AIの進化とリアリティ
こんにちは。言葉で人の未来を開く英語指導メンタリスト、はじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、AIで何でも作れる時代に、本物とは、というお話です。
最近、画像生成AIが非常に発展してきていて、ソラ2なんていうのがめちゃめちゃ話題になってますよね。
この間、僕も自分のコミュニティの中で、ソラ2の使い方を勉強会をやったんですけども、
みんな、すごい簡単なんでね、あっという間に習得して、どんどんソラ2で自分の妄想みたいなものを動画にして、SNSにアップする方が増えてきました。
本当に映像がリアルなので、どことこに旅行に行きましたレベルだと、本当に行ったのか、AIで作ってるのか、
もうわからなくなってきてるよね、というレベルですよね。
モーターマークにソラとか出てればわかるけど、プロとか使えば、そのモーターマーク消せてしまうので、
何がAIで、何が現実なのか、パッと見では、かなりわからないレベルまで来ているわけです。
インターネットの記事を読んだら、AIであるかどうかというのを判別できる、人間の目に見えない何かスカシみたいなものを入れることもできるそうで、
よくわからないけど、そういったものがひょっとしたら入れられるようになって、ある程度安全性を担保していこうという風にはなってくると思うんですけど、
それでも、悪意を持ってこれを使うと、本当に最強のツールになってきたよね、という風には思いませんか。
実際に僕も、最初にこのAIで作った動画の一つが、ある山中にUFOが墜落したというニュースを、僕の顔がニュースキャスターになったものを作ったんですよ。
これ、いわゆるカメを使えば自分が出演できて、これは遊びでやるわけですけど、いかにも本当っぽいニュースを作ろうと思えば、これもめちゃめちゃ作れてしまうわけですよ。
今やっぱり一番危ないのは、実在の人物があとかも何かを言っているかのように、印象操作のために使われてしまうのですね。これが一番危険だなと思うわけです。
空なんかで、カメを自分の顔を登録して、それを外部に使用許可を出せば、どんどん使ってもらえてしまうというところがあるんですけれども、
自分の顔を迂闊に出して変な風に使われたら、やっぱり怖いですよね。
だからある程度の社会的な認知を得た有名人とかであれば、自分の顔を使うことを許可することによって、より一層認知を広げるということはできたりするので、
ある種マーケティングツールとしては、特に芸能人みたいなセレブリティーみたいなやつだったら、それは方法としてはありなのかなと思いますけれども、
AI動画に対するリテラシーみたいなものがますます求められるよねってことに、世の中変わってきているんじゃないかなと思うんですよね。
だからもう一世代前のAIとかに神話性のない人とかだと、何が現実で何が嘘なのかわからないと思うかなと思うんですね。
これでちょっと思ったのが、映画のマトリックスの世界にいよいよ入ってきているなという感じがします。
映画のマトリックスや広角機動体もそうなんですけど、もともと広角機動体がマトリックスに影響を与えたんだけど、
人の手による創作の重要性
首にコードを挿すコンセントみたいなのがあって、そこに何かを挿すとネットにつながって、
そこで情報検索をしたり他の人と交通ができたりとかですね、そんなことができるという設定になっていて、
特にマトリックスでは今自分が生きている世界が現実なのかバーチャルなのか、それがもうよくわからなくなっているみたいな設定があったんですけど、
首に何かをくっつけるとかそういうところまでは行っていないですけど、我々はこのスマホというデバイスを通じてですね、
世界のいろんなものを見ている。それが現実なんだか、AIで作られたものなのか、よくわからないという風になってきていたりするわけですね。
本当に単純にソラツーが面白すぎるので、今セミナーとかやってソラツーの使い方とか教えてたりするんですけど、
その一方でね、このAIがこれだけ出てきて、バーチャルなものがこれだけ出てきた時に、どうせAIでしょみたいに思われてしまったりするという風に、
だんだんだんだんなってくるところがあるのかなと思うんですけど、
映画も最初CGが使われ始めて、最初はわーすごいってなったけど、だんだん慣れちゃって、CGだよねっていう風になって、そんなに驚かなくなっちゃいましたよね。
