僕もそこまで人を採用する面接っていう回数が多い方ではないと思うんですよ。事業会社の社員であった時間っていうか期間っていうのは結構限定されているので、なかなか採用面接みたいなことって、船田さんほどは絶対に数はこなしてないんですけど、それはやっぱあれなんですか、船田さん。数をこなしていくうちに直感力が上がっていったみたいな感じなんですか。
まさにそうです。最初からなかったです。
何を鍛えたらそんなことができるのかなっていうのは思いますけどね。
何ですかね。本当に失敗と繰り返してですかね。でも面接だけじゃなくて、やっぱり人といろいろ関わっていく中で、この人ってこういうことを言う人はこういう傾向とか、なんとなく自分の中でデータが積み上げられていくじゃないですか。そういうので身につけていったのかなと思うし。
なるほど。
自分に置き換えたりとかしてとかですかね。
直感でっていう話とかでいくと、僕がイメージしている話って、経営者の方とかが新しいビジネスをやるとか、移業されるみたいなときに、論理的なこととかロジックばっかりじゃなくて、ここは直感を信じて進めるみたいな。
最後は直感だみたいな話とかをよく見聞きする感じなんですよね。そこの話っていうのが、今船田さんも経験値を積んでとか、こういうふうな過去の実績みたいなことを積み重ねてっていうので、0、100でもないみたいな感じの2割は経験とかデータだけど、8割は直感でいくんだみたいな。そこのあれですか、蓄積しているものの精度が上がっていってる感覚みたいなのがあるんですか。
そうですね、きっとそうだと思います。最初はそんなのなかったし、それでいろいろ面接だけじゃなくて、いろんな人と関わりの中で積み上げられてきたんだろうから。だから、別に全部最初から直感で面接を選んでるわけじゃないし。
最後のあれですかね、決め手のところで直感を信じて、最終判断下してるみたいなイメージなんですかね。
そうですね。
面接っていったかって、新卒の採用面接とかだと適正検査から始まって、1時、2時みたいな回数をこなすこともあるんですけど、それにも終始一緒にいて、生活行動を全部見た上で判断するわけじゃなくて、その場に多少、僕自身もそうでしたけど、多少その場のためにテンションも上げてるし、準備もしてるし。
ある程度、よく見せようと思って面接の場には訪れてると思うんで、そこがどこまでその人の自然な形なのかみたいなことを直感的に判断できるところを結構鍛えられたみたいな感じなのかな。
でも、新卒の面接にも関わらせてもらったことがあるので、何度か。みんな練習もしてくるじゃないですか。
まあね、マニュアルいっぱいありましたから。
だから、もちろんその何十分かでその子をわかるなんてないし、もっとその子のいい面もありながら発揮できない子もいるかもしれないし、そこが難しいところですけど、でもやっぱりすごい3人で新卒は面接をするんですよね。
で、私は自分の中では自分の担当は少し柔らげ担当、場の空気を柔らげ担当と思ってたので、その2人が少し固い話を、質問をして、私はちょっと相手の人隣がわかるように砕けた質問をして、なんとなくその子の人隣がわかるようにっていう質問担当みたいなポジションではいたんですけど。
そういう時に本音が出たりというか、ナチュラルな部分が見えたりするんだろうと思いますね、確かに。
なるほどなるほど。直感だからこそ何かそれを文字にするとかっていうのが正直ナンセンスな話ですよね。何か表現しようとかって結構難しいですよね。
どうですか?小島さん。直感、自分の直感。
基本的に僕っていうのは、うなさんはもうそろそろ漢字取ってるというか前からわかってるかもしれないけど、そもそも論理的に積み上げて立ち筋を見出して進めていくタイプだし、基本的にはリアリストというか現実主義者なんですよね。
でもそれが僕のナチュラルな数なんですけど、その自分をデシャバらせないようになってる時があるんですよ。そういう論理的だったりリアリストな自分なんだけど、直感がそういう自分を抑え込んでるタイミングっていうのがあるんですね。
要は直感を信じてやるっていうこと。だから僕がそもそも論理的な僕が直感を信じるって結構すごいハードなことなんですよね。
なんか全然ちょっと気になったこと質問していいですか。
どうぞ。
小島さんっていつからそういう論理的なんですか。小学生の時から。
これノートに書いたことあるんですけど、論理的思考力を高めていこうと思ったのは小学生の時ですね。
なぜ。
かっこいいロジカルシンキングとかそっち系までのレベルに持ち抜いてるわけじゃなくて、ただただ相手が納得するように話そうとするっていうことを小学校からやってたんですけど。
それって低学年から。
まさに低学年ですね。
低学年から相手を納得させようという和術を。
和術ではないんですけど、正直見抜かれてたと思うんですけど、ノートに書いてたことを思い出しながら話すんですけど、僕が小学生の時かな。
駄菓子屋でおやつ買いたいみたいな時があったんですよ。
みんながお小遣い制で月に結構大きい500円とか1000円とかもらってて、僕のお家の方針はそこまで一気にお小遣いを渡さずに、必要なものがあれば、たとえばノートが欲しいとかそういうものがあれば必要だからってお金をもらってたような形なんですよね。
いかにしてみんなが秘密基地でパーティーしようぜみたいなのがあったんですよ。昭和っぽいですけど。
小学生っぽくていいな。
お小遣いを持っておやつを駄菓子屋で買って行くぜみたいな感じの時に、ちょっとこれはそのまま親に秘密基地って言えないと。
