1. 75才 薬膳&料理研究家
  2. #121 まだ暑いけれど...そろそ..
2025-09-04 03:52

#121 まだ暑いけれど...そろそろ瓜を控える薬膳の智恵

タイトルの内容に加えて、
「きゅうりの豆知識」をお話しました。
きゅうりは「生」で頂くことが多いですが、現在開催している薬膳講座では、
夏の青椒肉絲として、筍の代わりにきゅうりを入れて見ました。
炒めすぎないことがコツですが、
夏向きのあっさりした味になりました。

まだまだ日中は、暑いと思います。
くれぐれも身体を冷やし過ぎないように
しましょう。

#立秋
#処暑
#漢
#随
#胡瓜
#皇帝
#黄瓜
#棒棒鶏
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サマリー

秋に向けて体を整えることが重要であり、キュウリやかぼちゃなどの食材についての知識が紹介されています。

秋に向けての体調管理
こんにちは、75才 薬膳&料理研究家の木下賀律子です。
9月に入りましたが、まだまだ暑いですね。
皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。
暦の上では、立秋も過ぎ、諸暑も過ぎました。
本来なら、暑さが落ち着く頃ですが、
今年はまだ、夏がいすわっている感じです。
薬膳の考えでは、夏に大活躍したキュウリやスイカ、
そろそろ控えめにした方がいいんです。
なぜなら、体を冷やしすぎてしまうから。
特に冷え性の方は、気をつけましょうね。
でも、同じウリという字を書く野菜でも、かぼちゃは違います。
南のウリと書くかぼちゃは、体を温める食材。
これからの季節にぴったりなんですよ。
さて、今日はキュウリのお話を少しさせていただきます。
キュウリの原産地は、北西インドのヒマラヤ産系。
栽培の歴史は、4000年以上前とも言われています。
中国には約2100年前、漢の時代に伝わり、フーグワと呼ばれていました。
このフーグワというのは、古生の子という字にウリと書きます。
外国から入ってきたものを、古生の子という字を書いたんですね。
だからフーグワと呼ばれました。
その後、隋の時代になると、皇帝の名前に古生の子という字、フーの字があったために、これはまずいということで、キュウリの名前が黄色いウリ、ファングワと改名されました。
日本に伝わったのは平安時代、ファングワとして黄色いウリとして伝わったと思います。
本格的に栽培されたのはここ200年ほどで、意外とキュウリが栽培されたのは最近なんです。
キュウリは何と言っても生で食べるのが定番ですが、中国では炒め物やスープに、煮込み物にも使われるかな。
アメリカでは瓶詰めのピクルス、インドではスパイスやヨーグルトと合わせてサラダとか、あるいはお惣菜に使われているということです。
こういうふうに国ごとに楽しみ方が違うのも、これまた面白いですね。
皆さんはこの夏どんなふうにキュウリを召し上がりましたか?
冷やし中華、バンバンジー、酢の物、サラダ。
私はそれらに加えて、この夏はよく自家製のぬか漬けをいただきました。
あのポリポリ感、ご飯がどんどん進んでしまいました。
今日は、まだ暑いけれど体を冷やすうり類はそろそろ控えて、秋に向けて体を整えていきましょうという話と、キュウリの豆知識でした。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
03:52

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