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岐阜に来たらまずはココ!私のソウルフード・丸デブ総本店【今日は旅の話】(ep.14)
2026-04-25 39:54

岐阜に来たらまずはココ!私のソウルフード・丸デブ総本店【今日は旅の話】(ep.14)

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◆要約

浅草来々軒(淺草來々軒)での修行を経て、大正6年に創業した、岐阜市の丸デブ総本店。

店の前はいつでも長蛇の列の人気店ですが、中学生時代から30年以上通う私が、行列に並ばず入店できる裏技を詳しく伝授!

そして数多の岐阜市民を魅了する、中華そばの味を徹底解説。

丸デブについてここまでうるさく語った音源は、間違いなく世界初(笑)

GWで岐阜にお越しの方は、ぜひご参考ください!

 

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サマリー

このエピソードでは、ラーメンコンサルタントのHASH-ROYAL氏が、自身のソウルフードである岐阜市の「丸デブ総本店」を紹介しています。1917年創業の老舗であり、浅草来々軒で修行した創業者が岐阜で中華そばを広めようと始めた店です。丸デブ総本店の最大の特徴は、その独特な入店方法にあります。開店前でも店内照明がついていなくても臆せず入店することが暗黙の了解となっており、特にゴールデンウィークなどの混雑時には、開店30分前の10時半頃の入店が推奨されています。この裏技を知っていれば、行列に並ばずにスムーズに入店できます。 味については、メニューは中華そばとワンタンの2種類のみで、創業当初から変わらないレシピを守り続けています。鶏ガラベースの醤油味のスープに、たまり醤油が使われ、チャーシュー、かまぼこ、ネギというシンプルなトッピングが特徴です。麺はかん水が少なく、つるりとした喉越しの良い麺で、スープとの相性が抜群です。ワンタンは麺が入っておらず、皮を主体とした独特なメニューで、中華そばとの食べ比べも推奨されています。価格も600円と非常にリーズナブルで、長年多くの市民に愛され続けている理由が語られています。

はじめに:ラーメンの多様性と旅の話
うるさいラーメン話
どうもHASH-ROYALです。この番組うるさいラーメン話は、ラーメンを食べ歩いて25年のラーメンコンサルタントHASH-ROYALが、人生が変わるラーメンの深うるさい話と題しまして、ラーメンを必要以上に深掘っていくという細かすぎるラーメンポッドキャストです。
今回配信日が4月26日。一般のお仕事をされている方は、ゴールデンウィーク直前といったところですかね。私も毎年ゴールデンウィークは必ずですね、事前に計画を立てまして、地元東海地方を飛び出して、ラーメン遠征に出かけています。
私、日本全国、北は北海道、南は九州、沖縄までですね、いろんな地方でラーメンを食べ歩いてまして、昨年2025年の末までに訪れたラーメン店の数、4585件という数字になりました。
まずね、このラーメンというのはですね、もうあまりにもポピュラーなこの名称、ラーメンというね、この4文字、ラーメンの4文字ね、これを聞いたときに、そのとちとちでこの地元の人が思い浮かべるラーメンの姿が違う。それぐらいですね、地域のカラーがそれぞれにあって、しかもそのどれもが本当に個性的と、そういう食べ物なんですよ。
なので同じラーメンっていうね、名称でくくるの無理があるんじゃねというぐらい、本当に全国にはいろんなラーメンがあって、25年も食べ歩いている私ですら、まだまだ驚くような発見がある。そういうジャンルの食べ物だよっていう前提をご認識ください。
その上で、今回はですね、ポッドキャスト番組大人になりたい旅がしたいのお二人が立ち上げた企画、今日は旅の話に参加したいと思います。
この番組大人になりたい旅がしたいは、旅行とお酒が好きな荒沢男性2人が大人だからこそ知りたい、ちょっとディープな国内旅行のモデルコースを紹介しながらお話をしている。そういう番組ですね。
