1. はなうた日和
  2. #6 「ナニュークたちの星座」
2025-06-04 12:49

#6 「ナニュークたちの星座」

雪舟えまさんが書かれた「ナニュークたちの星座」について話しました。https://amzn.asia/d/ilG3Ds7


レターお待ちしております

https://forms.gle/VAGqAAey7wHgdb2Z9

サマリー

このエピソードでは、雪船絵馬によるSFファンタジー小説『ナニュークたちの星座』について語られています。物語は、クローン少年たちが特別な石を採取するための成長と旅を描き、独特の世界観と心温まる要素が魅力となっていると説明されています。また、『南乳区たちの星座』についての考察とその影響についても語られており、著者の作品が心に残り、人生の中での軽やさを求める姿が描かれています。

本の紹介とあらすじ
こんにちは、昨日本を読みました。娘が図書室で借りてきた本です。
私、本を読むの好きなんですけど、でもなんか早く読むのが苦手で、
のめり込めない本だと、全然前に進まなくって、なかなか最後までたどり着かないんですよね。
小説系だと、もうよっぽど進まなくて、最近。
ビジネス書とか、実用的な本とかはね、最近そっち系ばっかり読んでいて、
全然物語が入ってこなくて、っていうことがあって。
でもね、下の娘がすっごく本が好きなんですよ。大好きなんですよ、本が。
多分ね、私の母の血をついてるんじゃないかなって思うんですけど、
私の母も本が大好きで、ほんと活字中毒って自分で言ってたぐらい。
毎日新聞を読み、本を読み、なんか気づくと、昼間も本を読み、夜寝る前も本を読みっていう感じで、
家にいっぱい山積みになってたっていう感じだったんですよね。
よく図書館にも連れて行ってもらいました。
なので、私も多分小学生の頃とか本を読むの好きだったと思うんですよね。
で、まあ一時期、村上春樹とかにはまったりした時期もあったと思うんですけど、
最近本当に読めなくて、でもそのね、その血をついた下の娘が、ほんとずっと本が好きで。
で、まあ図書室の本も借りるし、買って読むのもあるし、
あとは一時期チャレンジタッチ、ベネッセのチャレンジタッチの中の電子書籍を読み漁っていた時もありましたね。
もう100冊読めたとかって言ってる時もありました。
で、この間ね、学校の図書室で本を借りてきたんですけど、
で、なんかこう借りてくる度に、こんな本借りてきたよって教えてくれて、
ママも読む?って言ってくれるんですけど、
いやなんか面白そうだけど、絶対ママ読み終わらないわっていう風に言っていて、
で、なんかそしたら今度、ママが読めそうな本借りてきたって言ってて、
96ページだから、ママもきっと読めるよって言ってて、
確かに、確かにね、ページ数大事と思って。
私結構なんかこう、ベストセラーの小説とか読もうとするから、読めないんだなってことが分かって、
で、少し前になんかペラペラの文庫本をいただいたことがあって、
あ、こういう本当に薄っぺらい文庫本って、めっちゃいいじゃんって思って、
これならすぐ読み終わる。
ちょこちょこ読んで、電車の中とかでちょこちょこ読んで読み終わるとかって言ってたんですよね。
そしたら多分それを覚えてた娘が、その96ページの本を借りてきたんですけど、
そう、これがね、ナニュークたちの星座っていう、
雪船絵馬さんっていう方が書いた本なんですけど、
SFファンタジーみたいな感じでした。
すごいね、なんかね、ふわっと可愛かったんですよ。
なんかこの表紙の絵が、まず、
ナニュークたちの星座っていう本ですけど、なんかこの星座の中で、
なんか男の子なのか女の子なのかわからない子たちがふわふわ浮かんでいるような絵なんですけど、
そう、でね、どんな本かなと思って読んだら、ちょっとあらすじを読みますね。
舞台は地球人による、この宇宙のどこかの植民星、植民星。