特に昔の実際の特撮で模型を使って撮ったようなやつ、ものすごいねって今にしてみると思うわけですよ。
時々チャチック見えるかもしれないんだけど、作り込んだ人の熱量みたいなものがやっぱり感じられる。
僕はスターウォーズの初期3部作っていうのが好きなんですけど、そこのやっぱり人の作った熱量みたいなものがどれだけ伝わるかどうかっていうのがこれから大事になってくると思うし、
そのリアリティ、ここでいうリアリティって、例えばスターウォーズの最初の頃の模型を使って本物っぽく見えるリアリティではなく、
それが人の手を使ってすごい苦労して作られたっていうそのストーリーに、やっぱり人は惹かれるんだと思うんですよね。
だからもちろんCGとかもすごいプログラミングして苦労して作るわけなんだけど、
なんかちょっとしらける部分もあるんですよね。
ましてこれだけAIが発展してきたときに、いわゆる映画の特撮技術ってものって誰でもできるようになっちゃったわけですよ。
言ってみると今までめっちゃ膨大なお金をかけてやってきたことがね。
だからこれは多くの人にそういうことができるようになったっていう意味では可能性を広げてくれてるっていう感じはするんだけど、
今までの技術っていうものがめっちゃ陳腐化してきたっていうところはあると思うんです。
ここで何が価値が生まれるかって言ったら、
もう人の手が作ったそのリアルなものが本当に大事になってくるのではないかなと思うんですよね。
あるシェフの作る唯一無二の料理であるとか、
アーティストの手で描いた作品であるとかね、CGとかではなく。
あとは音楽に関して言えば、生成AIでも音楽も作れちゃうし歌も作れちゃうし、
歌も歌ってもらえるわけだけど、やっぱりその実際にライブに行ってその人の歌声を聞くとか、
これはやっぱり絶対できない体験ですよね。
だからAIを使っているときに常々思うのは、自分が音楽の指揮者であるというような感じですかね。
自分が作りたいものをどう伝えて、そしてどう反映させるかということだと思います。
そのなんとかフィルオーケストラとかね、いろんな楽団があるわけですけど、
それがAIツールみたいなものですよ。
そこで指揮者が何を指揮してどんな音楽をどんな感じで表現するかということだと思うんです。
だから例えば同じベートーヴェンの運命とかジャジャジャーンとかいうのも、
AIとアイデンティティの再考
それも指揮者の解釈とか表現によって全然違ったものに聞こえる。
そしてオーケストラは同じだけど指揮者によって全く違ったメロディーを奏でたり、
全く違ったというか、旋律は一緒なんだけどそこに盛り込んだ指揮者の思想とか音楽性みたいなものを表すわけでしょ。
多分AIの仕様ってそこがポイントになってくると思うんだよね。
誰でも似たようなリアルな映像ができます。
だけど最後にはその人でなければ出せないものっていうのが鍵になってくるというふうに僕は思うんですよね。
いまだにっていうか、いろんなね、セールスレターとかSNSの投稿の中で
いかにもチャットGPTが書いた文章だろうっていうのをそのまんま出したりとかですね、
そのまんま電子組織にしてるような人もいますけど、
まあまあ一定の層はね、それでもすごいと思うんだろうけども、
なんかみんな結構気が付いてるよねっていうところあるんじゃないかなと思うんですよね。
そこはそのAIに任せるんじゃなくて、AIを通じて自分をどう表現するかっていう、
そこの軸がないとなんかすごい薄っぺらいものになってしまいますよね。
だからこんなふうにそのAIなのか現実なのかというのはわからなくなってきているからこそ、
その人自身の軸であるとか考え方であるとか、
この人出なければこれって出ないよねっていう、
そういったコンテンツみたいなものがないと、
まあまあ陳腐化されていって、どうせAIではないとかっていうふうに思われるんじゃないかなと。
そんな気がね、ちょっと最近は一層ですね、強く思うようになってきたんですよね。
というわけでね、そのAIによって我々のアイデンティティというものが改めて問われている時代になったなというお話でした。
今日のお話が良かったという方は、いいねやコメントそしてフォローをお願いいたします。
またこのチャンネルでは英語のお悩み、ビジネスのお悩み、人生のお悩みにレターを募集しております。
また占いの個人鑑定、そして英語の個人レッスンに関しましては、
LINE公式アカウントからお問い合わせいただければと思います。