でね、私考えました。こういうですね、旅好きのお二人をですね、私の地元岐阜に迎え入れるとしたら、もちろんですね、ラーメンを勧めたいわけなんですけれども、この企画今日は旅の話ですね。今回のテーマがゴールデンウィークのお勧めスポットと。
そうなりますとですね、ただおいしいラーメンってだけじゃなく、旅先にしかない味、岐阜らしさ、そういうのがポイントとして大事じゃないですか。なのでですね、最新のトレンドの味もいいんですけれども、アラフィフの私ハッシュロイヤル、ラーメン変人ハッシュロイヤル、そのど真ん中のソウルフード、これを尋ねる旅にですね、お越しいただきたいと思います。
そんなわけで今回のテーマは、岐阜に来たらまずはここ、私のソウルフード、マルデブ総本店、今日は旅の話。
丸デブ総本店の基本情報と入店攻略法
私ハッシュロイヤル、現在は岐阜県香上ヶ原市に住んでおりますけれども、生まれも育ちも岐阜県岐阜市。
そんな私がですね、中学2年生の時からもう30年以上通ってますね。ラーメン文化遺産と言っても過言ではない店、それがマルデブ総本店です。
まずは簡単にマルデブ総本店の基本情報を紹介しておきましょう。
先ほどラーメン文化遺産と申し上げたように、むちゃくちゃ長い歴史のあるお店でございまして、創業はなんと大正6年、1917年ですよ。
つまり現在ね、2026年現在から数えて創業109年目という大変な老舗でございます。所在地は岐阜市日の出町3-1。
エリア的にはですね、我々地元民が西柳瀬と呼んでいるエリアにあります。
これね、日本一のシャッター商店街という不名誉なバズり方をしましたスタープレイス柳瀬商店街。これがメインの西柳瀬と呼ばれるところで、マルデブはですね、その一歩南の通り沿いに店を構えています。
今回はね、マルデブを本当に細かく、もう細かすぎるくらい細かく紹介する回なので、ちょっとね、余談にはなっちゃいますけれども、この西柳瀬、当然西とつくのには訳がありまして、
南北に走る県道151号線、通称金河橋通りと呼ばれる通りをですね、反対側、東側に渡りますと柳瀬商店街、我々地元民が柳瀬柳瀬と呼ぶアーケード街があります。
で、ここを昔はですね、地下道が通っていて、この柳瀬と西柳瀬の間ですね、ここに地下道が通っていて、そこを通ってこの柳瀬と西柳瀬を行き来してたんですよ。
今はですね、この金河橋通りの上、要は地上にですね、横断歩道があってそこを渡るんですけれども、昔は地下道が通っていて、でね、またこれが特殊な地下道でね、ちょっとよそでは見たことないんですけれども、その地下道の壁面、つまり壁ですね、壁にね、あの淡水魚を泳がせた水槽、これがですね、1個や2個はなしにずらーっと並んでたんですよ。
ははは、壁面に埋め込まれた水槽ですよ。なんじゃそりゃって感じしません?まあまあね、そんだけ当時金があったっていうことでしょうけれどもね。で、今は地下道はなくなっちゃって、貯水タンクとして使われているそうなんで、一般の我々ではですね、立ち入ることはできませんけれども、
マルデブに行く前後にですね、そのかつて東海一の歓楽街とまで呼ばれました西柳瀬のね、現在を見て歩くのも大人の旅としてはちょっとオツかなというふうに思います。さて話をマルデブ総本店に戻しますけれども、まずは店に入らんことには何も始まりませんので、まずはここの攻略法を伝授したいと思います。
入店前の心得。店内照明がついていなくても臆せず入店すべし。開店前を制する者が大人の旅を制する。
この番組うるさいラーメン話第10回のエピソードで、オンライン予約ができるラーメン店、あとは順番待ちシステムを導入しているラーメン店、そんな話をしました。
このマルデブ総本店、先ほど紹介しました通り、創業109年目の老舗でございます。そういったシステム、当然導入しておりません。
おまけに今から9年前か、2017年ですね。まさに創業100周年だったんですけれども、この時いろいろとメディアで紹介されたみたいで、その2017年より前は土日のピークを除けば比較的スッと入店できる店だったのが、