子供の目にしか見つけられない石を採取するのが仕事のクローン少年たち。
やがて成長して、その役目を果たせなくなる時が、
主人公の37922号は都会へ出て、宿舎からある日、忽然と姿を消した。
クローン少年たちの旅
かつての彼の相棒を探す旅に出ました。
ちょっとなんかあらすじだけ読むと、なんかちょっと怖そうみたいな感じに思うんですけど、
全然怖い要素なくて、クローンくんの仕事は、
全体的にふわーってしてる感じなんですよね。
なんかネガティブな感じは全然ない。
けど、ポジティブな方に触れすぎてもいないみたいな、
なんかずーっとニュートラルな感じを、
ふわーって、やっぱり夜空を漂ってるような、
なんかちょっと怖いような気持ちを持っているんですよね。
で、この、そうそう、
よきふねえまさんの文体もなんかすごく素敵だし、
かしわいさんって方がイラストを描かれてるんですけど、
この方のイラストもね、すごい素敵だった。
ファンタジー、ファンタジーって感じで。
で、この、クローン少年たちって書いてるんですけど、
クローン少年たちって書いてるんですけど、
なんかね、ジェンダーレスな感じなんですよ。
女の子なのか男の子なのか分からないみたいな、
雰囲気を持っている子たちなんですね。
そう、だから少年たち、まあ、十四、五歳、
十四、五歳になると見えなくなっちゃうって言ったかな?
その、石、石を採取するのが仕事なんだけど、
その子たちにしか見えない石の光が見えて、
で、その子たちにしか見えない光が見えて、
で、その子たちにしか見えない石の光が見えて、
で、その十四、五歳になると大人になっていくと、
その光が見えなくなっちゃうから引退するみたいな話なんですよ。
で、その主人公のね、三万七千九百二十二号。
そう、二十二号って呼んだり、
呼んだりしてるっていう風に書いてたんですけど、
でね、なんかこの子たちが、
体調が悪くなると自分のペアみたいな子がいて、
で、二十二号は、
たまたま、えっと、二十一号とペアだったのかな?
だけど、たまたま二十一号も体調を崩していて、
自分二十二号と、えっと、
体調が悪かった二十三号と一緒に過ごしたことがあった。
この一緒に、一緒のベッドで一晩寝ると回復するみたいなね、
そんな性質を持っているらしくて。
で、なんかさ、そこの、なんか人間って思ってそこ読むと、
え、一緒のベッドで寝るの?みたいな風に思っちゃうけど、
ああそうだ、クローンなんだな、みたいな。
人間ではないんだよな、みたいな。
宇宙のどこかの星の子供たちなんだよね。
あ、あの星の王子様みたいなイメージですね。
そう、なんかね、そういう子たちがたくさん出てきて、
みんな石を掘る仕事をしているんだけど、
そこもね、仕事をしているって感じじゃないんだよね。
なんか役割っていう形でやってるんだけど、
別にそれが嫌なわけでもなくて。
だけどだんだん見えなくなってきて、
もうそろそろ引退かな、みたいなのを悟ると、
なんかそのままその町に残る子たちもいるし、
なんか別の町に出ていく子たちもいる、みたいな感じで。
で、その二十二号が、
一晩一緒に過ごした、ある時一緒に過ごした二十三号っていうことを、
すごい話があって、
もう将来こんなところで海辺で過ごしたいね、みたいな話をして、
こんなに気が合う子がいると思わなかった、
っていう風になったんだけど、
ある時二十三号が姿を消しちゃって、
で、自分が引退を迎えた時に、
この町に留まらないで、
二十三号を探しに行こう、みたいな、
風に思うっていうね、お話だったんだけど、
いやそれがなんかすごい良かった、
なんかその、なんか旅に出るみたいなのも、
なんか魔女の宅急便みたいな感じで、
物語との出会い
あのぐらいの子供がね、旅に出て、
探しに行く、友達を探しに行く、
これからの人生探しに行く、みたいな感じで、
いいなーって思って、
なんかジフリーがいろいろ思い浮かんじゃんけど、
あとは千と千尋のね、
