第617回 「敬具」が伝わらない?TOEICで見えた【言葉の変遷と文化の違い】
2026-06-25 11:59

第617回 「敬具」が伝わらない?TOEICで見えた【言葉の変遷と文化の違い】

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サマリー

本エピソードでは、TOEICのメール問題で使われる英語の結びの言葉「Your Sincerity」や「Best Regards」を例に、現代の若者が「敬具」などの手紙の結びの言葉を知らない現状と、言葉の変遷や文化の違いについて考察します。平安時代から続く「かしこ」の語源や意味、そして手紙文化の衰退と、逆に丁寧な手紙を書くことの希少性についても触れています。

はじめに:チャンネルコンセプトの変更と告知
こんにちは。 気づくと人生が変わってしまう易者の英語指導室のはじめ先生です。
このチャンネルでは、英語教師で易者、さらに画家と経営者という多角的な視点を通じて、固まった常識や思考の枠をゆるっと外し、あなたの人生をもっと面白くするヒントをお伝えします。
今日のテーマは、「英語の敬具が伝わらない。TOEICから見えた言葉の変遷と文化の違い」というお話です。
タイトルコールを変えてみたんですが、いかがでしたでしょうかね。
易者の英語指導室と言いながら、英語のノウハウについてあまり話していないんですよね。
話題も本当に雑多にわたっているので。
前にも言いましたけど、チャンネルのコンセプトとして、誰のどんな問題を解決するかというパルソナ設定をするとか、そういうマーケティング的な正解があるんだけど、
僕はそれがつまらないんだよね。やっぱり正解って僕は息苦しいんですよ。
結局正解を追っていくと、AIで作ったような、ハンで押したような、どこかで見たようなデジャビュー感のあるものになってしまうと僕は思っていて、
ますますこれからAIコンテンツとかも広がってくることを考えると、そうじゃないものの方がいいなと思ってきてですね。
ある種逆張り的に正解を外し、本当に自分がやりたいことをやるというね。
もともとの僕の持っている自由なペガサスみたいな動物裏のやつはそうなんですけど、そういう路線でいこうかなと。
いこうかなというか、今までもそうだったんだけど、チャンネルのコンセプトとして、今まで伝えている内容とチャンネルのコンセプトみたいなものがちょっと乖離していたから、
それだったら実態に合わせようということで、こんなタイトルコールにしてみました。
ちょっとまた変えるかもしれないんだけど、しばらくこれでいってみようかなと思っております。
まず最初に告知というかお知らせなんですけど、電子書籍を皆さんダウンロードしていただいた方、このスタイフでリスナーさんでたくさんいらっしゃると思うんですけど、
特典ですね、まだゲットされてない方がいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、
LINEの方に登録していただいている方は、電子書籍という文字を送ってもらうと特典が得られます。
その特典に今回、あなたの人生のテーマとか、あるいは人生でこれから何をやっていけばいいのかみたいな、
そんなことのヒントが得られる3つの宝石ワークというのがあるんですね。
これは3つの質問に答えていくと、そういうものが自然にわかるというワークなんですが、
なかなか自分でやってみたとしても、その後ではそれをどう解釈するのというところが、点と点をつないでいくところが難しいみたいだったので、
これはチャツGPTで組んで作ってみました。
自分の資質とか経験とか、あるいは過去の痛みみたいなものを統合して、
その背後にある人生の隠されたテーマだとか課題みたいなもの、あるいはそれって逆に可能性だったりするんだけど、
そういったものが浮き彫りになるようなGPTを作りましたので、興味のある方はぜひぜひやってみていただければと思います。
他にも4つくらい特典があるんですけど、
ぶっちゃけ僕のリスナーさんって僕のことを電子書籍を読む前から結構知っているとか、
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両方ともURLを概要欄に貼っておきますので、こちらからどうぞ。
TOEIC問題から見る言葉の変遷
というわけで今日のお話なんですけど、先日大学生の方とレッスンをしていたんですが、
トイック対策をやっていたんですけど、その時にトイックの問題で、
Eメール問題とかよく出るんですよね。
Eメールの締めの部分に、例えば英語だとね、
Your SincerityとかBest Regardsとかっていう言葉をつけるわけです。
Your Sincerityっていうのは直訳すれば、心からあなたの友としてみたいな感じの、そんな雰囲気の言葉なんですよね。
Best Regardsっていうのはビジネスでよく使われる言い方で、
この辺は海外との取引のあるお仕事をされている方は、ひょっとしたらEメールの中で日常的に使っていらっしゃるかもしれないんですけれども、
その大学生の方がですね、最後のこれ何ですかっていうふうに聞いてきたんですよね。
それで今みたいな説明をしながら、要するに手紙の敬愚とかみたいなもんだよ。
そんなふうに言ったらね、ちょっとピンとこなかったみたいなんですけど、
敬愚って何ですか?みたいな感じで。