その2017年以降ですね、いつ行っても長い行列が目印になると。そんな店になりました。
まあまあそりゃね、あの中学校の日から通っとるファンとしてはですね、人気が出るということ自体は嬉しいっちゃ嬉しいんですけれども、
行列に並んで待つのは正直しんどいし、何より大人の旅ともなればですね、他の予定もいろいろ組みたいじゃないですか。
ここでですね、ちょっとさっき紹介しそびれた基本情報、本当はとても大事な大事な営業時間を紹介します。
開店はまず午前11時、閉店が午後6時頃ですと。
ついでに定休日も紹介しておきますと、毎月6の着く日、つまり6日16日26日ですね。
これ昔の市場のね、休場日だった名残なんですけれども、話を戻すと営業時間ですね、18時頃までなんですが、
売り切れたら閉店なもんですから、基本的にこんな18時までやってません。
特に私、ここ数年での私の実際目にした経験ですと、土日ですと16時ですでに閉店していた、なんてことも多々ありました。
ですので、ゴールデンウィークですと遅めの時間に行くというのは到底お勧めできません。
ということはですね、すなわちトップ、開店の11時、ここを狙ってほしいんですが、11時に行くとですね、だいたいもう満席でございます。
こう聞くとですね、おいおい何を言っとるんやと、11時に開店なんやでこれから満席になるんやと思われるでしょうが、
11時で満席、これで正解です。
実はですね、11時前から店の入り口が開いておりまして、自動ドアなんですが、その自動ドアの電源はすでにオンになっておりますので、
さっさと入店しちゃってください。
この時、まだ店内の照明はついてない状態です。
まるで総本店、店の構造的にはですね、窓は入り口がある方ですね、南側ですね、窓が南側にあるだけ。
で、あとは店内の奥にあるね、厨房、ここの照明がついているという状態です。
照明ついとるったってですね、晴れの日はまだいいけれども雨降ってたり曇りの日なんかだとこの店内本当に暗いです。
そんな状態の店内ですけれども、起こせず入店しちゃってください。
そうですね、目安で言うと、私基準ですけれども10時半ぐらいがベストかと思います。
その時間に入りますと、たぶんゴールデンウィークですと、すでにお客さんが数人バラバラに座っていると思います。
で、その人たちと同じようにもう空いている席に座っちゃってください。
で、その後もおそらくポツポツと同じようにお客さんが入ってきます。
はい、もうお気づきでしょう。
開店もしていないのに入店することが暗黙の了解で許されていると、そういうもんなんですね。
これ一体いつこういう暗黙の了解が成立したのかは分かりませんけれども、
私自身が知ったのは、たぶんまだバンドマン現役でやっていた頃。
現役ギリギリかぐらいですかね。
30代の真ん中が後半って言ったところですか。
なので、ざっくり10年以上15年未満ぐらいですかね。
その時、西穴ヶ瀬のエリアのホテルで泊まったんですよ。
このエリアのホテルって言ったら、当然ビジホとかシティホテルじゃなくて、
いわゆる愛のホテルなんですけれども、そのホテルをチェックアウトしてですね。
自分の車を泊めたコインパーキングに向かってたんですけれども、
どのパーキングに泊めたか覚えてなくて、あれあっちやったっけな、やっぱこっちかみたいな感じで、
自分の車が泊めてあるパーキングを探してうろうろしてたんですよ。
そしたらたまたまこのマルデブがある通りが目に入って、
そこを一人のおっさんがマルデブに入ってたんで、
パーキング出す前に、車出す前にマルデブ食っていくのもいいなと思って、
私もマルデブの前まで行ったんですよ。
そしたらまだ開店前だったんですよ。
店の前、要は店の外ね、正面に乗れんはかかってないし、
店内暗いのに、これどうなっとるんやと思って中を覗き込んだら、
さっきのおっさんがですね、客席で普通に新聞読んどったんですよ。
うーんと、どういうことやこれと。
だからもう明らかに知らんおっさんとね、もうマルデブの店員では絶対にないと。
まださすがにね、この10年以上前、この時点でももう私10何年?
