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2022-10-14 08:19

#81 代替行動でよりよい自分に変えていく

#心理 #心理学 #メンタル #メンタルヘルス #セルフケア #代替行動 #認知行動療法 #行動療法 #行動分析 #やめたいのにやめられない
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心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについてお伝えしています。
今日は、代替行動を使うといいですよ、というお話になります。
代替行動、何それ?って感じですよね。
これはちょっと専門的な言い方になりまして、心理療法、特に行動療法とか行動分析学といったジャンルでよく使われる言葉になります。
代替っていうのは、3代目とか5代目とかの代ですね、代わりになるの代に入れ替えるっていう時の、夫夫非日って書く字ありますよね、替えるっていう、その代と替えるっていう字で代替っていう字になります。
要はですね、何かの代わりになる行動っていうことですね、代替行動っていうのは。ここでピンってくる方もいるかもしれないですね。これは望ましくない行動であったりとか、依存症の治療に特に使われるアプローチ方法なんですよね。
誰しも自分の行動で望ましくないものっていうのはあると思いますけれども、それを何とかして自分でやめていきたいんだよなーって思っている方にはお勧めになります。
やりたいんだけど自分ではどうにもならないんだよねっていう時は、素直にですね、精神科医とかね、心理カウンセラーの治療を受けるっていうことをお勧めしたいと思います。
なぜなら、辞めたいけれども本当に辞められないっていう状態は、それだけ根が深いものなんですけど、自分で辞められないのであれば、専門家の人の力を借りてやった方が早めに対処ができます。
早めに対処ができて、なおかつ改善する時間もぐっと縮めることができるんですね。そうすると結果的に残りの人生の時間がもっといいことに使えるっていう状態になります。
余談ですけど、街にあるメンタル系のクリニックとかは本当に全然怖いところじゃないんですよね。内科とかで待っている状態とほとんど変わらないです。
患者さんもほとんどの人は、見た目的にはこの人病気なの?っていう感じでわからない方がほぼほぼなんですよね。
というよりも、そもそもメンタル疾患というものは誰でもなるものですし、偏見を持っている人の方が今の時代ではちょっと問題かなっていう方が大きいですね。
心理的なケアを受けるということがとても自然なことなんだよ。むしろちゃんとやっていった方がその後の人生がずっとずっと良くなるよっていう教育を生き届かせられていない体制の方がもっと大きい問題なのかなと感じたりはします。
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人の目を気にするよりも自分の人生っていうものを見たときに良くできる可能性がある。そういう方にかけて、そういう心理的なプロのケアを受けるっていう方が結局幸福に近づくんじゃないかなっていうことなんですよね。
さて話を戻しまして、代替行動ということで、やめたいなっていう行動、例えばよくあるのはタバコとかお酒とかギャンブルとかゲームをし続けてしまうとかね、そんなところがあるかなと思いますけれども、それをすっぱりやめなさいって言ってもうまくいかないのは皆さんご存知の通りだと思います。
これに治療していくときっていうのは、ご本人さんの行動をしっかりと分析して行うんですけれども、もし皆さんが自分で何とかしたいなっていうふうに思っているときに気にした方がいいのは2つあると思います。
1つはまずどんな行動を減らしたいのかっていうことをはっきりさせておくこと。もう1つは同じ目的が達成できる、しかも受け入れやすくて安全な行動はないかっていうことですね。これが代替行動ですね。
当然問題になる行動は減らしたほうがいいですので、それは自分でも分かりやすいんじゃないかなと思います。ですが、同じ目的を達成できるっていうところは分かりにくいですよね。
例えば、タバコとかを例にとりますと、まず減らしたい行動っていうのはそもそもタバコを吸うっていう行動ですよね。では何が目的でタバコって吸うんでしょうか。
これは本当に人によるとは思うんですけれども、気分転換とかストレス発散とかリラックスするためとか、単純に味が美味しく感じるとかね、あるかなと思います。
ギャンブルとかはどうですかね。刺激を求めてとか、お金を得るためとか、あるいはぽっとできているなって感じるとか、そんなことが考えられるんじゃないかなと思います。
おそらく理由のほとんどは感覚とか感情っていうところに答えがあると思います。それと同じ目的を達成できそうな他の行動を探していくわけです。
なかなかね、その行動をすることがそもそも目的っていうことはないんですよね。
ほとんどのことは大体裏に心理的な要因が絡んでたり、あとは感覚とか感情が学習してしまったことで自然発生的にある条件になると発生するっていうことがすり込まれている状態っていうのがあるわけですよね。
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先ほどのタバコの例で言いますと、タバコの代わりということであれば、マッサージに行くとかね、サウナに入るとか、ノンアルコールビールを飲むとか、こういう安全なことをいろいろ試すといいですね。
タバコによって得られる気持ちとか感覚に近いもの、全く同じっていうのは難しいかもしれないですけれど、それを自分でいろいろ試して探していって、タバコ吸いたいなっていうふうになったらその行動を取っていくっていうのを何度も繰り返すと、今度それがタバコの頻度を減らして新しい行動を増やしていくっていうことになるんですね。
また他の例でギャンブルとかであれば、エクストリームスポーツやってみるとか、ボクシングジムに行ってみるとかね、バンジージャンプやってみるとか、これは極端な例とかかもしれないですけど、刺激を求めてたりするんであればこういうほうがいいのかなと思います。
ただお金を稼ぐ目的であれば、実際に収支をつけてみるとかね、やっぱりちゃんと増やすんであれば働くことで、働き方っていうこととかお金について学ぶ、今でいえば学ぶって言ってもしっかり学ぶとかじゃなくても、YouTubeとかラジオとかそういったものから得られる知識でも、今持っているよりはかなりゼロベースの方であれば本当にいいと思います。
そういう知識をつけることで、ギャンブルでお金を儲けて結局あまり意味がないなってことを理解するとか、現実なところで投資をやってみるとか、こういう堅実な方法が結局お金に関してはいいんじゃないかなってことになるんですよね。
この手のお話は本当に複雑なので、もしわからないこととかありましたら、簡単な質問であればお答えできますので、気になることがあるなって方はコメントに書き込んでいただけたら可能な範囲でお答えしたいと思います。
それでは、今日もあなたが自分に優しくあれますように。心理師のはるかめでした。
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