秘密基地行くぞって言われたから行くって言っても説得できへんなと思ったんで、いかにして人事収入である500円を得ようかなみたいなことをめっちゃ頑張って組み立てたっていうのが一番初めなんですよ。
じゃあそれは秘密基地って言わないで、どうしたら500円お小遣いをもらえるかを自分で考えて、何か架空のことを伝えたんですか。
嘘ではないんですけど、一応小学生が考えることなんで、そんなに高度な嘘なんかつけないんで事実だったんですけど、
その時伝えたのは、僕がその時に仲良い友達がいて、うちの母親もその友達のことを知っていて、仮に山田くんとしますけど、山田くんの誕生日なんだと、来週。
みんなでプレゼントを買うために、それぞれ持ち寄ってやりたいんだって話をして、山田くんにはいつもこんなにいいことしてもらっていいんだって話をいっぱい頑張ってして。
そこまで伝えて。
嘘じゃないから、なぜ山田くんにプレゼントをあげたいんだっていうことを熱弁したっていう。
すごい。小学生低学年で。
たぶんそんなにね、記憶なんで美化されてるというか、賢く表現美化されてると思うんですけど、たぶんね、呆れて渡してたと思いますよ。母親的には。
そこまで言うんだったらもうええわと。ただその時から、ただただわがままに500円くれって言うんじゃなくて、何で欲しいんだってことを説明した方が、相手は聞いてくれるんだなみたいなことは気にしてたかなって感じです。
そんなちっちゃい頃からもう身につけていったんですね。
身につけていったというか、それはでもそのままそれを鍛えてもビジネスには使えないので、ただのたぶんあれじゃないですかね。
本当に理屈っぽい、それが本当にこじらせの入り口だったんじゃないですか。
その頃からもこじこじ少年は出来上がってきたわけですね。
かもしれないですね。
それはだからその親のお小遣いの方針だったりとか、やっぱりなぜそのお金が欲しいって言ってるのかみたいなことを、ちゃんと説明するんやったらあげるけど、それを何かただ無駄遣いするんだったら渡さないっていう教育方針だったんだと思うので、今となっては感謝してるって感じですね。
ちょっと脱線です。
すいません、脱線しました。
気になっちゃったんで。
そんな僕が直感に基づいて判断する。正直ですね、直感を信じることに対して僕ってすごくリスクを感じるタイプなんですよ。
直感を信じた時の、直感を信じて行動する時って同時にリスクがあるんだと思っていて。
採用とかだとまたちょっと違うのかもしれませんけど、よりコンサルタントとしての具体例なんですけど、僕も実は人の関連のことなんですよね。
前回ちょっとガチ話で話してるみたいなことあるんですけど、要はこの人と一緒に取り組んで成果が出るかっていう判断。
この人と組もうっていう時に直感を信じないといけないっていうケースってやっぱあるんですよね。
その人がすごい経歴を持ってるとか、今現在本部長だとかっていうことってあんまり関係なくて、この人と一緒にやったら新しいことが実行できるのかっていう意味で、
先ほどの船田さんの事例は採用ですけど、僕もある種採用、この人と一緒にやるかっていうことは割と直感で判断した方がいいというか、直感で判断せざるを得ない。
情報がなさすぎるし。なので、瞬時に判断必要みたいなことはあるので、その時はゆっくり選べる立場でもないから直感を使ってるって感じですね。
っていうところにテーマをもらってから、ちゃんとそういうことやってるなって気づいたって感じですね。
ここからがね、僕直感をなんとか理屈っぽく話せないかなと思って頑張ったんです。
別にいいっすよ。理屈っぽく話さなくていいんですよ、別に。
僕の役回り的にはその辺が求められるのかなみたいな。
たまには率直な小島さんの理屈はいらないですけど、じゃあいいですか、理屈パターン。
理屈というか、僕が直感で信じていいかどうかっていう時に、何気にしてんのかなって思ったんですよ。自分にちょっと問いかけてみたんですね。
すごくラフに言うとですね、いい人と一緒に仕事したいなって思ってるわけです。
そうですね。
いい人って結構漠然としてるので、一応僕が思ってるいい人って何なのかなって思ったんですけど、一応3つあるなって思ったので、
これはもうここにメモを書いてあるので、それ読むんですけど。
分かりました。
1個目が影で人を褒める人。逆は影で人の悪口なんですけど、
僕らがこの2人で話してるんだけど、ここにいない人のことをだんさんがすっげー褒めてたら、この人めっちゃいい人じゃん、だって自分何の得もしないのにって思うわけです。
2つ目なんですけど、未来の話をしてくれる人。
過去の話とかを結構ね、特に武勇伝の話ありましたけど、過去の良かった話ばっかりの人とかよりは、これからってこうなるよねみたいなことをしてくれる人がいい人かなと思ってて。
3つ目は約束守る人。これも時間とかタイムは関係ないんですけど、
この影で人を褒めて未来の話ができて、約束を守る人は僕にとってはいい人なので、この人だったらもうリスクなんか別に考えず一緒にやりたいって思うようになってるなっていうふうに整理したらなった。
いや、なんか私が最初に小島さんに質問されて、うまく伝えられなかったのが恥ずかしいくらい。でも確かに言われてみれば、その関係で人のことを褒めるとか、約束を守るとか結構基本的なことだけど、すごく大事なことじゃないですか。
大事ですし、ふなさんすごい守ってくれるじゃないですか。
守りますよ、私は約束は。なんかそういうのって、信用できるかどうかってどこにもなりますもんね。人大事。あと何でしたっけ2つ目。