下手すると20何年か通っとる身なんで、
突然このおっさんをスタッフに入れるような店ではないということは、
弱敗者ではありましたけれども知ってましたし、
そもそも店員だったらね、そんな開店前の店内で悠長に新聞なんか読んどりゃせんわね。
なので、私そのまま入ってみたんですよ。
入れるんかなと思って入ってみたんです。おそろおそろね。
その時ももう自動ドアオンになっとったもんで、
おそろおそろ入って、そのまま座ったら、
その数分後にもですね、また別のおっさんが入ってきて、
もう迷うことなくね、本当に自然な形でスーッと客席に座ったんですよ。
その後にもまた別のおっさんと。
さらにその後には年配のご夫婦がみたいな感じで、
みんなね、勝手におのおの座っていったんですよ。
11時になったら、開店時間になったら、
パッパッパッと店内の蛍光灯がついて、
いつものおばちゃんが注文取りに来たんですよ。
あっ、これでいいのかと。こういうもんなんやと。
その時に理解したというわけなんですね。
それ以来、基本的に私はマルデブに行くとき、
基本開店30分前、つまり10時半頃に行って、
スッと入店して席をついて、開店を待つと。
こういうふうにしています。
これね、つい最近、本当にマジでつい最近、
それこそ4月7日ですね。
4月7日に山口県から来た客人を連れて行ったんですけれども、
その時もいつも通り10時半頃に入店しましたので、
当然のことですけれども、
この2026年4月現在も有効です。
これね、行列に並んで先に入店したお客さんが食べるのを待つと、
こういうストレスがないだけじゃなくて、
マルデブね、店が南向きなんですよ。
つまり、暑い時期は行列に並んで待つのもなかなかしんどいんですよ、これ。
さすがにね、今回のテーマゴールデンウィークには気温30度を越すってことはですね、
さすがの岐阜といってもないでしょうけれども、
それでもね、店内の穏やかな室温で過ごせた方がいいに決まってますよね。
まして、これ腸がつくほどの死にせいだけあってですね、
常連のお客さん、年配の方結構多いんですよ。
なんならね、行ってね、客席見渡すと、
アラフィフの私でもいまだにこの客席の中で最年少なんてことも全然珍しくないので、
お客さんが食べ終わって出てくるのも、
こう言っちゃうんだけど、遅いんですよ。回転が悪いっていうの。
なんで、このランチ以降の計画、
あそこ行ってあれあれ買ってとかね、またチェックインしてとかって形で、
きちんと考えて旅をされる方は、
もうマストで回転前、できれば10時半頃に訪れてみてください。
ちなみにこの回転前に入店したこの順番ね、
昔はですね、店の方が覚えてくれてまして、
注文取りに来るのもその順番通りに来てくれたんですけれども、
最近なぜかですね、自己申告性に変わったというか、
どっちかちょっと覚えてくれなくなったので、
自分が入店した時に先に誰がいて、
丸デブ総本店のルーツと味の解説
自分の後に誰が入ってきたか、この辺だけは覚えておいてください。
以上、入店攻略法でした。
続いてここからは肝心の味の話です。
日本で最初のラーメンブームを起こした修行先、
その流れを汲む全国的にも貴重な一杯、
マルデブ総本店、これね大正6年創業、
そう紹介しました。
その創業者、神谷夫紗司さんが修行したお店、
それこそが日本で最初のラーメンブームを起こした店、
当時浅草にあった来来券です。
この浅草来来券、ラーメン好きなら知らない人はいない、
それぐらい日本ラーメン史においてむちゃくちゃ重要なお店です。
浅草来来券は明治43年、1910年に品料理、
つまり中華料理のお店として誕生しました。
この店が若者に受けに受けた、
そういうことから日本で最初のラーメンブームを起こした店と語り継がれています。
実際、浅草来来券より前の時代、1880年代から、
現在の横浜中華街、この辺りで中国から移住してきた人たち、
彼らが自国のレシピ、要は自分たちのお里のレシピですね、
そのまんまの汁麺、要はスープ麺ですね、
こういったものを提供する店がいくつかあったらしいんですけれども、
浅草来来券が提供したラーメン、
当時はしなそばというメニュー名だったんですけれども、
このラーメンがそれ以前のものと大きく違ったのはですね、
醤油だれを使ったこと、
トッピングにチャーシュー、めんま、なると、ゆでほうれん草、のりを採用したこと、
こういう記録がですね、文献で残っています。
つまりですね、現在我々が思い描く典型的なオーソドックスな中華そば、
その最初の形を作ったのが浅草来来券なんですね。
ただね、この浅草来来券を掘り出すと、
それだけでですね、エピソード1、2本余裕で言っちゃいますので、
マルデブに話を戻しましょう。
マルデブ創業者の神谷さんですね、浅草来来券で修行しまして、
地元の岐阜に戻った時にですね、中華そば、
もともとしなそばですけれども、
この中華そばを岐阜でも流行らせようと決意したそうです。
そこで始めたのが、固定の店舗ではなく引き売りですね。
引き売りって何?という方に説明申し上げますと、
道中を引いて売るから、読んで字の如く引き売り、
つまりリアカーとか自転車とかで商品が乗った荷台を引っ張って、
で、あちこちの通りを練り歩きながら商品を売ると、こういうスタイルのことです。
今でもですね、豆腐屋さんとかあとは焼き芋屋さんなんかで見ることないですか?
