1. 人生に活かす心理学ラジオ
  2. #25 刺激抜きをしよう
2022-08-19 09:33

#25 刺激抜きをしよう

情報が溢れる現代は、そのまま刺激に溢れる世界です。刺激量が多すぎますので、離れる時間を持つのが現代人がよく生きる術になります。

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心理師のはるかめです。このラジオでは、あなたが自分に優しくしていけるように、 セルフコンパッションやセルフケア、心理学などの話をしています。
お盆休み、ゆっくりできましたか? そもそもまだ夏休みじゃないよーっていう方とか、夏休み何それ美味しいのーっていう方もいらっしゃいますよね。
今日はですね、刺激抜きをしようということで、日頃いろんな刺激を受けている現代人の皆さんに、刺激から離れる時間を取ることのその大切さをお話ししたいなと思います。
お休みの生かし方のヒントになるといいなぁと思っていますので、これからお休みがあるっていう方は参考にしてみてください。
さて、デジタルデトックスっていう言葉がありますけども、ご存知でしょうか。 スマホとかパソコンとかデジタル機器から離れてアナログに過ごす時間を持つことですね。
これが有効だよって言われているのは、やっぱりスマホとかパソコンの画面、 あるいはネット上、そういったものには情報がたくさん入り乱れていて、
その刺激を受けたり脳が処理しているって言うと大変なんですよね。 なのでその脳を休ませることができるってことで、デジタルデトックスっていうものがちょっと流行ったりした時もありました。
もちろん目の休息にもなりますので、そういう意味でも効果的ですよね。
刺激抜きをしようっていうのは30分とか1時間でもいいので、こういったネットとかデジタルなものから離れるっていうのはもちろん、
普段頭をすごく使っている作業がある人は、そこから離れる時間があった方がいいよっていうことです。
例えばですね、仕事のお昼休みにスマホでゲームやっていたりとか、そういう方もいらっしゃいますよね。
そうすると脳は休まることはなくて、継続して作業を、新しい作業をしているっていう状態になります。
そうするともちろん疲れるのも早くなりますよね。 アナログな作業を普段たくさんやって生活しているっていうのであれば、感覚的にもいいリズムが取りやすいかなと思いますが、
普段からパソコン、スマホ、ネット、そういったものにどっぷり使った生活をしていると、脳は疲れているんだけど、感覚が麻痺してきちゃうんですよね。
それが普通になってきてしまうので、疲れているっていう自覚がなくなってしまうんですよね。
つまり刺激中毒っていう状態だと言っていいと思います。
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念のためなんですけれども、刺激中毒っていう病気名はありませんので、そのあたりはご理解ください。
で、そうするとですね、刺激がないと逆に落ち着かないとか、あるいは手持ち無沙汰だとか退屈を感じるっていう状態になります。
これは良くないですよね。 刺激が消えた瞬間に次の刺激を探すっていう、そのループというかね、
そういったサイクルになってしまいますよね。 やはりこういった状態から自分の心と体を守るには、
意図的に刺激を抜くっていうことが大事になります。 ほっておいてもテレビとか周りの人とかネットとか、
メリットの少ない情報とか刺激を、これでもかっていう風に放り込んでくるのが現代です。
オンラインが普及したことで、いいのか悪いのかわかりませんけども、そういう世の中になったということは事実ですね。
よくですね、自分から情報を取りに行かないとダメだよ、みたいな自己啓発とか、結果を出しているビジネスマンとか言ったりしますけども、
私としては今の時代ですね、自分から刺激から離れる習慣を持った方が逆にいいかなと思っています。
そうでないと、本来はアナログな生き物である生身の肉体の私たちの体は、自分がおかしくなっているってことに気づかないうちにヘトヘトになってしまう恐れがあるんですね。
実際に刺激抜きをするときは、スマホ持たずに散歩に出るとか、ただただ風景を見ながらボーッと座ってみるとか、そういったのがいいと思います。
多分最初はすごく退屈だったりとか、何かこうやっていないことにソワソワ感があると思いますけれども、
それは逆にその刺激抜きができているっていう証拠でもありますので、ちょっと放っておいて自分を見ていられるといいかなと思います。
あとはですね、自然に触れるアクティビティは特にいいですね。
登山とかトレッキング、森林の中を散歩するとか、海とか湖とかで遊ぶとかね、釣りなんかもね、マインドフルでいいと思います。
これぐらいこういう時は、わざとね、スマホとかが鳴らないように設定しておいたりとか、あえて置いて出かけたりとか、機内モードにするとか、電源オフとかそういったのがいいですね。
休日に連絡をしてくる仕事とかについている方もいらっしゃいますよね、きっと。
これはやっぱり良くないんですよね。あなたの気持ちが休まらないっていうところで、いろいろと心理師の立場としてはお勧めできないかなというところになります。
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休日に仕事をする義務っていうのはないので、お金が出ないのであれば連絡が取れるっていう必要もありません。
前もって休日は返信しないとか、仕事関係の人は繋がらないようにしておくっていうのも大事な点になりますね。
個人事業の方とかはね、その休みと仕事の境が曖昧になりがちだと思いますけれど、自分でそういったもの連絡とかね、仕事に戻らされるっていう状態を作らない日を自分で用意するっていうことが大事になると思います。
あとはですね、テレビ。 こちらは皆さん普段見られますか?
ネットでいろいろ見る時間が長い人の方が今は多いんじゃないかなっていうのもありますけれども、
私はですね、テレビは自分から見るってことはほとんどないんですよね。 見たいものがある時とか、あとは家族に付き合って見るってことはあったりはします。
自分が特に興味もないのに、自分の時間とかエネルギーを使うっていうのはもったいないかなっていうふうに思うようになりました。
いろいろと勉強しているうちに。 ニュースとかワイドショーなんかは特に見ないんですよね。
見なかったことでデメリットを感じたことが今までほぼないです。思い浮かばないんですよね。
必要な情報があればその時調べればいいっていうことになりますので。 世間の情報っていうのは自分でなくても、自分がわざわざテレビとか見なくても周りの人たちがね、
勝手に話していたりしますので、特に自分から情報の浅いニュースとかを見に行く必要はないんですよね。
ただ、興味がある話題を専門家の方とかが深めている、そういった番組はそれなり意味がありますし、得るものもあると思いますので、こちらは見るのではいいんじゃないかなと思ったりもします。
いろいろな人がおっしゃってるんですけれども、マスコミは今やっぱりどうしても刺激をちらつかせて注目を集めるっていうことがメインになってしまっています。
非常に残念なことだなと思います。とても私たちに有意義な情報を与えてくれたりとか、ポジティブなお話とかそういったものが聞けると、見る価値もあるんだろうなぁとは思いますけれども、
自分が必要な情報だけ調べたり見るようにして、余った時間を他のことをするというのではなく、自分を休める刺激抜きの時間にしてもらうっていうのもいいかなと思いますので、このあたりも考えてみていただけるといいかなと思います。
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今日の放送がお役に立てれば嬉しいです。また感想や質問もお待ちしています。 今日もあなたが自分に優しくあれますように、心理師のはるかめでした。またお会いしましょう。
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