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2022-09-29 05:00

#66 恥を隠しているものがたくさんある

#心理 #心理学 #メンタル #メンタルヘルス #セルフケア #恥 #恥ずかしい
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心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについてお伝えしています。
今日はですね、恥ずかしいっていう気持ちは、他の気持ちや行動に隠れちゃうことが多いよっていうお話ですね。
普通に恥ずかしいなーって感じることってよくありますよね。 ですけども、直接的に恥ずかしいっていうのではなくて、
経験の中で他の表現方法になっていることっていうのが結構あるんですよね。 例えば一番わかりやすいのが怒りですよね。
怒ることですね。自分が恥ずかしい時にそれを表に出す代わりに、怒るってことでね、それを乗り切ってきた経験から、その
恥ずかしいコール起こっちゃうぞーみたいなパターンができているっていうことなんですよね。 他にも実はPTSD、いわゆるトラウマっていうやつですよね。
これにも恥の感情が大きく関わっているっていうこともわかっています。 例えば私がもっと〜できていれば私が悪いんだとか、私は汚れてしまったとか。
ドラマの中でね、こういうPTSDに関わるセリフ、トラウマに関するセリフっていうのを聞いたことがある人もいるかもしれないですね。
これらには他の人に顔向けできないっていうような他の感情が、つまり恥の感情が含まれているわけですね。
以前はですね、PTSDっていうと圧倒的な恐怖体験が原因じゃないのかって思われていたんですけれども、
それに加えて、ほぼほぼ恥の感情、恥ずかしいって感情が含まれているんじゃないのっていうことがわかってるんですよね。
他にも、例えば頑張りすぎてしまっていたり、 アルコールにね、ついつい走ってしまったり、
常に他人事のように批判をすることで自分の気持ちをね、 気持ちが涙たないように消そうとしてしまったり、
名誉や地位を過剰に求めすぎたり、 人との関わりを絶ってしまう、引きこもってしまうってことですよね。
失敗しないように自分を見張りすぎてしまったり、 こういったことはすべて、多かれ少なかれ、恥という、恥ずかしいという感情から逃げるために、
恥が起きないようにとっている行動であると言えるんですね。 もちろん恥には他の人と一緒に生きていくっていうための
大事な機能っていう役割もあります。 なので恥っていう感情も実はある程度必要なんですよね。
でも恥の厄介なところは、これまで話してきたように感情とか別の感情ですね、 怒りとか別の感情とか他の行動で覆い隠してしまっているっていうことがあるんですよね。
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そうすると自分が怒っているっていう感情にだけ気づいて、実はそこに恥があるよっていうことに気づかないまま過ごしてしまうってことがあるわけです。
そうすると知らないうちに恥がエスカレートして、困った行動もエスカレートしていくっていうことになるわけですね。
恥に支配されずにやっていくのに大事なのは、今日のような恥についての知識を持っておくっていうこと。
もう一つこっちの方が大事かもしれないですね。 自分だけではないんだよっていうこと。
同じような状況であれば誰しも同じような気持ちを味わっているんだよっていうことを知るってことです。
これは私がセルフコンパションで何度かお話してきた中でもお伝えしてきたことなんですけれども、
人間は誰しも完璧ではないよ、不完全なんだよってこと。 誰でもこういう失敗をした時は同じような気持ちになるんだよっていうこと。
それをちゃんと覚えておくってことなんですよね。 どれだけ素敵なあの人、完璧そうに見えるあの人、みんな恥ずかしい時ってあるんですよね。
恥ずかしいなって気づいたらそれはそれでいいんです。 それが自然なことですから。
ここでこのラジオで恥についてお話しされてもいいかなと思います。 コメントとかデータとかしてくださっても全然いいと思います。
僕はそれを否定したりはしませんので、 もし恥ずかしくてたまんないなとか、誰かに言いたいけどちょっと話すのが恥ずかしいなって思うのであれば、
こちらに言ってくだされば、私はそれを否定したりとか、やゆしたりとかしたりはしませんので、そういうふうに使っていただけてもいいかなと思います。
それでは今日もあなたが自分に優しくありますように、心理師のはるかめでした。
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