そう、あのスタイルを始めたのが大正6年のことなんだそうです。
で、その27年後、昭和19年にですね、現在の場所に固定の店舗を構えたそうです。
ただこの間に一変ですね、西柳瀬の金河橋通りから見て反対側、
要は東側ですね、つまり柳瀬商店街側に店を構えていたらしいんですが、
時はですね、昭和19年太平洋戦争の末期ですから、
出兵する人たちの外線道路になるということで、
この金河橋通りをですね、拡張工事をすることになって、
その柳瀬商店街側に建てたそのお店はですね、
立ち抜きしなくちゃあかんようになったもんですから、
それでこの西柳瀬の側に移転したそうなんですね。
しかもその店舗もその戦時中の空襲で焼けてしまったんで、
現在の店舗はですね、その空襲以降戦後3年かかって建て直しをした建物と、
そういうですね、大変な歴史を刻んだ店なんですね。
はい、さてそろそろですね、
お前、味の話いつするんやと言われそうなので、
まあいい加減味の話していきましょうか。
先にお話ししておきますと、
メニューはですね、たった2種類しかございません。
しかもラーメンが2種類なんじゃなくて、
中華そばとワンタン、この2種類だけです。
もう大盛りもですね、チャーシューマッシュとかも一切なくて、
この2種類だけでございます。
現在はですね、3代目の店主が店を切り盛りしてらっしゃるんですけれども、
いろんな媒体のインタビューでですね、
じいちゃんの頃から何も変えてないよっておっしゃってみえますんで、
おそらく創業当初、初代の時から同じレシピ、同じ姿なんだと思います。
これですね、とてもラーメン用とは思えんぐらいの小さいどんぶり、
さすがにご飯ジャワンよりはでかいですけれども、
台湾ラーメンのミセンあるでしょ、ミセンの台湾ラーメン、
あれの正規の台湾ラーメンの器、アメリカのでかいやつとかじゃなくてね、
台湾ラーメンの器、ほぼほぼあれと同じぐらいですね。
なので、ラーメン用というか、汁麺用としてはかなり小ぶりな器にですね、
縁すれすれまで張ってある、もうたっぷりのスープ、
その中にさらにみちみちに入っている、これまたたっぷりの麺、
もうそれこそですね、茹で前の量で200グラムなんで、
一般的なラーメン、だいたい150グラムぐらいか、
それより5、60グラムぐらい多いとね。
さらにその上に、チャーシュー3枚、かまぼこ、刻みネギ、以上!
