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こんにちは、はじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させることについてお話をしています。
今日のテーマは、目で伝える日本人、口で伝える外国人、というお話です。
皆さん、将軍というドラマが今めちゃめちゃ人気になっているのってご存知でしょうか。
真田裕之さんが主演で、徳川家康をモデルにした時代劇で、二階堂文さんなんかも出てるんですけれども、
前編は日本語がほとんどのドラマなんですが、作られたのはディズニープラスで作られていて、
海外でこれだけ日本人のキャストを使って、前編ほぼほぼ日本語でというドラマも珍しいということもあって話題になっていますよね。
ところどころ英語もあって、ウィリアム・アダムス、三浦安人と後に呼ばれましたけれども、
その人が登場してくると、ちょっと英語も話されていて、
そこで日本人の女性でも、こんなに英語を普通にネイティブみたいに喋れた人が当時いるんだろうかみたいな感じで英語を喋っていたりするので、
ちょっとツッコミどころもあったりするんですけれども、とにかく非常に日本の文化をかなり正確にそのまま再現しているということで、
それには真田博之さんが相当入れ込んで演出とか関わっているというような話なんですよね。
相当人気があるものですから、YouTubeではそのドラマを見た感想なんかが海外の反応みたいな動画もいっぱいあったりするんですけれども、
その中の一つにちょっと面白いのがあったんですよね。
日本人は目だけで会話できるのかみたいなタイトルだったと思います。
この動画は概要欄にURLを貼っておりますので、見たい人は見ていただければと思うんですけれども、
日本人にとっては非言語的なコミュニケーション、目と目で通じ合うとかね、昔の歌にもあってましたが、
目は口ほどに物を言いとかですね、俺の目が黒いうちはとかですね、いろいろ目に関する言葉はいっぱいあるんですけれども、
そういう非言語的コミュニケーション、言ってみれば察するとかですね、そういった感じの意思の伝達の仕方というのを我々日本人は無意識にやっているんですよね。
そこをどう感じているか、どう感じ取っているかなんていうのは我々はほぼほぼ無意識でやっているのでわからないんですけど、
外国人から見たらその目がものすごくいろんなことを語っているということをありありと彼らも感じたんですよね。
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このことを聞いたときにちょっと思ったんですけど、日本人って冬になるとマスクしますよね。
コロナのときなんかもほぼほぼ全員がマスクをしていて、していないとかなり叩かれたり、マスク警察なんていうのも出たぐらいなんですけど、
外国人からするとかなり異様に見えるんですよね。
コロナになる前からも日本人がマスクをしているというのは異常な感じがするということはよく言われていたんですけれども、
あれは一体何なのかというと、表情がわからないところが多分外国人がある種不気味に思う理由の一つらしいんですよ。
日本人というのは目で笑うとか言いますよね。
目で表情を読み取るということが非常に長けているので、口を隠しても目で何となく感じ取れるというのはあるわけですけれども、
外国人はやっぱり口元の形を見て表情を読み取るというところが大きいみたいで、
だから口元が隠されてしまうと何を考えているのかわからないみたいにまず画面のように感じるらしいんですよね。
この件に関して類似した動画で別のチャンネルで言っていたのが、ネット上で使われる絵文字がありますよね。
あれが日本の絵文字が目がものすごいいろんな種類があるのに対し、外国の絵文字が目は点で表情はほとんど口で表現しているということを言っている人もいて、
ああなるほどなというふうに思ったんですよね。
ここは本当に面白くてですね、日本人の非言語的なコミュニケーションというのはやはりお互いの気持ちを指して
ことを抗てないで進めていくという日本人の精神性が表れていると思うんですけれども、
ことは英語学習において言葉にしていくというふうになった時にも、
そこの言語化がわりかし難しいと感じる人が多いみたいなんですよね。
そもそも英語にできないというよりは、自分が本当に何を言いたいのかを言語化できないであるとか、
あるいはそのもう一個手前ですね、自分が本当に思っていることは何なのかということがよく見えていない。
おぼろげな感情による思考みたいな。
これは別に、ひょっとしたら英語をしゃべっている人もそうなのかもしれないんですけれども、
でもおそらく日本人の方がより思考形態自体も浄土的というのか、
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頭で文字で考えているというよりは感情の流れみたいなもので考える要素というのが多いんじゃないかなという気がするんですよね。
日本語の心というのは思考と感情の両方を含んでいて、どちらかというと感情よりかなというふうに思うんですけれども、
でも両方多分入っているんですよね。
英語だと心に近い感情的なもんだとheart、心臓ですし、
どちらかというと思考に近い方だとmindになると思うんですよね。
日本語でmindというと英語のニュアンスとちょっと違うんですよね。
日本語のmindは日本語の心とほぼほぼ同じものだというような定義になっているような気がするんですけど、
英語的に言えばどちらかというともっと頭よりもっと知的な領域がmindなので、
ここら辺もちょっと日本人の思う心と英語で言うとmindとheartの違いというのは結構開きがあると思うんですよね。
だからコミュニケーションのあり方としても、
日本人が情動を感じ取ることによって、
非言語的コミュニケーションによって意思を伝え合うということがかなり大きな部分を占めるのに対して、
英語という言語だとやはりいちいちきちんと言語化していくということが必要になるので、
そこが私たちが英語を学び始めたときに、
なんでいちいち全部主語を言うんだとか、
なんでいちいち私のmindとかいちいち言うんだとか思ったと思うんですけど、
そこに大きな違いが出てくるんじゃないかなと思います。
だから英語でコミュニケーションしようとするときに、
相当端から端まで言語化していかないと、
相手に理解してもらえないということがあって、
なんとなくこれぐらいでわかってもらえるんじゃないかなというようなスタンスだと、
もう全然理解されない。
あるいは言葉にされてないんだから言ってないよね。
だから主張としてはないよねみたいなふうに扱われてしまうので、
日本いろいろ外交面でも言葉が足りなくて、きちんと論理的にズバッと言えなくて、
不利益をこむっているというところも多いですよね。
英語でなくても中国とかの報道館とか相当きっぱりバシッと言いますからね。
ああいうバシッというのが日本人苦手なんですよね。
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それが日本人のいいところでもあるけれども、
やはり英語でのコミュニケーションになってくると、
それだけだと伝わらないよということなんですよね。
ということで、日本人目で伝える素晴らしい文化がありますけれども、
やはり国際コミュニケーションにおいてはきちんと口で伝える。
それが大事じゃないかなというふうに思いました。
今日も聞いていただいてありがとうございました。
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