラインナップのほうが自分の担当してるところのお客さんにメリット出せそうだなとか思うことがあったんですよね。
経営理念が顧客規権を掲げてる会社である以上、新製品なんて買ってくださいってのはおかしいよねって思ったんですよ。
なんで旧ラインナップで勝負してたんですけど、やっぱりちょっと怒られちゃうんですよ。
前者方針として新製品何台ってなってて、高橋にも予算があるんだからこれを売りなさい。
すごく真っ当なことを言われてたんですけど、納得がいかなくて、納得いくように説明してくれみたいなですね、すごい生意気で偉そうなことを新卒2年目、3年目くらいで言ってたんですよね。
言ってたんですけど、そういうことじゃないんだなってことにやっぱり気づくというか、これはよくある大企業批判みたいなことでもありふく、そういうことだけでもないなって思ってるんですけど、
やっぱり巨大な、全世界で10万人みたいな組織なんで、理工というグループは。今わかんないですけど当時それくらいはあったはず。それを動かしていくときに、子会社の新卒2年目、3年目の2つの意見をちゃんと組み上げて、組み取ってみたいなことをやってられるんですよ、と思うんですよ。
そうですね、大企業批判みたいな。
だから大きな組織なりの動き方とかっていうのはやっぱりあると思いつつ、自分はややこうしたいですとかこうすべきだと思いますみたいなことをやや言っていて、それは大企業がどうこうっていうよりは、気づきとしては自分はあんなに学生時代、仕事なんて適当にやって、家庭を重視するパパにみたいなふうに仕事の優先順位との向き合い方を避けてたし、
落としてた人間なのに、いざ仕事してみたら1つ目のきっかけとしては全然売れないっていう失敗体験があって、2つ目の大きなきっかけとして、あれ、ちゃんと仕事に向き合うとかお客さんに向き合うみたいなことをどうやら私はしたいというかするタイプなんだなっていうのがわかったっていうのが、
ギャーギャー言いながらですよ。あれ、なんか自分の中にいる学生時代の自分が問いかけてくるわけですよ。お前なんか違くない?みたいな。どうした?みたいな。
本当だ、そうだね、みたいな。どうやら仕事をしてみたら、わりと真面目に向き合うみたいなことをしたいらしいわ、みたいなことが自分の中で気づきとしてあったっていうのが、2個目の利口にいてよかったことですかね。
なるほどですね。めっちゃいいエピソードですね、これ。そこから売れて、3年目で社長賞を取ったっていうね、その欠陥のところが面白いと思うんですけれども。
いやー、ありがたいことに。
そこのでもなんか、高田らしいなっていうね、僕が後から、ああ、生意気だったんでしょうね、みたいな感覚を納得したいわけじゃないですか。
いやいやいや。
高田、きっと頭もいいんで、論理も分かるじゃないですか。とはいえ大企業でね、結構分かるけど、いやでもこっちのほうがいいんじゃないかっていう、多分そういう発想を真剣に考える、自分と向き合ったっていうのが、でも確かにそうですよね。
学生時代では多分そういうシーンがあんまりなかったのかなと思うので。
そうですね。
社会人になって気づくみたいなことは確かにあるんだなと思うんですけども。
そうですね。なんで働くということとか仕事というものに、やっぱりやってみないと、そこに身を置いた時の自分がどういう心持ちになるのかっていうのは分からないんだなっていう。
で、結果分かってよかったなっていうことですね。
これは若いメンバーにもたくさん聞いてほしいですね、このエピソードっていうのは。これから社会人。
特にまたいいなと思ったのが、海賊最初の上司が良かったっていうエピソードとかもね、すごく大事な話になる。
まだそう感じられてない人とかっていうのも、やっぱりやっていく中、真剣にぶつかる中で見えてくる、もう一個の自分というのが良いかなと思うので、すごい良いエピソードだなと思って聞かせていただきました。
いえいえ、恐縮です。
3時間番組ぐらいのクエストで聞いてるんで、いろいろ聞きたいんですけど、後半のエピソードぐらいまで、次の後半もまたあるんですけど。
その利口をね、タイミングとしては次は転職をして、また次の会社に。
そうですね。
もうちょっとエピソードをされたら、ここで聞かせてもらっていいですかね。
はい。私、3年目で転職をしてるんですけど、先ほど申し上げたように、どうやらこの会社の在り方と自分のギャーギャー言ってしまう、なんでですかとかおかしくないですかみたいなことを言ってしまう自分っていうのは、どうもマッチしないんだなということが分かったっていうのが3年目で。
じゃあ転職っていう選択肢があるなと。当時、第2新卒って言葉が生まれ始めたぐらいの時期だったんですけど、いざ転職しようと。
転職するときの軸としては学生時代とは打って変わってですよ。仕事に真剣に向き合うし、おかしいよねって思ったことに対しては、当然発言には責任も伴うっていうのもありつつ、おかしいですよねとか、こうしたほうがいいですよねとか、こういう案を持ってきたんですけどどうですかみたいなことを言うことを良しとする文化の会社でないと、
どうも自分は生きていけないというと大げさですけど、ストレスなんだなという自分が分かったので、そういう会社どこだろうっていう探し方をしてて。