はい、たったこれだけの、実にシンプルな一杯なんですよ。
ただですね、浅草来来県とおそらく違うなと思われるものが、
スープはね、鶏ガラベースの醤油味なんで、共通点あるでしょうけれども、
これ写真見たことあることがある方はですね、
ご覧になればわかると思いますけれども、醤油だれがですね、
たまり醤油ベースなんですね。
さらに、先ほど浅草来来県の下りで紹介したトッピング、
メンマ、ほうれん草、海苔、これら入ってません。
ちょっと前に言った通りね、チャーシューとかまぼことネギ、
もうこれだけです。
使う醤油の違い、トッピングのアイテム数の違い、
これらはですね、大正時代の流通事情によるものだと思われます。
当時1910年代ですから、当然自動車も普及していないと。
となるとですね、物流手段における主流としてはですね、
陸運、要はですね、中川道とかね、東海道あれをえっちらおっちら行く陸運と並んでいたのは、
船で運ぶと書いて、周運ですね、周運と言います。
当時の記録ですと、愛知県と岐阜県との間に流れる木曽川、
この木曽川の周運において、上り線、要は下流から上流ですね。
なので愛知から岐阜に向かってですね、
この上り線に食塩、味噌、たまり、干し魚、塩魚等が煮上げされ、
山間の村々、これが岐阜県なんですけれどもに運び込まれたと。
こういう記録が残っています。
つまり岐阜にいて、岐阜に住んでいて、常時流通する食材、
それを使って修行先、浅草来来県の味を再現しようという形で設計したのが、
現在も残るマルデブの中華そばの姿なんですね。
このね、たまり醤油にみりんがちょっぴり効いたほんのり甘い味付けと、
すっきりと澄んだですね、鶏ガラベースのキレッキレの味わい。
これにですね、すごくかん水が少ない、いわゆるラーメン用の麺らしい張りではなくてですね、
そうめんとかひやむぎり近いような、こののど越しなめらかな麺、
この組み合わせがたまらないんですよ。
しかもですね、2026年の今、お値段たったの600円です。
今やね、ラーメン1杯1000円以上というのが当たり前になったこの時代に600円ですよ。
それもね、600円になったのもつい最近、2023年のことなんで、
それ以前は500円でしたし、なんならですね、私が通い始めたその34年前、最初ね220円でした。
もう私の初めてのマルデブの時。
このマルデブ総本店、私ね、その学生時代から通算して少なく見積もっても生涯で300回以上は行っていてですね、
もう完全に私のソウルフードなんですけれども、
この通い詰めた一番の理由はですね、とにかく値段が安い。
もうね、これにつきます。美味しいのもあるんですよ。
でもね、この値段、中学の頃なんかね、別にその、言うたらラーメンの味みたいなものにこだわりなかったですし、
そんなことよりもたっぷり食えて安い。
もうこれだけで、また来ようってね、こういうふうに思っちゃうわけですよ。
実際ね、一番通いまくっとった時期は、中学から高専の時代でしたし、
このね、お財布に優しいっていうのがね、ほんと何より助かりました。
なんせね、そのさっき言った220円の時代なんて、ワンコインで中華そばとワンタン、両方食べられたんですからね。
あ、そうそう、思い出した。
あのね、ワンタンの話をしなあかんね。ワンタン、ワンタン。そうそうそうそう。
ワンタン、中華そばと並ぶメニュー、ワンタンですね。
で、このワンタンも同じく600円。
はい、たぶんね、このワンタン600円、ピンときてない方多いんじゃないでしょうか。
ノーマルの中華そばが600円なのに、なんでワンタンも一緒の値段なんやと。
ワンタンが入ったらそれは高くなるんじゃないのかと。
いやいやいやいや、違うんですよ。
あなたね、ワンタン麺だと思ってるでしょう。
ワンタン麺じゃないんすよ。
ワンタンって言ったらワンタン。
ワンタンなんですよ。
スープにワンタンが浮いている。
ワンタン入りスープ?