だから僕もね、敬愚って知らない?って言ったら、いやよくわかんないですって言うんですね。
それじゃあ、賢とか早々とかっていうのは?って言ったら、いや全然知らないですっていう感じになったんですね。
それじゃあ、例えば背景で始まる手紙とかって見たことある?って言ったら、
ああ、なんか学校のプリントとかに書いてありましたと。
確かにそうかもね。
学校から来るプリントなんかはまだ今でも背景なのかな。
日本的な手紙の挨拶と文化
ビジネス文書でも硬いやつは今でも背景から始まっていたりするんじゃないかなと思うんですよね。
背景、梅雨の甲、皆様におかれましてはますますご献上のこととお喜び申し上げます。
みたいなやつね。
これどうだろう?僕はもう企業とかそういう会社とかそういうとこから離れちゃってて、
個人事業なんで、こんな文言を使うことってほぼほぼないんですけど、
皆さんの会社とかではまだこういう表現使ってらっしゃるんですかね。
こういう自己の挨拶を最初に入れるっていうのは非常に日本的な言い方で、
英語なんかだともうちょっと最初に言いたいことをバーンと言って、
細かいことを詰めていくみたいな感じになると思うんですけど、
いきなり本題に行かないでウォーミングアップみたいなことをしてから、
徐々に本題に入っていくっていうところが確かに非常に日本的な論法ですよね。
その時に背景から入るっていうね、拝むっていうところが入ってくるから、
減り下って涼しみながら言わせていただきますみたいな雰囲気なんだろうと思うんだけど、
さすがにメール主体になったり、またビジネス的な連絡も、
LINEとかみたいなスラックとか、ああいったもので済ませるようになってきた時に、
やっぱり端的に伝わるってことのほうが重視されてきてるから、
こういう非常に回りくどいというかね、丁寧な表現ちはそうかもしれないけど、
それってやっぱりだんだん使われなくなってきてるんじゃないかなと思うんですよね。
「前略」「早々」の現状と「かしこ」の語源
そんなことを言うと、背景からの自己の挨拶、これが長いから、
それを省略した形で全略って言って、次の本題に入るっていうのはありましたよね。
だけどその全略で言ったら最後は早々とかで締めるわけじゃんね。
だけどそれすらも今常識として、あんまり成立しなくなってる気しませんかね。
今の若い世代に聞いたら、全略っていきなり何を前略してるのっていう感覚すらあるかもしれないですね。
もっと言うと、女性が手紙を書いた場合に、敬具とかの代わりに貸子子ってひらがなで書いたりしますけど、
今やる人いないと思うけど、貸子子っていうのもなんだろうねと思って、
今まであんまり考えたことなかったんですけど、これはググってみたんですけど、
なるほどですよね。貸子子っていうのは、もともと恐れ多いとかもったいないという意味を持つ古語の貸子子詩というね。
この貸子子詩という漢字を書くと、頭が賢いの貸子子もあるし、恐れ多いの時の田んぼのたを書いて下に衣を書く、それでも貸子子と読むらしいんですよね。
現代の日本語でもね、「かしこまりました」って、これはやっぱりここから来ているんだと思うんですよね。
これが平安時代にはね、強調の言葉であるアナっていうね。
アナ恐ろしいとかいう強調の言葉、アナね。
あれをつけてアナかしこって言われたらしいんだけど、それが省略されて室町時代以降は貸子子と言ったり、
あるいは貸子子だけで結びの言葉で使われるようになったんだそうですよ。
これはね、もともとは男女問わず使われていたんだけど、その男性の手紙がやっぱり漢文帳の方が好まれたということですね。
何々と僧侶とかね。
いうふうになってやっぱり僧侶で言って貸子子は変なので敬愚っていうふうにしたのかな。
なんだけどやっぱり女性が和文帯の時にひらがなを多く使うことが多かったので、その時にひらがなでかける貸子子というのがそのまま残ったということで。
これは考えてみると平安時代から残っている伝統なので、なんかこうなくなってしまうとちょっともったいないような気もしますよね。
手紙文化の衰退と希少性
やっぱりその大和言葉の美しさっていうのは、大和言葉だけじゃなくて敬愚も大事なのかもしれないけど、こういったものがどんどん消えていってしまうのってちょっと残念な感じがしますよね。
とはいえね、ホラー映画とかを見た時にあんな恐ろしいとか言ってる人を見るのも相当おかしい感じはしますので。
やっぱり自然に消えていっちゃう部分もしょうがないのかなというふうには思いますけど、いよいよやっぱり手紙文革というものも本当に薄れてきたので、
逆に今こういう上品な手紙というものを綺麗な文字で書けるっていうのはめちゃめちゃ強要を感じることになるんじゃないのかなと思って、
逆張りでそういった手紙を年に一回ぐらい送ってみると、うわこの人めちゃ強要のある素敵な人だなというふうに思われたりするかもしれないですね。
場合によってはウザとか重いとか思われるかもしれないですけど。
というわけで今日はこんなお話をしてみましたがいかがだったでしょうかね。
まとめとリスナーへの問いかけ
また皆さん普段お手紙とか書くんですかね。その辺もまたコメントでお知らせいただければと思います。
では今日はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
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