なんか最後、あの千尋が列車に乗って、
なんかこの水の上を走る列車みたいなのに乗って、
揺られていくみたいなのをちょっと、
想像しちゃったりとかして、
そういう風に物語が進んでいくんですけど、
そのね、柏井さんのね、
写真もなんかちょいちょいなんか不思議な感じ、
なんかすごいふわっとしたタッチで、
で、なんか登場人物、
男の子たちは普通の男の子だけど、
なんか町にいる人たちに、
ちょこっとなんかうさぎの耳みたいなのが生えてたりとか、
猫の耳みたいなのが生えてたりとかして、
え、なんだ?みたいな、
え、なんだろう?みたいな感じなんですよ。
で、挿絵的に最初使われてたけど、
途中から漫画みたいになったりもするんですよね、
小回りが、
えー、なんか面白いと思って、
小説だったけど途中漫画みたいにもなって、
また小説に戻って、
でもなんかイラストすごい使われてるページもあるし、
みたいな感じで、
なんかすごいふわっとしてて、
なんかすごい後味めっちゃいいみたいな、
あー、なんか力抜けるみたいな感じだったんですよ。
すごくよかった。
それで私今日朝、
今日これ撮ってるの前の日の夜なんですけど、
今日の朝起きたとき、
すごい雨が降っていて、
なんかね、気分が乗らなかったんですよ。
で、なんかすっごい一つのことについて、
うわー、なんか、
うわー、あーでもない、こうでもないみたいな、
また考えなしちゃって、
私もほんと、ほんと一回考えだすとぐるぐる止まらなくなって、
嫌だなーみたいな気持ちになるんだけど、
ちょっとね、そこでね、この南乳区の、
南乳区たちの星座のこの子たちを思い出して、
いや、あの子たち、
あの星座のこの子たちを思い出して、
いや、あの世界観に行きたいよなーって思って、
なんかこの子たちどこにも力が入っていなくて、
なんかほんとに、
ふわーっとしてて、
でも主体性がないわけじゃないみたいな、
感じなんですよ。
あ、これ求めてるのここー、みたいな感じで、
昨日の夜読んだその本をね、
朝、自分が考えすぎているときに思い出して、
うわー、あれだよなー、
南乳区たちの世界に行きたいよなー、
みたいな風に思って、
ちょっと肩の力が抜けたっていう感じでした。
本との再訪
そう、なんかね、じんわり後で思い出したりとかして、
よかったですね。
やっぱなんかこう、
なんとなく心に引っかかって、
後になって思い出す小説とか、
後になって思い出す映画ってすごくいいですよね。
こないだ何かいくつか映画を見て、
それもね、何回か心の中で反数して、
あー、だったよなーと思って、
こういう時こうだよなーとか思い出したりとかして、
なんかね、こうやって何回も思い出して楽しめるって、
いいよなーって思ったんですよね。
そう、なんかその映画の話とかはね、またね、
別の機会にしたいと思います。
ちなみにこの本は2018年に出版されたのかな?
そう、その本をね、
図書室で借りてきたみたいなので、
こうやって何か自分で選ぶんじゃなくって、
誰かが持ってきた本を読むっていうのもね、
悪くないですよね。
そう、まただから図書室で何か借りてきた本があったら、
私も読ませてもらおうかなと思っています。
はい、というわけで今回は、
最近読んだ本のお話でした。
皆さんも何かお勧めの本とか、
心に残った本、何回も思い出したよっていうような本、
最近ありましたらぜひ教えてください。
あ、えっと、フォームを、
フォームを作ったので、
多分ここのリンクに貼れると思います。
きっとこの放送がアップされているときには、
貼ってあると思いますので、
ぜひお便り、メッセージとか、
何かこんなことをテーマに話してほしいよとか、
相談とか何かいろいろありましたら、
お待ちしております。
はい、今日もありがとうございました。
12:49

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