スープ入りワンタンどっちだよ。
まあ、とにかくそういうメニューなんです。
麺が入ってないんです。細長いね。
めん切りと呼ばれる麺が入ってないんですね。
はい、これ、横浜とか、東京の方もかな、の出身、現在在住じゃなくてね。
横浜とか、東京ネイティブの人なら、なじみがあるかと思いますけれども。
古い街中華の文脈ですと、ワンタン単品。
こういうメニューが古くから存在するんですよ。
実際ですね、さっき言った修行先である浅草来来県にもですね。
昔の資料なんか見ると、ワンタンというメニューが存在したよという記録が残っています。
で、マルデムのワンタン。
麺がワンタンに変わっただけで、他は全部一緒です。
で、このワンタンが非常に面白くてですね。
具がむちゃくちゃ少ない。
具がほとんどない。
もうちっちゃい、ちっちゃい。
生地と言ったらいいんか、皮と言ったらいいんかね。
それを徹底的に楽しむタイプなんですね。
これね、結構他家の人と連れて行くとびっくりされる確率高いんですよ。
あれ、本当にワンタンしか入ってないみたいな。
そのワンタンももう具が全然ないみたいな。
ひたすら生地ばっかり出てくるみたいな感じでね。
ワンタンもですね、いろいろと種類がありまして。
こういったね、皮を楽しむタイプと、あとは具の食べ応えですとかバリエーションを楽しむタイプ。
基本的にはこの2つに対別されると思うんですけれども。
皮を楽しむタイプにしても皮が99%みたいな。
ほぼ皮だけを楽しむための設計と。
そう言っても過言ではありません。
私みたいなヌードルサイコパスですと、
この具に求める要求なんていうのは二の次、三の次なんで。
この皮の口当たりですとか舌触りね。
これが楽しかったらもうオールオッケーなんですけれども。
驚かれる方は多いと思います。
以上の2品。
中華そばとワンタンですね。
これでお一人でなければですね、是非両方注文してください。
両方ね。
例えばお二人で行かれるのであれば、
中華そばは1人1杯ずつ頼んで、要は2杯ですね。
ワンタンを2人で1杯オーダーするという形で、
ワンタンは2人でシェアして楽しむと。
こんな形がおすすめです。
まあですね、さっき言った通り量は多いんですけれども、
とにかく全然脂っこくないので、
明確に消食っていう感じじゃなければ、
まず無理なく召し上がることができますし、
何よりですね、この中華そばとワンタン、
こうやって同時に目の前にあって食べ比べると、
ちょびっとだけね、味付けが違うことに気づくことができると思います。
これはですね、茹でた麺やワンタンがまとっている茹で油の量、
要は麺肌にお湯をまとってくるじゃないですか。
そこについてくるお湯の量が違うから、
味の違いが出てくるという可能性もなきにしもあらずですけれども、
これ私の見たてですと、
若干ですけれども、醤油だれとスープの比率を変えているような気がします。
ぜひここをですね、味わってほしいんですね。
というわけで、このルーツであるですね、
この浅草来来県で覚えた味というのを、
岐阜で作ることができる設計にアレンジした、
この中華そばとワンタン、
ぜひともですね、両方召し上がって、
丸デブ総本店へのアクセスと周辺情報
このね、一般的なラーメンのイメージを作り上げた浅草来来県、
そこに通じる味わいというものを、
ぜひともご堪能ください。
さて、そんなわけで今回は、岐阜に来たら、
まずはここ、私のソウルフード、マルデブ総本店と題しまして、
大正6年から続く老舗、マルデブ総本店について解説してまいりました。
ちょっと補足としてですね、岐阜に初めてお越しになると、
そういう方のために、簡単に行き方案内をしておきましょう。
JR岐阜駅からですと、北口を出まして、
金河橋通り沿いをずっと徒歩で、
大体15分前後かな、
その途中、まっきんきん、
もうまっきんきんのですね、
全身ゴールドカラーの鳥居で知られます、
黄金神社があったりですとか、
あとは先ほど冒頭で紹介した、日本一のシャッター街、
西矢流せがあったりとかですね、
マルデブ周辺自体が見どころが多いエリアでもあります。
逆にですね、車でお越しの方、
マルデブ総本店の専用駐車場というのはないんですけれども、
繁華街ですので、周囲にコインパーキングというものはすごくたくさんありますし、
何よりですね、昼間の西矢流なんてほとんど人いないので、
安いんですよ、料金設定。
なので、10時半に入店します、
中華そばとワンタン食べ終わります、
パーキングに戻ります。
これでね、200円で済むケースがかなり確率高いと思いますので、
そんなにね、パーキング代もかからないと思います。
プラス、車ですと、このマルデブで召し上がった後、
この位置から5分も北上すればですね、
岐阜市の中央図書館とか展示ギャラリーとかがある、
みんなの森、岐阜メディアコスモスですとか、
あとはですね、さらにここから、このメディコスから、
さらに5分くらい北東に行けばですね、
