不安の正体
こんにちは。英語指導メンタリストのはじめ先生です。このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、「自分はこれからどうなっちゃうんだろう?」って思った時の処方箋、というお話です。
いろいろ、我々生活していると、いろんなことが身の回りに起こるわけです。いいことも起これば、そうでないことも起こるわけですね。
いろんな怪運アクションをやっても、悪いことが起こらないかといったら、それはそうではないわけです。
やっぱりですね、この世に生きていれば、いろんな突発的なトラブルは起こるし、いくら避けようと思ってもアクシデントというものは起こる。
自分が思うようにならないことも、これは起きてしまうのはしょうがないところはありますよね。
そういった状況があって、目の前に自分に困難が降りかかってきて、どうしたらいいだろうとかですね。
あるいは、そこまで行かなくても、自分はこれから何がしたいんだろうとか、どうしたいんだろうとか、そんなことが見えないという。
そんな時も人生にはあるんじゃないかなというふうに思います。
皆さんもね、そういう経験をしている方が多いんじゃないのかなと思うんですけれども、
今日はね、そんな時の対処方法についてお話をしていきたいと思っています。
自分がどうなっちゃうんだろうって思った時って、気づいたらね、自分の心の中にふわっと不安が広がって、
その不安の正体が実はよくわかっていないこともあったりして、もやもやした気持ちになっているということも結構あるんじゃないかなと思います。
何となくこのままでいいのかなとかね、未来が自分が見えないとか、
そういうふうに思って、このままでいいのかな、いいのかなってずっと思って暮らしてしまっているということも結構あるんじゃないかなと思うんですけれども、
それをね、ちょっとスピリチュアルと心理学的な視点でちょっとお話をしていこうかなと思うんですけど、
主に3点アドバイスをしてみたいかなと思っています。
まず一つ目ですけど、未来の不安というのはね、結構多くの場合、実態がないことが多いんですよね。
何となく今のままでいいのかなというのは、未来のことを考えているんだけども、
それってまだ来ていないもので、実は何の実態もまだないわけなんですよね。
まだ起きていない未来に対して、何となくネガティブなシナリオを自動的に想像してしまうというのが人間やっぱりあると思います。
これはある種の防衛本能というところもあるのかもしれないです。
何か転ばす先の杖みたいなのをやっぱり人間考えるので、
そうなるとこうなっちゃうとダメかもしれない、今のままじゃダメかもとかね、
このままだと失敗しちゃうかもとかね、そんなふうに思うということはあり得ると思うんですよ。
やっぱり人間の脳が仕組み的に危険を回避するという防衛本能みたいなのがあると思うんですけど、
それに飲み込まれてしまわないことが大事だと思うんですよね。
まずそれって実は実態ないよね、あるいは実態があるとすればそれは一体何なのかということになってくると思うんですけれども、
そうすると二つ目の、今自分がどんな場所に立っているのかを正しく認識するということが大事になってくると思います。
未来が見えないときって、そもそも今自分がどんな立ち位置にいるかというのがわかっていないということになるんですよね。
やっぱりこの今現在のシチュエーションだけ見ると、目の前の課題というのがあるんだけど、
時系列でずっと今までの自分の経験からして考えていくと、そこに何らかの意味とか対処すべき課題みたいなものがあったりするかもしれない。
それ以前に今の状況自体が見えていないということもあるので、そこの整理をするといいと思いますけれども、
これ皆さんどういうふうにしたらいいと思いますか。
一つはよく言うんですけど、実際に自分が感じていることをアウトプットする、書き出してみるというのが非常に有効になってくると思います。
自分の状況を見つめ直す
頭の中で考えているのではなくて、実際に手で書くということなんですね。
言葉でね、例えば音声入力みたいので、スマホに書いていく、スマホに自分の声を録音していくというのでもいいと思うんですけど、
これは誰だったかな、岡田斗司夫さんがある本の書評の中で言っていたんですけど、
やっぱりペンと紙で、紙とペンでやったほうがいいんだと言ってましたね。
これはやっぱり紙とペンで書くとある一定の時間がやっぱりかかるわけじゃないですか。
それが適度に脳のスピードをゆっくりにさせるんだっていう、そんな話をしていたんですけれども、
やっぱりね、色々思い悩んでいる時って思考ばっかりがめちゃめちゃめちゃめちゃ働いているので、
頭の中がすごく忙しくなっていることが多いんですよね。
それを紙とペンで書き出すと、ある種ちょっと時間が絶対かかるわけで、
そうなってくると自分の思考のスピードというのが遅くなるんだと。
それが考えの整理に非常に役に立つんだよというような話を岡田斗司夫さんはしていたんですけど、
本当にそうじゃないかなと思います。
よくスピリチュアの世界では、何か自分の気持ちを整理するのはジャーナリングといって、
どんどん書いてみましょうみたいなことをよく言うんですけど、
これね、やらない人多いんですよね。
僕もそんなにやることないんですけど、
でもやってみると多分すごい整理されると思いますので、
ぜひぜひやってみてほしいと思います。
これちょっと書いてみると、だんだん漠然とした不安というのが、
だんだん輪郭を持ってきてですね、
もう少し姿形がわかりやすいものになってくるわけです。
そうなってきた時に、自分が漠然と不安に思ってきたものが整理されると、
そうするとね、何だ思ってたよりそうでもないのかなみたいな、
言葉でいうと、幽霊の正体見たり枯れ大花みたいな、
という言葉自体も知らないかもしれないですけど、
怖い怖いとか不安だ不安だと思っていると、
その感情に押しつぶされそうになって、
まともにちょっと論理的に考えられなくなるんですけど、
やっぱりね、ものを書いてみるというのは非常にいいソリューションじゃないかなと思いますので、
時折やってみるといいんじゃないかなと思います。
で、もう一つはね、やっぱりその漠然とした不安がある時とか、
どうしていいんだろうとか、あるいはどうなっちゃうんだろうっていう、
ある種の無力感みたいなものを感じている時って、
ちょっとうまくいかないことが続いた時が多いと思うんですよね。
なので、そういう意味では小さな達成感みたいなものを、
意図的にこう作っていくっていうことが大事だと思います。
なので、ちょっと低めのゴールみたいなものを設定して、
自分で軽くそれがクリアできるようなものを一つ一つ、
ちゃんと達成していって、自分の心を少しポジティブにしていくっていうことも大事だし、
あとは自分の気分が良くなることをちょっとずつやっていって、
自分のマインドを良くしていくと。
結局、自分の心の中のエネルギーがちょっと弱っちゃっている時だと思うので、
そういったことをやってみるといいんじゃないかなと思います。
未来のことばっかり考えてグーッとやっていると、今がおろそかになるんですよ。
ずっとあれもない、こうでもないとか色々考えていると、
今という時間があっという間に過ぎて、しばらく経ってみると、
あっ、何をやっていたんだろう、自分はみたいな。
夢を見ていたような感じですね。
起きていながら夢を見ていたような。
結構私たちというのは、起きていながら寝ているような時って多いんですよね。
そうじゃなくて、やっぱりそういう風になっちゃった時こそ、
今この瞬間に戻るというのはよく言いますよね。
Be here now なんていう言葉も今ここにあるという言葉ですね。
ラムダスという有名な人が書いた本があるんですけれども、
やっぱりまず目の前のちょっとしたことに集中して、
何かタスクを片付けていくみたいなことをやっていくと、
ひょっとしたらいいのかもしれないですね。
例えば5分だけ掃除をしてみるとかね。
あとお茶を入れてそれをゆっくり飲んでみるとかね。
あるいはちょっと散歩をしてみるとかですね。
そういう自分の中でのちっちゃい満足を日常にちょっとずつ入れていって、
自分のマインドを良くしていき、
そして漠然とした不安の正体が分かったら、
そのために解決できることを分解して考えていって、
その1個ずつのハードルを低いものを解決していくという風になっていくと、
ちょっとマインド的に良くなってくるのではないかと思います。
人生のスピード
あともう一つは、結果が出るのは焦らない。
これもすごく大事になってくると思います。
何かが見えない時っていうのはやっぱりあるのは確かなんですよ。
自分がどうしたらいいか分からないという時期は誰にもある。
それってやっぱり木が熟さないと出てこないという、
そんなこともやっぱりあるんですよね。
植物には芽が芽生える時もあれば、
それで花を付ける時もある。
全てのものには時があるので、
焦らないで日々をゆったりと過ごすという、
そんな気持ちを持つということも大事かなと思います。
最後に不安があるというのは全然悪いことではないわけです。
不安が起こるというのはそれだけ自分の人生に真剣になっているということでもあると思うので、
そしてその自分の人生をより良くしたいと思うからこそ、
そういうふうに感じるということなので、
不安イコールネガティブなものというふうにあまり捉えないで、
あまり大きく捉えないで、その正体は一体何なんだろうという、
自己対話をしながら同時に自分のマインドをケアしてあげる。
そんなことをやっていくといいんじゃないかなと思います。
というわけでね、今日のお話良かったよという方は、
いいねやコメントなどよろしくお願いいたします。
OK, thank you for listening and have a great day.