走っている道中で車から見えると思います。
織田信長が天下譜部を掲げたことでおなじみのですね、
岐阜城、さらにそのちょい北にはですね、
古い町並みが残る河原町とですね、
岐阜ならではというスポットが点在していますので、
そのスタート地点としてもマルデブは最適だと思います。
はい、実際ですね、この私のゆたらめん好き、
異常免疫者、ヌードルサイコパス、
その原点みたいな場所ですし、
今もですね、私大好きな店ですので、
お聞きの方はぜひ足を運んでみてください。
でですね、ちなみに私の話ししとくと、
私だったら中華そばとワンタン、
一人で両方食べます、一個ずつね。
はい、もう一個ね、あとこれはちょっとね、
上級者向けのカスタムなんですけれども、
中華そばの麺、これをですね、
やらかめ、やらかめというコールができます。
やらかめ、やわらかめじゃなくて、
この和抜き表現というのがね、普通はら抜き表現なんだけども、
おすすめの食べ方とイベント告知
和を抜く表現でやらかめ、これ岐阜弁なんですけれども、
まあやわらかめ、つまり通常より長く茹でてもらう
ということなんですけれども、私ですね、
これが強烈に好きなんですよ。
もしお聞きの方で、過去にですね、
まるで言ったことがあるよって方がいらっしゃいましたら、
ぜひ次回ですね、やらかめとね、
中華そばやらかめって、
ぜひチャレンジしてみてください。
さて、ここでですね、エンディングに行く前に
ちょっと告知でございます。
来る5月31日日曜日、岐阜県
鎌ヶ原市にあります、市民公園を中心とした
エリアのあちこちでトークイベントが行われます。
なかなかいい日、ボリューム3が開催されます。
ここに私、昨年に続いて、
2年連続で登壇します。
よっしゃ!やったー!
今回はですね、私とですね、
あとは東海ハンバーガー協会会長のですね、
林正義君との対談で、
現代グルメバーガーと現代ラーメンの
共通点というテーマでですね、
がっつり喋りたいと思っております。
これまたタイムテーブルが発表されましたら、
詳細情報を追ってお伝えしますんで、
まずはこの5月31日日曜日、
予定を明けてお待ちください。
そしてもう一つお知らせです。
こちらをお聞きください。
ポッドキャストのリアルイベント、
ポッドキャストミキサー、今年も開催します。
ポッドキャストミキサーは、
ポッドキャスターもリスナーも全員巻き込んだ
トーク型イベントです。
豪華ゲストによる特別コラボセッション。
15分おきに様々な番組が混ざり合うミキサータイム。
各番組のグッズが手に入る物販ブース。
さらに今年は各番組ならではの体験ブースも併設。
今までいなかったポッドキャストイベントが
ここに実現。
ポッドキャストミキサーは、
5月16日土曜日11時より開始。
チケット絶賛発売中。
公式ホームページよりお買い求めください。
さあ、推しに会いに行こう。
お楽しみにしているイベントです。
神戸に行くのも4年ぶりなんで、
ラーメンもすすって、すすって、すすって、
すすって参ります。
別に神戸に限ったことじゃないんだけども、
とにかくポッドキャストが
お好きな方には絶対楽しめるイベントだと思いますので、
私が出演するわけじゃないんですけどもね、
ぜひ行ってみてください。
私にもあったらぜひお声掛けください。
さあ、今回も最後までお聞きいただきありがとうございます。
今回のご感想ですとか、私に深もってほしいテーマがございましたら、
ぜひともコメント欄または概要欄にある
お便りフォームからお寄せください。
私はハッシュのラーメンアカデミアという
YouTubeチャンネルも運営しております。
このYouTubeではラーメン界隈なお菓子な事象を
バッサリ切る動画ですとか、
人気ラーメン店主との対談動画なんかもご覧いただけます。
ぜひお手つきの際にチェックしてみてください。
さらにラーメンアカデミア会員という
YouTubeメンバーシップもございます。
こちらは一般公開には向いていないディープすぎる内容とか、
対談していただいた店主の有益すぎる名言、
ノウハウなんかをメンバー限定でご視聴いただけます。
興味がある方はぜひメンバーシップへの
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このうるさいラーメン話、毎週日曜日の
朝8時に配信しております。
ラーメンをもっと深く知りたい方、
今回のエピソードが面白いなと感じた方、
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星5つの評価、ぜひぜひお待ちしております。
以上、今回はここまでです。お相手はハッシュロイヤルでした。
それでは次回のうるさいラーメン話でお会いしましょう。
さよなら。
39:54

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